差分
宝具の説明部分を分離・追記
*[[清姫]]と同じく、本来なら同ランクでなければ意志疎通不能、しかもAランクという重度の精神汚染を負いながら主人公らと問題なく意志疎通している特異なサーヴァント。
*[[清姫]]と同じく、本来なら同ランクでなければ意志疎通不能、しかもAランクという重度の精神汚染を負いながら主人公らと問題なく意志疎通している特異なサーヴァント。
:ただし、これは人物欄のとおり自身の内面を彼が理解し務めて抑えているからであり、信頼度が上がると主人公を性別を問わずクリスティーヌと誤認する等、微妙に影響を受けているのが分かる。
:ただし、これは人物欄のとおり自身の内面を彼が理解し務めて抑えているからであり、信頼度が上がると主人公を性別を問わずクリスティーヌと誤認する等、微妙に影響を受けているのが分かる。
*宝具の「地獄に響け我が愛の唄」は前述のとおり彼が殺害してきた犠牲者達の遺体を組み合わせて作ったパイプオルガンのような巨大演奏装置というグロテスクなもので、その形成は[[キャスター (第四次)|Zeroキャスター]]およびそのマスターの[[雨生龍之介|龍之介]]の所行を、ダメージと付加効果を与える大音響という効果は[[ランサー (CCC・赤)|CCCの赤ランサー]]を思わせる。更に[[ランサー (EXTRA・黒)|自身をモデルにした創作により「無辜の怪物」と化している]]、[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|真名が作品名そのままで本人にとっては名前ではない]]等、特徴的なピンポイントで前例者が多いサーヴァントといえる。
*宝具の「地獄にこそ響け我が愛の唄」は彼が殺害してきた犠牲者達の遺体を組み合わせて作ったパイプオルガンのような巨大演奏装置というグロテスクなもので、この装置と彼自身が持つ異形の声帯を組み合わせて魔力を放出して周囲にダメージを与える対軍宝具。
:マテリアルにも記載されているとおり[[雨生龍之介|龍之介]]の所行を思わせる宝具だが、この宝具が本当に彼が為した所業で作成された物なのか、それとも後年の怪人のイメージが無辜の怪物により宝具として具現化したものであるのかはボカされており、真偽不明の宝具として扱われている。
*前述のとおり宝具の形成は[[キャスター (第四次)|Zeroキャスター]]およびそのマスターの[[雨生龍之介|龍之介]]の所行を、ダメージと付加効果を与える大音響という効果は[[ランサー (CCC・赤)|CCCの赤ランサー]]を思わせる。更に[[ランサー (EXTRA・黒)|自身をモデルにした創作により「無辜の怪物」と化している]]、[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|真名が作品名そのままで本人にとっては名前ではない]]等、特徴的なピンポイントで前例者が多いサーヴァントといえる。
**ちなみに「本人にとっての名前」は今一つ定まり切っていない。ファーストネームの「エリック」のみか、それすらも無く単に「ファントム」と呼ばれる場合が多いが、例外的に1943年の映画版では「エリック・クローディン」、現代劇としてアレンジされた1974年の映画『ファントム・オブ・パラダイス』では「ウィンスロー・リーチ」というフルネームが与えられている。
**ちなみに「本人にとっての名前」は今一つ定まり切っていない。ファーストネームの「エリック」のみか、それすらも無く単に「ファントム」と呼ばれる場合が多いが、例外的に1943年の映画版では「エリック・クローディン」、現代劇としてアレンジされた1974年の映画『ファントム・オブ・パラダイス』では「ウィンスロー・リーチ」というフルネームが与えられている。
*小説での彼はあくまで先天性の奇形や罹患した病による皮膚の壊死が複合して顔や肌が怪物のようになってしまっただけであり、大型ナイフのような鉤爪といった化け物染みた特徴や、死体製の演奏装置を作るといった猟奇殺人嗜好があるわけではない。しかし、後年の映画や舞台で背景・外見共に幾度となく設定改変されてきた経緯から、無辜の怪物がそれらの内容も内包してしまったと見ることも出来る。
*小説での彼はあくまで先天性の奇形や罹患した病による皮膚の壊死が複合して顔や肌が怪物のようになってしまっただけであり、大型ナイフのような鉤爪といった化け物染みた特徴や、死体製の演奏装置を作るといった猟奇殺人嗜好があるわけではない。しかし、後年の映画や舞台で背景・外見共に幾度となく設定改変されてきた経緯から、無辜の怪物がそれらの内容も内包してしまったと見ることも出来る。