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:人間の愛を理解できなかった獣の主として、そして魔術王として。彼は“最後の魔術”を再演する。
:人間の愛を理解できなかった獣の主として、そして魔術王として。彼は“最後の魔術”を再演する。
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; 「第三宝具『<ruby><rb>誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの</rb><rt>アルス・アルマデル・サロモニス</rt></ruby>』<br> 第二宝具『<ruby><rb>戴冠の時来たれり、其は全てを始めるもの</rb><rt>アルス・パウリナ</rt></ruby>』」<br>「そして───神よ、あなたからの天恵をお返しします。<br> ……全能は人には遠すぎる。私の仕事は、人の範囲で十分だ」<br>「第一宝具、再演。───『<ruby><rb>訣別の時きたれり。其は、世界を手放すもの</rb><rt>アルス・ノヴァ</rt></ruby>』」
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; 「第三宝具『<ruby><rb>誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの</rb><rt>アルス・アルマデル・サロモニス</rt></ruby>』<br> 第二宝具『<ruby><rb>戴冠の時きたれり、其は全てを始めるもの</rb><rt>アルス・パウリナ</rt></ruby>』」<br>「そして───神よ、あなたからの天恵をお返しします。<br> ……全能は人には遠すぎる。私の仕事は、人の範囲で十分だ」<br>「第一宝具、再演。───『<ruby><rb>訣別の時きたれり。其は、世界を手放すもの</rb><rt>アルス・ノヴァ</rt></ruby>』」
: [[ゲーティア]]が知り得なかった、真の第一宝具発動。無感動で非人間であったはずのかの王が唯一“人間性”を発揮した、指輪返還の逸話的再現。
: [[ゲーティア]]が知り得なかった、真の第一宝具発動。無感動で非人間であったはずのかの王が唯一“人間性”を発揮した、指輪返還の逸話的再現。
: これは神より与えられた恩恵全てを捨て去り、ソロモン王から生まれ出たもの全てを自壊させる"自爆宝具"。発動と共に、地上に存在するソロモン王の痕跡は、72の魔神たちも含め全て消えうせる。
: これは神より与えられた恩恵全てを捨て去り、ソロモン王から生まれ出たもの全てを自壊させる"自爆宝具"。発動と共に、地上に存在するソロモン王の痕跡は、72の魔神たちも含め全て消えうせる。
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==話題まとめ==
==話題まとめ==
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; 『訣別の時来たれり、其は世界を手放すもの』が齎した結果
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; 『訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの』が齎した結果
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: FGO第1部最終章において重要な役割を担った『訣別の時来たれり、其は世界を手放すもの』だが、この効果については疑問点が残る。
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: FGO第1部最終章において重要な役割を担った『訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの』だが、この効果については疑問点が残る。
: まず、FGO最終章が完結した際にゲーム内プロフィール欄に書かれた「遠い未来において「魔術」が人間にとっての悪になった時、これを滅ぼすためにソロモンが用意した安全装置とも言える。己の姿や功績が二度と地上に現れない以上、英霊の座からも消滅し、ソロモン王の痕跡は世界や人類史から全て消え去り、人類では誰も到達していない終わり、本当の意味での「無」に至る。」という記載。
: まず、FGO最終章が完結した際にゲーム内プロフィール欄に書かれた「遠い未来において「魔術」が人間にとっての悪になった時、これを滅ぼすためにソロモンが用意した安全装置とも言える。己の姿や功績が二度と地上に現れない以上、英霊の座からも消滅し、ソロモン王の痕跡は世界や人類史から全て消え去り、人類では誰も到達していない終わり、本当の意味での「無」に至る。」という記載。
: これをそのまま受け取った場合、これによって現代の世界に生じるであろう弊害のようなものは特に描写されていないという点が当時疑問として挙げられた。「ソロモンから生まれ出でたモノの完全消滅」とくれば、彼が築いた魔術の基礎の部分が魔術師たちの記憶から消失したり、もっと言えば誕生経緯に彼の直接関わったカルデアが消滅でもしそうなモノだが特にそういった描写はない、というものである。
: これをそのまま受け取った場合、これによって現代の世界に生じるであろう弊害のようなものは特に描写されていないという点が当時疑問として挙げられた。「ソロモンから生まれ出でたモノの完全消滅」とくれば、彼が築いた魔術の基礎の部分が魔術師たちの記憶から消失したり、もっと言えば誕生経緯に彼の直接関わったカルデアが消滅でもしそうなモノだが特にそういった描写はない、というものである。