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; 略歴
; 略歴
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: 『Fate/stay night』では[[魔術協会]]からの派遣[[魔術|魔術師]][[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]によってフラガ家伝来のルーン石の耳飾りを触媒に召喚される。暫くの間はバゼットをマスターとして前哨戦や戦場の把握に努めていた。
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: 『Fate/stay night』では[[魔術協会]]からの派遣[[魔術師]][[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]によってフラガ家伝来のルーン石の耳飾りを触媒に召喚される。暫くの間はバゼットをマスターとして前哨戦や戦場の把握に努めていた。
: しかし召喚から7日目、バゼットは旧知であった[[言峰綺礼]]により騙し討ちに遭い[[令呪]]を奪われ、令呪の強制力を以て言峰をマスターとすることに賛同させられる。さらに令呪によって諜報活動としてサーヴァント全てと一回以上交戦し、初戦は必ず自ら撤退することを命じられた為、初見の相手とは全力で戦えないハンデを負っていた。[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、神出鬼没の行動を見せるのはその為。
: しかし召喚から7日目、バゼットは旧知であった[[言峰綺礼]]により騙し討ちに遭い[[令呪]]を奪われ、令呪の強制力を以て言峰をマスターとすることに賛同させられる。さらに令呪によって諜報活動としてサーヴァント全てと一回以上交戦し、初戦は必ず自ら撤退することを命じられた為、初見の相手とは全力で戦えないハンデを負っていた。[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、神出鬼没の行動を見せるのはその為。
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: 『Fate/EXTRA』では[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]のサーヴァントとして登場。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の選んだ選択によって、凛と共にその動向は変化する。凛ルートでは凛を主人公に託して消滅するが、ラニルートでは六回戦の対戦相手として登場する。
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: 『Fate/EXTRA』では[[遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]のサーヴァントとして登場。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の選んだ選択によって、凛と共にその動向は変化する。凛ルートでは凛を主人公に託して消滅するが、ラニルートでは六回戦の対戦相手として登場する。
: 続編『Fate/EXTRA CCC』では、空間の歪みの中で言峰のサーヴァントとして登場。
: 続編『Fate/EXTRA CCC』では、空間の歪みの中で言峰のサーヴァントとして登場。
:『Samurai Remnant』では逸れのサーヴァントとして登場。霊地である増上寺に紐付けられている。
:『Samurai Remnant』では逸れのサーヴァントとして登場。霊地である増上寺に紐付けられている。
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:粗暴な振る舞いで口は悪いが、『stay night』を見ると、意外にも相手をリスペクトした発言が多く、見下されがちな士郎やハサンのことですら良い部分はちゃんと評価していたりする。
:粗暴な振る舞いで口は悪いが、『stay night』を見ると、意外にも相手をリスペクトした発言が多く、見下されがちな士郎やハサンのことですら良い部分はちゃんと評価していたりする。
; 能力
; 能力
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:ケルト神話では1位2位を争う大英雄。圧倒的な能力が無かったとしても機転と経験とスピードで必ず生き延びる、サバイバル能力が抜きに出たサーヴァントとされる<ref group = "出" >『Fate/complete material vol.02』より。</ref>。作中でも、こと'''生き残る'''だけなら、サーヴァントの中でも最高とされ、「卓越した敏捷性と豊富な戦闘経験を持つクー・フーリンが守りに徹すれば鉄壁」だと[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]も称賛している。
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:ケルト神話では1位2位を争う大英雄。圧倒的な能力が無かったとしても機転と経験とスピードで必ず生き延びる、サバイバル能力が抜きに出たサーヴァントとされる<ref group = "出" >『Fate/complete material vol.02』</ref>。作中でも、こと'''生き残る'''だけなら、サーヴァントの中でも最高とされ、「卓越した敏捷性と豊富な戦闘経験を持つクー・フーリンが守りに徹すれば鉄壁」だと[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]も称賛している。
: 高い白兵戦の技術とサーヴァント中でも最速とされる敏捷性を持ち、『槍兵』のクラスでも選りすぐりとされる脚を持つ。神速の如き槍さばきは猛者でも躱しづらく、本気を出した際の槍は千里眼Cを持ってしても全く視認出来ない速度まで加速する。
: 高い白兵戦の技術とサーヴァント中でも最速とされる敏捷性を持ち、『槍兵』のクラスでも選りすぐりとされる脚を持つ。神速の如き槍さばきは猛者でも躱しづらく、本気を出した際の槍は千里眼Cを持ってしても全く視認出来ない速度まで加速する。
: 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、槍投げの技術も「自分より優れているのは世界で二人、条件付きで三人」と本人は語る。
: 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、槍投げの技術も「自分より優れているのは世界で二人、条件付きで三人」と本人は語る。
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:対魔力はCランクだが、敏捷Aである彼と対峙し、その隙をつき大掛かりな魔術を当てるのは至難の技であり、発動した魔術を彼に命中させることもまた、かなりの腕前が必要とされる<ref group = "出" >『Fate/complete material Ⅲ』「ランサー」より。</ref>。
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:対魔力はCランクだが、敏捷Aである彼と対峙し、その隙をつき大掛かりな魔術を当てるのは至難の技であり、発動した魔術を彼に命中させることもまた、かなりの腕前が必要とされる<ref group = "出" >『Fate/complete material Ⅲ』「ランサー」</ref>。
: 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得しており、キャスタークラスに適合出来る知識と腕前を持つ。[[メドゥーサ|ライダー]]の「他者封印・鮮血神殿」の存在をひと目で看破するも、状況を考え、破壊しないと判断を下している。
: 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得しており、キャスタークラスに適合出来る知識と腕前を持つ。[[メドゥーサ|ライダー]]の「他者封印・鮮血神殿」の存在をひと目で看破するも、状況を考え、破壊しないと判断を下している。
: 作中では探索のベルカナと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。ルーンの中には探索用のものも存在し彼の神出鬼没な行動を支えていた能力でもある。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具のランクを上げる事で「十二の試練」の突破が可能。
: 作中では探索のベルカナと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。ルーンの中には探索用のものも存在し彼の神出鬼没な行動を支えていた能力でもある。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具のランクを上げる事で「十二の試練」の突破が可能。
: 高ランクの「戦闘続行」スキルを有しており、Fateルートでは[[ギルガメッシュ]]を半日に渡って足止めし続け、それなりにダメージを与えた。UBWルートでは[[言峰綺礼|言峰]]に[[令呪]]で自害を命じられ心臓を串刺しにしてもなお即死せず、背後から言峰を殺害するという執念を見せた。
: 高ランクの「戦闘続行」スキルを有しており、Fateルートでは[[ギルガメッシュ]]を半日に渡って足止めし続け、それなりにダメージを与えた。UBWルートでは[[言峰綺礼|言峰]]に[[令呪]]で自害を命じられ心臓を串刺しにしてもなお即死せず、背後から言峰を殺害するという執念を見せた。
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: 『Fate/EXTRA』ではゲームの仕様上ゆえか、宝具は「刺し穿つ死棘の槍」のみ。耐久値が[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|凛]]によってブーストされている代わりに、スキルの「戦闘続行」がAからCへ一時的にランクダウンしている。
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: 『Fate/EXTRA』ではゲームの仕様上ゆえか、宝具は「刺し穿つ死棘の槍」のみ。耐久値が[[遠坂凛 (EXTRA)|凛]]によってブーストされている代わりに、スキルの「戦闘続行」がAからCへ一時的にランクダウンしている。
== 別クラス / バリエーション ==
== 別クラス / バリエーション ==
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| rowspan="5"|[[ランサー]] || [[言峰綺礼]] || B || C || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A<br>仕切り直し:C<br>神性:B<br>ルーン:B<br>矢避けの加護:B || style="text-align:left"|
| rowspan="5"|[[ランサー]] || [[言峰綺礼]] || B || C || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A<br>仕切り直し:C<br>神性:B<br>ルーン:B<br>矢避けの加護:B || style="text-align:left"|
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| [[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛 (EXTRA)]] || B || A || A || C || D || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br>仕切り直し:C<br>神性:B || style="text-align:left"|耐久値がブーストされたため<br>戦闘続行のランクが下がっている。
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| [[遠坂凛 (EXTRA)]] || B || A || A || C || D || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br>仕切り直し:C<br>神性:B || style="text-align:left"|耐久値がブーストされたため<br>戦闘続行のランクが下がっている。
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| [[主人公 (EXTRA)]] || B || A || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br>神性:B || style="text-align:left"|
| [[主人公 (EXTRA)]] || B || A || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br>神性:B || style="text-align:left"|
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== 真名:クー・フーリン ==
== 真名:クー・フーリン ==
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:クー・フーリン。アイルランド神話『アルスター伝説』に登場する大英雄。太陽神ルーとアルスターの王コノールの妹デヒテラの子。幼名はセタンタ。
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:アイルランド神話『アルスター伝説』に登場する大英雄。太陽神ルーとアルスターの王コノールの妹デヒテラの子。幼名はセタンタ。
:幼い頃、豪商クランの番犬をあやまって殺してしまったことで、自分がこの犬の子を育て忠実な番犬にし、それまでは自分がクランの家を守ると誓った。以来彼は「クランの猛犬(クー・フーリン)」と呼ばれるようになった。
:幼い頃、豪商クランの番犬をあやまって殺してしまったことで、自分がこの犬の子を育て忠実な番犬にし、それまでは自分がクランの家を守ると誓った。以来彼は「クランの猛犬(クー・フーリン)」と呼ばれるようになった。
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: 『hollow ataraxia』同様に、商店街でバイトに勤しんだり、港で釣りに精を出したりしている。士郎が目前で料理の話をし出すと、ご相伴にあずかるべく衛宮邸に乗り込んでくる。
: 『hollow ataraxia』同様に、商店街でバイトに勤しんだり、港で釣りに精を出したりしている。士郎が目前で料理の話をし出すと、ご相伴にあずかるべく衛宮邸に乗り込んでくる。
; [[Fate/unlimited codes]]
; [[Fate/unlimited codes]]
−
: 「疾風の蒼き槍兵」。原作同様の槍を振るい、ランサーなので当然速い。それが組み合わさった結果「遠い間合いから凄まじい速度の技で先手を取れる」と言う格ゲーでやってはいけない事をやらかしており、キャラランクは最上位にあたる2強とされていた。後に研究が進んだ事でギルガメッシュが突出してしまい最上位からは転落したが、なお強キャラである事に変わりはない。自身のシナリオではキャスターの「破戒すべき全ての符」を使うことで言峰に反旗を翻す。
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: 「疾風の蒼き槍兵」。原作同様の槍を振るい、ランサーなので当然速い。それが組み合わさった結果「遠い間合いから凄まじい速度の技で先手を取れる」と言う格ゲーでやってはいけない事をやらかしており、キャラランクは最上位にあたる2強とされていた。後に研究が進んだ事でギルガメッシュが突出してしまい最上位からは転落したが、なお強キャラである事に変わりはない。自身のシナリオではキャスターの「破戒すべき全ての符」を使うことで言峰に反旗を翻す。
; [[Fate/Ace Royal]]
; [[Fate/Ace Royal]]
: [[英霊カード]]の一枚として登場。
: [[英霊カード]]の一枚として登場。
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; [[佐々木小次郎|アサシン]]
; [[佐々木小次郎|アサシン]]
: 「1対1でもやり合いたくない相手」と高く評価している。
: 「1対1でもやり合いたくない相手」と高く評価している。
−
; [[呪腕のハサン|真アサシン]]
+
; [[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|真アサシン]]
: キャスターとアサシンが消えた後、遭遇した相手。直接的な戦闘力で勝負すればランサーが負ける道理は無く、本来は初撃だけで仕留められたのだが、「殺さず」の誓約により急所から攻撃を反らしたこと、アサシンに痛覚がなかったことから逃げられてしまう。その後、[[アンリマユ|最悪の存在]]が介入したことで形勢が不利になりその隙を着かれ敗北した。
: キャスターとアサシンが消えた後、遭遇した相手。直接的な戦闘力で勝負すればランサーが負ける道理は無く、本来は初撃だけで仕留められたのだが、「殺さず」の誓約により急所から攻撃を反らしたこと、アサシンに痛覚がなかったことから逃げられてしまう。その後、[[アンリマユ|最悪の存在]]が介入したことで形勢が不利になりその隙を着かれ敗北した。
: 劇場版第一章では第四次聖杯戦争で切嗣が利用した倉庫街のクレーンで遭遇し、そこから町中を移動しながら柳洞寺に追い込むが実際には誘い込まれ、本編通り敗北して最悪の末路を迎えた。
: 劇場版第一章では第四次聖杯戦争で切嗣が利用した倉庫街のクレーンで遭遇し、そこから町中を移動しながら柳洞寺に追い込むが実際には誘い込まれ、本編通り敗北して最悪の末路を迎えた。
473行目:
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===フェイト/タイガーころしあむ===
===フェイト/タイガーころしあむ===
;「なっ!マジか!?マジなのかー!?」
;「なっ!マジか!?マジなのかー!?」
−
:自分ルート。「死ぬまでホットドックを食べ続けろ!」と願おうとする言峰を止めるため追いかける。
+
:自身のルートにて。「死ぬまでホットドックを食べ続けろ!」と願おうとする言峰を止めるため追いかける。
−
+
;「オラァッ、ここまで来てやったぞ言峰!努力とか評価しながらとっとと出てこい!あと、ホットドックは止めて下さい!」
;「オラァッ、ここまで来てやったぞ言峰!努力とか評価しながらとっとと出てこい!あと、ホットドックは止めて下さい!」
:同上。追い詰められているためか、敬語が混じっている。
:同上。追い詰められているためか、敬語が混じっている。
−
+
;「はっはっは、おいそりゃ犯罪だぜ♪よく考えりゃオレは今からバイトだった。<br> なんと今日は虎グッズの販売ノルマ50個!これは大変だぜー…そんじゃ!!」
;「はっはっは、おいそりゃ犯罪だぜ♪よく考えりゃオレは今からバイトだった。<br> なんと今日は虎グッズの販売ノルマ50個!これは大変だぜー…そんじゃ!!」
:カレンルート。日課のセイバーウォッチングを忘れていたといって逃げようとしたギルガメッシュにツッコミを入れつつ、カレンに巻き込まれる前に自分も逃げようとするが……。
:カレンルート。日課のセイバーウォッチングを忘れていたといって逃げようとしたギルガメッシュにツッコミを入れつつ、カレンに巻き込まれる前に自分も逃げようとするが……。
−
+
;「なんかな…誰かと血の繋がりを感じるねぇ…」
;「なんかな…誰かと血の繋がりを感じるねぇ…」
:同上。エセ神父から教会を取り戻すため真祖と竜牙兵ぐらいの戦力差を集めようとするカレンを見ての感想。
:同上。エセ神父から教会を取り戻すため真祖と竜牙兵ぐらいの戦力差を集めようとするカレンを見ての感想。
−
+
;「……あー、なんつーか。」<br> 「店、どこよ?今度ひやかしでからかいに行ってやっから。」
;「……あー、なんつーか。」<br> 「店、どこよ?今度ひやかしでからかいに行ってやっから。」
:キャスタールート。キャスターの制服姿を見て、ランサーなりに気遣い言葉を選んだ上での発言なんだろうが、その発想にキャスターは呆れた。
:キャスタールート。キャスターの制服姿を見て、ランサーなりに気遣い言葉を選んだ上での発言なんだろうが、その発想にキャスターは呆れた。
529行目:
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=== Fate/EXTRA ===
=== Fate/EXTRA ===
−
;「―― チ、しゃあねえなあ。バカらしいが、他にできる面子がいねえし。オレがやるしかねぇようだ……!」
+
;「──チ、しゃあねえなあ。バカらしいが、他にできる面子がいねえし。オレがやるしかねぇようだ……!」
:凛VSラニの三回戦、SE.RA.PHの障壁ごとこちらを吹き飛ばさんとするラニの自爆行為をみて、一人覚悟を決める。そして…。
:凛VSラニの三回戦、SE.RA.PHの障壁ごとこちらを吹き飛ばさんとするラニの自爆行為をみて、一人覚悟を決める。そして…。
−
;「気にすんな、戦場じゃあよくある話だ。できるヤツができるコトをする。そんないい話でもねえだろ、坊主」<br> 「しかし……ま、マスターが生き残れるのはありがたい。格好悪い話だが、無傷で守れる算段がついてなくてな。<br> もっとも嬢ちゃんは怒るぜぇ、絶対。なだめるのはそっちの仕事だ。おまえ、ちゃんと責任取りやがれよ?」
+
;「気にすんな、戦場じゃあよくある話だ。できるヤツができるコトをする。そんないい話でもねえだろ、坊主」<br>「しかし……ま、マスターが生き残れるのはありがたい。格好悪い話だが、無傷で守れる算段がついてなくてな。<br> もっとも嬢ちゃんは怒るぜぇ、絶対。なだめるのはそっちの仕事だ。おまえ、ちゃんと責任取りやがれよ?」
:両断されながらも決死の一撃で自爆装置を遠ざけ、自らのマスターと主人公を守って。赤枝の騎士の人懐っこい笑顔は、光の中に消えていった。
:両断されながらも決死の一撃で自爆装置を遠ざけ、自らのマスターと主人公を守って。赤枝の騎士の人懐っこい笑顔は、光の中に消えていった。
−
;「おお?なんだよ、いきなり青春じゃねぇか!敵ながら話がわかるねぇ!」<br> 「減るもんじゃあるまいし、ケチケチしねぇで戦歴くらい答えてやったらどうだ?<br> コナかけてくる相手にゃコトかかなかっただろ、お嬢ちゃんなら?」
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;「おお?なんだよ、いきなり青春じゃねぇか!敵ながら話がわかるねぇ!」<br>「減るもんじゃあるまいし、ケチケチしねぇで戦歴くらい答えてやったらどうだ?<br> コナかけてくる相手にゃコトかかなかっただろ、お嬢ちゃんなら?」
:六回戦決戦前、恋愛話がしたいと言った主人公にくいついて。決戦前の敵との会話でこの軽さ、いかにも彼らしい。ただし他の話題を振るとほとんど口を出してこない。
:六回戦決戦前、恋愛話がしたいと言った主人公にくいついて。決戦前の敵との会話でこの軽さ、いかにも彼らしい。ただし他の話題を振るとほとんど口を出してこない。
;「ぬかせアーチャー、そりゃこっちの台詞だぜ…!」
;「ぬかせアーチャー、そりゃこっちの台詞だぜ…!」
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:同じく六回戦、[[エミヤ|アーチャー]]に「腐れ縁もここまでだな」と言われての返答。世界を超えて因縁の対決が始まる。
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:同じく六回戦、[[無銘|アーチャー]]に「腐れ縁もここまでだな」と言われての返答。世界を超えて因縁の対決が始まる。
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;「いくぜ、スカサハ直伝――」<br>「その心臓――もらいうける!」
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;「いくぜ、スカサハ直伝──」<br>「その心臓──もらいうける!」
:宝具解放。刺し穿つ死棘の槍。必中の槍が心臓を貫く。
:宝具解放。刺し穿つ死棘の槍。必中の槍が心臓を貫く。
580行目:
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====マイルーム====
====マイルーム====
;「お前さんとも長い付き合いになったな………俺はこの通り古参兵だが、重宝してもらえるんなら死力を尽くす。<br> まぁ、なんだ。照れ臭いが、『これからも頼むぜ、マスター!』ってことだ!」
;「お前さんとも長い付き合いになったな………俺はこの通り古参兵だが、重宝してもらえるんなら死力を尽くす。<br> まぁ、なんだ。照れ臭いが、『これからも頼むぜ、マスター!』ってことだ!」
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: 絆レベル5時のマイルーム会話。こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
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: マイルーム会話「絆Lv5」。こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
: メタ的な意味でも最古参兵の彼だが、我々との関わりはいつまで続いていくのだろうか。
: メタ的な意味でも最古参兵の彼だが、我々との関わりはいつまで続いていくのだろうか。
;「あの野郎と一緒とはな……あの赤い弓兵のことだよ。<br> どこに召喚されてもあの顔があるんだ。いい加減運命とか感じちまうだろ?<br> ……おぉ~ヤダヤダ」
;「あの野郎と一緒とはな……あの赤い弓兵のことだよ。<br> どこに召喚されてもあの顔があるんだ。いい加減運命とか感じちまうだろ?<br> ……おぉ~ヤダヤダ」
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: [[エミヤ|アーチャー]]所持時のマイルーム会話。もはや腐れ縁となっている犬猿の仲の二人だが、'''「運命感じちゃう」'''とか言われるとヘンな意味に聞こえてしまう。
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: マイルーム会話「[[エミヤ]]」。もはや腐れ縁となっている犬猿の仲の二人だが、'''「運命感じちゃう」'''とか言われるとヘンな意味に聞こえてしまう。
: 本来、数いる英霊の中で特定の誰かと同じ時代・場所に召喚される事は極めて稀<ref group = "注">例として、[[アルジュナ]]と[[カルナ]]が同じ場所に召喚された時はお互いに「二度とない」と覚悟している。</ref>なのだが、何故か'''本作に至るまで全ての作品で共演している'''驚きの共演率なので、辟易するのも無理はない。赤い弓兵あるところ、青い槍兵あり。
: 本来、数いる英霊の中で特定の誰かと同じ時代・場所に召喚される事は極めて稀<ref group = "注">例として、[[アルジュナ]]と[[カルナ]]が同じ場所に召喚された時はお互いに「二度とない」と覚悟している。</ref>なのだが、何故か'''本作に至るまで全ての作品で共演している'''驚きの共演率なので、辟易するのも無理はない。赤い弓兵あるところ、青い槍兵あり。
;「感謝するぜマスター!味方にフェルグスが居るんなら百人力だ!あとは師匠がいればまさに敵なしなんだがな」
;「感謝するぜマスター!味方にフェルグスが居るんなら百人力だ!あとは師匠がいればまさに敵なしなんだがな」
−
:[[フェルグス・マック・ロイ|フェルグス]]所持時のマイルーム会話。フェルグスに絶対の信頼を寄せていることが伺える。
+
:マイルーム会話「[[フェルグス・マック・ロイ]]」。フェルグスに絶対の信頼を寄せていることが伺える。
;「なぁマスター、スカサハは俺の師匠なんだが……なんだよあれ……城に居た時より腕前上がってねぇかあの人?<br> てかゲイ・ボルク二槍流って俺の立場無いですよねぇ!?」
;「なぁマスター、スカサハは俺の師匠なんだが……なんだよあれ……城に居た時より腕前上がってねぇかあの人?<br> てかゲイ・ボルク二槍流って俺の立場無いですよねぇ!?」
−
:で、いれば敵なしの[[スカサハ|師匠]]所有時のマイルーム会話。やはり師匠には勝てないのだろうか……。
+
:マイルーム会話「[[スカサハ]]」。やはり師匠には勝てないのだろうか……。
====イベント====
====イベント====
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***このしぶとさは『Grand Order』においても遺憾なく発揮されており、「他キャラが全滅するような状況に陥ってもランサーが一人で生き残って粘り勝つ」という流れがFGOの風物詩のひとつと化している。特に単独生存力において、最大レアリティである☆5を凌駕しうる程の活躍ぶりから「レア度詐欺」と渾名される。
***このしぶとさは『Grand Order』においても遺憾なく発揮されており、「他キャラが全滅するような状況に陥ってもランサーが一人で生き残って粘り勝つ」という流れがFGOの風物詩のひとつと化している。特に単独生存力において、最大レアリティである☆5を凌駕しうる程の活躍ぶりから「レア度詐欺」と渾名される。
***最大の要因となる「矢避けの加護」はキャスター時とバーサーカーオルタ時でも健在なので、これらもランサー時ほどではないが生き残りやすい。特にキャスター版は確定入手でき、かつ低レアキャスターには少ない攻撃宝具持ちだったことも相まって、FGOサービス開始当初は数多くのマスターが彼に頼った。
***最大の要因となる「矢避けの加護」はキャスター時とバーサーカーオルタ時でも健在なので、これらもランサー時ほどではないが生き残りやすい。特にキャスター版は確定入手でき、かつ低レアキャスターには少ない攻撃宝具持ちだったことも相まって、FGOサービス開始当初は数多くのマスターが彼に頼った。
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**「圧倒的な能力が無かったとしても機転と経験とスピードで必ず生き延びる」というのは[[ヘラクレス|バーサーカー]]の「圧倒的な能力があれば小手先の技術など関係ない」という強さの在り方と矛盾関係となっているが、奈須氏も「バーサーカーの話と矛盾しますけど~」と前置きをしている。
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**「圧倒的な能力が無かったとしても機転と経験とスピードで必ず生き延びる」というのは[[ヘラクレス|バーサーカー]]の「圧倒的な能力があれば小手先の技術など関係ない」という強さの在り方と矛盾関係となっているが、奈須氏も「バーサーカーの話と矛盾しますけど~」と前置きをしている。
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
**『stay night』では「昔からいい女とは縁がなかった」と語っているが、これは「いい女と出会えなかった」ではなく「いい女とほど早く死に別れる」という意味。
**『stay night』では「昔からいい女とは縁がなかった」と語っているが、これは「いい女と出会えなかった」ではなく「いい女とほど早く死に別れる」という意味。
667行目:
667行目:
*****後に『Fate/Grand Order Arcade』にて、修業時代の姿である[[セタンタ]]がセイバークラスで実装されたが、剣をあまり使用しない為腕や才能の良しあしは明言できない。また、成長後にクルージーンを使っていることについては明言された。
*****後に『Fate/Grand Order Arcade』にて、修業時代の姿である[[セタンタ]]がセイバークラスで実装されたが、剣をあまり使用しない為腕や才能の良しあしは明言できない。また、成長後にクルージーンを使っていることについては明言された。
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だったため能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。言うなれば知名度にかなり偏りがある英雄。
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だったため能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。言うなれば知名度にかなり偏りがある英雄。
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*彼の母国であるアイルランドならパラメーターの上昇と城、戦車(チャリオット)、不眠の加護が付加されるという。この記述が、知名度が上がるごとに伝説通りの強さ及び武装に近づくことについて語られる話の中で記述されていることから、ランサークラスでありながら城と戦車の宝具を持ってこれるという意味と読み取れる。また、カプセルサーヴァントではランサーが城を所持しているとされている。
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*彼の母国であるアイルランドならパラメーターの上昇と城、戦車(チャリオット)、不眠の加護が付加されるという。この記述が、知名度が上がるごとに伝説通りの強さ及び武装に近づくことについて語られる話の中で記述されていることから、ランサークラスでありながら城と戦車の宝具を持ってこれるという意味と読み取れる。また、『カプセルさーばんと』では城を所持しているとされている。
**舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると説明されている。
**舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると説明されている。
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*アイルランドにおける戦車は二頭立ての二輪車両である。戦車は馬、車体、戦士、御者から成る。武装として車体にトゲ、車輪には鎌が付けられることもある。クー・フーリンの戦車は御者に『ローグ』、馬に『マッハ』と『セングレン』。御者がいるため、クー・フーリン本人が戦車を操るシーンはないが、スカサハの教えの1つに鎌形戦車の操縦もあるため、伝承においても本人も操縦出来る。そのため『Fate/hollow ataraxia』作中で言った「戦車も扱える」というのは間違いではない。
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*アイルランドにおける戦車は二頭立ての二輪車両である。戦車は馬、車体、戦士、御者から成る。武装として車体にトゲ、車輪には鎌が付けられることもある。クー・フーリンの戦車は御者に『ローグ』、馬に『マッハ』と『セングレン』。御者がいるため、クー・フーリン本人が戦車を操るシーンはないが、スカサハの教えの1つに鎌形戦車の操縦もあるため、伝承においても本人も操縦出来る。そのため『Fate/hollow ataraxia』作中で言った「戦車も扱える」というのは間違いではない。
*どうしようもないほどに低い幸運Eがネタにされるランサーの初代。『EXTRA』では幸運Dとなっている。(「Fate/EXTRA material」では幸運Eと記載されていが、ゲーム内の情報とビジュアルファンブックに記載されているデータとは違うので、間違いなく誤植と思われる)
*どうしようもないほどに低い幸運Eがネタにされるランサーの初代。『EXTRA』では幸運Dとなっている。(「Fate/EXTRA material」では幸運Eと記載されていが、ゲーム内の情報とビジュアルファンブックに記載されているデータとは違うので、間違いなく誤植と思われる)
**だがバクチやゲームは結構好き。特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
**だがバクチやゲームは結構好き。特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
697行目:
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; 刺し穿つ死棘の槍の命中率及び使用回数
; 刺し穿つ死棘の槍の命中率及び使用回数
: 「確実に心臓を貫く」という宝具なのに全く当たらないと作品やファン、さらには武内氏からもネタにされ、きのこ氏からも「当たらない必中の槍。それが"ゲイボルク"」とネタにされる。とはいえ、セイバーが避けたシーンを書いたことで「数値ではなく概念的な勝負にしよう」という『Fate』そのものの方向性が見えたとのこと。
: 「確実に心臓を貫く」という宝具なのに全く当たらないと作品やファン、さらには武内氏からもネタにされ、きのこ氏からも「当たらない必中の槍。それが"ゲイボルク"」とネタにされる。とはいえ、セイバーが避けたシーンを書いたことで「数値ではなく概念的な勝負にしよう」という『Fate』そのものの方向性が見えたとのこと。
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:フォローとしては、そもそも「刺し穿つ死棘の槍」を使用した回数が少なく、『SN』では全ルートを通して初戦のセイバーとfateルートでわざと心臓から外して使った士郎に対して、と最大2回。『hollow』では相打ちになったもののバゼットの心臓に当てており、心臓を外したセイバーにも体には命中している。
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:フォローとしては、そもそも「刺し穿つ死棘の槍」を使用した回数が少なく、『SN』では全ルートを通して初戦のセイバーとfateルートでわざと心臓から外して使った士郎に対して、と最大2回。『hollow』では相打ちになったもののバゼットの心臓に当てており、心臓を外したセイバーにも体には命中している。
: また、『CCC』で自分のサーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる。一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げている。
: また、『CCC』で自分のサーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる。一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げている。
: ちなみに、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で[[美遊・エーデルフェルト|美遊]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤ]]が「刺し穿つ死棘の槍」を使用した時には、ライダーの[[クラスカード]]の化身を一撃で仕留めている。それどころか、番外編やドラマCDまで含めても確実に心臓を貫いている。
: ちなみに、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で[[美遊・エーデルフェルト|美遊]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤ]]が「刺し穿つ死棘の槍」を使用した時には、ライダーの[[クラスカード]]の化身を一撃で仕留めている。それどころか、番外編やドラマCDまで含めても確実に心臓を貫いている。
: メタ的な視点から考えると、7組とそれほど多いわけでもないバトルロイヤル物で敵側の登場人物に「一撃必殺の攻撃」が存在してしまうと物語を展開する上で障害になる、という事情から制限されているとも言える。事実、上記のように一対一が基本で味方が使用する『プリズマ☆イリヤ』や、敵味方共に登場人数が多かった『Fate/Grand Order』での[[クー・フーリン〔オルタ〕]]などはその性能を十全に発揮している。
: メタ的な視点から考えると、7組とそれほど多いわけでもないバトルロイヤル物で敵側の登場人物に「一撃必殺の攻撃」が存在してしまうと物語を展開する上で障害になる、という事情から制限されているとも言える。事実、上記のように一対一が基本で味方が使用する『プリズマ☆イリヤ』や、敵味方共に登場人数が多かった『Fate/Grand Order』での[[クー・フーリン〔オルタ〕]]などはその性能を十全に発揮している。
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:「七回使用しても問題ない」とされるがこれはマスターからのバックアップ無しでの話であり、マスターからのバックアップがあるのならリチャージタイムはあれど1日に使用出来る回数は増える。パスの問題でマスターからのバックアップが無かったアルトリアは「約束された勝利の剣」を1回しか使用出来なかったが、士郎からバックアップをしてもらえる状態になったとき1日に3回使えるようになってることを考えると、半人前の魔術師のバックアップでも3倍くらいには1日に使用出来る回数が増える。それを踏まえるとゲイボルクはバックアップ込みならどんなに未熟な魔術師がマスターだとしても1日に21回くらい使えると推察出来る。
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:「七回使用しても問題ない」とされるがこれはマスターからのバックアップ無しでの話であり、マスターからのバックアップがあるのならリチャージタイムはあれど1日に使用出来る回数は増える。パスの問題でマスターからのバックアップが無かったアルトリアは「約束された勝利の剣」を1回しか使用出来なかったが、士郎からバックアップをしてもらえる状態になったとき1日に3回使えるようになってることを考えると、半人前の魔術師のバックアップでも3倍くらいには1日に使用出来る回数が増える。それを踏まえるとゲイボルクはバックアップ込みならどんなに未熟な魔術師がマスターだとしても1日に21回くらい使えると推察出来る。
; 突き穿つ死翔の槍の威力
; 突き穿つ死翔の槍の威力
708行目:
708行目:
: また、アーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定するなどの神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが重要という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無い。
: また、アーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定するなどの神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが重要という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無い。
: 初期からの設定変更や矛盾したシーンが多く改変されているアニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実のようである。
: 初期からの設定変更や矛盾したシーンが多く改変されているアニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実のようである。
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:実際、「突き穿つ死翔の槍に因果逆転の効果が追加されたら」という話題に、奈須氏は'''「そこまでいくとランサーの父親筋の能力になっちゃう。」<ref group = "出" >『Fate/complete material vol.02』より。</ref>'''と応えているため、グングニルもその類の宝具(=神造兵装)という可能性は十分にある。
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:実際、「突き穿つ死翔の槍に因果逆転の効果が追加されたら」という話題に、奈須氏は'''「そこまでいくとランサーの父親筋の能力になっちゃう。」<ref group = "出" >『Fate/complete material vol.02』</ref>'''と応えているため、グングニルもその類の宝具(=神造兵装)という可能性は十分にある。
;伝承でのゲイボルク
;伝承でのゲイボルク
:「ゲイ・ボルグ」、「ゲイ・ボルガ」、「ガイ・ボルガ」、「ゲイ・ブルグ」、「ゲイ・ブルガ」と呼ばれ、どれも最後は濁音で終わるが、fateではゲイボル'''ク'''となっている(以下「ゲイボルク」という)。
:「ゲイ・ボルグ」、「ゲイ・ボルガ」、「ガイ・ボルガ」、「ゲイ・ブルグ」、「ゲイ・ブルガ」と呼ばれ、どれも最後は濁音で終わるが、fateではゲイボル'''ク'''となっている(以下「ゲイボルク」という)。
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:槍そのものをゲイボルクとする場合もあれば、「戦闘で用いる魔術的な恐るべき技」というように槍ではなく技をゲイボルクとする場合もある。足で投擲する資料もあれば普通に手で投擲している資料も存在する。また、フェルディアとの戦いで1本目を肛門に2本目を胸にというようにゲイボルクが2本存在するなど、伝承によって在り方がかなり変わる武器(技)である。
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:槍そのものをゲイボルクとする場合もあれば、「戦闘で用いる魔術的な恐るべき技」というように槍ではなく技をゲイボルクとする場合もある。足で投擲する資料もあれば普通に手で投擲している資料も存在する。また、フェルディアとの戦いで1本目を肛門に2本目を胸にというようにゲイボルクが2本存在するなど、伝承によって在り方がかなり変わる武器(技)である。
:「刺し込まれる時には一つの傷しか作らないが、体内に入ると一度に三十のとげが開く」という設定はきのこ氏曰く「体内殲滅」という即死効果で補完している。
:「刺し込まれる時には一つの傷しか作らないが、体内に入ると一度に三十のとげが開く」という設定はきのこ氏曰く「体内殲滅」という即死効果で補完している。
:「クーリーの牛争い」での浅瀬の決闘、コンラとの海中戦など水辺で戦うことの多い英雄で、彼の持つゲイボルクもまた「水中でのみ使える」という資料がある。足の指で挟み投擲するというのが有名だが、この「水中でのみ使える」という伝承から、浅瀬で使うには足で摘まんだ方が水を潜らせやすかったのでは?という説もある。
:「クーリーの牛争い」での浅瀬の決闘、コンラとの海中戦など水辺で戦うことの多い英雄で、彼の持つゲイボルクもまた「水中でのみ使える」という資料がある。足の指で挟み投擲するというのが有名だが、この「水中でのみ使える」という伝承から、浅瀬で使うには足で摘まんだ方が水を潜らせやすかったのでは?という説もある。
725行目:
725行目:
;原初のルーン
;原初のルーン
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:キャスター時とランサー時のルーンの違いについてだが、『stay night』の段階からランサーは「18の"原初のルーン"をスカサハより授かっている」となっているように、スカサハがオーディン産のルーンをクー・フーリンに教えたということであり、キャスターになって突然オーディンのルーンを使うようになったということではない。スカサハのマイルームで「自分が教えたルーンの使い方と何か違う気がする」とあるが、これは扱うルーン自体は同じだが'''使い方だけが'''スカサハの教えと違うという話。
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:キャスター時とランサー時のルーンの違いについてだが、『stay night』の段階からランサーは「18の"原初のルーン"をスカサハより授かっている」となっているように、スカサハがオーディン産のルーンをクー・フーリンに教えたということであり、キャスターになって突然オーディンのルーンを使うようになったということではない。
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:スカサハがマイルーム会話で「自分が教えたルーンの使い方と何か違う気がする」と語っているが、これは扱うルーン自体は同じだが'''使い方だけが'''スカサハの教えと違うという話。
== 脚注 ==
== 脚注 ==