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; 略歴
 
; 略歴
 
:『[[Fate/Zero]]』では、[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]において[[言峰綺礼]]によって召喚される。多重人格が宝具化した『妄想幻像』による分割能力を使い、真っ先に多重人格の中の「最弱の一体」を捨て駒として葬ることで他のマスターに対し「アサシンは敗れた」という演出をした上で聖杯戦争の表舞台から消え、影で諜報活動に徹する。
 
:『[[Fate/Zero]]』では、[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]において[[言峰綺礼]]によって召喚される。多重人格が宝具化した『妄想幻像』による分割能力を使い、真っ先に多重人格の中の「最弱の一体」を捨て駒として葬ることで他のマスターに対し「アサシンは敗れた」という演出をした上で聖杯戦争の表舞台から消え、影で諜報活動に徹する。
: あらかたの情報収集を済ませたのち、時臣の指示により[[イスカンダル|ライダー]]に対する使い潰しの攻撃兼諜報として令呪で「犠牲を厭わず勝利せよ」と強制され、全てのアサシンを集めて聖杯問答に乱入するが「王の軍勢」によってなすすべなく蹂躙され、本当に「最初の脱落者」となった。
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: あらかたの情報収集を済ませたのち、[[遠坂時臣|時臣]]の指示により[[イスカンダル|ライダー]]に対する使い潰しの攻撃兼諜報として[[令呪]]で「犠牲を厭わず勝利せよ」と強制され、全てのアサシンを集めて聖杯問答に乱入するが「王の軍勢」によってなすすべなく蹂躙され、本当に「最初の脱落者」となった。
: 基本的に全員が[[遠坂時臣]]の走狗である綺礼の命令に従っていたものの、聖杯戦争が佳境を越えたら時臣や綺礼を出し抜く算段であった。
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: 基本的に全員が遠坂時臣の走狗である綺礼の命令に従っていたものの、聖杯戦争が佳境を越えたら時臣や綺礼を出し抜く算段であった。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』の第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年のエルサレムで暗殺者として傍ら、聖地奪還のために山の民の村の一つを指揮する立場として行動している。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』の第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年のエルサレムで暗殺者として傍ら、聖地奪還のために山の民の村の一つを指揮する立場として行動している。
:主人公とは最悪の出会い方をしたものの、何度かの戦いを経て和解。以後、主人公に不満をこぼしながらを戦いを共にする。最終盤では呪腕のハサン、静謐のハサンと共にトリスタンへと挑み、自身の分裂でかく乱させ、静謐の毒を用いて仕留めようとするが、トリスタンの持つギフトにより毒を無力化され逆に返り討ちに遭い静謐と共に消滅した。
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:[[主人公 (Grand Order)|主人公]]とは最悪の出会い方をしたものの、何度かの戦いを経て和解。以後、主人公に不満をこぼしながらを戦いを共にする。最終盤では[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]、[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐のハサン]]と共に[[トリスタン]]へと挑み、自身の分裂でかく乱させ、静謐の毒を用いて仕留めようとするが、トリスタンの持つギフトにより毒を無力化され逆に返り討ちに遭い静謐と共に消滅した。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅥの座を統括する[[魔神柱|覗覚星アモン]]と交戦する。
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:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅥの座を統括する[[アモン|覗覚星アモン]]と交戦する。
:第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では復讐界域のサーヴァントとして召喚され、復讐界域から脱出しようとした[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を追撃する。
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:第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では復讐界域のサーヴァントとして召喚され、復讐界域から脱出しようとした主人公を追撃する。
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; 人物
 
; 人物
 
: 個体ごとの外見はそれぞれ異なるが、髑髏めいた仮面を着用していることだけは共通している。
 
: 個体ごとの外見はそれぞれ異なるが、髑髏めいた仮面を着用していることだけは共通している。
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== 真名:ハサン・サッバーハ ==
 
== 真名:ハサン・サッバーハ ==
:[[ハサン・サッバーハ]]。イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の19代目、「百貌のハサン」の異名をとる暗殺者。<br>他の歴代ハサンとは異なり、肉体改造は施さずに「山の翁」となった異例のアサシン。
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:[[ハサン・サッバーハ]]。イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の19代目、「百貌のハサン」の異名をとる暗殺者。
: いかなる状況でも数多の才覚を発揮し「任務」を遂げてきた万能の暗殺者。演技とは信じ難い多種多様な立ち振舞いに多岐にわたる技能と豊富な知識、老若男女ありとあらゆる変装もこなし、時と場合によって性格すらも豹変する。誰にも動向を予測できない不可思議な精神性により、真の実態は側近すらも掴めず、「百貌」と畏怖された。
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:他の歴代ハサンとは異なり、肉体改造は施さずに「山の翁」となった異例のアサシン。
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:いかなる状況でも数多の才覚を発揮し「任務」を遂げてきた万能の暗殺者。演技とは信じ難い多種多様な立ち振舞いに多岐にわたる技能と豊富な知識、老若男女ありとあらゆる変装もこなし、時と場合によって性格すらも豹変する。誰にも動向を予測できない不可思議な精神性により、真の実態は側近すらも掴めず、「百貌」と畏怖された。
    
:その能力の実態は「多重人格」。当時精神障害と定義されていなかったそれは、彼らにとって秘中の秘たる能力であった。
 
:その能力の実態は「多重人格」。当時精神障害と定義されていなかったそれは、彼らにとって秘中の秘たる能力であった。
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: 結界の盲点を苦もなく回避して十重二十重と結界が施された遠坂邸の半分にまで侵入する技量を持つが、他人格からは「取り立てて得手のない人格」と呼ばれている。
 
: 結界の盲点を苦もなく回避して十重二十重と結界が施された遠坂邸の半分にまで侵入する技量を持つが、他人格からは「取り立てて得手のない人格」と呼ばれている。
 
: 『Grand Order』内の台詞によれば、子どもを殺す際にも躊躇を見せない冷酷な性格を持っているようだ。
 
: 『Grand Order』内の台詞によれば、子どもを殺す際にも躊躇を見せない冷酷な性格を持っているようだ。
: 綺礼によって時臣暗殺を命じられるが、それはアサシンが脱落したと見せかけるための策であり、その結果アーチャーによって倒される。
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: 綺礼によって時臣暗殺を命じられるが、それはアサシンが脱落したと見せかけるための策であり、その結果[[ギルガメッシュ|アーチャー]]によって倒される。
 
: 『[[Fate/Zero#お願い!アインツベルン相談室|お願い!アインツベルン相談室]]』の記念すべき1人目の相談者。上司や職場への不満を愚痴るが、師匠と弟子の説得により自身の非を認め、第四の王「暗殺王」になるためにブラック企業へ出向した……が、その道中で「影」に呑まれて昇天した。
 
: 『[[Fate/Zero#お願い!アインツベルン相談室|お願い!アインツベルン相談室]]』の記念すべき1人目の相談者。上司や職場への不満を愚痴るが、師匠と弟子の説得により自身の非を認め、第四の王「暗殺王」になるためにブラック企業へ出向した……が、その道中で「影」に呑まれて昇天した。
 
: アニメ版で遠坂邸に侵入する際の調子に乗ったセリフ「他愛なし」は身内である他のアサシンたちにすら(花札でだが)ネタにされる。
 
: アニメ版で遠坂邸に侵入する際の調子に乗ったセリフ「他愛なし」は身内である他のアサシンたちにすら(花札でだが)ネタにされる。
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; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
:『Fate/Accel Zero Order』の開催に伴い実装。
 
:『Fate/Accel Zero Order』の開催に伴い実装。
: 実装当初は「百の貌のハサン」名義だったが、2017年1月18日のアップデートから「百貌のハサン」名義へと変更された。戦闘時及びセイントグラフでの代表人格はアサ子。
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: 実装当初は「百の貌のハサン」名義だったが、2017年1月18日のアップデートから「百貌のハサン」名義へと変更された。戦闘時及び[[セイントグラフ]]での代表人格はアサ子。
 
: イベント「Fate/Accel Zero Order」では複数の個体がエネミーとして登場し、また一部の個体名も明らかになった。
 
: イベント「Fate/Accel Zero Order」では複数の個体がエネミーとして登場し、また一部の個体名も明らかになった。
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== メモ ==
 
== メモ ==
*初出作品である『Zero』における異名は「百の貌のハサン」。『Grand Order』においても実装当初は同名義となっていたが、メインクエスト第六章に登場した際は「百貌(ひゃくぼう)」と呼ばれており、2017年1月18日のアップデートから現在の名義へと変更された。またゲーム内で名義変更される以前に発売された『Fate/Grand Order material Ⅲ』においても「百貌のハサン」名義となっている。
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*初出作品である『Zero』における異名は「百の貌のハサン」。『Grand Order』においても実装当初は同名義となっていたが、第六特異点に登場した際は「百貌(ひゃくぼう)」と呼ばれており、2017年1月18日のアップデートから現在の名義へと変更された。またゲーム内で名義変更される以前に発売された『Fate/Grand Order material Ⅲ』においても「百貌のハサン」名義となっている。
 
*直接的な戦闘力こそ乏しいが、その能力は虚淵氏いわく「反則ギリギリ」。<br>それを活かせなかったのはアサシンと組んでいた時期の綺礼に聖杯を欲する意欲がなかったためであり、いわく「もし勝ち上がる意志があり、権謀術数に秀でたマスターに恵まれていたならば、かなり有望な優勝候補になっていたでしょう」とのこと。
 
*直接的な戦闘力こそ乏しいが、その能力は虚淵氏いわく「反則ギリギリ」。<br>それを活かせなかったのはアサシンと組んでいた時期の綺礼に聖杯を欲する意欲がなかったためであり、いわく「もし勝ち上がる意志があり、権謀術数に秀でたマスターに恵まれていたならば、かなり有望な優勝候補になっていたでしょう」とのこと。
 
**個々の能力差を考慮し、適材適所で運用した場合絶大的な脅威になるという。事実、警戒していた切嗣以外には全く気付かれずに監視を続けていた実績がある。
 
**個々の能力差を考慮し、適材適所で運用した場合絶大的な脅威になるという。事実、警戒していた切嗣以外には全く気付かれずに監視を続けていた実績がある。
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