差分

編集の要約なし
25行目: 25行目:  
; 能力
 
; 能力
 
: 「キャスター」でありながら[[魔術|魔術師]]ではなく、工房や礼装を作成することは勿論、使い魔を使役して情報収集することなど一切出来ない。戦闘能力もまるで無く、一見すると最低最弱のサーヴァントでしかない。
 
: 「キャスター」でありながら[[魔術|魔術師]]ではなく、工房や礼装を作成することは勿論、使い魔を使役して情報収集することなど一切出来ない。戦闘能力もまるで無く、一見すると最低最弱のサーヴァントでしかない。
: しかし固有[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『エンチャント』を持ち、物品に強力な機能を付与することが可能。これは魔力による物ではなく、文豪・シェイクスピアが魂を篭めてその物品についての文章を書く事によって、その物品を『概念武装』に仕上げると言う特異なスキル。道端の石ころにすら必殺の概念を所有させる事ができ、曰くのある(文章を書ける)物品ならば宝具にすら昇華する事が可能。シロウの所有する「とある剣豪が所有していた日本刀」はこのスキルによってCランク宝具となった。
+
: しかし固有[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『エンチャント』を持ち、物品に強力な機能を付与することが可能。これは魔力による物ではなく、文豪・シェイクスピアが魂を篭めてその物品についての文章を書く事によって、その物品を『概念武装』に仕上げると言う特異なスキル。道端の石ころにすら必殺の概念を所有させる事ができ、曰くのある(文章を書ける)物品ならば宝具にすら昇華する事が可能。シロウの所有する「とある剣豪が所有していた日本刀」三池典太三世はこのスキルによってCランク宝具となった。
 
: また『自己保存』によってマスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。つまり、本人は全然戦わない。
 
: また『自己保存』によってマスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。つまり、本人は全然戦わない。
   117行目: 117行目:  
: シェイクスピアに限らず、15世紀以降の入手可能な英語の文献ではジャンヌ・ダルクは同様に描写されている。このような扱いをされたのはジャンヌがイングランドの敵だったからである。当時アルマダの海戦で[[ライダー (EXTRA)|フランシス・ドレイク]]がスペイン無敵艦隊を破り、イングランドの愛国心は頂点に達していた。この愛国心が観客の史劇への関心を高めることになり、史劇の内容もその時勢に合うものが選ばれていた。
 
: シェイクスピアに限らず、15世紀以降の入手可能な英語の文献ではジャンヌ・ダルクは同様に描写されている。このような扱いをされたのはジャンヌがイングランドの敵だったからである。当時アルマダの海戦で[[ライダー (EXTRA)|フランシス・ドレイク]]がスペイン無敵艦隊を破り、イングランドの愛国心は頂点に達していた。この愛国心が観客の史劇への関心を高めることになり、史劇の内容もその時勢に合うものが選ばれていた。
 
: そういった時代背景が存在するが、彼の描いた「魔女」ジャンヌ・ダルクは特に有名で、その描写からは悪意すら感じられる。何の因果か、聖杯大戦にはルーラーとしてジャンヌが召喚されており、死後、徹底的に侮辱し売女扱いした彼女にどう関わってくるのだろうか。
 
: そういった時代背景が存在するが、彼の描いた「魔女」ジャンヌ・ダルクは特に有名で、その描写からは悪意すら感じられる。何の因果か、聖杯大戦にはルーラーとしてジャンヌが召喚されており、死後、徹底的に侮辱し売女扱いした彼女にどう関わってくるのだろうか。
:
  −
; もう一人のモデル?
  −
: 最初にイラストが公表された時、教科書によく載っている肖像画とのギャップで目が点になったという人も少なくかったであろう。
  −
: サーヴァントとしての絵面のモチーフになったと思われるのが、俳優'''ケネス・ブラナー'''。イギリスの名門劇団、その名も「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」の出身で、独立以降も多数のシェイクスピア作品の映像化において俳優、あるいは監督として関わってきた、まさにシェイクスピアの申し子とも呼べそうな人物である。
  −
: もっとも、流石にシェイクスピア“本人”の役を演じた経歴は無いが、実は別の形で『Apocrypha』との繋がりがある。ロバート・デ・ニーロがモンスターを演じた1994年の映画『フランケンシュタイン』において、監督を務めると共に主人公[[ヴィクター・フランケンシュタイン|ヴィクター]]役を演じたのが他ならぬブラナーその人である。
      
== リンク ==
 
== リンク ==
1,646

回編集