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| : 後に教育者としての才能を開花させ、学べば間違いなく大成するとまで讃えられる名講師となる(後述)。しかし、ウェイバー自身はそうなっても魔術師として一流になることを望んでおり、教師としての手腕に誇りは持っていない。 | | : 後に教育者としての才能を開花させ、学べば間違いなく大成するとまで讃えられる名講師となる(後述)。しかし、ウェイバー自身はそうなっても魔術師として一流になることを望んでおり、教師としての手腕に誇りは持っていない。 |
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− | == ロード・エルメロイII世 == | + | == ロード・エルメロイⅡ世 == |
| 後の世界における彼の通り名。[[遠坂凛]]の時計塔での後見人ではあるが教師として魔術の指導はしない。 | | 後の世界における彼の通り名。[[遠坂凛]]の時計塔での後見人ではあるが教師として魔術の指導はしない。 |
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| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 自身は魔術師としてどうしようもないほど平均的で凡庸だが、他人の埋もれた才能を見抜き、鍛え上げることにかけては時計塔随一。ゆえに彼の元で学んだ魔術師の全員が大成している。 | | : 自身は魔術師としてどうしようもないほど平均的で凡庸だが、他人の埋もれた才能を見抜き、鍛え上げることにかけては時計塔随一。ゆえに彼の元で学んだ魔術師の全員が大成している。 |
− | : 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階が確実視されている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。 | + | : 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階に至るのではないかとまで言われている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。 |
| : もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。 | | : もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。 |
| : 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。 | | : 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。 |
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| == キャスター (Grand Order)== | | == キャスター (Grand Order)== |
− | * 諸葛孔明 〔エルメロイII世〕 | + | * 諸葛孔明 〔エルメロイⅡ世〕 |
| * 身長:186cm / 体重:68kg | | * 身長:186cm / 体重:68kg |
| * 出典:『三国志演義』 | | * 出典:『三国志演義』 |
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| 「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」のクラスの擬似サーヴァント。何らかの理由でサーヴァントになれない中国の英霊である諸葛孔明がロード・エルメロイ二世の肉体を器にすることで現世に召喚されたモノ。 | | 「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」のクラスの擬似サーヴァント。何らかの理由でサーヴァントになれない中国の英霊である諸葛孔明がロード・エルメロイ二世の肉体を器にすることで現世に召喚されたモノ。 |
| | | |
− | 思考と感情こそ寄り代であるエルメロイⅡ世に準じているが、厳密に言えばこのサーヴァントはエルメロイ二世でも諸葛孔明でもない。故に両者の力が混ざり合い、本来のサーヴァントではない力を発揮している。
| + | 思考と感情こそ寄り代であるエルメロイⅡ世に準じているが、厳密に言えばこのサーヴァントはエルメロイⅡ世でも諸葛孔明でもない。エルメロイⅡ世に起因するスキル「観察眼」を持っているなど、両者の力が混ざり合い本来のサーヴァントではない力を発揮している。 |
| | | |
| == ステータス == | | == ステータス == |
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| : 聖杯戦争を通じて人として著しい成長を見せた。 | | : 聖杯戦争を通じて人として著しい成長を見せた。 |
| ; [[Fate/strange Fake]] | | ; [[Fate/strange Fake]] |
− | : ロード・エルメロイII世として登場。 | + | : ロード・エルメロイⅡ世として登場。 |
| : [[フラット・エスカルドス|フラット]]にゲームの懸賞品を渡す。これはフラットの勘違いにより召喚触媒として使用された。 | | : [[フラット・エスカルドス|フラット]]にゲームの懸賞品を渡す。これはフラットの勘違いにより召喚触媒として使用された。 |
| ; [[Fate/Apocrypha]] | | ; [[Fate/Apocrypha]] |
− | : ロード・エルメロイII世として登場。聖杯大戦の対策に当たる魔術協会の重鎮となっており、優秀なフリーランスの魔術師を集めるため奔走する。 | + | : ロード・エルメロイⅡ世として登場。聖杯大戦の対策に当たる魔術協会の重鎮となっており、優秀なフリーランスの魔術師を集めるため奔走する。 |
| : この世界でも10年前行われた亜種の聖杯戦争の一つに参戦、朽ちかけたマントの切れ端を触媒として征服王を召喚している。 | | : この世界でも10年前行われた亜種の聖杯戦争の一つに参戦、朽ちかけたマントの切れ端を触媒として征服王を召喚している。 |
| ; [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] | | ; [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] |
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| : ストーリー第2章において登場。本来はマスターを持たないはぐれサーヴァントとしての現界だったが、少年の姿で現界した征服王と遭遇し彼に力を貸すことを選択する。 | | : ストーリー第2章において登場。本来はマスターを持たないはぐれサーヴァントとしての現界だったが、少年の姿で現界した征服王と遭遇し彼に力を貸すことを選択する。 |
| ; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] | | ; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] |
− | : 番外編にて、ロード・エルメロイII世として登場。ある二人が起こした惨状にしばし言葉を失う。 | + | : 番外編にて、ロード・エルメロイⅡ世として登場。ある二人が起こした惨状にしばし言葉を失う。 |
| : アニメ版では[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ|宝石翁]]の代役として、凛とルヴィアに冬木行きを指示している。 | | : アニメ版では[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ|宝石翁]]の代役として、凛とルヴィアに冬木行きを指示している。 |
| ; [[氷室の天地 Fate/school life]] | | ; [[氷室の天地 Fate/school life]] |
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| ; [[ちびちゅき!]] | | ; [[ちびちゅき!]] |
| : 第1話からたびたびモブや背景キャラとして姿を見せてはいたが、まさかの初台詞付き登場がアイドル発掘オーディションでの女装姿という憂き目に。 | | : 第1話からたびたびモブや背景キャラとして姿を見せてはいたが、まさかの初台詞付き登場がアイドル発掘オーディションでの女装姿という憂き目に。 |
− | : 学園内には将来の姿であるエルメロイII世も同時に存在するが、かなり残念な感じの成長を遂げてしまっている。 | + | : 学園内には将来の姿であるエルメロイⅡ世も同時に存在するが、かなり残念な感じの成長を遂げてしまっている。 |
| ; [[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]] | | ; [[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]] |
| : 「ゼロカフェ」店員その1。家に転がり込んできたライダーの面倒を見るため、ほぼ毎日シフトを入れて働く勤労少年。 | | : 「ゼロカフェ」店員その1。家に転がり込んできたライダーの面倒を見るため、ほぼ毎日シフトを入れて働く勤労少年。 |
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| ; [[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]] | | ; [[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]] |
| : ケイネスの生前には継承候補の中でも末席にあった少女。アーチボルト家が没落の憂き目にあった際、復興に尽力したウェイバーへエルメロイの名を与え、その功績を称えると同時に自らの下へと縛り付けた。 | | : ケイネスの生前には継承候補の中でも末席にあった少女。アーチボルト家が没落の憂き目にあった際、復興に尽力したウェイバーへエルメロイの名を与え、その功績を称えると同時に自らの下へと縛り付けた。 |
− | : エルメロイII世を「兄上」「我が兄」などと呼び、その強面の下に隠れた甘っちょろさを存分に弄り倒しつつ懐いている。 | + | : エルメロイⅡ世を「兄上」「我が兄」などと呼び、その強面の下に隠れた甘っちょろさを存分に弄り倒しつつ懐いている。 |
| ; [[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]] | | ; [[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]] |
| : 『プリズマ☆イリヤ』の世界では彼の下で働いているような描写がなされている。 | | : 『プリズマ☆イリヤ』の世界では彼の下で働いているような描写がなされている。 |
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| ===Fate/strange Fake=== | | ===Fate/strange Fake=== |
| ; 「ファック!」 | | ; 「ファック!」 |
− | : ロード・エルメロイII世になってから、何かと出てくる口癖。[[フラット・エスカルドス|主に一人]]が原因だが。 | + | : ロード・エルメロイⅡ世になってから、何かと出てくる口癖。[[フラット・エスカルドス|主に一人]]が原因だが。 |
| | | |
| ; 「魔術師同士の闘争というのがどういうものか理解しているのか?<br> 死ぬよりも悲惨な目にあった挙げ句、何を成すこともできぬまま惨たらしく殺されるかもしれんのだぞ?」 | | ; 「魔術師同士の闘争というのがどういうものか理解しているのか?<br> 死ぬよりも悲惨な目にあった挙げ句、何を成すこともできぬまま惨たらしく殺されるかもしれんのだぞ?」 |
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| : 自分がサーヴァントの勝手を許していることが魔術協会に知られたらと気が気でない獅子劫は不自然な強調部分に気付かずスルーしたが、確実に何かの点で同類扱いされていることを彼はまだ知らない。 | | : 自分がサーヴァントの勝手を許していることが魔術協会に知られたらと気が気でない獅子劫は不自然な強調部分に気付かずスルーしたが、確実に何かの点で同類扱いされていることを彼はまだ知らない。 |
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− | ===ロード・エルメロイII世の事件簿=== | + | ===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿=== |
| ; 「だいたい、何かを救って得られる満足感など、脳の誤認でしかない。<br> 誰かを助けても自分が救われるわけじゃないし、自分が助けたと思っても本当に相手が救われたかどうかなんてしれたものじゃない。<br> 誤解で勘違いですれ違いで思い違いで、ひたすら滑稽なだけの繰り返しが、私たちが生きている世界だよ」<br>「それでも、私たちはその誤認の世界で生きている」<br>「誤認こそが我々だ。誤解こそが我々の世界だ。<br> 私たちが触れられるのは多種多様な事実であって、たったひとつの真実じゃない。<bR> どれだけの賢者がどれだけの歳月を捧げても、そこに辿り着いたりはしない。<br> いや、本来の魔術師とはそれを拒否し続ける生物なのかもしれないが」<br>「それを忘れて、無闇に真実だけを求めようとするならば――レディ、それこそ本当に<RUBY><RB>最悪</RB><RT>’’</RT></RUBY>なのだと覚えておきたまえ」 | | ; 「だいたい、何かを救って得られる満足感など、脳の誤認でしかない。<br> 誰かを助けても自分が救われるわけじゃないし、自分が助けたと思っても本当に相手が救われたかどうかなんてしれたものじゃない。<br> 誤解で勘違いですれ違いで思い違いで、ひたすら滑稽なだけの繰り返しが、私たちが生きている世界だよ」<br>「それでも、私たちはその誤認の世界で生きている」<br>「誤認こそが我々だ。誤解こそが我々の世界だ。<br> 私たちが触れられるのは多種多様な事実であって、たったひとつの真実じゃない。<bR> どれだけの賢者がどれだけの歳月を捧げても、そこに辿り着いたりはしない。<br> いや、本来の魔術師とはそれを拒否し続ける生物なのかもしれないが」<br>「それを忘れて、無闇に真実だけを求めようとするならば――レディ、それこそ本当に<RUBY><RB>最悪</RB><RT>’’</RT></RUBY>なのだと覚えておきたまえ」 |
− | : 死んだ野良猫を埋葬した際、グレイからの質問に答えた言葉。自虐と諦観とツンデレが同居するあまりに、自らも属するはずの魔術師という生き方さえも否定してしまっている、このスピンオフにおけるロード・エルメロイII世という人物を象徴するような台詞。 | + | : 死んだ野良猫を埋葬した際、グレイからの質問に答えた言葉。自虐と諦観とツンデレが同居するあまりに、自らも属するはずの魔術師という生き方さえも否定してしまっている、このスピンオフにおけるロード・エルメロイⅡ世という人物を象徴するような台詞。 |
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| ; 「お前は悪魔か」 | | ; 「お前は悪魔か」 |
| : 絶対に逆らえない弱みを握った上でわざわざ厄介な仕事を持ち込んできた、可愛い義妹への負け惜しみコメント。 | | : 絶対に逆らえない弱みを握った上でわざわざ厄介な仕事を持ち込んできた、可愛い義妹への負け惜しみコメント。 |
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− | ; 「II世をつけてくれ。そのまま背負うには、私の肩には重すぎる名だ」 | + | ; 「Ⅱ世をつけてくれ。そのまま背負うには、私の肩には重すぎる名だ」 |
| : [[ハイネ・イスタリ]]から「ロード・エルメロイ」と呼びかけられて。<br>『Apocrypha』1巻でのベルフェバンとのやり取りと同じような台詞なのだが相手に他意がないからか、もしくは親しくはないからか、随分と丁寧な仕様になっている。 | | : [[ハイネ・イスタリ]]から「ロード・エルメロイ」と呼びかけられて。<br>『Apocrypha』1巻でのベルフェバンとのやり取りと同じような台詞なのだが相手に他意がないからか、もしくは親しくはないからか、随分と丁寧な仕様になっている。 |
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| **ちなみに、ウェイバーのマスター補正なのかどうかは分からないが、ライダーの幸運値は第四次最高のA+。もともと破天荒な征服王であるので、最初からそれなりに高かった可能性もあるが、サーヴァントの常として、マスターの適正の影響は必ず受けていると思われる。 | | **ちなみに、ウェイバーのマスター補正なのかどうかは分からないが、ライダーの幸運値は第四次最高のA+。もともと破天荒な征服王であるので、最初からそれなりに高かった可能性もあるが、サーヴァントの常として、マスターの適正の影響は必ず受けていると思われる。 |
| **『Fate/Zero アニメビジュアルガイドI』内の虚淵・鋼屋・東出誌上コメンタリーによれば「ウェイバーは幸運のパラメータに255ポイント振ってますから」とのこと。TRPGのキャラメイキングにおいて255ポイントとは、即ちまるっと全部である。 | | **『Fate/Zero アニメビジュアルガイドI』内の虚淵・鋼屋・東出誌上コメンタリーによれば「ウェイバーは幸運のパラメータに255ポイント振ってますから」とのこと。TRPGのキャラメイキングにおいて255ポイントとは、即ちまるっと全部である。 |
− | **ただし彼本人が疑似サーヴァントとして参戦した『Grand Order』では幸運はB+と微妙な所。引き継いでいる為個人の幸運は反映されていないのか、2世の頃は全盛期程の幸運も持ち合わせてないのかは不明。 | + | **もっとも彼本人が疑似サーヴァントとして参戦した『Grand Order』での幸運はB+と微妙な所。Ⅱ世の頃にはもう全盛期程の幸運はないのか、あるいはあくまで諸葛孔明としてのステータスなのか。 |
| *原作者曰く、「(ライダーかウェイバーの)どちらかを女の子にしてたら、その、なんだ。Fate2だぜ、マジで!」。<br>実際、「低階位の魔術師と最強クラスのサーヴァント」というコンセプトで見れば、[[Fate/Prototype|旧Fate]][[沙条綾香|主人公]]の設定に近いようにも思える。 | | *原作者曰く、「(ライダーかウェイバーの)どちらかを女の子にしてたら、その、なんだ。Fate2だぜ、マジで!」。<br>実際、「低階位の魔術師と最強クラスのサーヴァント」というコンセプトで見れば、[[Fate/Prototype|旧Fate]][[沙条綾香|主人公]]の設定に近いようにも思える。 |
| **ちなみに対談などでこの手の話題になる時、虚淵氏や武内氏を含むほとんどの人は「ウェイバーを女の子にする」前提で話しているのだが、奈須氏だけは「ライダーを女の子にする」方向性で揺るぎない。なんでも、女性版イスカンダルとウェイバーで某ハルヒとキョンみたいな感じになるそうである。 | | **ちなみに対談などでこの手の話題になる時、虚淵氏や武内氏を含むほとんどの人は「ウェイバーを女の子にする」前提で話しているのだが、奈須氏だけは「ライダーを女の子にする」方向性で揺るぎない。なんでも、女性版イスカンダルとウェイバーで某ハルヒとキョンみたいな感じになるそうである。 |
− | *キャラクターとしての初出は虚淵氏が奈須氏に提出した『Fate/Zero』のプロット段階であるが、キャラクターデザインを起こされたのは『[[Character material]]』におけるロード・エルメロイII世が先である。その後、TYPE-MOON版『Fate/Zero』でのウェイバー・ベルベットがエルメロイII世を若返らせる形でデザインされた。 | + | *キャラクターとしての初出は虚淵氏が奈須氏に提出した『Fate/Zero』のプロット段階であるが、キャラクターデザインを起こされたのは『[[Character material]]』におけるロード・エルメロイⅡ世が先である。その後、TYPE-MOON版『Fate/Zero』でのウェイバー・ベルベットがエルメロイⅡ世を若返らせる形でデザインされた。 |
| *アーチボルト家の再興に尽力した彼ではあるが、そもそもの発端である「イスカンダルのマントの切れ端」は返還していない。盗品であることや、単純に稀少かつ高価な資産という意味でもアーチボルト家が所有するのが筋なのだろうが、やはり譲れないところがあるのだろう。 | | *アーチボルト家の再興に尽力した彼ではあるが、そもそもの発端である「イスカンダルのマントの切れ端」は返還していない。盗品であることや、単純に稀少かつ高価な資産という意味でもアーチボルト家が所有するのが筋なのだろうが、やはり譲れないところがあるのだろう。 |
| *英語しか話せないので、日本人との会話には通訳がいる。必要な場合は現代の知識を聖杯から与えられているライダーが通訳を行っている。 | | *英語しか話せないので、日本人との会話には通訳がいる。必要な場合は現代の知識を聖杯から与えられているライダーが通訳を行っている。 |
− | **ウェイバーがライダーの助けを借りず会話に参加している場合は、基本的に会話は英語で行われていると推測される。作中で主に関わりを持った人物(マッケンジー夫妻、ケイネス、衛宮切嗣、アイリスフィール)は皆、元からの英語話者もしくは母国語以外にも英語を堪能に操る人物ばかりだったので会話に支障はなかった。長じてロード・エルメロイII世となった時点でも日本語はできない様子(日本人とボイスチャットで会話した際は、通訳を必要とした)。なお『[[アーネンエルベの一日]]』は状況が特殊なため考慮に入れない。 | + | **ウェイバーがライダーの助けを借りず会話に参加している場合は、基本的に会話は英語で行われていると推測される。作中で主に関わりを持った人物(マッケンジー夫妻、ケイネス、衛宮切嗣、アイリスフィール)は皆、元からの英語話者もしくは母国語以外にも英語を堪能に操る人物ばかりだったので会話に支障はなかった。長じてロード・エルメロイⅡ世となった時点でも日本語はできない様子(日本人とボイスチャットで会話した際は、通訳を必要とした)。なお『[[アーネンエルベの一日]]』は状況が特殊なため考慮に入れない。 |
| **『[[Fate/strange Fake]]』では「大英帝国ナイトウォーズ」というタイトルのゲームをnightとknightを勘違いしてポチってしまったエピソードがあるため、日本語の読み書きだけは多少できる可能性がある。 | | **『[[Fate/strange Fake]]』では「大英帝国ナイトウォーズ」というタイトルのゲームをnightとknightを勘違いしてポチってしまったエピソードがあるため、日本語の読み書きだけは多少できる可能性がある。 |
| *自身の体格が貧弱なため、頭脳や魔術を働かせるよりも早くこちらに攻撃を加えてくる可能性のある、屈強な肉体派を忌み嫌っている。<br>しかし、十数年後の『strange Fake』ではアホな事をしでかした弟子に対してアイアンクローや膝蹴りなどの物理的指導をたびたび喰らわしている節があり、何か色々と主義主張の変遷があったらしきことが窺える。 | | *自身の体格が貧弱なため、頭脳や魔術を働かせるよりも早くこちらに攻撃を加えてくる可能性のある、屈強な肉体派を忌み嫌っている。<br>しかし、十数年後の『strange Fake』ではアホな事をしでかした弟子に対してアイアンクローや膝蹴りなどの物理的指導をたびたび喰らわしている節があり、何か色々と主義主張の変遷があったらしきことが窺える。 |
400行目: |
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| *冬木市のスーパーマーケットで購入した使い捨てカイロの値段に衝撃を受け、魔術師として産まれた時代の悪さにへこんでいる。(10個パックで400円。同じものを魔術で再現した場合、数十倍ものコストがかかるとのこと) | | *冬木市のスーパーマーケットで購入した使い捨てカイロの値段に衝撃を受け、魔術師として産まれた時代の悪さにへこんでいる。(10個パックで400円。同じものを魔術で再現した場合、数十倍ものコストがかかるとのこと) |
| **コストや効率を気にしている点は他の魔術師と一線を画しており、切嗣とは違う意味で魔術師の常識から外れている。<br>『アインツベルン相談室』によれば、ウェイバーは旧来の魔術の全てを否定しているわけではなく、現代の状況(社会)に則して時代遅れとなった魔術を廃止したり、逆に古いものでも尊重し良い物は復活させたり新しく構築を行う、といった手段を模索する新時代の魔術師、と説明されている。 | | **コストや効率を気にしている点は他の魔術師と一線を画しており、切嗣とは違う意味で魔術師の常識から外れている。<br>『アインツベルン相談室』によれば、ウェイバーは旧来の魔術の全てを否定しているわけではなく、現代の状況(社会)に則して時代遅れとなった魔術を廃止したり、逆に古いものでも尊重し良い物は復活させたり新しく構築を行う、といった手段を模索する新時代の魔術師、と説明されている。 |
− | **のちに小説『[[まほうつかいの箱|2015年の時計塔]]』にて存在が明らかにされた時計塔12番目の学部、「現代魔術論」はまさしくその新時代の魔術を体現するものであり、作中に描かれた2014年時点での学部長(ロード)には新世代最大の出世頭・エルメロイII世が就任している。 | + | **のちに小説『[[まほうつかいの箱|2015年の時計塔]]』にて存在が明らかにされた時計塔12番目の学部、「現代魔術論」はまさしくその新時代の魔術を体現するものであり、作中に描かれた2014年時点での学部長(ロード)には新世代最大の出世頭・エルメロイⅡ世が就任している。 |
| *イスカンダルとの絆は本物で、大きく歴史が変わった平行世界でもその関係は変わらない。<br>ライネスに征服王の触媒を聖杯大戦に出さなかった理由を問われて返した答えは、「触媒の選定を任された[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ|ブラム]]への配慮」と「十四騎のサーヴァントが二つのチームに分かれて競い合うという、イスカンダルの趣旨にこれ以上ないほど合った形式の聖杯戦争で、テンションが最高潮となった征服王がそのまま世界征服を成し遂げてしまう危険性」。<br>だがこれらはあくまで表向きの物で、ライネスにもすぐに見破られており、本当の理由は極めて私的な物。<br>世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、「ロード・エルメロイIIが召喚して勝ち残り、栄光を掴んだサーヴァント」が周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってそのサーヴァントを召喚するようになる。そしてイスカンダルを召喚できる触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を7割も返済する事が可能な額との事。だがやはりウェイバーにそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。 | | *イスカンダルとの絆は本物で、大きく歴史が変わった平行世界でもその関係は変わらない。<br>ライネスに征服王の触媒を聖杯大戦に出さなかった理由を問われて返した答えは、「触媒の選定を任された[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ|ブラム]]への配慮」と「十四騎のサーヴァントが二つのチームに分かれて競い合うという、イスカンダルの趣旨にこれ以上ないほど合った形式の聖杯戦争で、テンションが最高潮となった征服王がそのまま世界征服を成し遂げてしまう危険性」。<br>だがこれらはあくまで表向きの物で、ライネスにもすぐに見破られており、本当の理由は極めて私的な物。<br>世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、「ロード・エルメロイIIが召喚して勝ち残り、栄光を掴んだサーヴァント」が周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってそのサーヴァントを召喚するようになる。そしてイスカンダルを召喚できる触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を7割も返済する事が可能な額との事。だがやはりウェイバーにそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。 |
| *彼の上に働く世界の修正力的なものはよほど強固であるらしく、第四次聖杯戦争が行われていない『Apocrypha』や『プリズマ☆イリヤ』などの平行世界にあっても必ず「ロード・エルメロイの名を継いだ」「深紅のコートと長髪がトレードマークの」「ゲーム好きな」時計塔講師として成長する運命にある。<br>魔術協会の中枢に属しながらも、出自と能力の低さゆえに庶民的かつ一般人寄りの感性を持っているキャラクターが説明係としてメタ的に便利だからという説もあるが。 | | *彼の上に働く世界の修正力的なものはよほど強固であるらしく、第四次聖杯戦争が行われていない『Apocrypha』や『プリズマ☆イリヤ』などの平行世界にあっても必ず「ロード・エルメロイの名を継いだ」「深紅のコートと長髪がトレードマークの」「ゲーム好きな」時計塔講師として成長する運命にある。<br>魔術協会の中枢に属しながらも、出自と能力の低さゆえに庶民的かつ一般人寄りの感性を持っているキャラクターが説明係としてメタ的に便利だからという説もあるが。 |
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| [[Category:登場人物あ行]] | | [[Category:登場人物あ行]] |
| [[Category:Fate/Zero]] | | [[Category:Fate/Zero]] |
− | [[Category:ロード・エルメロイII世の事件簿]] | + | [[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] |