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50 バイト追加 、 2024年5月5日 (日)
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== 遠坂凛 ==
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{{登場人物概要
*読み:とおさか りん
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| 読み = とおさか りん
*誕生日:2月3日 / 血液型:O型
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| 外国語表記 = RIN TOHSAKA<ref group="出">「[http://www.typemoon.com/products/fate/chara/master.html 「Fate/stay night」キャラクター紹介-遠坂凛]」</ref>
*身長:(第四次)124cm / (第五次)159cm
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| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
*体重:(第四次)29kg / (第五次)47kg
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| 声優 = 植田佳奈
*スリーサイズ:(第五次)B77/W57/H80
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| 誕生日 = 2月3日
*イメージカラー:(第四次)朱色 / (第五次)赤
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| 血液型 = O型
*特技:(第四次)ポジティブシンキング / (第五次)あらゆる事をそつなくこなし、ここ一番で失敗する
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| 身長 = 159cm(stay night)<br>124cm(Zero)
*好きなもの:(第四次)父のお褒め / (第五次)宝石磨き、士郎いじり
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| 体重 = 47kg(stay night)<br>29kg(Zero)
*苦手なもの:(第四次)父のお叱り / (第五次)電子機器全般、突発的なアクシデント
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| スリーサイズ = B77/W57/H80(stay night)
*天敵:言峰綺礼
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| 性別 = 女性
*CV:植田佳奈
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| イメージカラー = 赤(stay night)<br>朱色(Zero)
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| 特技 =
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; stay night
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: あらゆる事をそつなくこなし、ここ一番で失敗する
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; Zero
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: ポジティブシンキング
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| 好きな物 =
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; stay night
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: 宝石磨き、士郎いじり
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; Zero
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: 父のお褒め
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| 苦手な物 =
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; stay night
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: 電子機器全般、突発的なアクシデント
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; Zero
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: 父のお叱り
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| 天敵 = [[言峰綺礼]]
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| 魔術属性 = アベレージ・ワン(火、地、水、風、空)
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| 魔術特性 = 転換、強化
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| デザイン = 武内崇
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遠坂の[[魔術|魔術師]][[アーチャー]]を召喚し、[[聖杯戦争]]に挑む。穂群原学園では2年A組(hollowでは3年A組)。
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== 概要 ==
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[[冬木市|冬木]]を預かる[[魔術師]]の家系、[[遠坂家]]の6代目頭首。穂群原学園では2年A組(『[[Fate/hollow ataraxia]]』では3年A組)。<br>
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黒髪をツインテールにし、黒い目を持ち、ニーハイソックスを履いている。絵ではツーサイドアップ、碧眼、サイハイソックスになっている。
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;略歴
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; 略歴
:[[冬木市|冬木]]の管理者・遠坂の六代目継承者。
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:[[Fate/stay night]]』の4年前の2月頃、生徒会の用事で[[衛宮士郎]]の通う中学校に出向き、そこで彼が高跳びしている様子を目撃する。
:最優とされる「[[クラス (セイバー)|剣士]]」の英霊を召喚すべく準備してきたが、召喚の触媒が用意できず、父・[[遠坂時臣|時臣]]の遺した宝石で儀式を行う。結果、赤の弓兵を召喚。学園で起こった[[ランサー]]との戦闘に巻き込まれ口封じのために殺害された[[衛宮士郎]]を、自らの魔術で蘇生し助ける。その後、期せずして[[セイバー]]を召喚した士郎と同盟を組み、聖杯戦争を戦う。
+
:[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]には「そこに戦いがあるから戦う」という、どこぞの登山家ばりの理由で参加する。
 +
:最優とされる「[[セイバー|剣士]]」の英霊を召喚すべく準備してきたが、召喚の触媒が用意できず、父・[[遠坂時臣|時臣]]の遺した宝石のペンダントで儀式を行う。結果としてペンダントが触媒となり、[[エミヤ|アーチャー]]を召喚する。
 +
:学園で起こった[[クー・フーリン|ランサー]]との戦闘に巻き込まれ口封じのために殺害された[[衛宮士郎]]を、ペンダントの魔力を用い力ずくで蘇生させる。その後、期せずして[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を召喚した士郎と同盟を組み、聖杯戦争を戦う。
 +
; 人物
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: 容姿端麗、才色兼備の優等生……を演じている。無論、それを完璧に演じきれるだけの能力はあるが、凛の性格からしてみればそれは何重にも猫をかぶった状態であり、本来の彼女の性格を一言で示すならば、士郎が評した「あかいあくま」が最適。
 +
: 競争相手がいるならば周回遅れにし、刃向かう輩は反抗心をつぶすまで痛めつける。「やるからには徹底的に」を信条としている。その反面、聖杯戦争冒頭で士郎を助けたり、その後もなあなあで士郎との同盟を最後まで続けるなど、完全に冷徹にはなりきれないお人好しな面も。
 +
: 恋愛面に関しては割と乙女であり、興味がない人間からのアプローチはあっさり撥ね退けるが、気に入った相手に心から褒められると照れてしまい、調子を崩してしまう。ストレートな愛情表現となればなおさらで、とあるシーンでまったく予想外の方向から士郎に好意を示された時に真っ赤になって硬直してしまったことも。
 +
: 細かい作業をしたり説明セリフを喋る時には眼鏡をかけることがある。『Fate/hollow ataraxia』でクォーターと自己申告している。<ref group="注">『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』にて時臣が「遠縁のエーデルフェルト」と発言しているので、恐らく時臣がハーフ。</ref>
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:大師父であるゼルレッチの[[魔法]]「平行世界の運営」へいたることを目標とし、研鑽を続けている。幼少期から、魔術刻印の拒絶反応を抑えるため、とんでもなくまずい薬を服用している。これは痛みを和らげるというより刻印がなじみやすくなるよう体を作り変えるようなもので、副作用として体臭が変化した。以降、体臭を誤魔化すために香水を細かく使い分けたり、特注のシャンプーを使用したりしている。
 +
;能力
 +
:魔術回路はメインが40、サブが二つあり<ref group="出">『ロード・エルメロイⅡ世の冒険 4「錬金術師の遺産(上)」』第四章-4</ref>、それぞれ30。魔力容量の半分程度なら1日ちょいで回復する。属性を2つ持てば優秀とされる魔術師にあって、5つの属性全てを兼ね備えた「五大元素使い(アベレージ・ワン)」。午前2時に絶好調を迎える。[[獅子劫界離|某死霊魔術師]]が絶好調になる丑三つ時。
 +
:特性は遠坂に伝わる「転換」の他、「強化」も習得している。凛の特性はようするに「何でもできる」ことなのだが、それは逆に、あちこちに半端に手を出してしまい、かえって大した成果に結びつかない、という器用貧乏に陥る危険性も持っている。
 +
:転換の特性を活かし、[[宝石魔術]]を専門とする。宝石の中で魔力を流転させ、本来保存できないはずの魔力をストックしておき、宝石に宿った念に乗せてそのまま魔力を解放することにより魔弾として戦闘に転用する。切り札は10個の宝石で、この宝石に魔力を貯めた期間は17年とも10年とも言われている。
 +
:その10個の宝石は、1粒Aランク(相当)であり、その威力は1粒で家の1軒や2軒を跡形もなく吹き飛ばせる威力とされている。本来、Aランクの大魔術には大儀式や詠唱により発動までにかなりの時間を要するが、凛の宝石魔術は一工程で発動することが可能。虎の子の宝石4個を用い、禁呪の相乗で限界を超えさせた一撃は聖堂はおろか教会ごと崩壊する威力になる。
 +
:高い宝石を使わないで済むように、[[ガンド]]を多用する。本来相手の体調を崩すだけのガンドに高い魔力密度から拳銃弾並みの破壊力を持たせており、「フィンの一撃」というか「フィンのガトリング」と呼ぶのが相応しい。
 +
:魔術師としての才能をダイアグラムで表すと綺麗な円形を描く。数値で表すならシエルを100としたら凛は70~100。長すれば歴代の魔術協会の中でも百番以内に入る程の才能を有している。<ref group="出">『GAME JAPAN』2007年2月号</ref>魔術師的なレベルでは、ケイネスが100+α(特殊礼装分)、アルバは100、アトラムは20ぐらい、士郎は10~20ぐらいなのに対して、凛は20~30(作中を基準)。<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] Animation Material Ⅱ』</ref>
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:兄弟子の[[言峰綺礼]]より体術の手ほどきを受けている。<ref group="注">『Fate/side matarial』では空手擬きとされているが、UBWルートでは「中国拳法でいうところの寸顎」(原文ママ、寸勁の誤字か)を使用しており、『Fate/unlimited codes』以降は正式に八極拳ということになっている。</ref>ランサーから評価されるくらい脚が速い。屋上から校庭までの100m以上の距離を7秒かけずに走ることができ、常人からは残像しか見えないとのこと。
 +
:非常に優秀な実力を持つのだが、遠坂家の遺伝的特質として、詰めが甘く肝心なところで凡ミスを犯すという欠点を持つ。さらに重度の機械オンチで、携帯電話は確実に使えない。中華料理を得意とするが、味噌汁は作れない。<del>家庭科はどうしてたのか</del>
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:将来、ある程度大成すると言われている。原作者曰く「教授にはなれます。でも名誉教授にはなれません。なぜなら、やはり、ここ一番で大ポカするからネ!」。とはいえ晩年にはドジ属性の呪いも克服し、魔術師界隈では「ある意味、手を出してもいいコトがない大物」として扱われるのではとのこと。<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2006年3月号</ref>
 +
:遠坂凛が言峰綺礼と戦う場合、スペックでは凛が上だが、刷り込まれたトラウマによって実力を発揮できずに8割方言峰の勝利となる。だが、たとえ他人同士でも凛は苦戦を免れず、これは魔術師殺しとして10年以上戦い抜いた言峰の経験は、凛の才能を覆すものであるとか。<ref group="出">「誌上対決8番勝負」『電撃姫』2006年2月付録「TYPE-MOON DOUBLE MANIAX」</ref>
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== バリエーション / コスチューム ==
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=== 遠坂凛 (プリズマ☆イリヤ) ===
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『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』における凛。聖杯戦争そのものが過去のものとなった世界のため、日本に留まらずにロンドンに留学していた。
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詳細は「[[遠坂凛 (プリズマ☆イリヤ)]]」を参照。
   −
;人物
+
=== 遠坂凛 (EXTRA) ===
:容姿は黒髪・碧眼・スレンダーな体型。容姿端麗、文武両道、才色兼備の優等生……を演じている。無論、それを完璧に演じきれるだけの能力はあるが、凛の性格からしてみればそれは何重にも猫をかぶった状態であり、本来の彼女の性格を一言で示すならば、士郎が評した「あかいあくま」が最適。
+
『Fate/EXTRA』に登場する遠坂凛。アバターの外見は同一だが、実際には別人。
:競争相手がいるならば周回遅れにし、刃向かう輩は反抗心をつぶすまで痛めつける。「やるからには徹底的に」を信条としている。その反面、聖杯戦争冒頭で士郎を助けたり、その後もなあなあで士郎との同盟を最後まで続けるなど、完全に冷徹にはなりきれないお人好しな面も。
  −
:恋愛面に関しては割と乙女であり、興味がない人間からのアプローチはあっさり撥ね退けるが、気に入った相手に心から褒められると照れてしまい、調子を崩してしまう。ストレートな愛情表現となればなおさらで、とあるシーンでまったく予想外の方向から士郎に好意を示された時に真っ赤になって硬直してしまったことも。
     −
;能力
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詳細は「[[遠坂凛 (EXTRA)]]」を参照。
:属性を二つ持てば優秀とされる魔術師にあって、五つの属性全てを兼ね備えた「五大元素使い(アベレージ・ワン)」と呼ばれる超一級の魔術師。
  −
:初等呪術「ガンド」を得意とする「ガンド撃ち」だが、物理的破壊力を持たないはずのガンドが高い魔力密度から拳銃弾並みの破壊力を持ったものになっている。物理的破壊力を持ったガンドを「フィンの一撃」と呼ぶが、凛のものはフィンのガトリングと呼ぶのが相応しいとか。
  −
:本来専門としている魔術は[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ|ゼルレッチ]]の「宝石魔術」。宝石の中で魔力を流転させ、本来保存できないはずの魔力をストックしておき、宝石に宿った念に乗せてそのまま魔力を解放することにより魔弾として戦闘に転用する。17年間休み無く織り上げた十の宝石が切り札。
  −
:大師父であるゼルレッチの[[魔法]]「平行世界の運営」へいたることを目標とし、研鑽を続けている。
  −
:また、兄弟子であった[[言峰綺礼]]より八極拳の手ほどきを受けており、近接戦闘もある程度はこなすことが可能。
  −
:非常に優秀な実力を持つのだが、遠坂家の遺伝的特質として、詰めが甘く肝心なところで凡ミスを犯すという欠点を持つ。
  −
:さらに重度の機械オンチで、携帯電話は確実に使えない。
      
=== やさぐれRIN ===
 
=== やさぐれRIN ===
遠坂凛イロモノシリーズ。<br>stay nightのバッドエンド救済コーナー「タイガー道場」に登場した凛。<br>2頭身キャラで顔の表情がポンチ絵になっている他、火の付いた煙草を咥えている。この凛が出てきた時は大概、凛が死亡したバッドエンドで、士郎(プレイヤー)に対し愚痴を言ってくる。一度だけ、「飛頭蛮」状態(つまり、生首だけ)で登場した事もある。
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遠坂凛イロモノシリーズ。『Fate/stay night』のバッドエンド救済コーナー「タイガー道場」に登場した凛。作画はつくりものじ氏。
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2頭身キャラで顔の表情がポンチ絵になっている他、火の付いた煙草を咥えている。この凛が出てきた時は大概、凛が死亡したバッドエンドで、士郎(プレイヤー)に対し愚痴を言ってくる。一度だけ、「飛頭蛮」状態(つまり、生首だけ)で登場した事もある。
    
=== カレイドルビー ===
 
=== カレイドルビー ===
遠坂凛イロモノシリーズ。<br>宝箱の中で発見した杖の魔力で「魔法少女」と化した凛。<br />この杖は大師父ゼルレッチの残した「カレイドステッキ」で、[[魔術礼装]]としては宝石剣よりも高度な代物。<br>だが、宿っている人工天然精霊「[[マジカルルビー]](自称「ルビーちゃん」)」がハチャメチャな事態を引き起こしてくれるとんでもない代物でもある。<br>一時的に宿主(使用者)の意識をぶっ飛ばして精霊が掌握してしまうため、ポーズを決めてこっぱずかしいセリフを吐かされるなどなど、散々な目にあった。
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遠坂凛イロモノシリーズ。宝箱の中で発見した杖の魔力で「魔法少女」と化した凛。
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この杖は大師父ゼルレッチの残した「カレイドステッキ」で、[[魔術礼装]]としては宝石剣よりも高度な代物。だが、宿っている人工天然精霊「[[マジカルルビー]](自称「ルビーちゃん」)」がハチャメチャな事態を引き起こしてくれるとんでもない代物でもある。
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一時的に宿主(使用者)の意識をぶっ飛ばして精霊が掌握してしまうため、ポーズを決めてこっぱずかしいセリフを吐かされるなどなど、散々な目にあった。
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『[[Character material]]』では「カレイドルビー・シュバインシュタイン」という形態の設定が掲載されている。
    
=== 諸葛凛 ===
 
=== 諸葛凛 ===
遠坂凛イロモノシリーズ。<br>あかいぐんし。<br>士郎のイメージに時折現れる軍師様。うろ覚え孫子の兵法で士郎に助言、敵も味方も罠に陥れる。<br>人をからかって遊ぶことに全知を費やす凛のイメージが投影されたものと思われる。<br>軍師扇は[[氷室鐘]]のお古。<br><br>''「孫子曰く、戦いとは正を以て合い、奇を持て勝つ。<br> なんつーか、これを倒そうと欲するならば必ずこれをしばらく強くするべし、みたいな?」''<br> 実に、孫子が浮かばれない解釈である。凛本人はきちんと意味を把握しているんだろうか?この「正を以て合い、奇を以て勝つ」は「(事前準備をした上で)定石(正)の通りに会戦し、状況の変化に応じた戦術(奇)を用いることで敵に勝つ」といった意味。
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遠坂凛イロモノシリーズ。あかいぐんし。
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士郎のイメージに時折現れる軍師様。うろ覚え孫子の兵法で士郎に助言、敵も味方も罠に陥れる。人をからかって遊ぶことに全知を費やす凛のイメージが投影されたものと思われる。軍師扇は[[氷室鐘]]のお古。
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''「孫子曰く、戦いとは正を以て合い、奇を持て勝つ。<br> なんつーか、これを倒そうと欲するならば必ずこれをしばらく強くするべし、みたいな?」''
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実に、孫子が浮かばれない解釈である。凛本人はきちんと意味を把握しているんだろうか? この「正を以て合い、奇を以て勝つ」は「(事前準備をした上で)定石(正)の通りに会戦し、状況の変化に応じた戦術(奇)を用いることで敵に勝つ」といった意味。
    
=== 巫女凛 ===
 
=== 巫女凛 ===
遠坂凛イロモノシリーズ。<br>遠坂神社の巫女さん。<br>遠坂家の家計を支えるため、賽銭の回収や絵馬、御神籤の販売といった労働に勤しむ。タイガー道場と同じような空間らしい。ちなみに宮司はアーチャーが勤めている。<br><br>''「『お賽銭』!なにはなくとも『お賽銭』よ!?<br>絵馬は全部で四十種類。気が向いたら集めて見て。というか是非に、がっつりと。我が家の家計を助けると思って!」''
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遠坂凛イロモノシリーズ。遠坂神社の巫女さん。
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遠坂家の家計を支えるため、賽銭の回収や絵馬、御神籤の販売といった労働に勤しむ。タイガー道場と同じような空間らしい。ちなみに宮司はアーチャーが勤めている。
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''「『お賽銭』! なにはなくとも『お賽銭』よ!? <br>絵馬は全部で四十種類。気が向いたら集めて見て。というか是非に、がっつりと。我が家の家計を助けると思って!」''
    
===英霊トーサカ===
 
===英霊トーサカ===
遠坂凛イロモノシリーズ。英霊エミヤが誕生しなかった世界線で誕生した奇跡の英霊。その正体は、ついに来るとこまできちゃった凛。カプセルさーばんとのマスターの一人。<br>まったく減らない借金(本人曰く通帳に収まりきらないレベル。)に絶望して一緒に飲んでた世界と契約したという、英霊エミヤが聞いたら助走をつけジャンピングノリツッコミしそうな経緯で英霊となった。年利14.7%、破壊した聖杯1個につき3%返済という条件で次元を越えて聖杯の破壊を行っている。記憶もだいぶ摩耗してしまっているが、シロウの事はぼんやりながらも覚えていた。<br>シロウ編では最終的に自分自身を思い出した結果、開き直って借金を踏み倒した挙句、シロウと一緒に世界を乗っ取って英霊を有料で聖杯戦争に貸し出す英霊派遣会社「トーサカ英霊サービス」を立ち上げるという暴挙に出てしまう。<br>格好も性格ももうどこからつっこめばいいか分からないレベルになってしまったが、本人はやけくそを乗り越えたのかノリノリ。トッキーは吐血しているだろう。
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遠坂凛イロモノシリーズ。英霊エミヤが誕生しなかった世界線で誕生した奇跡の英霊。その正体は、ついに来るとこまできちゃった凛。カプセルさーばんとのマスターの一人。
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まったく減らない借金(本人曰く通帳に収まりきらないレベル)に絶望して一緒に飲んでた世界と契約したという、英霊エミヤが聞いたら助走をつけジャンピングノリツッコミしそうな経緯で英霊となった。年利14.7%、破壊した聖杯1個につき3%返済という条件で次元を越えて聖杯の破壊を行っている。記憶もだいぶ摩耗してしまっているが、シロウの事はぼんやりながらも覚えていた。
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シロウ編では最終的に自分自身を思い出した結果、開き直って借金を踏み倒した挙句、シロウと一緒に世界を乗っ取って英霊を有料で聖杯戦争に貸し出す英霊派遣会社「トーサカ英霊サービス」を立ち上げるという暴挙に出てしまう。リン編では過去の自分になかった事にしてやるとボコられたのち、どれだけ借金したのかと通帳を取られて見たところ、「既に借金完済しておりそれどころかおつりが来ている」という事実を教えられる。…だけならまだよかったのだが、リンともども調子に乗って祝いの散財をしてしまい以前よりも多額の借金を抱え過去と未来の自分揃ってまた借金返済の契約をする羽目に(しかも利子が更に上がっている)。
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格好も性格ももうどこからつっこめばいいか分からないレベルになってしまったが、本人はやけくそを乗り越えたのかノリノリ。トッキーは吐血しているだろう。
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あえてその容姿やファッション、口調を形容するなら、菌糸類が一時ドハマりしていたというスタイリッシュでバッボーイグッボーイな魔女のアクションゲームの主人公のベヨなんとかっぽい。
    
=== 新魔法少女りん ===
 
=== 新魔法少女りん ===
アスキー・メディアワークス及びLillianのゲーム『ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!』にゲスト出演した時の物。<br>前述のカレイドルビーの衣装に酷似しているが、胸元が大きく開いているなど細部が微妙に異なる。<br>14歳の中学2年生「遠坂りん」という設定。<br>何者かによって砕かれたエイレイ界の至宝「宝石剣」の欠片を取り込んで[[セイバー|刻印精霊せいばー]]と契約したことで「ジュエルトレーサー」という魔法少女となった。<br>欠片を探し、時には他のジュエルトレーサーと奪い合う「魔法少女ホウセキ戦争」なる戦いの最中に作中世界へとたどり着いたらしい。
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アスキー・メディアワークス及びLillianのゲーム『ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!』にゲスト出演した時の物。前述のカレイドルビーの衣装に酷似しているが、胸元が大きく開いているなど細部が微妙に異なる。
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== 遠坂凛(Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ) ==
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14歳の中学2年生「遠坂りん」という設定。何者かによって砕かれたエイレイ界の至宝「宝石剣」の欠片を取り込んで[[アルトリア・ペンドラゴン|刻印精霊せいばー]]と契約したことで「ジュエルトレーサー」という魔法少女となった。欠片を探し、時には他のジュエルトレーサーと奪い合う「魔法少女ホウセキ戦争」なる戦いの最中に作中世界へとたどり着いたらしい。
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===イシュタル===
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バビロニアの美と戦の女神が「彼女と波長のよく合う人間」に宿った事で誕生した疑似サーヴァント。クラスは[[アーチャー]]。
   −
[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』に登場する凛。<br>聖杯戦争そのものが過去のものとなった平行世界のため、日本に留まらずにロンドンに留学していた。
+
ゲーム中で「凛に宿った」とは明言されてはいないが、「竹箒日記」などで依り代が凛であることは明らかにされており、気持ち的に、『颯爽と生きる、責任感のある女』としての凛部分。<ref group="出" name="「竹箒日記-2016/12/14」">「[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記-2016/12/14]</ref>
   −
;略歴
+
詳細は「[[イシュタル]]」を参照。
:魔術協会の総本山であるロンドン塔から特殊任務を命じられて来日した魔術師。日本人、かつ日本出身であるため、実際は来日というより帰国という方が正しい(ほぼ利用してはいないが、遠坂邸も冬木市にある)。
  −
:発端となったのは、ロンドン塔で同じく魔術を学ぶ[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]とトラブルを引き起こし、魔術協会にとんでもない損失を与えた角で捕縛されたことに遡る。本来であれば、最悪時計塔からの除籍という処罰もありえたところを、騒ぎの遠因が宝石翁の弟子になるための候補者争いであったため、両者の処罰はゼルレッチの仲介によって見送られる。その上、弟子としても誘われることに。
  −
:ただし、そのための条件として「クラスカード」と呼ばれるとんでもない能力を秘めたカードの全回収をルヴィアと共に任されてしまい、カレイドステッキと呼ばれる、人工精霊が宿った魔術礼装を貸し与えられて日本に派遣されるとことになった。
  −
:とりあえずさっさと任務をこなそうとするも、突如ルヴィアに襲撃され、応戦。その自分勝手さに辟易したカレイドステッキにマスター登録を解除され、任務続行がほぼ不可能となってしまう。なんとかステッキを見つけ出すも、既にステッキは[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]という少女をマスターとして登録しており、説得を諦めた凛はイリヤスフィールに協力を求めることになった。
  −
:のちクラスカード騒動が一応の解決を見た後、再び抜け駆けを画策したルヴィアとの戦闘の果てに宝石を使い尽くしてしまい、緊急の金策を擁した挙句に、それとは知らず冬木に新築されたエーデルフェルト邸のメイドとして働く羽目に陥る。
     −
;人物
+
===イシュタル〔ライダー〕===
:基本的には『stay night』の凛と性格は同じ……なのだが、カレイドステッキやらルヴィアゼリッタやらとストレスを加速させる要因が身近にあるせいか、原作よりも荒っぽく、かつ感情的な表情が多い。[[アーネンエルベ]]で『stay night』の凛と『プリズマ☆イリヤ』のイリヤが接した際には、イリヤに「こっちの凛さんの方が優しそう」と評されている。また、原作よりも策が甘かったり、そのせいでよく失敗したりとあまり見せ場がなく、ルヴィアと共にギャグ要員のような扱いを受けている。
+
遠坂凛を依り代とした[[イシュタル]]が水着になったもの。クラスは[[ライダー]]
:また、原作より早期に時計塔に留学した為か「魔術師」としての側面が強く、ルヴィアとの魔術を用いた喧嘩に一般人を巻き込んでも平然としていたり、許可を得ずに学校を早退する等、冷淡な面が目立つ。
  −
:ただし魔術師として有能であることは共通しており、本来カレイドステッキによる物理保護などがなければ危険なカードの化身(黒化したサーヴァント)とイリヤ、[[美遊・エーデルフェルト]]の戦いに、ルヴィアと共にサポート及びアシストのために同行し、実戦に慣れていないイリヤや美遊のフォローを行うなどしており、イリヤや美遊からは「頼れるお姉さん」として見られている節もある。
  −
:士郎とは過去に色々あって意識しており、イリヤが士郎の義妹と知って戸惑ったことも。なお士郎とはお色気ハプニングも経験した仲らしい。
     −
;能力
+
詳細は「[[イシュタル〔ライダー〕]]」を参照。
:主に描写されるのが魔法少女とサーヴァントという常人を超えた存在のバトルのため、魔術師とはいえ流石に人の域を超えるまではいっていない凛が最前線に立つことが基本的にないので、魔術師としての凛の実力を推し量れるシーンは少ない。
  −
:ただ、マジカルルビーの力で魔法少女化したイリヤスフィールを、まだ魔法少女になったばかりだったとはいえ一撃で昏倒させたり、ルヴィアと二人がかりとはいえサーヴァントを足止めすることもできたりと、戦闘経験や魔術の使い方ではイリヤ達を上回っている。
  −
:また、限定的にマジカルルビーと再契約した時は、セイバーを相手にとって、イリヤでは思いもつかず、また踏ん切りもつきにくい接近戦を挑んで、セイバーを怯ませるなどの活躍を見せ、イリヤを驚嘆させたこともある。
     −
== 遠坂凛 (EXTRA) ==
+
===[[エレシュキガル]]===
*読み:とおさか りん
+
バビロニアの冥界の女主人。イシュタルとは姉妹神であり、対の神性を持つイシュタルに引きずられる形で同時に召喚されており、時折肉体に乗り移ることで現世で活動していた。
*誕生日:2月4日/血液型:O型
  −
*身長:159cm/体重:48kg
  −
*スリーサイズ:B82/W57/H80
  −
*イメージカラー:朱色
  −
*特技:ハッキング、サバイバル
  −
*好きな物:お金、ライバル/嫌いな物:自己欺瞞、自己弁護
  −
*天敵:ユリウス、レオ
  −
*CV:植田佳奈
     −
『[[Fate/EXTRA]]』における凛。[[ランサー|ランサー(EXTRA・青)]]のマスターとなる。
+
イシュタルと同じく、ゲーム中で「凛に宿った」とは明言されてはいないが、「竹箒日記」などで依り代が凛であることは明らかにされており、気持ち的に、『生真面目な秀才、恋にも真剣な少女』としての凛部分。<ref group="出" name="「竹箒日記-2016/12/14」" />
   −
;略歴
+
詳細は「[[エレシュキガル]]」を参照。
:月の聖杯戦争に参加した凄腕の[[ウィザード|霊子ハッカー]]であり、[[西欧財閥]]に敵対している[[レジスタンス]]の一人。その名は世界中に知れ渡っており、優勝候補と噂されていたほど。どこかぼんやりとしている[[主人公 (EXTRA)|主人公]]にきつい言葉を浴びせつつ、世話を焼いてくれるお人好し。三回戦にて[[ラニ=VIII]]と対戦し、その時に主人公が選んだ行動により、彼女の運命は大きく分岐していく。
  −
:凛とラニの決戦にて、凛を助けた場合はいわゆる凛ルートとなり、彼女の協力を得て主人公は勝ち進んでいく。ラニを助けた場合はいわゆるラニルートとなり、一時的な協力関係を結んだりもするが、最終的に第六回戦の対戦相手となる。
  −
:[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]では[[BB]]に操られ、第一階層の衛士(センチネル)として登場。月の女王を名乗り、禁断のルール「'''遠坂マネーイズパワーシステム'''」で主人公を闇金融に手を出しかねないほどに追い込む。「女王ビーム!」
  −
:正気を取り戻した後は味方に復帰し、生徒会副会長に就任。以後オペレートと的確な状況判断で主人公を支え続けた。
  −
:なお、聖杯戦争に参加する前は、緩慢な滅びの下り坂を歩む現在の世界が我慢ならず、それを助長しているように見える西欧財閥と敵対し、主に中東を中心に活動していた。普段は単独で行動しているが、西欧財閥と敵対する他のレジスタンスに協力することもある。
  −
:レジスタンスにとっては英雄だが、世間的にはテロリストと呼ばれることもあり、国際指名手配を受けている。聖杯戦争への参加動機は、「聖杯を西欧財閥にわたさないため」。
  −
:聖杯にかける直接的な願望については語られていない(少なくとも、聖杯を使って滅びかけている世界を救いたい、とは語られていない)。
     −
;人物
+
== 使用技 ==
:冬木の凛ととてもよく似た性格で、自分にも他人にも厳しく冷徹であろうとするが、基本的には姉御肌でつい他人の世話を焼いてしまう人の好さも持っている。容姿も凛とほぼ同一。ただし、セラフで活動する凛の姿(アバター)は電脳世界用に用意された架空のものであり、現実の彼女の姿は金髪碧眼である。
+
===[[Fate/unlimited codes]]===
:元は国連組織の一員。アジア地域の医療活動に従事するNGO団体でボランティアとしてシステム管理技士のような仕事をしていた。また貧困にあえぐ国々を飛び回っていた。
+
; 宝石魔術
:後に若くしてレジスタンスに身を投じ、周囲を歴戦の勇者に囲まれてお姫様あつかいされていたため、恋愛経験はない(ランサーからは「男っ気がないのは嬢ちゃんのガードが硬いんじゃなく、オヤジどもの目が厳しいんだろうなあ」などと言われる)。レジスタンス組織とは共闘はしているが、活動自体は個人で行っている。
+
: 宝石を撃ち出す飛び道具。弱は地面着弾時に爆発、中は命中時に凍結、強は前方にビームを発射する。空中可。他の飛び道具と共有の弾数制限あり。
:名門魔術家であった実家の遠坂家は1990年代に没落しており、凛自身も日本にはあまり縁がない。きちんとした学校にも通ったことがなく、「ハーウェイの打倒が終わったら、日本に住んでみたい」などともこぼしている。
+
; 連環腿
:実はあまり料理が得意ではないという、こちらは原作の凛とは違った弱点を持っており、主人公にお弁当を作ってくるシーンでは、手にたくさんの絆創膏を貼っていた。なお、好きな料理は原作の凛と同じく中華料理。
+
: 跳躍からの連続蹴りを放つ。
:『CCC』でのSGを見る限り、「基本的に自分がリードを持ちたいが、たまには引っ張って欲しい」という恋愛願望を持っている様子。そういう意味では、基本的に自分がサポートなりなんなりで世話を焼くものの、たまにかっこいいところを見せられてドキリとさせられる主人公は理想の相手なのかもしれない。
+
; 崩拳
:……まあ、そもそも主人公が恋人ならという前提での願望である可能性もあるが。
+
: 拳での突きを放つ。宝石魔術で追撃が可能。
:彼女は冬木の凛とは違い機械に強く、コンピューターを自在に操るA級のハッカー。[[アーチャー (EXTRA・赤)|アーチャー]]からは、「まさにミッシングリンクだよ。歴史も、変われば変わるものだ」などと言われる。
+
; エアグレネード
 +
: 小さく後退して宝石を投げ付ける。宝石は地面に着弾すると竜巻を発生させる。他の飛び道具と共有の弾数制限あり。
 +
; アイスグレネード
 +
: 後退して宝石を投げ付ける。宝石は命中すると相手を凍結させる。他の飛び道具と共有の弾数制限あり。
 +
; スタングレネード
 +
: 大きく後退して宝石を投げ付ける。宝石は命中すると爆発し、相手を吹き飛ばす。他の飛び道具と共有の弾数制限あり。
 +
; 裡門頂肘
 +
: 肘打ちを繰り出す。崩拳に派生可能。
 +
; 散財
 +
: 魔力開放。宝石魔術系の技の弾数制限がなくなる。
 +
; 功程四拍
 +
: 超必殺技。拳打、足払い、肘打ち、崩拳を連続で繰り出す4連撃。
 +
; カッティング・セブンカラーズ
 +
: 超必殺技。宝石から何条ものレーザーを放つ。
 +
; 宝石剣ゼルレッチ
 +
: 聖杯超必殺技。宝石剣を振るい、放つ光で薙ぎ払う。
   −
;能力
+
===[[Fate/EXTRA CCC]]===
:数多くのスキルを兼ね備えることから五大属性(アベレージ・ワン)と呼ばれる、凄腕の霊子ハッカー。特許を申請すれば一財産築けると豪語するほどの様々なプログラムを自作しており、実際、聖杯戦争では彼女に主人公がプログラムを作成してもらったこともある。
+
; 一工程・ガンド撃ち
:対戦相手になった場合、使ってくるのは主に状態異常とダメージを同時に与えてくるコードキャストであり、割とダメージも高い。フィールドは違えど、やはり遠坂凛は天才だった。
+
: コードキャスト。ガンドを放ち、小ダメージとスタンを与える。
 +
; 宝石魔術・全財投入
 +
: コードキャスト。敵にダメージを与え、3ターンの間、幸運をダウンさせる。
 +
; セブンカラーズ・クラッカー
 +
: コードキャスト。宝石魔術によるビームでダメージを与える。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
;[[Fate/stay night]]
+
===Fateシリーズ===
:メインヒロインの一人。
+
; [[Fate/stay night]]
;[[Fate/hollow ataraxia]]
+
: メインヒロインの一人。プロローグとエピローグを担当し、どのルートでも出番が多い。
:ロンドンに留学中で、不在。冬木市に呼び戻すためには……
+
; [[Fate/hollow ataraxia]]
;[[Fate/Zero]]
+
: ロンドンに留学中で不在。冬木市に呼び戻すためには……
:幼少時。母の実家に避難中だが、行方不明になったコトネを探しに冬木市にやってくる。原作とアニメで結末が異なる。
+
; [[Fate/Zero]]
;[[フェイト/タイガーころしあむ]]
+
: 幼少時。母の実家に避難中だが、行方不明になったコトネを探しに冬木市にやってくる。原作とアニメでこの結果が異なる。
:居間にあった眼鏡をかけてみたら胸がまっ平らに! 呪いの眼鏡を何とかすべく、眼鏡の鬼となって街に出る。
+
; [[Fate/unlimited codes]]
;[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
+
: 「優雅なる名門魔術師」。八極拳と宝石魔術を駆使する。ストーリーモードは完全にギャグルートで、初っ端から父親がZeroでやった戦略を'''全否定'''、セイバーを素手でフルボッコして自分のサーヴァントにするわ、言峰には溜息までつくほど頭を抱えさせるわの大暴走である。
:ある日突然、藤村邸に隕石が落ちる。現場に行くと、[[藤村大河|藤ねぇ]]は行方不明。士郎に捜索を任せ、凛はとりあえず衛宮邸に戻るが……?
+
: 徒手空拳であるためリーチが短く、少女であるため体力が低いと言う問題点を抱えているものの、それ以外が軒並み高水準。キャラランクはギルガメッシュとランサーに次ぐとされる。
:さらには魔法少女カレイドルビーでも参戦。愛と正義の執行者、魔法少女カレイドルビー。カレイドステッキに言われるまま、地球の危機を救うため、魔法少女因子を持つ美女を探しに地球に降臨!
+
: 格ゲーとはいえ、バーサーカーをも連環腿で延々とリフティングする様は非常にシュール。
;[[Fate/unlimited codes]]
+
: なお、彼女の宝石魔術には弾数制限があるが、実際にプレイするとこれが影響する場面は非常に少ないため、ゲームバランスと言うよりは'''彼女の貧乏性を表現するため'''のシステムであろう。同じ宝石魔術使いである[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]に弾数制限がないのがその証左。
:「優雅なる名門魔術師」。八極拳と宝石魔術を駆使する。ストーリーモードは完全にギャグルートで、初っ端から父親がZeroでやった戦略を'''全否定'''、セイバーを素手でフルボッコして自分のサーヴァントにするわ、言峰には溜息までつくほど頭を抱えさせるわの大暴走である。
+
; [[Fate/EXTRA CCC]]
:徒手空拳であるためリーチが短く、少女であるため体力が低いと言う問題点を抱えているものの、それ以外が軒並み高水準。キャラランクは「二強次点」とされる。
+
: 裏ボスとして、[[エミヤ|アーチャー]]と共に登場。『EXTRA』の凛とは服装、スキルが違う。ご丁寧にも胸の大きさまでしっかり減量されている。
:格ゲーとはいえ、バーサーカーをも連環腿で延々とリフティングする様は非常にシュール。
+
;[[Fate/Apocrypha]]
:なお、彼女の宝石魔術には弾数制限があるが、実際にプレイするとこれが影響する場面は非常に少ないため、ゲームバランスと言うよりは'''彼女の貧乏性を表現するため'''のシステムであろう。同じ宝石魔術使いである[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]に弾数制限がないのがその証左。
+
:本編には登場しないが、設定は語られている。遠坂家が大聖杯を諦めて魔術を学びつつも、拳法で根源にたどり着く道を模索しており、彼女が高校生になる頃には「魔術と中国拳法を組み合わせたまったく新しい武術」の開祖になっているのでは、とのこと。エーデルフェルト家に引き取られた桜が想像を絶するナイスバディなプロレスラーとなってルヴィアとタッグを組んで来日することは想像していなかった。<ref group="出">「Fate/Apocrypha用語辞典-御三家」『Fate/Aporypha material』p.166</ref>
;[[氷室の天地 Fate/school life]]
+
; [[Fate/Grand Order]]
:本編でのメインキャラが冷遇される本作においては例外的に、2巻より準レギュラーとして定着。
+
: 多数の概念礼装のイラストの他、疑似サーヴァント[[イシュタル]]と[[エレシュキガル]]の依代としても登場。
;[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
+
: どちらの場合でも女神の人格の方が表層に出ており、凛として会話をする場面はない。
:Fate本編とは異なる並行世界の存在。魔法の杖に見限られた先代カレイドルビー。
+
: しかし、神霊の疑似サーヴァントの依代として、両女神に結構な影響を与えている。
;[[Fate/EXTRA]]
+
; [[ロード・エルメロイⅡ世の冒険]]
:ムーンセルの聖杯戦争に参加するマスターの一人にして、ヒロインの一人。『stay night』の凛とは別人。
+
: エルメロイ教室の一員として登場。シンガポールでエルゴを発見し、事件に関わりを持った。
;[[Fate/EXTRA CCC]]
+
; [[Fate/strange Fake]]
:前作に引き続き登場。何と月の女王を名乗り、主人公達の前に立ち塞がる。『stay night』の凛も登場する。
+
: 「冒険」の後の時系列のようで、シンガポールの海賊をまとめ上げた「紅魔」として恐れられている。
;[[Fate/EXTRA CCC Fox Tail]]
+
: スノーフィールドには「[[エルメロイ教室]]」の元メンバーとして、真ライダーのマスターの一人として聖杯戦争を「解体」するために参戦した。
:こちらにも登場。幸運なことに衛士になる運命を免れた。
+
 
;[[アーネンエルベの一日]]
+
===Fate関連===
:調査がてら、桜、ライダーを伴って来店。綺礼殺害の濡れ衣を着せられ、店長を押し付けられる。
+
; [[フェイト/タイガーころしあむ]]
;[[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
+
: 居間にあった眼鏡をかけてみたら胸がまっ平らに! 呪いの眼鏡を何とかすべく、眼鏡の鬼となって街に出る。
:「ゼロカフェ」の小さなお客様。士郎、桜、イリヤとの子供グループで一緒にいることが多い。
+
; [[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
:大好きなお父様と一緒にカフェに行きたいのに、なぜかしょっちゅう苦手な綺礼と同席する羽目になる。
+
: ある日突然、藤村邸に隕石が落ちる。現場に行くと、[[藤村大河|藤ねぇ]]は行方不明。士郎に捜索を任せ、凛はとりあえず衛宮邸に戻るが……?
;[[ちびちゅき!]]
+
: さらには魔法少女カレイドルビーでも参戦。愛と正義の執行者、魔法少女カレイドルビー。カレイドステッキに言われるまま、地球の危機を救うため、魔法少女因子を持つ美女を探しに地球に降臨!
:型月学園の特殊性により、『stay night』の凛と『EXTRA』の凛、それに『Zero』時代の凛が同じ学校にいるという、かなりカオスな状況に……。<br>きのこから、生徒会会計として「お金の流れを探知する能力」を与えられている。
+
; [[衛宮さんちの今日のごはん]]
;[[カプセルさーばんと]]
+
: メインキャラクターの一人。作る方も食べる役もこなす。彼女メインの回もいくつかあり、31話では幼少時の彼女が描かれた。
:主人公の一人で、難易度は「むずかしい」。自分の夢だけを叶えるために奮闘する少女。
+
; [[氷室の天地 Fate/school life]]
:小学生だが凄腕の魔術師。宝石魔術を使用するためかお金に目がない。カプさばを始めたのも公式大会が賞金制ということが大きな要因の一つ。
+
: 本編でのメインキャラが冷遇される本作においては例外的に、2巻より準レギュラーとして定着。作者が重度の眼鏡っ娘好きだから当然というべきか、眼鏡着用率が高い。
:シロウとはパン銜えて学校に向かっている途中に曲がり角でぶつかって以来の付き合い。
+
; [[カプセルさーばんと]]
:また、ボスキャラとして「英霊トーサカ」も出演している。
+
: 主人公の一人で、難易度は「むずかしい」。自分の夢だけを叶えるために奮闘する少女。
;[[TYPE-MOON エイプリルフール企画‎|TMitter2015]]
+
: 小学生だが凄腕の魔術師。宝石魔術を使用するためかお金に目がない。カプさばを始めたのも公式大会が賞金制ということが大きな要因の一つ。
:インペリアルローマ・プロダクション所属の広告・経理担当。
+
: シロウとはパン銜えて学校に向かっている途中に曲がり角でぶつかって以来の付き合い。
:プロダクションの運動会に乗じて乗っ取りを画策するも、様々な因果の巡り会わせにより脱税・横領と併せて発覚。高飛びに失敗してお縄となった。
+
: また、ボスキャラとして「英霊トーサカ」も登場している。
:余談だが、この企画が行われたのは2015年4月1日であり、'''Fate/stay nightアニメ第二期初放映の3日前'''だったため、放映時は「脱税系ヒロイン」「保釈されたのか?」等と一部では言われたりもした。
+
; [[Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
;ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!
+
: 「ゼロカフェ」の小さなお客様。士郎、桜、イリヤとの子供グループで一緒にいることが多い。
:アスキー・メディアワークス&Lillian製作のADV。『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』の豪華版/豪華限定版付属の特典ゲーム。他社のアダルトゲームからのゲストキャラ「キャラクターサイド」の人物の一人として登場。原作とは異なり、14歳の「新魔法少女りん」という設定で、[[セイバー|刻印精霊せいばー]]とコンビを組んでいる。
+
: 大好きなお父様と一緒にカフェに行きたいのに、なぜかしょっちゅう苦手な綺礼と同席する羽目になる。
:「魔法少女ホウセキ戦争」という戦いの最中、作中の舞台である流星町に迷い込んだ。元の世界に戻るため、主人公・咲良シンや他作品のキャラクターたちと共闘する。
+
 
;ねんどろいどじぇねれ〜しょん
+
===その他===
:ねんどろいどキャラとして外部出演。攻撃担当の「あたっかー」。魔術繋がりで、ルイズ・ラ・ヴァリエール、霧雨魔理沙、フェイト・テスタロッサと組んでの専用合体技を持つ。
+
; [[ALL AROUND TYPE-MOON]]
 +
: 調査がてら、桜、ライダーを伴って来店。綺礼殺害の濡れ衣を着せられ、店長を押し付けられる。
 +
; [[ちびちゅき!]]
 +
: 『stay night』の凛と『EXTRA』の凛、それに『Zero』時代の凛が同じ学校にいるという、かなりカオスな状況。また、ボスキャラとして「英霊トーサカ」も出演している。
 +
: きのこから、生徒会会計として「お金の流れを探知する能力」を与えられている。
 +
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]
 +
: インペリアルローマ・プロダクション所属の広告・経理担当。
 +
: プロダクションの運動会に乗じて乗っ取りを画策するも、様々な因果の巡り会わせにより脱税・横領と併せて発覚。高飛びに失敗してお縄となった。
 +
: 余談だが、この企画が行われたのは2015年4月1日であり、'''アニメ版『Fate/stay night[UBW]』第二期初放映の3日前'''だったため、放映時は「脱税系ヒロイン」「保釈されたのか?」等と一部では言われたりもした。
 +
; ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!
 +
: アスキー・メディアワークス&Lillian製作のADV。『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』の豪華版/豪華限定版付属の特典ゲーム。他社のアダルトゲームからのゲストキャラ「キャラクターサイド」の人物の一人として登場。原作とは異なり、14歳の「新魔法少女りん」という設定で、[[アルトリア・ペンドラゴン|刻印精霊せいばー]]とコンビを組んでいる。
 +
: 「魔法少女ホウセキ戦争」という戦いの最中、作中の舞台である流星町に迷い込んだ。元の世界に戻るため、主人公・咲良シンや他作品のキャラクターたちと共闘する。
 +
; スクールガールストライカーズ
 +
: スクウェアエニックス開発のスマホゲーム。『Fate/stay night』とのコラボイベントで出張した。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== 冬木 ===
 
=== 冬木 ===
 +
;[[遠坂時臣]]
 +
:父。父としても魔術師としても尊敬している。彼の最後の言葉が魔術師としてのものだった為、魔術師の道を志す。ただ時臣への理解は部分的で、彼の魔術師としての実態はほぼ知らない。仮に時臣が生き残っていたとしても、凛が彼の本質の全容を知れば親子の反目は避けられないとされる。
 +
:また作中での時計の狂いは彼の手によるもの。本人としてはこの程度の狂いにも気付かないなら聖杯戦争は早いというつもりだったが、凛には届かなかった<ref group="出">「奈須きのこ一問一答-『Fate』の素朴な疑問」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.130</ref>。
 +
;[[遠坂葵]]
 +
:母。第4次聖杯戦争では父の意向で彼女と共に彼女の実家に避難していたが、脳に障害を負った経緯が描かれ、第5次聖杯戦争の時には既に逝去している。
 +
;[[間桐桜]]
 +
:実妹。第4次聖杯戦争の前に彼女が間桐の養子に出された後、深く関わることは協約で禁じられていた。姉妹仲そのものは良好で凛も度々気にかけたりしているが、その一方で桜は姉である凛に対しコンプレックスを持ってもいる。ゲーム本編ではHFルートまで進まないと姉妹であるということは明かされない。
 +
;[[言峰綺礼]]
 +
:兄弟子であり後見人。幼少時代から彼の事は嫌う一方、その能力については認めている。凛に体術を教えたのも彼だが基本的には信用していない。そして父の仇。
 +
 
;[[衛宮士郎]]
 
;[[衛宮士郎]]
:聖杯戦争で同盟を結んだ相手で、魔術の弟子。
+
:第五次聖杯戦争の4年前に彼を見掛けて以来、気になる存在。その後も実妹が唯一笑顔を見せる相手として、存在感を増していた。
:魔術師として知り合って以降は、彼をからかうことが楽しみの一つに。ルートによっては恋人になる。
+
:第五次聖杯戦争で同盟を結んだ相手で、魔術の弟子。以降は彼をからかうことが楽しみの一つに。ルートによっては恋人になる。
;[[アーチャー]]
+
;[[エミヤ|アーチャー]]
 
:召喚したサーヴァント。
 
:召喚したサーヴァント。
;[[間桐桜]]
+
;[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
:養子に出された実の妹。協約により彼女と深く関わることは禁止されていた。
  −
;[[セイバー]]
   
:同盟相手のサーヴァントで同居人。
 
:同盟相手のサーヴァントで同居人。
 
:ルートによっては凛のサーヴァントになる。割と馬が合っており、性格の相性は良いと思われる。
 
:ルートによっては凛のサーヴァントになる。割と馬が合っており、性格の相性は良いと思われる。
  −
;[[遠坂時臣]]
  −
:父。遠坂家の人間としての彼に憧れているが、実は聖杯戦争で凛の召喚を失敗させたのも彼(の悪戯)。
  −
:凛がそれを知らないのは時臣にとって幸いなのかどうなのか。
  −
;[[遠坂葵]]
  −
:母。第4次聖杯戦争で脳に障害を負った経緯が描かれたが、第5次聖杯戦争の時点で既に逝去している。
  −
   
;[[間桐慎二]]
 
;[[間桐慎二]]
:惚れられている相手。しかし、凛本人は特になんとも思っておらず、歯牙にもかけていない。
+
:実妹の養家先の義兄。度々言い寄られるのでうざがっており、全てのルートで彼の地雷を踏む。
;[[言峰綺礼]]
  −
:兄弟子であり後見人。嫌っているが、その能力については認めている。凛に八極拳を教えたのも彼。
      +
;[[柳洞一成]]
 +
:中学からの付き合いで、犬猿の仲。互いに人間性や能力は認めているものの、ソリは合わない。
 
;[[美綴綾子]]
 
;[[美綴綾子]]
:親友であり好敵手。以前、彼女とある賭けをしている。
+
:高校からの付き合いで、親友であり好敵手。以前、彼女とある賭けをしている。
;[[柳洞一成]]
  −
:犬猿の仲。互いに人間性や能力は認めているものの、ソリは合わない。
   
;[[氷室鐘]]
 
;[[氷室鐘]]
:友人。勘が鋭いので正体がバレるのではと警戒している。
+
:クラスメイト。勘が鋭いので正体がバレるのではと警戒している。
 
;[[蒔寺楓]]
 
;[[蒔寺楓]]
:友人。暴走する姿に呆れているが、不思議と馬が合う相手。
+
:クラスメイト。暴走する姿に呆れているが、不思議と馬が合う相手。クレープ(500円)を奢るが、後で鯛焼き(80円)と勘違いされてキレる。
:「氷室の天地」では詠鳥庵の高級和服に釣られてコンビを組んだ他、500円のクレープを奢った事もある。
+
:『氷室の天地』では詠鳥庵の高級和服に釣られてコンビを組んだ他、上述のクレープ事件の模様も描かれる。
 
;[[三枝由紀香]]
 
;[[三枝由紀香]]
:友人。直感で正体を言い当てられたが、周囲からは天然と見なされた。
+
:クラスメイト。直感で正体を言い当てられたが、周囲からは天然と見なされた。
;[[沙条綾香]]
+
;[[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]
:クラスメート。彼女が魔術師である事を知っている他、土地問題で仲が良くない。
+
:『氷室の天地』でのクラスメイト。彼女が魔術師である事を知っている他、土地問題で仲が良くない。
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
+
;[[葛木宗一郎]]
:時計塔でのライバル。
+
:クラスの担任。その実直さに半ば呆れつつ、彼の評判が良いことは認める。
:嫌い合ってはいるが魔術の才能も考え方も似通っており、好きな異性のタイプも似ている。所謂同族嫌悪。
+
;[[藤村大河]]
;[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]]
+
:英語教師。先生として立ててはいるが、上手いこと言い包めがち。
:ロンドン編での後見人。ゲームを知らないと言っただけで「ファック!オマエは最悪の日本人だ!」と罵倒された。
  −
;[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]
  −
:大師父。HFルートのトゥルーエンドでちょっとだけ絡みアリ。
      +
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 +
:聖杯戦争における敵の一人。
 
;コトネ
 
;コトネ
:小学校時代の親友。原作では[[雨生龍之介]]と[[キャスター (第四次)|キャスター]]に拉致されて悲惨な運命を辿ったらしいが、アニメ版では十数人の子供達と共に凛に救出される。
+
:小学校時代の親友。原作と漫画版では[[雨生龍之介]]と[[ジル・ド・レェ|キャスター]]に拉致されて悲惨な運命を辿ったらしいが、アニメ版では十数人の子供達と共に凛に救出される。
:実は死にかけの際に[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]から契約を迫られて魔法少女にならないかと言われた、という話もあったりなかったり。
+
:死にかけの際に[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]から契約を迫られて魔法少女にならないかと言われた、という話もあったりなかったり<ref group="出">「Fate/Zero一問一答」『ALL OVER/Zero』p.24</ref>。
 
   
;[[マジカルルビー]]
 
;[[マジカルルビー]]
:魔法の宝箱に封印した[[魔術礼装]](に宿る精霊)。性格の相性は最悪。
+
:魔法の宝箱に封印した[[魔術礼装]]に宿る精霊。性格の相性は最悪。
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
+
;[[カレン・オルテンシア]]
:聖杯戦争における敵の一人。
+
:魔術師と教会ということで苦手だが、実は性格が近いため、結構馬が合う相手。
:『プリズマ☆イリヤ』では、クラスカード回収任務のために半ば無理矢理な協力関係を築く。
+
;[[角隈]]
;[[森山奈菜巳]]
+
:同じ穂群原学園の学生。『氷室の天地』では実家から流出したアゾット日本刀を取り戻す為に、柳洞から紹介される形で「英雄史大戦」のタッグを組んだ。
:『プリズマ☆イリヤ』における士郎を巡る恋敵。
+
;[[化野菱理|笠間先生]]
:積極的な態度が癇に障るらしく、カエルの詰まった袋を投げつけたりガンドの流れ弾を当てたりと若干行き過ぎた行動が目立つ。
+
:穂群原学園の保険教諭……として潜入していた時計塔法政科の所属員。なお正体には気が付いていなかった。
 +
:『氷室の天地』では聖杯戦争絡みで上記の沙条ともども拘束され、ロンドンに春から行く羽目になった。
 +
;[[]]
 +
:冬木市の深山商店街の中国料理店「泰山」の店主。
 +
:『衛宮さんちの今日のごはん』では言峰に料理を作るために偵察に来て、辣子鶏の作り方を教わっていた。
 +
:なお、凛の得意分野は中華料理であるが、彼女からの影響のほどは不明である。
   −
===EXTRA===
+
===ロンドン===
;[[主人公 (EXTRA)|主人公]]
+
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
:あくまで敵対するマスターとして接するが、結局何かと世話を焼いてしまう。ルートによって、ヒロインになったり、対戦相手になったり。
+
:時計塔でのライバル。嫌い合ってはいるが魔術の才能も考え方も似通っており、好きな異性のタイプも似ている。所謂同族嫌悪。
:彼または彼女に好意を抱いており、CCCで見てる方が恥ずかしくなるような見事なツンデレを披露した。
+
;[[ロード・エルメロイⅡ世]]
 +
:時計塔での後見人。ゲームを知らないと言っただけで「ファック! オマエは最悪の日本人だ!」と罵倒された。<ref group="出">「ロード・エルメロイⅡ世」『Character material』p.40</ref>
 +
;[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]
 +
:大師父。HFルートのトゥルーエンドでちょっとだけ絡みアリ。
 +
;[[グレイ]]
 +
:セイバーと同じ顔をしている先生の内弟子。シンガポールであった時まで、Ⅱ世が敢えて彼女たちの出会いを阻んだため、面識はなかった。
 +
;[[エルゴ]]
 +
:シンガポールで見つかった謎の少年。凛が彼の事情を自分の責任として扱い、Ⅱ世の冒険を同行すると決めた。
 +
;[[カルマグリフ・メルアステア・ドリューク]]
 +
:十二人のロードの一人であり、鉱石科では師匠にあたる相手。
 +
:『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』ではルヴィアと組んでなお勝ち目がない相手として立ちはだかった。
   −
;[[ランサー|ランサー(EXTRA・青)]]
+
===Fate/strange Fake===
:「EXTRA」において召喚したサーヴァント。
+
;[[ヒッポリュテ|真ライダー]]
:軽口を叩かれ、頻繁に弄られながらも彼のことは信頼しており、絶妙なチームワークで月の聖杯戦争で活躍した。
+
:サーヴァント。他の「エルメロイ教室」のメンバーと共にマスターになっている。
 
  −
;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]
  −
:「EXTRA」における最大の敵。ハーウェイを打倒するため、月の聖杯戦争に挑む。
  −
:『EXTRA』では終始険悪な雰囲気の元でしか接する機会が無かったが、『CCC』では頻繁にコントを繰り広げ、互いに相手のことを見直している。
  −
:もっとも、センチネルになっていた間のことを何度もネタにするため苦手な相手なのは変わらない。
  −
;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]
  −
:地上で因縁があったらしく、互いに強烈な敵意を抱いていた。
  −
:『CCC』では和解しており、面と向かって口にしないものの、彼の隠密行動スキルの高さを評価している。
  −
;[[ラニ=VIII]]
  −
:三回戦の対戦相手であり、主人公を巡るライバル。お弁当対決で火花を散らす。
  −
:『CCC』では最後まで共に戦った戦友。互いに相手の力量を称えあえる良き友人となった。
  −
;[[間桐慎二#間桐シンジ|間桐シンジ]]
  −
:実力は認めているものの、頭は悪いと思っている。
  −
:『CCC』では彼の最後を「かっこよかったわよ」と評価し、称えた。
  −
 
  −
;[[ランサー (CCC・赤)]]
  −
:『CCC』において契約したサーヴァント。
  −
:契約していた期間は短かったが、「自分好みの容姿」と気に入られていた。
      
=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
;遠坂凛
+
;[[シバの女王]]
:『stay night』版と『EXTRA』版が初の共演。ある意味同一存在同士だが、「優雅さに欠ける」「貧相な体」と言い合うなど相性は悪い。
+
:お金に目がない者同士、学園内に温泉ができた事にかこつけて悪巧みしていた。
    
=== カプセルさーばんと ===
 
=== カプセルさーばんと ===
251行目: 316行目:     
;英霊トーサカ
 
;英霊トーサカ
:自分と同一存在であることに気づき、あまりのアレっぷりにドン引きした。
+
:自分と同一存在であることに気づき、あまりのアレっぷりにドン引いた。
 +
 
 +
=== その他 ===
 +
;[[シエル]]
 +
:ドラマCD『アーネンエルベの一日』にて、とある行き違いから戦った相手。
 +
:第五次聖杯戦争の魔術師の中でも有数の魔力量を誇る凛をして、「デタラメ」「桁が違う」という圧倒的魔力量の差から、最初から正面戦闘を捨てて臨んでいる。
 +
;[[パッションリップ]]
 +
:ドラマCD『バタフライ・エフェクト』におけるサーヴァント。
 +
:結果、「桜が未来でアレすぎる方向性の英霊になった」と思い込んでしまい、「桜の未来を健全な方向に修正する」と決意を新たにした。
 +
;緋ノ宮二穂
 +
:『スクールガールストライカーズ』とのコラボイベントで出張した際に出会った中学生の少女。
 +
:「世界制覇」を志し、道を模索しながらも進んでいこうとする姿に共感し、「楽しむ事」「勝利し続ける事」をアドバイスとして送った。
 +
:なお、髪型や「体の一部」のサイズなど、共通点も多い。
 +
;[[遠坂凛 (EXTRA)]]
 +
:とある平行世界における腹違いの姉妹。冬木の凛は『EXTRA』世界にも存在していて、『EXTRA』に登場する方の凛とは幼い頃に出会っていた<ref group="出">[http://www.fate-extra.jp/12rebmevon 『Fate/the Fact』特設ページ]</ref>(下の「メモ」欄も参照)。
 +
:後に『[[ちびちゅき!]]』でも共演。ある意味同一存在だが、金髪にラフな格好でフーセンガムを膨らます姿には「優雅さに欠ける」と辛辣。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/stay night ===
 
=== Fate/stay night ===
 
;「そんなのは心の贅肉よ」
 
;「そんなのは心の贅肉よ」
:口癖。無駄を嫌う合理的な考えを実践しようとしている……のだが、結局凛には甘さが残るのであった。<br>まあ、それも凛の魅力の一つです。
+
:口癖。無駄を嫌う合理的な考えを実践しようとしている……のだが、結局凛には甘さが残るのであった。まあ、それも凛の魅力の一つです。
    
;「うるさーい! いい、アンタはわたしのサーヴァント!<br> なら、わたしの言い分には絶対服従ってもんでしょうーーー!?」
 
;「うるさーい! いい、アンタはわたしのサーヴァント!<br> なら、わたしの言い分には絶対服従ってもんでしょうーーー!?」
:アーチャーの召喚直後、彼の不遜な態度に腹を立てて、いきなり令呪を使って無茶な命令を行使する。その後、アーチャーから「地獄に落ちろ」と言われてしまう。<br>なお、凛ルートのグッドエンドでも士郎、セイバーに対して似たような発言をしたが、その時は「うわあ、あたしとんでもない無茶を言ってる――!」と直後に自己嫌悪に襲われている。
+
:アーチャーの召喚直後、彼の不遜な態度に腹を立てて、いきなり令呪を行使して無茶な命令を下す。あまりの暴挙にアーチャーも驚き、「令呪がどれほど大事か理解しているのか」と呆れながら説明するほどである。しかしその令呪の効力が想定より強いため、アーチャーは彼女に対する侮辱を撤回し、即座に謝罪してマスターと認める。
 +
:なお、凛ルートのグッドエンドでも士郎、セイバーに対して似たような発言をしたが、その時は「うわあ、あたしとんでもない無茶を言ってる――!」と直後に自己嫌悪に襲われている。
 +
 
 +
;「(中略)貴方の父親は、魔術師である前に親をとったのよ」
 +
:衛宮切嗣が魔術師として息子を育てず、その思想を真に受けていた士郎も含めて凛は魔術師としては認めなかった。しかし大抵の魔術師が人でなしで、それを受け継がせなかった切嗣が魔術師以上に一人の親であることを優先したのだというのも理解していた。幼くして父を喪った凛は、魔術師の師弟関係の延長に過ぎない親子関係であった故に理解は難しかった。
 +
:が、切嗣が息子を魔術師にしなかったことについては相応の理由があると考え、後に人柄そのものは認めていた。ここが骨の髄まで魔術師である時臣との決定的な違いだろう。
    
;「そんな酷い目に遭ったんだから、せめてその後は楽しくやらなきゃ嘘でしょう!?」
 
;「そんな酷い目に遭ったんだから、せめてその後は楽しくやらなきゃ嘘でしょう!?」
 
:自分が冬木大火災で生き延びたことに罪悪感をもち、同じようなコトがあったら自分が彼らを救わなければならないという誓いを胸に抱いて行動する士郎の生き方を聞き、それでは一生懸命に生きているのに決して報われないと悟った凛は、彼を想ってその生き方を否定する。
 
:自分が冬木大火災で生き延びたことに罪悪感をもち、同じようなコトがあったら自分が彼らを救わなければならないという誓いを胸に抱いて行動する士郎の生き方を聞き、それでは一生懸命に生きているのに決して報われないと悟った凛は、彼を想ってその生き方を否定する。
 +
 +
;「おあいにくさま……! 今時の魔術師ってのは、護身術も必須科目よ……!」
 +
:キャスターとの戦闘で意表を突いた強化魔術を絡めた格闘戦。時代が違いすぎる故にキャスターは一転して翻弄されることとなった。
 +
:代行者仕込みに加えて、この時代の魔術師は護身用のナイフはもちろん魔術社会の外道とされる魔術使いには[[衛宮切嗣|魔術よりも爆弾や銃火器]][[獅子劫界離|による戦闘に長けた傭兵]]までいるので、神話の時代の魔術師であるキャスターにとっては常識外れであった。
 +
:が、凛の実力不足でキャスターの息の根を止めるには手数が足りず、葛木に阻止されてしまった。
    
;「えへへ。キス、しちゃった」<br>「うん。じゃあ、そういうの抜きでしよ」
 
;「えへへ。キス、しちゃった」<br>「うん。じゃあ、そういうの抜きでしよ」
:肉体的パスを繋げての魔力提供、つまりは性行為を行おうとした際、士郎に、凛が好きだから義務みたいな形でやりたくないと胸の内を吐露され、乙女回路が回っちゃったらしい凛がキスをして言い放ったセリフ。士郎にとっては致死量レベルの破壊力をもったセリフだった。<br>なお、「Realta Nua」は全年齢対象(CERO:Cだが)のために魔術刻印の譲渡の方法も違うため、キスはするが後半の性行為を示唆するセリフはない。
+
:肉体的パスを繋げての魔力提供、つまりは性行為をしようという時に、士郎に凛が好きだから義務みたいな形でやりたくないと胸の内を吐露され、乙女回路が回っちゃったらしい凛がキスをして言い放った。士郎にとっては致死量レベルの破壊力をもった台詞だった。
 +
:『Fate/stay night[Réalta Nua]』ではこの場面が差し替えられ、どちらの台詞も消えた。
    
;「―――笑い飛ばしてあげる。悪い夢はここで終わりよ、士郎」
 
;「―――笑い飛ばしてあげる。悪い夢はここで終わりよ、士郎」
:凛ルートに入った後、凛を逃がすためにキャスターに捕まったBADにおける最後の言葉。聖杯戦争はキャスターの優勝に終わり、どこかに幽閉された士郎は既に人の形をしていなかったが、凛はその悪夢を終わらせるために戻ってきた。これが凛自ら手を下して士郎を殺した描写のある唯一のEND。
+
:UBWルートに入った後、凛を逃がすためにキャスターに捕まったBADにおける最後の言葉。聖杯戦争はキャスターの優勝に終わり、どこかに幽閉された士郎は既に人の形をしていなかったが、凛はその悪夢を終わらせるために戻ってきた。これが凛自ら手を下して士郎を殺した描写のある唯一のEND。
 +
 
 +
;「うん、わかってる。わたし、頑張るから。アンタみたいに捻くれたやつにならないよう頑張るから。きっと、アイツが自分を好きになれるように頑張るから……!<br>だから、アンタも―――」<br>―――今からでも、自分を許してあげなさい。
 +
:UBWルート終盤におけるアーチャーとの別れ際にて、彼からかつての自分自身を託された際の台詞。
 +
:如何に凛が尽力し、この時代における英霊エミヤの誕生を阻止したとしても、既に守護者として存在する彼に与えられる救いはない。それを理解した上で少女は頷いた。私を頼む、と。そう言ってくれた彼の信頼に、精一杯応えるように。
    
;「……あーあ。士郎の事は言えないな、わたしも」<br>「ごめんね。こういう勝手な姉貴で。<br> ……それと、ありがと。そのリボン、ずっと着けていてくれて、嬉しかった。」
 
;「……あーあ。士郎の事は言えないな、わたしも」<br>「ごめんね。こういう勝手な姉貴で。<br> ……それと、ありがと。そのリボン、ずっと着けていてくれて、嬉しかった。」
 
:HFルートにて、桜に絶命の一撃を打ち込めると思った瞬間に、自分にはそれが不可能であると敗北を悟った時の台詞。
 
:HFルートにて、桜に絶命の一撃を打ち込めると思った瞬間に、自分にはそれが不可能であると敗北を悟った時の台詞。
   −
;「いた~い、痛い、いた~~い~~。何なのよ、あの成金女。延髄に打ち込んでいるのに、何で倒れないのよ~~~・・・・ぐすっ」
+
;「いた~い、痛い、いた~~い~~。何なのよ、あの成金女。延髄に打ち込んでいるのに、何で倒れないのよ~~~……ぐすっ」
:UFO版アニメ最終話にて、時計塔のトレーニング場でルヴィアとやり合った後で。べそを掻きながら士郎に甘えている所から、負けてしまった模様。
+
:TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』最終話にて、時計塔のトレーニング場でルヴィアとやり合った後で。
 +
:べそを掻きながら士郎に甘えていることから少なくとも勝つことはできなかったようだが、「延髄に打ち込んだ」という物騒な発言からルヴィアもただで済んでいるわけがないので恐らく勝負は引き分けだったのだろう。
 +
 
 +
;「なんなのよ、これ……修練場ですって……?」<br>「これが、こんなものが……!!」
 +
:劇場版HF第1章ラストで間桐邸を訪れた際に「修練場」とは名ばかりの蟲蔵を見た際の台詞。原作では地の文だったが、台詞に変更された。
 +
:この瞬間、凛は妹である桜が10年という長い時間、どんな目に遭っていたのかを知る。大事な妹と引き離された上にこのような仕打ちを受けさせられていたことに凛は激怒し、共にその光景を見たアーチャーも不愉快極まりない様子を見せている。
    
=== Fate/hollow ataraxia ===
 
=== Fate/hollow ataraxia ===
 
;「きゅうぅ…………星……星が見えるスター……」
 
;「きゅうぅ…………星……星が見えるスター……」
 
:ルヴィアゼリッタとの初見喧嘩時、痛烈な一撃を決められて漏れた一言。この後不用意な発言をした士郎に星を見せるスター。
 
:ルヴィアゼリッタとの初見喧嘩時、痛烈な一撃を決められて漏れた一言。この後不用意な発言をした士郎に星を見せるスター。
 +
 
;「な、なななに勘違いしてんのよ……!わた、わたしは別に士郎を気遣ったわけじゃなくて―――!」
 
;「な、なななに勘違いしてんのよ……!わた、わたしは別に士郎を気遣ったわけじゃなくて―――!」
 
:もはやテンプレレベルなツンデレっぷり。でも会話に不自然さを感じさせないのがステキ。
 
:もはやテンプレレベルなツンデレっぷり。でも会話に不自然さを感じさせないのがステキ。
    
;「さあ、いくわよシェロ!<br> コンパクトフルオープン! 鏡界回廊最大展開!<br> Der Spiegelform wird fertig zum Transport――!」<br>「お待たせ! 魔法少女カレイドルビー、ここに誕生!<br> ――どうシェロ? 初めての変身にしては上出来でしょう!?」
 
;「さあ、いくわよシェロ!<br> コンパクトフルオープン! 鏡界回廊最大展開!<br> Der Spiegelform wird fertig zum Transport――!」<br>「お待たせ! 魔法少女カレイドルビー、ここに誕生!<br> ――どうシェロ? 初めての変身にしては上出来でしょう!?」
:カレイドステッキによって『魔法少女カレイドルビー』に変身させられた時に言わされたこっぱずかしい決め台詞。
+
:カレイドステッキによって「魔法少女カレイドルビー」に変身させられた時に言わされたこっぱずかしい決め台詞。
 +
 
 +
;「どうしたのこんな時間に。ちょっと会わなくなったからって、恋しくなって電話してきたのかしら」
 +
:士郎がある空間で電話を掛けると、それは知ってるはずなのに知らない声だった。正体は士郎に対して素直になった並行世界の凛であり、あまりのスイーツぶりにこちらの世界の凛には「癪に障る女」「天敵」認定された。
 +
 
 +
;「どこの世界の誰だか知らないけど、衛宮くんには貴方みたいな甘ったるい女は似合わないわ。<br>この唐変木に必要なのはね、一緒に苦労しながらも微妙にズレていく起動を注意してあげる相棒……そう、言うなれば委員長属性の優等生だけよ」
 +
:正体を知らずに士郎の相方に相応しい条件をまくしたてる。しかし電話口の相手はもうその結論から卒業していた。
 +
 
 +
;「いいこと?わたしの衛宮くんに傷をつけたら、何処に逃げ込もうが追いかけて殺すわよ?」
 +
:電話口の相手に釘を刺す並行世界の凛。士郎にデレデレになってもこういうところはやっぱり凛である。
    
;「―――ええ。その全部が好きなの。」<br>「だから、唐変木なところも、鈍感なところも、歯に衣着せられない不器用さも、<br> 子供みたいに理想主義者なところも、傷を省みないところも、全部。」<br>「素直になりなさいよね貴方も。今の台詞、逆にそこが好きで好きでしょうがないって聞こえたわよ?」
 
;「―――ええ。その全部が好きなの。」<br>「だから、唐変木なところも、鈍感なところも、歯に衣着せられない不器用さも、<br> 子供みたいに理想主義者なところも、傷を省みないところも、全部。」<br>「素直になりなさいよね貴方も。今の台詞、逆にそこが好きで好きでしょうがないって聞こえたわよ?」
:士郎に対して素直になった世界の凛による惚気。聞かされたこっちの世界の凛の脳を激しくシェイクすることになる。
+
:並行世界の凛による決定的すぎる言葉。聞かされたこっちの世界の凛の脳を激しくシェイクした。
    
=== 氷室の天地 Fate/school life ===
 
=== 氷室の天地 Fate/school life ===
296行目: 406行目:     
;「危険だ…『管理者』としては後日絶対問い詰めないと…」
 
;「危険だ…『管理者』としては後日絶対問い詰めないと…」
:一般人の前で魔術を平然と行使する綾香に頭を抱える。
+
:一般人に平然とマジックアイテムを貸し出す綾香に頭を抱える。
    
;「あのモジャ公!!一般人に売るな!」
 
;「あのモジャ公!!一般人に売るな!」
 
:魔力が無くなっているとはいえ、[[言峰綺礼|神父]]が宝石魔術のタネを蒔寺の家に売った事に心の中で毒づく。なお、その宝石は亡き父との思い出の品でもあった。
 
:魔力が無くなっているとはいえ、[[言峰綺礼|神父]]が宝石魔術のタネを蒔寺の家に売った事に心の中で毒づく。なお、その宝石は亡き父との思い出の品でもあった。
 +
 +
;「何言ってるんですか! 動機がはっきりわからなかったら… どのレベルまで問い正して追い詰めるのか匙加減がわからないでしょう? そこは過不足なく…」
 +
:『マキジ大作戦』より。生徒会費を無断でばら撒いていた犯人がほぼ確定し、動機を考える段階に入って。
 +
:完全に眼が据わっており、蒔寺も普段の猫の被りっぷりにドン引きしていた。
    
;「あのねぇ!善意は善意でも『独』が付く善意はただの迷惑行為でしょう?<br> 話をしてみても『私はみんなを幸せにしたかっただけ』とか『とにかく全員をハッピーにしたかった』とか。<br> ナゼカナ…。初めて聞く台詞なのに無尽蔵な怒りが込み上げてくるのは。」
 
;「あのねぇ!善意は善意でも『独』が付く善意はただの迷惑行為でしょう?<br> 話をしてみても『私はみんなを幸せにしたかっただけ』とか『とにかく全員をハッピーにしたかった』とか。<br> ナゼカナ…。初めて聞く台詞なのに無尽蔵な怒りが込み上げてくるのは。」
:『マキジ大作戦』より。生徒会費を無断でばら撒いていた犯人を「1週間ほど凹んでもらう程度」に制裁を加えた凛に対し、「本人としては善意でやったことだろ」と、やりすぎではないかという反応を示した蒔寺に。<br>この時点での凛は知る由もないが、そう遠くない未来、彼女はこの「無尽蔵な怒りが込み上げてくる」台詞を繰り返す[[衛宮士郎|者]]に散々振り回されることとなる…。
+
:同上。上記の犯人を「1週間ほど凹んでもらう程度」に制裁を加えた凛に対し、「本人としては善意でやったことだろ」と、やりすぎではないかという反応を示した蒔寺に。
 
+
:この時点での凛は知る由もないが、そう遠くない未来、彼女はこの「無尽蔵な怒りが込み上げてくる」台詞を繰り返す[[衛宮士郎|者]]に散々振り回されることとなる…。
=== カーニバルファンタズム ===
+
;「待って」<br>「ホント待って」
;「うふふ、正々堂々頑張ります。応援してくださいね。」<br>「どんな汚い手を使ってでも勝つわよ。」
+
:「英雄史大戦」のキャラバンで、パートナーの角隈がダウンした事で自分がプレイする羽目になった事に頭を抱える。
:第9話にて。上の台詞をカメラ目線で言った直後、顔を影を隠して下の台詞を言ってのける。このブレなさこそ彼女の強さの根幹なのだろうか。第1話でも似たようなことをアーチャーに言っている。
+
;「ぎゃあああああああ、死ぬ!死ぬ!!今すぐ終わって!試合終わって!!」<br>「城の残りHP、追いつかれちゃうううう!!」
 
+
:キャラバン準決勝、綾子の陣地に攻め込むが猛烈な勢いで追い付かれて互角の勝負に。
;「……電源を入れて録画ボタンを押すだけ……電源を入れて録画ボタンを押すだけ……電源を入れて録画ボタンを押すだけ……」
+
:本編ではもっとヤバい状況に陥った事があるが、これ程切羽詰まった姿は見せていない。
:第4話より。士郎からブルーレイで録画を頼まれた凛。やり方を呪文のように反芻するが………なお、オープニングではブルーレイレコーダーの使い方が判らずにジタバタした挙げ句、魔術で粉砕しており、その様子をアーチャーがやれやれと見ているシーンがある。
  −
 
  −
=== Fate/EXTRA ===
  −
;「余計なお世話よ。何百、何千年と今のままで生き続けたいなら勝手にどうぞ。わたしはいつまでも同じ生活なんてまっぴらご免よ」<br>「あそこには未来がない。希望も未来もただ生きているだけだわ。笑わせるわ。娯楽あっての人間じゃない、わたし見てのとおり肉食なの。農場暮らしは性に合わない」
  −
:西欧財閥の管理社会を否定する凛の生き方。
  −
 
  −
;「せ、戦歴って、そんなのないわよ!物心ついた時からジャンク屋で電脳戦だっつーの!男の子とまともに話すなんて、あったワケないでしょ!?」
  −
:6回戦前のエレベーター内で主人公に恋愛の話を振られ、ランサーから交際歴を問われた反応。うっかり交際経験がないことをもらしてしまった。周りの大人たちからはお姫様扱いされているようで、そのことにはやや不満気味。
  −
 
  −
;「馬鹿、6人でいいんだって! ゆとってると税金取るわよ!」
  −
:6回戦戦闘中台詞の一つ。「この調子なら10人抜きも余裕だねえ」と言ったランサーに対して。これが次回作の「遠坂マネーイズパワーシステム」の伏線だったのだろうか。
  −
 
  −
;「あ、そうだ……あなた、子供は好き?わたしは特に好きってわけでもないけど、笑顔の子を見るのはちょっと気持ちいいわね。<br> 聖杯戦争が終わったらきっとたくさん見られるから……わたしの分まで見ておくといいわよ。」
  −
:敗北後、主人公への賞賛の言葉を送り消滅する。
  −
 
  −
;「そっか……同じ現在を、一緒に生きているんだ。……いいわ。負けっぱなしは性に合わないし、こうなったらなんとしても探し出してあげようじゃない。<br> それで、まだ眠ってたら叩き起こしてあげる。一発きっついのお見舞いすれば目も覚めるだろうし!<br> ……まあ、出来れば再会の場所はどこかの学校の、景色が綺麗な夕暮れの屋上で、とかが望ましいけど。<br> それまで――ずっと待っていてね。約束するわ。きっとまた、あなたに会いに行く。」
  −
:凛ルートエンディングにて主人公からのメールを受け取り、いつの日か再会することを約束する。
  −
 
  −
;「このエロサーヴァント!死にかけているのに」
  −
:漫画版で、保健室でのイベントを再現した場面で。[[セイバー (EXTRA・赤)|赤セイバー]]に胸をムニムニされ、「なかなか可愛らしい」と言われた。女性サーヴァントが女性キャラにモロセクハラをした初の場面であった。
      
=== Fate/EXTRA CCC ===
 
=== Fate/EXTRA CCC ===
;「ぜっったいに勘違いしないでよね!<br> 私は貴方のことなんて、なんとも思ってないんだから!」
  −
:もはや狙ってるのではと疑うレベルのツンデレ台詞。主人公どころかレオやユリウスまでもが沈黙し、あの[[セイバー (EXTRA・赤)|セイバー]]までもが「これにはまいったと言わざるをえん」と気圧されてしまっていた。
  −
  −
;「へ?なにこの空気?見逃してあげたの私の方よね?<br> なんでアンタたちが憐れむような目をしてんの?」<br>「ここで見逃してあげるのは私の都合だから!決して、アンタのためじゃないんだからねっ!」
  −
:もう自分から明かしに来てるレベルのSG判明に主人公とサーヴァントどころか生徒会からも「やっちゃったな」的な視線や空気を向けられ、さしもの凛も素で困惑している。ある意味これも遠坂のうっかりスキルなのだろうか。<br>SGを摘出された後はボスらしく「やるな勇者よ」的な台詞を言ってきたが、最後の最後でまたもやツンデレ全開の台詞を言い放つ。もう秘密でもなんでもない。「教科書に載せたいレベルのテンプレ」「伝統芸能の域」とすら言われてしまった。
  −
  −
;「遠坂マネーイズパワーシステム!よ!」
  −
:プレイヤーと主人公達を絶句させた悪魔のシステム。なお、二周目以降(レベル、行動パターンの開示)はもちろん一周目でも(パターンを読めれば)普通に打倒が可能だが、まったく課金せずに倒した場合「チート!チートしてんじゃない!?」と謂れのない叱責を浴びせられる。ちなみに、このシステム関連のイベントで人としてアレな行動を取ると、[[セイバー (EXTRA・白)|某騎士]]に鬼のような取立てをされる。<br>余談だが、ギルガメッシュはこのシステムを高く評価し、「才気溢れると言わざるを得ない」と言わしめた。
  −
  −
;「アナタは家畜。みんなは備蓄。私は貯蓄。<br> これでオッケー、オールオッケー。<br> どう、完璧なマニフェストでしょう!惚れ惚れなさい。みーんな私がやってあげるから。<br> だから――アナタは、ただ黙って言うことを聞いていればいいの。絶対に悪いようにはしないんだから!」
  −
:守銭奴根性丸出しの中でも、生来の面倒見の良さが見えるのが彼女の良い所。
  −
  −
;「え? 馬鹿ね、王女より断然女王よ。<br> だって、王女じゃ国の予算を好きに使えないじゃない」
  −
:主人公から「なぜ女王に拘るのか?」という疑問をぶつけられての返答。キャス狐曰く「新しいタイプの傾国の美女」。女の子らしさの欠片もない欲望丸出しなこの発言は「―――よし、倒そう。それが世のため人のため、ムーンセルのためと見た……!」とまで主人公に決意させる。
  −
  −
;「なーんで胸に視線を感じるんですかァ?違うってサイズのコト言いたいんですかァ?」<br>「よーし、そこに正座、そして懺悔。<br> あんまりセクハラしてると、皮剥いで三途の川に投げ捨てるわよ♡」
  −
:なんとなくキアラが苦手だ、と言ったら何故か胸元に主人公の視線を感じ、笑顔でキレる。確かにキアラよりは慎ましいが、むしろあちらが規格外なだけである。
  −
  −
;「なに迷ってんのよ!助けたい相手も分かった、元凶も分かった!<br> なら、あとは突っ走るだけでしょう!<br> さっさと欲しいもの奪って、ハッピーエンド迎えなさーい!」
  −
:元凶と対峙するも、外へ弾かれ、サーヴァントとも離れ離れになり弱気になった主人公への命令。彼女らしい応援である。
  −
   
;「アーチャー、あれやって、あれ! あいあむざぼーんおぶまいそーど!」
 
;「アーチャー、あれやって、あれ! あいあむざぼーんおぶまいそーど!」
:隠しボスとして登場した、『stay night』と同じくアーチャーと組んだ凛の宝具発動時ボイス。無邪気にこう言う凛と正反対にアーチャーは言われた瞬間急激にやる気をなくしていたが、指示にはしっかり答えている。
+
:隠しボス戦での宝具発動時ボイス。無邪気にこう言う凛と正反対にアーチャーは言われた瞬間急激にやる気をなくしていたが、指示にはしっかり応えている。
    
===フェイト/タイガーころしあむ===
 
===フェイト/タイガーころしあむ===
 
;「フフフ……この遠坂凛、あえて眼鏡の鬼になりましょう!」
 
;「フフフ……この遠坂凛、あえて眼鏡の鬼になりましょう!」
:自分ルート。ライダーの眼鏡をかけたら胸が真っ平になってしまった。<br>眼鏡にかけられている魔術を解呪可能にするために、別の眼鏡に魔力を分散化させて魔力を少しでも持っている連中にかけさせていく事に決めた。
+
:自分ルート。ライダーの眼鏡をかけたら胸が真っ平になってしまった。
 +
:眼鏡にかけられている魔術を解呪可能にするために、別の眼鏡に魔力を分散化させて魔力を少しでも持っている連中にかけさせていく事に決めた。
    
;「違うわ!……あいつ、わたしの過去の失敗談や写真をみんなにバラすって脅して……<br> あんのクソ神父ー!!こっちはそん時小学生だっつーの!!」
 
;「違うわ!……あいつ、わたしの過去の失敗談や写真をみんなにバラすって脅して……<br> あんのクソ神父ー!!こっちはそん時小学生だっつーの!!」
372行目: 446行目:  
:カレンルート。言峰から教会を取り戻すことを仕方なく手伝うことになったが、やるからには徹底的にするとカレンと意気投合する。
 
:カレンルート。言峰から教会を取り戻すことを仕方なく手伝うことになったが、やるからには徹底的にするとカレンと意気投合する。
   −
=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ===
  −
;「いい?これからあなたは魔法少女になって、クラスカードを集めるのよ」
  −
:アニメ版第1話でイリヤと強制契約した時の台詞。このシーンはそのまんま「stay night」における士郎とセイバーの契約シーンのオマージュとなっている。
  −
  −
;「お前が着させてるんだろーがーッ!!」
  −
:セイバーオルタ戦に再び魔法少女になったが「いい年こいて恥ずかしい恰好」と言うルビーを地面に叩きつけながらの発言。
  −
  −
;「あんたたち何やってたのよ!早く助けなさいよね!」
  −
:『ツヴァイ』アニメ版第一話にて。底なし沼に引っかかって死にかけ、イリヤ達に助けられての第一声。
  −
:総計30秒以上変身シーンに費やされたら怒るのも無理はないが、自分のポカを助けてもらっての返事としてはいかがなものか。
  −
  −
;「宝石が 一個もねえ」
  −
:『番外編3』より。まさに宝石魔術師としての死活問題に晒された瞬間。100%ルヴィアのせい。
  −
  −
;「天職だわ……」
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:『番外編3』より。高額の求人広告を見て瞳が¥マークになっている。ちなみに募集内容は「'''ハウスメイド募集、時給一万円。屋敷内の清掃全般。応募資格16~20歳(学生可)なお黒髪ロング、身長159cm、B77W57H80、ツリ目で赤い服が似合う女性は時給五千円アップ'''」という、誰がどう見てもツッコミを入れたくなるもの。こうして凛は獣の咢の中に自らの首を進んで突き出す事となってしまう。
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;「やってられっかー!!!」
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:『番外編3』お金(宝石購入および魔術研究費)を得るため、ルヴィアからの嫌がらせにも耐え頑張っていたが、ついに限度を超えルヴィアの頭を壺で殴打し、イリヤの部屋にガラスを割って入ってきた。
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;「柳洞くんにも言ったけど、必要な点数はとってるし義務は果たしてるつもりよ」<br>「それに…はっきり言ってこの留学は私にとっては無駄でしかないの」<br>「わたしには目指すべき地平がある 穂群原学園は必要のない寄り道に過ぎないわ」
  −
:「ドライ」3巻のおまけ漫画にて、学校を無許可で早退したことを士郎に咎められて。ここでの「留学」は、時計塔から日本への留学を指す。<br>本編での猫かぶりを含めた言動を知っている身からすると想像もつかない傲慢さ、冷徹さである。ゼルレッチが精神修養で日本に留学させたのもあながち的外れではなかったのかもしれない。
  −
  −
;「そっか」<br>「それなら仕方ないわね!」
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:上記の続き。予想通りの合理性の欠片もない不格好で不可解な、けど強くあたたかい言葉を士郎から伝えられ嬉しそうに笑う。そして再び学校に行くことを決めた。
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  −
;「…初めはただの子供だと思っていた」<br>「ううん……実際にそうだった」<br>「あたたかい家族と友人に囲まれて『ごく普通』という幸せをあたりまえに浴びて育った 明るくまっすぐな……」<br>「……ただの子供」<br>「思えば」<br>「そんな子供に」<br>「なんて過酷なことをさせてしまったものか」
  −
:「ドライ」6巻26話より。無限に湧き出る泥の英霊たちを前にしてなおも立ち向かうイリヤの背を見ての、懺悔にも似た悔恨。何気にイリヤに限らず「魔法少女」全否定な言葉である。だが同時にその選択は――。
  −
  −
;「それでもイリヤは」<br>「最後には必ず前を見つめた」<br>「勝算なんて考えず」<br>「なんの保証もない未来に飛び込んだ」<br>「それは」<br>「もう大人(わたし)が失ってしまった気持ち」<br>「『ごく普通の少女』の『ごく普通の我儘』」
  −
:上記の続き。その選択は「確かではなくとも、信じるに足る希望」へと成長した。前を見続ける少女の姿に凛は悟る。その「たったひとつ」を。それは。
  −
  −
;「ああ―――そっか…」<br>「もしも この世に絶対に守るべき正義があるとするなら」<br>「ただ真っ直ぐに未来を求める――」<br>「少女の我儘(ねがい)だろう」
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:上記の続き。イリヤの背中に凛が見出した願い。どのような世界であろうとも、この世に絶対に守るべき正義。それは未来を求める少女(こども)の我儘(ねがい)――
   
=== カプセルさーばんと ===
 
=== カプセルさーばんと ===
 
;「これは、誰かに見られる前に」<br>“―――なかったことにするしかない!!”
 
;「これは、誰かに見られる前に」<br>“―――なかったことにするしかない!!”
415行目: 455行目:  
;「どうしてこうなった!!!!!!」
 
;「どうしてこうなった!!!!!!」
 
:トーサカが調子に乗ってまた借金してしまった上に、自身も英霊小学生『リン』として契約することに。トーサカが奢ってあげると言っていたのに何があったのか。
 
:トーサカが調子に乗ってまた借金してしまった上に、自身も英霊小学生『リン』として契約することに。トーサカが奢ってあげると言っていたのに何があったのか。
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=== カーニバルファンタズム ===
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;「うふふ、正々堂々頑張ります♡ 応援してくださいね♪」<br>「どんな汚い手を使ってでも勝つわよ!」
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:第9話にて。上の台詞をカメラ目線で言った直後、顔を影を隠して下の台詞を言ってのける。このブレなさこそ彼女の強さの根幹なのだろうか。第1話でも似たようなことをアーチャーに言っている。
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;「……電源を入れて録画ボタンを押すだけ……電源を入れて録画ボタンを押すだけ……電源を入れて録画ボタンを押すだけ……」
 +
:第4話より。士郎からブルーレイで録画を頼まれた凛。やり方を呪文のように反芻するが………
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:なお、オープニングではブルーレイレコーダーの使い方が判らずにジタバタした挙げ句、魔術で粉砕しており、その様子をアーチャーがやれやれと見ているシーンがある。
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:同話ではパニックを起こしてしまい、見物していたアーチャーがブルーレイの機能を丁寧に教えてくれるが、その狼狽ぶりを見られた凛は逆ギレしてアーチャーを家の外までぶっ飛ばした。その直前にもアーチャーを踏みまくっている。サーヴァントのステータス情報を彼女に適応した場合、おそらくこの時に限り筋力はCランクを超えていただろう。
 +
 +
=== その他 ===
 +
;シエル「このまま大人しく……ってあなた正気ですか!? こんな個室で宝石魔術なんて!」<br>「ええ、魔力量の桁が違うのは一目で分かったわ。まともに戦えば力負けするのは目に見えてるし、ここは手っ取り早く部屋ごと爆破してあげる!」
 +
:ドラマCD『アーネンエルベの一日』より。とある行き違いから対峙したシエルに容易くガンドを弾かれ、即座に正面戦闘を捨てて魔力の宝石を最大出力で爆破するという大胆策で対抗する。
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:必要に迫ればイチかバチかの手段も躊躇わず即決する凛らしい行動だが、桜が囚われているのをお構いなしにする辺り、ネタに走ったドラマCDと言えど酷い…。正しくあかいあくまである。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*絶好調は午前2時。
+
*スカートはいわゆる「絶対領域」。何があってもその下は見えません。実はUBWルートのとあるシーンでは線画段階だと見えていた……が結局下草を伸ばして隠すことに。
*魔術回路はメイン四十、サブがそれぞれ三十。魔力容量の半分程度なら一日ちょいで回復する。
+
*数々の試練を乗り越え、自信の糧にして来た凛だが、間桐家の修練にはその非効率さに耐えられないだろうと自分で推測している。実際にあるBAD ENDで桜の過去を追体験された時は、桜に助けを乞うている。桜曰く「わたしがされたコトを一から体験させてあげてるんですけど、一日目で泣き崩れてる」「助けてって、ごめんなさいって、狂ったみたいに叫んでる。」とのこと。
*「そこに戦いがあるから戦う」という、どこぞの登山家ばりの理由で聖杯戦争に参加している。
+
**とはいえ、人間サイドの登場人物の中では割と完成された人物とされており、士郎は凛と一緒に生きている限り、[[エミヤ|アーチャー]]にならない。また、芯の通った強さを持っており、その強さが士郎を救い、アーチャーを救い、桜を救っており、本当に強い人物とは彼女のことを指していることも事実である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ">「遠坂凛」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.16-25</ref>。
*桜より精神的に自立しているが、実は精神耐性は桜の方が上。桜が間桐で受けた拷問に凛は耐えられないらしく、とあるBADENDで桜の影に陵辱され続けた結果、桜の言い様からして凛は精神崩壊に近い状態に陥っている。
+
*金のかかる凛と本編随一の金持ちである[[ギルガメッシュ]]は大変相性がいい<ref group="出">「Fate用語辞典-金ピカ」『Fate/side material』p.59</ref>。彼の「油断・慢心」スキル(?)も凛の「うっかり」に通じるものがあるような。
**そのような極限状態でなくとも、頭に血が上りやすい凛と我慢強い桜のどちらが精神耐性が高いかといえば、どう考えても桜ではあるが。
+
**『Fate/unlimited codes』で対峙した際、凛「何か……お金のニオイがする」 ギル「ん? やらんぞ」というやりとりがある。
*重度の機械オンチ。日用品全てが駄目というほどではないが、それでも結構な割合で使いこなせない品があり、携帯電話は確実に使えない(『hollow』にて)
+
**『Fate/Zero』の著者、虚淵玄氏は、ギルガメッシュを時臣のサーヴァントに決定した要因に、「お金持ち」だけでなく「慢心」「うっかり」を理由の一つとしてあげている。
**……はずなのだが、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』での凛は、携帯電話を使用しているシーンが存在する。<br>これに関して、同番組のwebラジオでは、「既に通話状態だったルヴィアの携帯電話を凛が奪った説」が可能性として取り上げられている。
+
*重度の機械オンチ。『Fate/stay night』ではヒーターや電話を使っており、日用品全てが駄目というほどではないが、それでも結構な割合で使いこなせない品がある。『Fate/hollow ataraxia』では携帯電話を使えなかった。時代的にまだ折り畳み携帯すら無い時代ではあるが、着信がかかってきても電話に出る方法すら分かっていなかった。
 
**『[[まほうつかいの箱]]』ドラマCD「赤いケータイさん」ではアーチャーを「大師父お手製のケータイ電話」に封じ込めた。アーチャーの悪態を聞きたくないがために電源を切ろうとしたものの、操作方法が分からずキレてブン投げ、[[アーネンエルベ]]まで追いかけていくはめに。
 
**『[[まほうつかいの箱]]』ドラマCD「赤いケータイさん」ではアーチャーを「大師父お手製のケータイ電話」に封じ込めた。アーチャーの悪態を聞きたくないがために電源を切ろうとしたものの、操作方法が分からずキレてブン投げ、[[アーネンエルベ]]まで追いかけていくはめに。
 +
**『氷室の天地』では「ロクに使いこなせていない」というレベルで、最低限の操作は問題なくできる模様。
 
**2010年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]では、アカウントの取得をアーチャーにやってもらって、Twitterにチャレンジしている。しかし内容を全世界に公開するシステムだと理解できておらず、私的な日記の内容を転載してしまい、悲惨な末路を迎える。エイプリルフール企画なのでもちろん起こった出来事は「嘘」である。
 
**2010年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]では、アカウントの取得をアーチャーにやってもらって、Twitterにチャレンジしている。しかし内容を全世界に公開するシステムだと理解できておらず、私的な日記の内容を転載してしまい、悲惨な末路を迎える。エイプリルフール企画なのでもちろん起こった出来事は「嘘」である。
**なお、その後のスピンオフストーリーなどはともかくとして、設定されている第五次聖杯戦争当時(西暦2000年ごろ)であれば、作品中でほぼ描写が存在しないことからもわかるように、携帯電話の普及率は現在ほどに高いものではない。さすがに特別で珍しい品というほどのことはないが、持っていないと奇異の目で見られるというほどに浸透し切ってもいない。凛にとって携帯電話が使えないというのは、この当時であればそれほど切実な弱点ではない。
+
**第五次聖杯戦争が開かれた2004年であれば、携帯電話の普及率も比較的低かった。作中でも碌に出ておらず、携帯電話が使えなくてもさほど大きな弱点では無かった。
*幼少期、時臣の魔術刻印を移植する際、拒否反応からくる激痛を抑えるため、とんでもなくまずい薬を服用している。これは痛みを和らげるというより刻印がなじみやすくなるよう体を作り変えるようなもので、副作用として体臭が変化した。以降、体臭を誤魔化すために香水を細かく使い分けたり、特注のシャンプーを使用したりしている。
+
*凛の召喚で触媒となったのはエミヤが持っていた凛のペンダント。凛はセイバーの召喚に失敗したと認識していたが、実のところ冬木ではエミヤしか喚べない<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] Animation Material Ⅰ』</ref>。
*細かい作業の時には眼鏡をかけることがある。作者が重度の眼鏡っ娘好きである『氷室の天地』では当然ながらというべきか着用率が高い。
+
**本編冒頭で士郎の治療にこのペンダントが使われ、彼が生涯持ち続けたことで触媒になった。その後凛はエミヤからペンダントを渡されるが、これは彼が生前から持っていた物。士郎の持つペンダントは強化一回分に満たない程度の魔力が残っているのに対し、凛に返されたペンダントは完全に魔力が無くなっている。
*本人の言葉によれば、純粋な日本人ではなくクォーター。両親の時臣か葵のどちらかがハーフということになる。
+
*凛の赤いペンダントはなにかとTYPE-MOONと交流のある桐原小鳥氏がデザインを担当した。
**「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」にて時臣が「遠縁のエーデルフェルト」と発言しているので、おそらくは時臣だろう。
+
**ちなみに'''締切2日前に依頼された'''らしい。<ref group = "出">「[https://twitter.com/kiriharakotori/status/1090537176184512517  桐原小鳥 2019年1月30日18:08 Twitter]」</ref>
*才色兼備の一端として、料理もそつなくこなす。特に中華を得手とする。<br>コンプエース2010年2月号付録ドラマCD「イートイン・泰山」(現在はアンソロジードラマCDvol.1に収録)では、凛の中華料理のスキルは綺礼に習ったものではなく時臣を喜ばせるために自ら習得したものとなっているが、このアンソロジードラマCDの内容は(他のドラマCDとまとめて)公式の設定ではないと明言されているため、真相は闇の中である。
+
*朝に弱い遠坂だがFateルート最後の会話から、衛宮邸と遠坂邸の交差点までの距離は同じで、6時半に家を出ている士郎と交差点で出くわすには6時には起きなければいけないことから(普段より30分の早起き)、普段は6時半に起きて、7時に家を出ている模様。
*凛の特性はようするに「何でもできる」ことなのだが、それは逆に、あちこちに半端に手を出してしまい、かえって大した成果に結びつかない、という器用貧乏に陥る危険性も持っているとのこと。
+
*声を担当する植田佳奈氏は当初桜と凛のオーディションを両方受けており、受かるなら桜だと思っていたら凛に決まったことに驚いたという<ref group = "出">「Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局」第04回</ref>。
*公式にも無尽蔵なお金持ちである[[ギルガメッシュ]]とは大変相性がいいとされる。彼の「油断・慢心」スキル(?)も凛の「うっかり」に通じるものがあるような。
+
*「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票で3位入賞。2位の[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]とは100票ちょっとの差だったが、大健闘に変わりないだろう。
**『Fate/Zero』の著者・虚淵玄氏も、ギルガメッシュを時臣のサーヴァントに決定した要因に、「お金持ち」だけでなく「慢心」「うっかり」を理由の一つとしてあげている。
+
*『コンプエース』2010年2月号付録ドラマCD「イートイン・泰山」(アンソロジードラマCDvol.1に再録)では凛の中華料理のスキルは時臣を喜ばせるために自ら習得したものとなっている。但しこのアンソロジードラマCDの内容は(他のドラマCDとまとめて)公式の設定ではないと明言されている。
**『Fate/unlimited codes』で対峙した際、凛「何か…お金のニオイがする。」 ギル「ん?やらんぞ。」というやりとりがある。
+
*上の「人間関係」の項にもある通り、[[遠坂凛 (EXTRA)|『EXTRA』に登場する方の凛]]とは幼い頃に一度会ったことがある。この事は、『EXTRA』予約特典「Fate/the Fact」に記載されている暗号を解いて分かるアドレスのサイトに、これまたあるパスワードを打ち込むと見られる特別映像で分かる<ref group="出">[https://www35.atwiki.jp/fate_extra/pages/50.html よくある質問 - Fate/EXTRA@wiki - アットウィキ]</ref>。なお、この映像は現在ではサイトから削除されているものの、海外ファンの個人ブログにコピーが残されている<ref group="注">[https://blog.naver.com/jgwkrrk/120152579515]</ref>。
*高価な宝石を多数使い捨てるという魔術の性質上、遠坂の当主は代々「如何に自分の魔術の研究を早く終わらせ、魔術刻印の継承者の為に財産を増やしておくか」を考慮する宿命を負わされている。なお、遠坂家に限らず宝石魔術を使う魔術師の家は同じ宿命を背負っていると思われる。
+
 
**本来、凛には父・時臣の残した莫大な遺産があったはずなのだが、時臣の死後、凛が成人するまでの僅かな期間に、あたら失われてしまっている。原因は、後見人として財産管理をするはずだった綺礼が、まるっきりずさん(但しこれは愉悦的な理由ではなく、単純に彼に財産管理の能力が無かっただけ)であったため。<br>凛は色々な意味で綺礼をぶっとばしてよい。
+
==話題まとめ==
**凛はケチでお金にうるさいが、実際のところ、本当に貧乏で困窮しているわけではない。綺礼によって目減りしているが遺産そのものはかなりな物であり、他にも時臣が魔術協会に登録している魔術式の特許料など、働かずとも常に一定以上の収入はある。ただ、宝石魔術は金がかかるので、貧乏''''''なだけである。
+
;凛の家計事情
**切り札の宝石のお値段は総額一千万以上。そりゃ貧乏性にもなる。<br />魔力・因縁が絡んでるほうが魔力をため込みやすくていいということで、新品よりも中古品の方が宝石魔術に向いている。
+
:高価な宝石を多数使い捨てるという魔術の性質上、遠坂の頭首は代々「如何に自分の魔術の研究を早く終わらせ、魔術刻印の継承者の為に財産を増やしておくか」を考慮する宿命を負わされている。
**「Fate/complete material III」によれば、遠坂家の財政事情は「何もしなくても年収●千万は堅い」。宝石の1粒あたりのお値段は「戦闘で使用する宝石限定で、平均でいうなら50万円ほど」とのこと。宝石は専用の入手ルートがあり、そこのバイヤーの娘さんと仲良しになれば安くなるかも、と日々頭を悩ませているとか。
+
:本来、凛には父・時臣から莫大な財産を遺されていたが、時臣の死後、凛が成人するまでの僅かな期間に、あらかた失われている。原因は後見人の綺礼が、神父として清貧を志して(遠坂家としては杜撰に)財産を管理していたこと。価値ある土地が二束三文で売られたのだからたまったものではない。ただしこれに関しては綺礼も決してわざとやったのではなく単純に綺礼の管理能力が杜撰だっただけの話である。
**『プリズマ☆イリヤ』では宝石を消費しすぎて枯渇させてしまい、宝石代を稼ぐため宿敵であるルヴィアの家でメイドとして働くという屈辱的な環境に追い込まれている。
+
:遠坂家の経済事情は、実のところそう貧しくはない。目減りしているが遺産そのものはかなりな物で、他にも時臣が魔術協会に登録している魔術式の特許料など、働かずとも常に一定以上の収入はある。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>何もしなくても年収●千万は堅いようだが、先代までの頭首が築き上げたものであるため、彼女としては肩身が狭い。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』134ページ">「奈須きのこ一問一答-キャラクター関係の質問」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134</ref>また、凛が何もしてないのと、時臣が作った魔術式も現代(2004年)では時代遅れになりつつある為、遠坂家の財政は日々厳しくなる一方であり、ロンドンに出向いて手を打たないと危うくなるそうな。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>何より宝石魔術は下手するとそれ以上に金がかかりかねない代物なので、貧乏性になるのもやむなしか。
*スカートはいわゆる「絶対領域」。何があってもその下は見えません。実は『Unlimited Blade Works』ルートのとあるシーンでは線画段階では見えていた……が結局下草を伸ばして隠すことに。ちなみに『プリズマ☆イリヤ』ではうまく機能していないのか、結構頻繁に見える。
+
:切り札の宝石のお値段は総額一千万以上。ただ同じシーンで使い捨ての宝石なら十万円程度で済む事も話しているため、使っている宝石にはかなりのバラつきがあるらしい。魔力・因縁が絡んでるほうが魔力をため込みやすくていいということで、新品よりも中古品の方が宝石魔術に向いている。一方で、宝石1粒あたりのお値段は「戦闘で使用する宝石限定で、平均でいうなら50万円ほど」とのこと。宝石は専用の入手ルートがあり、そこのバイヤーの娘さんと仲良しになれば安くなるかも、と日々頭を悩ませているとか。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』134ページ"/>
*「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票で3位入賞。2位の[[セイバー]]とは100票ちょっとの差だったが、大健闘に変わりないだろう。
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*『Fate/EXTRA』のプロデューサー新納氏曰く「ランサーも凛も詰め将棋をするタイプなので、喧嘩も多いけど息が合うんじゃないかなあと思っていた」とのこと。実際、『EXTRA』で主従として共闘する二人の相性は良い。ちなみにこれは『stay night』凛ルートの展開にかけている向きもあり、『stay night』を知っている人なら「成る程」と思わせる組み合わせといえる。
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*女主人公や[[セイバー (EXTRA・赤)]]への態度を見ていると、どうもEXTRA世界の凛は'''ソッチの気'''もあるらしい。
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**尤も、「stay night」の凛も(理由はあるが)[[セイバー]]に手を出そうとした前科がある。
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*『EXTRA』で登場する凛は平行世界の同一人物ではなく同姓同名の別人であり、時臣が外国で浮気した時に出来た子供の子孫との事。葵さんこっちです。
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*CCCの隠しボスとしてアーチャーとコンビを組んだ凛と戦うことができるが、微妙に服装が違う、というか原作の凛の服装になっている。本来とは違うスキルも原作準拠の名前に変更されており、原作ファンのためのサービスと思われる。
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**見比べてみると分かるのだが、ご丁寧にも'''胸の大きさ'''の違いまでしっかり再現されている。
      
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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===出典===
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<references group = "出"/>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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*[[時計塔]]
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*[[魔術師]]
    
{{DEFAULTSORT:とおさか りん}}
 
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