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== パラメータルール ==
 
== パラメータルール ==
 
サーヴァント自身の能力(筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運・宝具の6種類)、及び所有スキル、所持する宝具の性能の評価を表すもの。いわゆるステータス表示。<br />A・B・C・D・Eの5段階評価であり、1を基準値とするとEが10で1段階上昇するごとに10上昇する。<br />
 
サーヴァント自身の能力(筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運・宝具の6種類)、及び所有スキル、所持する宝具の性能の評価を表すもの。いわゆるステータス表示。<br />A・B・C・D・Eの5段階評価であり、1を基準値とするとEが10で1段階上昇するごとに10上昇する。<br />
表示に「+」が付いている場合は、特定の状況下においては本来の能力が+の数だけ倍加する。例えば「C+」であれば、通常時は30であるが、条件を満たせば60となり、A(50)を上回る能力となる、という事。<br />A〜Eでは評価しきれないほどの桁外れな能力である場合は「EX」と表記される。<br />「−」表示は詳細不明。減少のようにも思えるが、「B−」≒「A」になるような説明もあるので「+」(2倍)ほどではない上昇を意味する可能性もある。<br />なお、宝具の能力は単純な攻撃のものだけではないので一概には言えないが、宝具の威力と筋力の威力の換算では、Cランク宝具の威力は筋力A〜A+に相当する。
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表示に「+」が付いている場合は、特定の状況下においては本来の能力が+の数だけ倍加する。例えば「C+」であれば、通常時は30であるが、条件を満たせば60となり、A(50)を上回る能力となる、という事。<br />A〜Eでは評価しきれないほどの桁外れな能力である場合は「EX」と表記される。<br />「−」表示は詳細不明。減少のようにも思えるが、「B−」≒「A」になるような説明もあるので「+」(2倍)ほどではない上昇を意味する可能性もある。<br />A(50)から狂化や怪力スキル等で更に上昇する場合、限定的倍化を示す「+」ではなく、内部値だけ変化してA(60)となる。<br />なお、宝具の能力は単純な攻撃のものだけではないので一概には言えないが、宝具の威力と筋力の威力の換算では、Cランク宝具の威力は筋力A〜A+に相当する([[セイバー]]の風王結界と[[バーサーカー]]の事例等)。
    
現在判明しているサーヴァントの内、パラメータでEXの評価を受けているのは以下の通り。
 
現在判明しているサーヴァントの内、パラメータでEXの評価を受けているのは以下の通り。
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*サーヴァントは実体化する術を持つ霊体ではあるが、[[魔法|第三魔法]]である「魂の物質化」とは全く別の現象である。サーヴァントはあくまで「降霊」によって呼び出されるものであり、寄り代がなければ現世には留まれない。<br />魂単体で存在できるようになる「魂の物質化」と比べれば不完全なものである(ただし、冬木においてサーヴァント降霊のためのシステムの基盤である大聖杯には第三魔法の一部を用いているので、間接的には関係あるとも言わなくはない)。
 
*サーヴァントは実体化する術を持つ霊体ではあるが、[[魔法|第三魔法]]である「魂の物質化」とは全く別の現象である。サーヴァントはあくまで「降霊」によって呼び出されるものであり、寄り代がなければ現世には留まれない。<br />魂単体で存在できるようになる「魂の物質化」と比べれば不完全なものである(ただし、冬木においてサーヴァント降霊のためのシステムの基盤である大聖杯には第三魔法の一部を用いているので、間接的には関係あるとも言わなくはない)。
 
*サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。
 
*サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。
*パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎない。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動してしまう。マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。現に、魔力供給が完全に断絶したとはいえ、僅か半日程度のうちに[[アーチャー]]は本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。
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*パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎない。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動してしまう。マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。
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**現に、魔力供給が完全に断絶したとはいえ、僅か半日程度のうちに[[アーチャー]]は本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。
 
*マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っていることもあり、互いの過去を夢という形で見る事がある。
 
*マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っていることもあり、互いの過去を夢という形で見る事がある。
 
**描写された限りでは、第四次ではケイネスがランサーの、ウェイバーがライダーの過去を。第五次では遠坂凛がアーチャーの、衛宮士郎がセイバーの過去を垣間見ている。また、セイバーも士郎の過去を夢を通して見ている。『Apocrypha』においては、[[六導玲霞]]がアサシンの過去を夢を通して見ている。
 
**描写された限りでは、第四次ではケイネスがランサーの、ウェイバーがライダーの過去を。第五次では遠坂凛がアーチャーの、衛宮士郎がセイバーの過去を垣間見ている。また、セイバーも士郎の過去を夢を通して見ている。『Apocrypha』においては、[[六導玲霞]]がアサシンの過去を夢を通して見ている。
 
*『[[Fate/EXTRA CCC]]』において、神話上の神や女神はハイ・サーヴァントと呼ばれる存在であることが判明した。ハイ・サーヴァントそのものは登場していないが、それらの情報を利用して創造された英霊複合体である[[パッションリップ]]や[[メルトリリス]]が登場している。
 
*『[[Fate/EXTRA CCC]]』において、神話上の神や女神はハイ・サーヴァントと呼ばれる存在であることが判明した。ハイ・サーヴァントそのものは登場していないが、それらの情報を利用して創造された英霊複合体である[[パッションリップ]]や[[メルトリリス]]が登場している。
**[[セイヴァー]]も分類的にはハイ・サーヴァントではないかと推測されている。確証たる情報がないため憶測の域を出ないが、ガウェインを含むトーナメントで戦ったサーヴァント達とは格が違うとされる力を有すると[[キャスター (EXTRA・青)]]が評していることから、可能性はある。
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**[[セイヴァー]]も分類的にはハイ・サーヴァントではないかと推測されている。確証たる情報がないため憶測の域を出ないが、ガウェインを含むトーナメントで戦ったサーヴァント達とは格が違うとされる力を有すると[[キャスター (EXTRA・青)]]が評していることから、元となった人物からして可能性は高い。
 
**ただし、ハイ・サーヴァントにし得るのは神霊を顕現させるだけの能力を持った「ムーンセル」に限った話。<br />「[[Fate/stay night]]」作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら論外である。
 
**ただし、ハイ・サーヴァントにし得るのは神霊を顕現させるだけの能力を持った「ムーンセル」に限った話。<br />「[[Fate/stay night]]」作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら論外である。
 
**極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本であるイエス・キリストを降霊できるのであればそもそも聖杯戦争の意義が根底から覆されるようなものである。
 
**極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本であるイエス・キリストを降霊できるのであればそもそも聖杯戦争の意義が根底から覆されるようなものである。
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