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:EXTRAにおける人類世界を実質的に支配している組織。複数の財閥が国家をまたいで結成した巨大な合体企業であり、独自の軍隊組織を有する。<br />地理的には世界の三割、GDPベースで世界の冨の六割が西欧財閥系企業のものと言われる。基本理念として「全世界の資源、資産の平等分配」を謳っており、徹底した管理社会によって世界を存続させるよう動いている。<br />しかし、西欧財閥とその統治地域は、その理念を是とせず敵対するレジスタンスによるテロの脅威に常にさらされている。
 
:EXTRAにおける人類世界を実質的に支配している組織。複数の財閥が国家をまたいで結成した巨大な合体企業であり、独自の軍隊組織を有する。<br />地理的には世界の三割、GDPベースで世界の冨の六割が西欧財閥系企業のものと言われる。基本理念として「全世界の資源、資産の平等分配」を謳っており、徹底した管理社会によって世界を存続させるよう動いている。<br />しかし、西欧財閥とその統治地域は、その理念を是とせず敵対するレジスタンスによるテロの脅威に常にさらされている。
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;レジスタンス
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;[[レジスタンス]]
:西欧財閥に敵対する勢力。「解放戦線」とも呼ばれる。厳密には一つの勢力ではなく、閉鎖した世界を打ち破り未来を望む者、西欧財閥の特権階級に反発する者、滅ぼされた魔術協会の再興を求める者、西欧財閥に成り代わり世界の統治者になることを企む者などかなりの数の派閥が存在する。<br />凛のような穏健派や難民の援助を行う人道派も少なからず存在するが、都市部での大規模テロ、BC兵器の散布、難民や民間人を無視した破壊活動、略奪や暴行などの現実実世界での犯罪行為は勿論、電脳世界での凶悪なテロ事件など過激な行動をするものが多く、世間的にはテロリストとして見られている。
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:西欧財閥に敵対する勢力。「解放戦線」とも呼ばれる。厳密には一つの勢力ではなく、かなりの数の派閥が存在する。<br />凛のような穏健派や難民の援助を行う人道派も少なからず存在するが、都市部での大規模テロ、BC兵器の散布、難民や民間人を無視した破壊活動、略奪や暴行などの現実実世界での犯罪行為は勿論、電脳世界での凶悪なテロ事件など過激な行動をするものが多く、世間的にはテロリストとして見られている。
    
;[[聖杯]]
 
;[[聖杯]]
 
:ムーンセル・オートマトン。月で発見された、太陽系最古の遺物。神の自動書記装置。七天の聖杯(セブンスヘブン・アートグラフ)。万能の願望機としての機能があることにより、聖杯と呼ばれるようになる。
 
:ムーンセル・オートマトン。月で発見された、太陽系最古の遺物。神の自動書記装置。七天の聖杯(セブンスヘブン・アートグラフ)。万能の願望機としての機能があることにより、聖杯と呼ばれるようになる。
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;聖杯戦争
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;[[聖杯戦争]]
:聖杯「ムーンセル・オートマトン」の所有権を奪い合う戦い。[[聖杯戦争|かつてあった聖杯を巡る争い]]をモデルに、ムーンセル自身がその内に霊子ハッカーたちを招く。勝者は一人。叶えられる望みもまた一つ。<br />霊子ハッカーたちはムーンセルの門を潜った時点で自我や記憶といったパーソナリティを全て削除され、仮初めの記憶と役割を与えられた上で学園生活を送る。これが予選であり、4日間の期限内に自我を取り戻した者のみがマスターとして本戦への出場権を得る。<br />本戦は7回戦から成るトーナメント形式。回戦ごとに7日間の期間が設けられ、1日目から6日目が猶予期間(モラトリアム)、7日目に闘技場にて一騎打ちの決戦を行う。<br />なお、猶予期間中の私闘は禁じられており、とくに学園内で私闘に及んだ者にはステータス低下などの罰則がある。<br />冬木との最大の相違は、システム的に罪の無い一般人が入って来る事が無い⇒無関係の人間が聖杯戦争の巻き添えになる事が決して無いという事。その代わり敗者=死、生き残るのはひとりだけ等のように、マスターにとっては冬木以上に厳しいルールとなっている。<br />元々、聖杯戦争とはムーンセルの情報収集活動の一環でしかない。トワイスが操作する前の聖杯戦争は、聖杯戦争という名などなく、ただ最良のサンプルを得るために性能を競わせるトライアルにすぎなかった。<br />なお、トワイスが操作する前の聖杯戦争ないしトライアルの詳細なシステムは不明。
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:聖杯「ムーンセル・オートマトン」の所有権を奪い合う戦い。かつてあった聖杯を巡る争いをモデルに、ムーンセル自身がその内に霊子ハッカーたちを招く。勝者は一人。叶えられる望みもまた一つ。<br />霊子ハッカーたちはムーンセルの門を潜った時点で自我や記憶といったパーソナリティを全て削除され、仮初めの記憶と役割を与えられた上で学園生活を送る。これが予選であり、4日間の期限内に自我を取り戻した者のみがマスターとして本戦への出場権を得る。<br />本戦は7回戦から成るトーナメント形式。回戦ごとに7日間の期間が設けられ、1日目から6日目が猶予期間(モラトリアム)、7日目に闘技場にて一騎打ちの決戦を行う。<br />なお、猶予期間中の私闘は禁じられており、とくに学園内で私闘に及んだ者にはステータス低下などの罰則がある。<br />冬木との最大の相違は、システム的に罪の無い一般人が入って来る事が無い⇒無関係の人間が聖杯戦争の巻き添えになる事が決して無いという事。その代わり敗者=死、生き残るのはひとりだけ等のように、マスターにとっては冬木以上に厳しいルールとなっている。<br />元々、聖杯戦争とはムーンセルの情報収集活動の一環でしかない。トワイスが操作する前の聖杯戦争は、聖杯戦争という名などなく、ただ最良のサンプルを得るために性能を競わせるトライアルにすぎなかった。<br />なお、トワイスが操作する前の聖杯戦争ないしトライアルの詳細なシステムは不明。
    
;SE.RA.PH(セラフ)
 
;SE.RA.PH(セラフ)
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:2016年に建国されたアフリカ東南部の小国家。クローン売買シンジケートによる傀儡政権であるとの国際的な指摘がある。しかし北半球資源機構に参加してはいないものの資源採掘権を放棄しているため、北半球資源機構としても軍事介入をする大義名分がなく、国連も人道的な立場から攻撃することが出来ない。<br />2030年代においてネットワークへの接続を拒否している国家の一つであり、厳しい情報管制が布かれている。また入国も難しいようで、Fate/the Factの記者は事実上密入国するしかないビアフラ連邦での取材を諦めている。
 
:2016年に建国されたアフリカ東南部の小国家。クローン売買シンジケートによる傀儡政権であるとの国際的な指摘がある。しかし北半球資源機構に参加してはいないものの資源採掘権を放棄しているため、北半球資源機構としても軍事介入をする大義名分がなく、国連も人道的な立場から攻撃することが出来ない。<br />2030年代においてネットワークへの接続を拒否している国家の一つであり、厳しい情報管制が布かれている。また入国も難しいようで、Fate/the Factの記者は事実上密入国するしかないビアフラ連邦での取材を諦めている。
 
;アフリカ・ベルト
 
;アフリカ・ベルト
:エジプト共和国とビアフラ連邦を結んだ地域。</br>西欧財閥とレジスタンスの抗争の空白地帯であり、クローン売買シンジケートの総本山がある。</br>現代の奴隷売買というべき規模で行われているクローン製造・売買の中心組織。総本山はアフリカ・ベルトにある。ビアフラ連邦はシンジケートの傀儡政権と言われており、エジプト共和国は『商品』であるクローンの集荷センターになっている。</br>クローンはエジプト共和国に集められ、アフリカ・ベルトを南西に下ってビアフラ連邦から輸出される。</br>クローンはアフリカ大陸内のみならず秘密裏にヨーロッパ、アジア、北米を中心と擂る先進諸国に輸出され続けており、その輸出ルートは2000年代の兵器のそれ並みに複雑化し、何十という国を経由して取引の身元を隠蔽しているため捜査当局はクローンの製造・売買ネットワークの根絶に至っておらず、取引の証拠を押さえる事すら出来ていない。</br>商品は先進諸国に輸出されてもいるが、ほとんどはアフリカ大陸内に供給されており、その有力な購入組織にアトラス院がある。アトラス院にクローンを供給するための製造工場はアフリカ大陸にある。
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:エジプト共和国とビアフラ連邦を結んだ地域。</br>西欧財閥とレジスタンスの抗争の空白地帯であり、クローン売買シンジケートの総本山がある。</br>現代の奴隷売買というべき規模で行われているクローン製造・売買の中心組織。総本山はアフリカ・ベルトにある。ビアフラ連邦はシンジケートの傀儡政権と言われており、エジプト共和国は『商品』であるクローンの集荷センターになっている。</br>クローンはエジプト共和国に集められ、アフリカ・ベルトを南西に下ってビアフラ連邦から輸出される。</br>クローンはアフリカ大陸内のみならず秘密裏にヨーロッパ、アジア、北米を中心と擂る先進諸国に輸出され続けており、その輸出ルートは2000年代の兵器のそれ並みに複雑化し、何十という国を経由して取引の身元を隠蔽しているため捜査当局はクローンの製造・売買ネットワークの根絶に至っておらず、取引の証拠を押さえる事すら出来ていない。</br>商品は先進諸国に輸出されてもいるが、ほとんどはアフリカ大陸内に供給されており、その有力な購入組織に[[アトラス院]]がある。アトラス院にクローンを供給するための製造工場はアフリカ大陸にある。
    
==メモ==
 
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