差分
→欠点
=== 欠点 ===
=== 欠点 ===
直死の能力者にとって死を理解できないモノ、その時代において壊す(殺す)ことが不可能なモノ、そもそもいつか来る終わり(死期、存在限界)の無いモノは、その死も理解できないので線も点も視えず、殺すことはできない。<br />その時点で対象の死が理解できない場合、殺すことは出来ないのである。<br />例えば、夜の[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]は星からのバックアップによって死の要因がまるで無くなる為、線や点が見えない。<br />また、『空の境界』第五章「矛盾螺旋」にて[[荒耶宗蓮]]が左手に仏舎利を入れていたように、相手が聖遺物など直死の能力者が「死」を認識できない物を体内に取り込んでいると、線や点が注視して辛うじて見えるほど細くなってしまう。<br />「TYPE-MOON Fes」パンフレットの一問一答では、荒耶のケースは仏舎利が『生きながら入滅した』覚者ものであり、死の線で殺すには通常の死の概念よりも何段階も高度な『死の線』を読み解く必要があったためと説明されている。<br />死の線・点は「常人には認識できないが、常にそこにあって誰にでも殺せるもの」ではなく、直死の効果が現れるのは魔眼保持者が直接干渉した場合のみ。直死の能力を持たない他者に「ここに線がある」と教えて線を切らせても効果は発生しない。<br />そのためより身体能力の優れた者と組んでサポートに回るという戦術は使えず、能力者本人が直接戦う必要がある。必然的に能力者は、断ち切れる・貫ける距離の接近戦を挑まねばならない。<br />(式のように「概念」も殺せるのなら、遠距離から飛んでくる魔術などを「殺す」ことは可能)。<br />なお、いかに対象に絶対的な死をもたらす直死の魔眼を持っていても、それだけでは人外のバケモノである[[死徒]]や[[魔術|魔術師]]、超能力者を相手に切った張ったができるわけではない。<br />死の線が見えてそこをなぞりさえすればどんな対象でも殺せるといっても、例えば死徒を相手に白兵戦をやれば、普通は相手の死の線に触れる前に殴り殺されるだけである。<br />[[両儀式]]、[[遠野志貴]]共に、戦闘における体術などの単純な性能・技能は、魔眼の能力とは直接的な関係はない。<br />この為、平均的な[[サーヴァント]]と戦った場合は式、志貴共に及ばないと発言されている(「両儀式」なら防衛戦まで出来るという)。<br /><br />日常では「カッターなどで硬いものをぶった切れる程度の能力」にしか過ぎない。しかも、切りたい場所に線がなければあまり役に立たない。
;能力者が「死」を認識できない対象には効果が及ばない
:直死の能力者にとって死を理解できないモノ、その時代において壊す(殺す)ことが不可能なモノ、そもそもいつか来る終わり(死期、存在限界)の無いモノは、その死も理解できないので線も点も視えず、殺すことはできない。<br />その時点で対象の死が理解できない場合、殺すことは出来ないのである。<br />例えば、夜の[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]は星からのバックアップによって死の要因がまるで無くなる為、線や点が見えない。<br />また、『空の境界』第五章「矛盾螺旋」にて[[荒耶宗蓮]]が左手に仏舎利を入れていたように、相手が聖遺物など直死の能力者が「死」を認識できない物を体内に取り込んでいると、線や点が注視して辛うじて見えるほど細くなってしまう。<br />「TYPE-MOON Fes」パンフレットの一問一答では、荒耶のケースは仏舎利が『生きながら入滅した』覚者ものであり、死の線で殺すには通常の死の概念よりも何段階も高度な『死の線』を読み解く必要があったためと説明されている。
;能力者が直接死の線・点に干渉しないと効果が発生しない
:死の線・点は「常人には認識できないが、常にそこにあって誰にでも殺せるもの」ではなく、直死の効果が現れるのは魔眼保持者が直接干渉した場合のみ。直死の能力を持たない他者に「ここに線がある」と教えて線を切らせても効果は発生しない。<br />そのためより身体能力の優れた者と組んでサポートに回るという戦術は使えず、能力者本人が直接戦う必要がある。必然的に能力者は、断ち切れる・貫ける距離の接近戦を挑まねばならない。<br />(式のように「概念」も殺せるのなら、遠距離から飛んでくる魔術などを「殺す」ことは可能)。<br />なお、いかに対象に絶対的な死をもたらす直死の魔眼を持っていても、それだけでは人外のバケモノである[[死徒]]や[[魔術|魔術師]]、超能力者を相手に切った張ったができるわけではない。<br />死の線が見えてそこをなぞりさえすればどんな対象でも殺せるといっても、例えば死徒を相手に白兵戦をやれば、普通は相手の死の線に触れる前に殴り殺されるだけである。<br />[[両儀式]]、[[遠野志貴]]共に、戦闘における体術などの単純な性能・技能は、魔眼の能力とは直接的な関係はない。<br />この為、平均的な[[サーヴァント]]と戦った場合は式、志貴共に及ばないと発言されている(「両儀式」なら防衛戦まで出来るという)。
;死の線・点が存在する部位にしか効果がない
:日常では「カッターなどで硬いものをぶった切れる程度の能力」にしか過ぎない。しかも、切りたい場所に線がなければあまり役に立たない。
=== 能力者 ===
=== 能力者 ===