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| : ユグドミレニアの頭首であるダーニックによって召喚され、黒の陣営の首領となる。[[魔術協会]]への宣戦布告として、ユグドミレニア討伐に派遣された熟練の魔術師50人を僅か30秒で全滅させる。 | | : ユグドミレニアの頭首であるダーニックによって召喚され、黒の陣営の首領となる。[[魔術協会]]への宣戦布告として、ユグドミレニア討伐に派遣された熟練の魔術師50人を僅か30秒で全滅させる。 |
| : [[バーサーカー (Apocrypha・赤)|赤のバーサーカー]]襲撃の際も、圧倒的な力で叛逆の英雄を捻じ伏せ、幸先良く配下にすることに成功した。だが直後に起きた、[[セイバー (Apocrypha・黒)|セイバー]]脱落という予想外のハプニングによって大きな衝撃を受け、先行きに暗雲が漂い始める。 | | : [[バーサーカー (Apocrypha・赤)|赤のバーサーカー]]襲撃の際も、圧倒的な力で叛逆の英雄を捻じ伏せ、幸先良く配下にすることに成功した。だが直後に起きた、[[セイバー (Apocrypha・黒)|セイバー]]脱落という予想外のハプニングによって大きな衝撃を受け、先行きに暗雲が漂い始める。 |
− | : 赤の陣営との決戦では先陣を切り、[[ランサー (Apocrypha・赤)|赤のランサー]]と対峙し、最大限の知名度補正と地の利を生かして戦うが、地力の差から押され気味となる。そして空中庭園に戦場が変わり、領土から得る補正を失った彼はもはや赤のランサーの敵ではなく、圧倒され死を覚悟するまでに追い込まれた。 | + | : 赤の陣営との決戦では先陣を切り、[[カルナ|赤のランサー]]と対峙し、最大限の知名度補正と地の利を生かして戦うが、地力の差から押され気味となる。そして空中庭園に戦場が変わり、領土から得る補正を失った彼はもはや赤のランサーの敵ではなく、圧倒され死を覚悟するまでに追い込まれた。 |
| : だが、自ら使用を禁じていた宝具をダーニックの令呪により無理矢理解放させられ、忌み嫌ってきた己の汚名たる吸血鬼と化してしまった。更にはダーニックにより[[令呪]]を上乗せした禁術で魂にダーニックの人格・妄執を刻まれ(寄生され)、最終的にダーニックでもヴラドでもない妄執と本能に支配された吸血鬼と化し、赤の陣営はおろか味方だった黒の陣営の者たちまで敵に回る四面楚歌の中、無念の最期を遂げ'''「黒のサーヴァント」2人目の脱落者'''となる。 | | : だが、自ら使用を禁じていた宝具をダーニックの令呪により無理矢理解放させられ、忌み嫌ってきた己の汚名たる吸血鬼と化してしまった。更にはダーニックにより[[令呪]]を上乗せした禁術で魂にダーニックの人格・妄執を刻まれ(寄生され)、最終的にダーニックでもヴラドでもない妄執と本能に支配された吸血鬼と化し、赤の陣営はおろか味方だった黒の陣営の者たちまで敵に回る四面楚歌の中、無念の最期を遂げ'''「黒のサーヴァント」2人目の脱落者'''となる。 |
| : 奇しくも、配下の貴族に裏切られ、汚名を着せられて処断されるという生前の悲劇を繰り返す結末となってしまった。 | | : 奇しくも、配下の貴族に裏切られ、汚名を着せられて処断されるという生前の悲劇を繰り返す結末となってしまった。 |
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| :ランサーの頃にあった気品は消えている。 | | :ランサーの頃にあった気品は消えている。 |
| :ランサーとして召喚された場合と異なり、狂化の影響か吸血鬼である自分を肯定している。 | | :ランサーとして召喚された場合と異なり、狂化の影響か吸血鬼である自分を肯定している。 |
− | :狂化はEXランクだが、会話は通じる。しかし、余程のマスターでない限り、ヴラド三世はいつしか | + | :狂化はEXランクだが、会話は通じる。しかし、余程のマスターでない限り、ヴラド三世はいつしかマスターの血を啜ることになる。編み物が趣味。 |
− | マスターの血を啜ることになる。
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− | :編み物が趣味。
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| ;能力 | | ;能力 |
| :バーサーカーとして召喚される場合、宝具『鮮血の伝承』が発動された状態がデフォルトとなる為、知名度は「吸血鬼ドラキュラ」に準拠する。 | | :バーサーカーとして召喚される場合、宝具『鮮血の伝承』が発動された状態がデフォルトとなる為、知名度は「吸血鬼ドラキュラ」に準拠する。 |
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| : 「初めて叛逆者という存在に敬意を表したくなった」とその気高い魂を称える。 | | : 「初めて叛逆者という存在に敬意を表したくなった」とその気高い魂を称える。 |
| : だが、叛逆の英雄である彼がヴラドに心からの忠誠など誓うはずもなく、決戦の際は使い捨ての「兵器」として扱うことになった。 | | : だが、叛逆の英雄である彼がヴラドに心からの忠誠など誓うはずもなく、決戦の際は使い捨ての「兵器」として扱うことになった。 |
− | ; [[ランサー (Apocrypha・赤)|赤のランサー]] | + | ; [[カルナ|赤のランサー]] |
| : 決戦にて対峙するが、奮闘空しく圧倒されてしまう。 | | : 決戦にて対峙するが、奮闘空しく圧倒されてしまう。 |
| : 性格的にも、異教徒で全く相容れない宗教観を持つ上に、真実を突きつけ結果的に相手の心を暴いてしまう彼とは非常に相性が悪い。 | | : 性格的にも、異教徒で全く相容れない宗教観を持つ上に、真実を突きつけ結果的に相手の心を暴いてしまう彼とは非常に相性が悪い。 |
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| ; [[カーミラ]] | | ; [[カーミラ]] |
| : 共に吸血鬼のモデルとなった人物。しかし彼女とは非常に相性が悪い。 | | : 共に吸血鬼のモデルとなった人物。しかし彼女とは非常に相性が悪い。 |
− | ; [[ランサー (CCC・赤)|エリザベート・バートリー]] | + | ; [[エリザベート=バートリー]] |
| : 上と同一人物だが「同病相憐れむ」「善悪や欲や夢ではなく己の楽しさに耽溺する」と、打って変わって幼子を見守るような対応である。 | | : 上と同一人物だが「同病相憐れむ」「善悪や欲や夢ではなく己の楽しさに耽溺する」と、打って変わって幼子を見守るような対応である。 |
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| === その他 === | | === その他 === |
− | ; [[ランサー (EXTRA・黒)]] | + | ; [[ヴラド三世 (EXTRA)]] |
| : 『Grand Order』に登場する吸血鬼であることを肯定したバーサーカーとしての彼とも、『Apocrypha』に登場する君主としての側面が強調されたランサーとしての彼とも違い、狂信的な騎士としての側面や妻を愛する男としての側面が強調された状態のヴラド三世。 | | : 『Grand Order』に登場する吸血鬼であることを肯定したバーサーカーとしての彼とも、『Apocrypha』に登場する君主としての側面が強調されたランサーとしての彼とも違い、狂信的な騎士としての側面や妻を愛する男としての側面が強調された状態のヴラド三世。 |
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| **事実、作中で互いに宝具に制限を用いていたとはいえ最強クラスのサーヴァントである赤のランサーを相手に知名度とスキル補正が無くなるまでは拮抗した闘いを展開出来る程であった。 | | **事実、作中で互いに宝具に制限を用いていたとはいえ最強クラスのサーヴァントである赤のランサーを相手に知名度とスキル補正が無くなるまでは拮抗した闘いを展開出来る程であった。 |
| **『鮮血の伝承』発動後は更に桁違いの力を発揮。その戦闘力は赤のランサー・ライダーを身体能力だけで吹き飛ばし、令呪によるバックアップを得た赤と黒の6騎のサーヴァントを纏めて相手取る程。最終的に押され気味ではあったものの、6騎のサーヴァントに余裕など欠片もなかったとされる程であった。 | | **『鮮血の伝承』発動後は更に桁違いの力を発揮。その戦闘力は赤のランサー・ライダーを身体能力だけで吹き飛ばし、令呪によるバックアップを得た赤と黒の6騎のサーヴァントを纏めて相手取る程。最終的に押され気味ではあったものの、6騎のサーヴァントに余裕など欠片もなかったとされる程であった。 |
− | *[[ランサー (EXTRA・黒)]]とは同一の英霊が別の側面を強調されて召喚された存在。 | + | *[[ヴラド三世 (EXTRA)]]とは同一の英霊が別の側面を強調されて召喚された存在。 |
| **宝具のカズィクル・ベイも『極刑王』、『串刺城塞』、『血塗れ王鬼』と、召喚した側面によって全て性能と振られている漢字が異なる。 | | **宝具のカズィクル・ベイも『極刑王』、『串刺城塞』、『血塗れ王鬼』と、召喚した側面によって全て性能と振られている漢字が異なる。 |
− | **ランサー (Apocrypha・黒)が持つ『極刑王』は、[[ランサー (EXTRA・黒)]]として召喚された際の『串刺城塞』と比べてランク・レンジ・最大補足数で上回っている。特にレンジと最大補足数には2倍近い差が存在する。しかし何の因果か、最大補足数がサタンや反キリストを意味する「'''666'''」になってしまっている。敬虔な信仰者であるヴラドにとってはあまりに嫌な数字であろう。 | + | **ランサー (Apocrypha・黒)が持つ『極刑王』は、[[ヴラド三世 (EXTRA)]]として召喚された際の『串刺城塞』と比べてランク・レンジ・最大補足数で上回っている。特にレンジと最大補足数には2倍近い差が存在する。しかし何の因果か、最大補足数がサタンや反キリストを意味する「'''666'''」になってしまっている。敬虔な信仰者であるヴラドにとってはあまりに嫌な数字であろう。 |
| *作中では青銅馬のゴーレムを乗りこなしていたものの「騎乗」スキルは保有していない。 | | *作中では青銅馬のゴーレムを乗りこなしていたものの「騎乗」スキルは保有していない。 |
− | *'''[[Fate/Zero|ウロブチ]]製ランサー'''で、どう見ても令呪で強制的に使わされそうな宝具を持つなど彼の未来を不安視するファンは多かったが、'''事実は予想よりも遥かに酷かった'''。[[ランサー (第四次)|ディルムッド]]と違い心の内を正直に話し、味方には公正な振る舞いで接し、一番能力を発揮できるクラスで、魂の色が似ているマスターに召喚されてさえ、報われない最期を遂げてしまった。<br>おまけに、信頼していた[[アーチャー (Apocrypha・黒)|アーチャー]]や[[アヴィケブロン|キャスター]]も、ルーラーの命令とは言え迷うことなく積極的に集団リンチに参加している。踏んだり蹴ったりである。 | + | *'''[[Fate/Zero|ウロブチ]]製ランサー'''で、どう見ても令呪で強制的に使わされそうな宝具を持つなど彼の未来を不安視するファンは多かったが、'''事実は予想よりも遥かに酷かった'''。[[ディルムッド・オディナ|ディルムッド]]と違い心の内を正直に話し、味方には公正な振る舞いで接し、一番能力を発揮できるクラスで、魂の色が似ているマスターに召喚されてさえ、報われない最期を遂げてしまった。<br>おまけに、信頼していた[[アーチャー (Apocrypha・黒)|アーチャー]]や[[アヴィケブロン|キャスター]]も、ルーラーの命令とは言え迷うことなく積極的に集団リンチに参加している。踏んだり蹴ったりである。 |
| **アーチャーとキャスターの対応は薄情な物に見えてしまうが、これは仕方のない事である。何しろ[[ルーラー]]の[[令呪]]を用いた命令で、正当な英霊である2人には吸血鬼の大量発生を見逃す理由もない。<br>また彼自身、吸血鬼化させられた時点で既に自我が消滅しており、乗っ取ったダーニックもほとんど人格が崩壊しており、彼らに配慮する必要も従う義務ももうない。むしろ、「赤の陣営との戦いに決着をつけ、その後改めて聖杯の所有権を巡る」という聖杯大戦の暗黙の了解を破り、勝手に聖杯を使おうとしたヴラドとダーニックの方が彼らにとっては裏切り者である。<br>それでも、一切の躊躇なくゴーレムで殴りつけられ、全身を射られる彼の姿は哀しいものである……。 | | **アーチャーとキャスターの対応は薄情な物に見えてしまうが、これは仕方のない事である。何しろ[[ルーラー]]の[[令呪]]を用いた命令で、正当な英霊である2人には吸血鬼の大量発生を見逃す理由もない。<br>また彼自身、吸血鬼化させられた時点で既に自我が消滅しており、乗っ取ったダーニックもほとんど人格が崩壊しており、彼らに配慮する必要も従う義務ももうない。むしろ、「赤の陣営との戦いに決着をつけ、その後改めて聖杯の所有権を巡る」という聖杯大戦の暗黙の了解を破り、勝手に聖杯を使おうとしたヴラドとダーニックの方が彼らにとっては裏切り者である。<br>それでも、一切の躊躇なくゴーレムで殴りつけられ、全身を射られる彼の姿は哀しいものである……。 |
| **『EXTRA』のヴラド三世は相性の良いマスターと巡り会い、まともな最期を迎えているのでなおさらこっちのヴラド三世が悲惨。 | | **『EXTRA』のヴラド三世は相性の良いマスターと巡り会い、まともな最期を迎えているのでなおさらこっちのヴラド三世が悲惨。 |
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| *[[サーヴァント]] | | *[[サーヴァント]] |
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− | {{DEFAULTSORT:らんさあ あほくりふあ くろ}} | + | {{DEFAULTSORT:うらとさんせい あほくりふあ}} |
− | [[Category:登場人物ら行]] | + | [[Category:登場人物あ行]] |
| [[Category:Fate/Apocrypha]] | | [[Category:Fate/Apocrypha]] |