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| ==== 第三次 ==== | | ==== 第三次 ==== |
− | ;[[アヴェンジャー]] | + | ;[[アンリマユ|アヴェンジャー]] |
| :アインツベルンが手にした古い教典。 | | :アインツベルンが手にした古い教典。 |
| | | |
| ==== 第四次 ==== | | ==== 第四次 ==== |
− | ;[[セイバー]] | + | ;[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]] |
| :コーンウォールから発掘された聖剣の鞘。 | | :コーンウォールから発掘された聖剣の鞘。 |
− | ;[[ギルガメッシュ]] | + | ;[[ギルガメッシュ|アーチャー]] |
| :この世で最初に脱皮した蛇の抜け殻の化石。 | | :この世で最初に脱皮した蛇の抜け殻の化石。 |
− | ;[[イスカンダル|ライダー (第四次)]] | + | ;[[イスカンダル|ライダー]] |
| :生前身に着けていたマントの一片。 | | :生前身に着けていたマントの一片。 |
− | ;[[ディルムッド・オディナ|ランサー (第四次)]] | + | ;[[ディルムッド・オディナ|ランサー]] |
| :ケイネスが触媒を新たに手配し入手したとはされているが、具体的な物品は不明。 | | :ケイネスが触媒を新たに手配し入手したとはされているが、具体的な物品は不明。 |
− | ;[[バーサーカー (第四次)]] | + | ;[[ランスロット|バーサーカー]] |
| :詳細不明。小説・ドラマCD・漫画には触媒の有無も含めて描写がないが、アニメオリジナルのセリフとして臓硯の「貴様に相応しい聖遺物を見つけておいたわ」というものがある。 | | :詳細不明。小説・ドラマCD・漫画には触媒の有無も含めて描写がないが、アニメオリジナルのセリフとして臓硯の「貴様に相応しい聖遺物を見つけておいたわ」というものがある。 |
− | ;[[アサシン (第四次)]] | + | ;[[百の貌のハサン|アサシン]] |
| :アサシンというクラスそのもの。 | | :アサシンというクラスそのもの。 |
− | ;[[ジル・ド・レェ|キャスター (第四次)]] | + | ;[[ジル・ド・レェ|キャスター]] |
| :触媒なし。「殺人に耽溺する」という二人の精神の共通性。 | | :触媒なし。「殺人に耽溺する」という二人の精神の共通性。 |
| | | |
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| ;セイバー | | ;セイバー |
| :士郎の体内にあった聖剣の鞘。 | | :士郎の体内にあった聖剣の鞘。 |
− | ;[[アーチャー]] | + | ;[[エミヤ|アーチャー]] |
| :エミヤが所持している凛が士郎を救うために使ったペンダント。 | | :エミヤが所持している凛が士郎を救うために使ったペンダント。 |
| ;[[クー・フーリン|ランサー]] | | ;[[クー・フーリン|ランサー]] |
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| ;[[メディア|キャスター]] | | ;[[メディア|キャスター]] |
| :コルキスにあったメディアゆかりの文献。 | | :コルキスにあったメディアゆかりの文献。 |
− | ;[[バーサーカー]] | + | ;[[ヘラクレス|バーサーカー]] |
| :ヘラクレス神殿の礎である斧剣。 | | :ヘラクレス神殿の礎である斧剣。 |
− | ;[[アサシン]] | + | ;[[佐々木小次郎|アサシン]] |
| :柳洞寺の山門。 | | :柳洞寺の山門。 |
− | ;[[アサシン (第五次/真アサシン)]] | + | ;[[呪腕のハサン|アサシン]] |
| :アサシンというクラスそのものと、マスターである[[間桐臓硯]]との「永遠を望む」という共通性。 | | :アサシンというクラスそのものと、マスターである[[間桐臓硯]]との「永遠を望む」という共通性。 |
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105行目: |
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| ;[[モードレッド|赤のセイバー]] | | ;[[モードレッド|赤のセイバー]] |
| :円卓の欠片。 | | :円卓の欠片。 |
− | ;[[アーチャー (Apocrypha・赤)|赤のアーチャー]]、[[カルナ|赤のランサー]]、[[アキレウス|赤のライダー]]、[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]、[[セミラミス|赤のアサシン]]、[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|赤のバーサーカー]] | + | ;[[アタランテ|赤のアーチャー]]、[[カルナ|赤のランサー]]、[[アキレウス|赤のライダー]]、[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]、[[セミラミス|赤のアサシン]]、[[スパルタクス|赤のバーサーカー]] |
| :[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]]によって集められた触媒。詳細不明。 | | :[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]]によって集められた触媒。詳細不明。 |
− | ;[[セイバー (Apocrypha・黒)|黒のセイバー]] | + | ;[[ジークフリート|黒のセイバー]] |
| :血に染まった菩提樹の葉。 | | :血に染まった菩提樹の葉。 |
− | ;[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]] | + | ;[[ケイローン|黒のアーチャー]] |
| :古びた一本の矢。 | | :古びた一本の矢。 |
| ;[[アストルフォ|黒のライダー]] | | ;[[アストルフォ|黒のライダー]] |
| :染みの残ったガラス瓶。 | | :染みの残ったガラス瓶。 |
− | ;[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|黒のバーサーカー]] | + | ;[[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]] |
| :人体図の描かれた古紙。 | | :人体図の描かれた古紙。 |
− | ;[[アサシン (Apocrypha・黒)|黒のアサシン]] | + | ;[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]] |
| :かの連続殺人鬼が愛用したといわれる六本の業物(四本の奇怪な形をした短刀と、二本の肉切り包丁)。 | | :かの連続殺人鬼が愛用したといわれる六本の業物(四本の奇怪な形をした短刀と、二本の肉切り包丁)。 |
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| ==== 偽りの聖杯戦争 ==== | | ==== 偽りの聖杯戦争 ==== |
− | ;[[ギルガメッシュ]] | + | ;[[ギルガメッシュ|アーチャー]] |
| :黄金郷の蔵の鍵。 | | :黄金郷の蔵の鍵。 |
− | ;[[バーサーカー (fake)]] | + | ;[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|バーサーカー]] |
| :ジャック・ザ・リッパーの銘柄入りナイフのレプリカ。 | | :ジャック・ザ・リッパーの銘柄入りナイフのレプリカ。 |
| ;[[アサシン(fake)]] | | ;[[アサシン(fake)]] |
| :アサシンというクラスそのもの。 | | :アサシンというクラスそのもの。 |
− | ;[[エルキドゥ]] | + | ;[[エルキドゥ|ランサー]] |
| :マスターである合成獣そのもの。 | | :マスターである合成獣そのもの。 |
| ;[[セイバー (fake)]] | | ;[[セイバー (fake)]] |
133行目: |
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| ;[[ランサー (フラグメンツ)]] | | ;[[ランサー (フラグメンツ)]] |
| :炭化した古き館の破片。 | | :炭化した古き館の破片。 |
− | ;[[オジマンディアス]] | + | ;[[オジマンディアス|ライダー]] |
| :ネフェルタリが最期に身につけていた首飾り。 | | :ネフェルタリが最期に身につけていた首飾り。 |
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171行目: |
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| === 霊体に効果のある近代兵器を使うサーヴァントの強さ === | | === 霊体に効果のある近代兵器を使うサーヴァントの強さ === |
− | *第四次聖杯戦争の折、[[バーサーカー (第四次)|バーサーカー]]が戦闘機を宝具化して[[セイバー]]を襲撃した際は、セイバーはマスターを守らねばならず、戦闘機のバルカンは威力が大幅に向上していたとはいえ機銃だけでセイバーを防戦一方へと追い込んで、敗退直前まで持ち込んだ。 | + | *第四次聖杯戦争の折、[[ランスロット|バーサーカー]]が戦闘機を宝具化して[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を襲撃した際は、セイバーはマスターを守らねばならず、戦闘機のバルカンは威力が大幅に向上していたとはいえ機銃だけでセイバーを防戦一方へと追い込んで、敗退直前まで持ち込んだ。 |
| *同じく第四次聖杯戦争時、同じくセイバーを、バーサーカーが宝具化させたサブマシンガンを用いて迎え撃ち、これまた同じく防戦一方へと追い込んだ。 | | *同じく第四次聖杯戦争時、同じくセイバーを、バーサーカーが宝具化させたサブマシンガンを用いて迎え撃ち、これまた同じく防戦一方へと追い込んだ。 |
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| ;重んじる方針 | | ;重んじる方針 |
− | :いわゆる「社会的な」善悪の方針。<br>「秩序」は社会的・公共的ルールに肯定的であること。ただし、ルールに肯定的であるということは、社会を維持するために小を殺して大を生かすような必要悪も受け入れるということに繋がる場合もある。聖杯戦争においてはマスターへの恭順度が高いという形で現れる。<br>その反面、「マスターの方針」というルールが仮に邪悪なものであっても、場合によっては受け入れる(例:[[アサシン (第五次/真アサシン)]])<br>「混沌」は現在の社会に対する否定的な姿勢である(逆に、社会の方が彼ら彼女らを否定した場合もある)。<br>反面、束縛からの解放や自由を肯定することであり、社会秩序によらない人間感情においては必ずしも邪悪であることに繋がらない(例:[[メドゥーサ]])。討伐されたことによって名を馳せた反英雄的な存在に比較的多い属性。<br>「中立」は社会秩序に対して積極性がない場合に適用される。単にどうでもいいのでことさら肯定もしないが否定するのも面倒に思っていたり、自分にとって良い面は肯定するが悪い面は否定したりする。 | + | :いわゆる「社会的な」善悪の方針。<br>「秩序」は社会的・公共的ルールに肯定的であること。ただし、ルールに肯定的であるということは、社会を維持するために小を殺して大を生かすような必要悪も受け入れるということに繋がる場合もある。聖杯戦争においてはマスターへの恭順度が高いという形で現れる。<br>その反面、「マスターの方針」というルールが仮に邪悪なものであっても、場合によっては受け入れる(例:[[呪腕のハサン]])<br>「混沌」は現在の社会に対する否定的な姿勢である(逆に、社会の方が彼ら彼女らを否定した場合もある)。<br>反面、束縛からの解放や自由を肯定することであり、社会秩序によらない人間感情においては必ずしも邪悪であることに繋がらない(例:[[メドゥーサ]])。討伐されたことによって名を馳せた反英雄的な存在に比較的多い属性。<br>「中立」は社会秩序に対して積極性がない場合に適用される。単にどうでもいいのでことさら肯定もしないが否定するのも面倒に思っていたり、自分にとって良い面は肯定するが悪い面は否定したりする。 |
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| ;性格 | | ;性格 |
− | :いわゆる「個人的な」善悪の方針。<br>「善」は自分なりのルールを持ち、それを遵守する姿勢。「秩序・善」([[セイバー]])のようにそれが社会正義と合致すれば聖人君子的な姿勢となって現れるし、「混沌・善」(例:[[メドゥーサ]])のようにそれが社会正義には合致しなくとも、自分にとって大事な存在(ライダーならマスターの桜)を裏切らず大切にするといった姿勢で現れる。<br>「悪」は例えば目的のためには手段を選ばない等の、無軌道な姿勢。往々にして、その手段は血生臭いものになりがち。<br>「中庸」は善悪に偏りがない姿勢。ことさらに他者を助けたいとも思わないが、さりとて積極的に他者を見捨てたいとも思わなかったり、どんな人物や方針でも受け入れる代わりに、同じだけどんな人物や方針も切り捨てることを良しとする性格だったりする。<br>「狂」はバーサーカーの属性で、「狂化」により人格が失われていることを示している。 | + | :いわゆる「個人的な」善悪の方針。<br>「善」は自分なりのルールを持ち、それを遵守する姿勢。「秩序・善」([[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]])のようにそれが社会正義と合致すれば聖人君子的な姿勢となって現れるし、「混沌・善」(例:[[メドゥーサ]])のようにそれが社会正義には合致しなくとも、自分にとって大事な存在(ライダーならマスターの桜)を裏切らず大切にするといった姿勢で現れる。<br>「悪」は例えば目的のためには手段を選ばない等の、無軌道な姿勢。往々にして、その手段は血生臭いものになりがち。<br>「中庸」は善悪に偏りがない姿勢。ことさらに他者を助けたいとも思わないが、さりとて積極的に他者を見捨てたいとも思わなかったり、どんな人物や方針でも受け入れる代わりに、同じだけどんな人物や方針も切り捨てることを良しとする性格だったりする。<br>「狂」はバーサーカーの属性で、「狂化」により人格が失われていることを示している。 |
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| === サーヴァントの属性一覧 === | | === サーヴァントの属性一覧 === |
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| |- | | |- |
| !善 | | !善 |
− | |[[セイバー]]<br>[[セイバー (EXTRA・白)]]<br>[[ヴラド三世 (EXTRA)]]<br>[[カルナ]]<br>[[アーチャー (Apocrypha・黒)]]<br>[[ルーラー]]<br>[[シロウ・コトミネ]]<br>[[坂田金時]]<br>[[ゲオルギウス]]<br>[[アサシン (Fake)]]<br>[[メルトリリス]]<br>[[キングプロテア]]<br>[[マシュ・キリエライト]]<br>[[セイバー#セイバー・リリィ|アルトリア・ペンドラゴン[リリィ]]]<br>[[バーサーカー (フラグメンツ)]](アサシン時・変身前)<br>[[ジル・ド・レェ#セイバー (Grand Order)|ジル・ド・レェ(セイバー)]]<br>[[マルタ]] | + | |[[アルトリア・ペンドラゴン]]<br>[[ガウェイン]]<br>[[ヴラド三世 (EXTRA)]]<br>[[カルナ]]<br>[[ケイローン]]<br>[[ジャンヌ・ダルク]]<br>[[シロウ・コトミネ]]<br>[[坂田金時]]<br>[[ゲオルギウス]]<br>[[アサシン (Fake)]]<br>[[メルトリリス]]<br>[[キングプロテア]]<br>[[マシュ・キリエライト]]<br>[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]<br>[[ヘンリー・ジキル&ハイド]](アサシン時・変身前)<br>[[ジル・ド・レェ#セイバー (Grand Order)|ジル・ド・レェ(セイバー)]]<br>[[マルタ]] |
− | |[[イスカンダル]]<br>[[アーチャー (EXTRA・緑)]]<br>[[ランサー (フラグメンツ)]]<br>[[ランサー (Grand Order・赤)]]<br>[[ブーディカ]]<br>[[ウェイバー・ベルベット#キャスター (Grand Order)|諸葛孔明[ロード・エルメロイII世]]]<br>[[アレキサンダー]]<br>[[マリー・アントワネット]]<br>[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]] | + | |[[イスカンダル]]<br>[[ロビンフッド]]<br>[[ランサー (フラグメンツ)]]<br>[[ランサー (Grand Order・赤)]]<br>[[ブーディカ]]<br>[[ウェイバー・ベルベット#キャスター (Grand Order)|諸葛孔明[ロード・エルメロイII世]]]<br>[[アレキサンダー]]<br>[[マリー・アントワネット]]<br>[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]] |
− | |[[メドゥーサ]]<br>[[ギルガメッシュ]]<br>[[セイバー (EXTRA・赤)]]<br>[[セイバー (Apocrypha・黒)]]<br>[[アストルフォ]]<br>[[武蔵坊弁慶]]<br>[[ヴァイオレット]]<br>[[豊臣秀吉]](初期)<br>[[アルテラ]]<br>[[荊軻]]<br>[[エウリュアレ]]<br>[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]<br>[[タマモキャット]] | + | |[[メドゥーサ]]<br>[[ギルガメッシュ]]<br>[[ネロ・クラウディウス]]<br>[[ジークフリート]]<br>[[アストルフォ]]<br>[[武蔵坊弁慶]]<br>[[ヴァイオレット]]<br>[[豊臣秀吉]](初期)<br>[[アルテラ]]<br>[[荊軻]]<br>[[エウリュアレ]]<br>[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]<br>[[タマモキャット]] |
| |- | | |- |
| !中庸 | | !中庸 |
− | |[[クー・フーリン]]<br>[[ディルムッド・オディナ]]<br>[[アルクェイド・ブリュンスタッド|バーサーカー(EXTRA・白)]]<br>[[セイヴァー]]<br>[[クー・フーリン (Prototype)]]<br>[[ヴラド三世 (Apocrypha)]]<br>[[アキレウス]]<br>[[アヴィケブロン]]<br>[[ダビデ]]<br>[[パッションリップ]]<br>[[魔人アーチャー]]<br>[[アーチャー (Grand Order・白)]]<br>[[ダレイオス三世]]<br>[[レオニダス一世]] | + | |[[クー・フーリン]]<br>[[ディルムッド・オディナ]]<br>[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]<br>[[セイヴァー]]<br>[[クー・フーリン (Prototype)]]<br>[[ヴラド三世 (Apocrypha)]]<br>[[アキレウス]]<br>[[アヴィケブロン]]<br>[[ダビデ]]<br>[[パッションリップ]]<br>[[織田信長]]<br>[[アーチャー (Grand Order・白)]]<br>[[ダレイオス三世]]<br>[[レオニダス一世]] |
− | |[[アーチャー]]<br>[[アーチャー (EXTRA・赤)]]<br>[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]<br>[[ウィリアム・シェイクスピア]]<br>[[バーサーカー (Apocrypha・赤)]]<br>[[エルキドゥ]]<br>[[桜セイバー]]<br>[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]<br>[[シュヴァリエ・デオン]] | + | |[[エミヤ]]<br>[[無銘]]<br>[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]<br>[[ウィリアム・シェイクスピア]]<br>[[スパルタクス]]<br>[[エルキドゥ]]<br>[[沖田総司]]<br>[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]<br>[[シュヴァリエ・デオン]] |
− | |[[モードレッド]]<br>[[バーサーカー (Apocrypha・黒)]]<br>[[豊臣秀吉]](中期)<br>[[オジマンディアス]]<br>[[アーラシュ]]<br>[[オリオン]]<br>[[ロムルス]]<br>[[牛若丸]]<br>[[マタ・ハリ]]<br>[[エイリーク・ブラッドアクス]] | + | |[[モードレッド]]<br>[[フランケンシュタイン]]<br>[[豊臣秀吉]](中期)<br>[[オジマンディアス]]<br>[[アーラシュ]]<br>[[オリオン]]<br>[[ロムルス]]<br>[[牛若丸]]<br>[[マタ・ハリ]]<br>[[エイリーク・ブラッドアクス]] |
| |- | | |- |
| !悪 | | !悪 |
− | |[[セイバーオルタ]]<br>[[アサシン (第五次/真アサシン)]]<br>[[アサシン (第四次)]]<br>[[セミラミス]]<br>[[シャルル=アンリ・サンソン]] | + | |[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]<br>[[呪腕のハサン]]<br>[[百の貌のハサン]]<br>[[セミラミス]]<br>[[シャルル=アンリ・サンソン]] |
− | |[[メディア]]<br>[[アサシン]]<br>[[玉藻の前]]<br>[[アサシン (EXTRA)]]<br>[[アーチャー (Apocrypha・赤)]] | + | |[[メディア]]<br>[[佐々木小次郎]]<br>[[玉藻の前]]<br>[[李書文]]<br>[[アタランテ]] |
− | |[[ジル・ド・レェ]]<br>[[フランシス・ドレイク]]<br>[[バーサーカー (EXTRA・赤)]]<br>[[エリザベート=バートリー]]<br>[[アサシン (Apocrypha・黒)]]<br>[[豊臣秀吉]](末期)<br>[[バーサーカー (フラグメンツ)]](アサシン時・変身後)<br>[[メフィストフェレス]]<br>[[ヴラド三世 (Apocrypha)]](バーサーカー時)<br>[[清姫]]<br>[[エドワード・ティーチ]]<br>[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]<br>[[カーミラ]]<br>[[カリギュラ]]<br>[[アステリオス]]<br> | + | |[[ジル・ド・レェ]]<br>[[フランシス・ドレイク]]<br>[[呂布奉先]]<br>[[エリザベート=バートリー]]<br>[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)]]<br>[[豊臣秀吉]](末期)<br>[[ヘンリー・ジキル&ハイド]](アサシン時・変身後)<br>[[メフィストフェレス]]<br>[[ヴラド三世 (Apocrypha)]](バーサーカー時)<br>[[清姫]]<br>[[エドワード・ティーチ]]<br>[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]<br>[[カーミラ]]<br>[[カリギュラ]]<br>[[アステリオス]]<br> |
| |- | | |- |
| !狂 | | !狂 |
− | |[[バーサーカー (第四次)]] | + | |[[ランスロット]] |
| | | | | |
− | |[[バーサーカー]] | + | |[[ヘラクレス]] |
| |} | | |} |
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| == パラメータルール == | | == パラメータルール == |
− | サーヴァント自身の能力(筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運・宝具の6種類)、及び所有スキル、所持する宝具の性能の評価を表すもの。いわゆるステータス表示。あくまで「英霊の固有能力」ではなく「サーヴァントの固有能力」なので別クラスで召喚された際には上下に変動する。<br>A・B・C・D・Eの5段階評価であり、1を基準値とするとEが10で1段階上昇するごとに10上昇する。A〜Eでは評価しきれないほどの桁外れな能力である場合は「EX」と表記される。<br>表示に「+」が付いている場合は、特定の状況下においては本来の能力が+の数だけ倍加する。例えば「C+」であれば、通常時は30であるが、条件を満たせば60となり、A(50)を上回る能力となる、という事。基本的に+を持つサーヴァントは稀少であり、++は破格、+++ともなれば別格と作者に評されている。<br>「-」表示は判定上はそのランクだが実際の能力はそれ未満であるもの、また安定しない数値を表す。例えば「B-」である場合、各種判定はBであるが実際の能力そのものはC程度でしかなかったり、安定してB相当の能力を発揮できなかったりする。<br>なお、パラメータにおけるランクと、宝具の個々のランクは全くの別物。同じA〜Eで表されてはいるが、同じ基準で評価されているわけではない。<br>例えば、サーヴァントの位階等に関しては「B+はAより下のランク」と明確に定義されているものや、変動し得ない定数の評価に+が付いているものがあり、ステータスの計算式とは基準が異なる。<br>宝具の能力は単純な攻撃のものだけではないので一概には言えないが、宝具の威力と筋力の威力の換算では、Cランク宝具の威力は筋力A〜A+に相当する([[セイバー]]の風王結界と[[バーサーカー]]の事例等)。 | + | サーヴァント自身の能力(筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運・宝具の6種類)、及び所有スキル、所持する宝具の性能の評価を表すもの。いわゆるステータス表示。あくまで「英霊の固有能力」ではなく「サーヴァントの固有能力」なので別クラスで召喚された際には上下に変動する。<br>A・B・C・D・Eの5段階評価であり、1を基準値とするとEが10で1段階上昇するごとに10上昇する。A〜Eでは評価しきれないほどの桁外れな能力である場合は「EX」と表記される。<br>表示に「+」が付いている場合は、特定の状況下においては本来の能力が+の数だけ倍加する。例えば「C+」であれば、通常時は30であるが、条件を満たせば60となり、A(50)を上回る能力となる、という事。基本的に+を持つサーヴァントは稀少であり、++は破格、+++ともなれば別格と作者に評されている。<br>「-」表示は判定上はそのランクだが実際の能力はそれ未満であるもの、また安定しない数値を表す。例えば「B-」である場合、各種判定はBであるが実際の能力そのものはC程度でしかなかったり、安定してB相当の能力を発揮できなかったりする。<br>なお、パラメータにおけるランクと、宝具の個々のランクは全くの別物。同じA〜Eで表されてはいるが、同じ基準で評価されているわけではない。<br>例えば、サーヴァントの位階等に関しては「B+はAより下のランク」と明確に定義されているものや、変動し得ない定数の評価に+が付いているものがあり、ステータスの計算式とは基準が異なる。<br>宝具の能力は単純な攻撃のものだけではないので一概には言えないが、宝具の威力と筋力の威力の換算では、Cランク宝具の威力は筋力A〜A+に相当する([[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の風王結界と[[ヘラクレス|バーサーカー]]の事例等)。 |
| | | |
| 現在判明しているサーヴァントの内、パラメータでEXの評価を受けているのは以下の通り。 | | 現在判明しているサーヴァントの内、パラメータでEXの評価を受けているのは以下の通り。 |
| *筋力EX:[[キングプロテア]] | | *筋力EX:[[キングプロテア]] |
− | *耐久EX:[[バーサーカー (Apocrypha・赤)]]、[[キングプロテア]] | + | *耐久EX:[[スパルタクス]]、[[キングプロテア]] |
| *魔力EX:[[玉藻の前]]、[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]] | | *魔力EX:[[玉藻の前]]、[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]] |
| *幸運EX:[[フランシス・ドレイク]]、[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]、[[豊臣秀吉]](最高値) | | *幸運EX:[[フランシス・ドレイク]]、[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]、[[豊臣秀吉]](最高値) |
− | *宝具EX:[[ギルガメッシュ]]、[[アーチャー (Prototype)]]、[[ナーサリーライム]]、[[カルナ]]、[[オジマンディアス]]、<br> [[アーチャー (Grand Order・白)]]、[[清姫]]、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]、[[魔人アーチャー]](最高値)、[[豊臣秀吉]](最高値) | + | *宝具EX:[[ギルガメッシュ]]、[[ギルガメッシュ (Prototype)]]、[[ナーサリーライム]]、[[カルナ]]、[[オジマンディアス]]、<br> [[アーチャー (Grand Order・白)]]、[[清姫]]、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]、[[織田信長]](最高値)、[[豊臣秀吉]](最高値) |
| | | |
| なお、登場人物の発言や用語辞典などで、サーヴァント自身を指して「ランクA以上の大英雄」などといった表現が稀にされる場合があるが、筋力などの個別の能力ではない、全ての能力を包括したサーヴァントの個体能力にランクがつけられているという話は、公式の設定として正式に示されたことはない。<br>開示されていないだけで正式にそういうランクがあるのか、単に発言者の印象から出た言葉であるのか、詳細は不明。 | | なお、登場人物の発言や用語辞典などで、サーヴァント自身を指して「ランクA以上の大英雄」などといった表現が稀にされる場合があるが、筋力などの個別の能力ではない、全ての能力を包括したサーヴァントの個体能力にランクがつけられているという話は、公式の設定として正式に示されたことはない。<br>開示されていないだけで正式にそういうランクがあるのか、単に発言者の印象から出た言葉であるのか、詳細は不明。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
| ===触媒について=== | | ===触媒について=== |
− | *『stay night』では[[アーチャー]]が「触媒無しでの召喚など有り得ん」と言っているが、後の『Zero』や『Apocrypha』では、龍之介のような実例が現れたり触媒無しの召喚に対するメリットとデメリットの言及が為されたりしている。アニメ『UBW』ではこの台詞が変更されているので、おそらくは後から設定変更されたのだと思われる。 | + | *『stay night』では[[エミヤ|アーチャー]]が「触媒無しでの召喚など有り得ん」と言っているが、後の『Zero』や『Apocrypha』では、龍之介のような実例が現れたり触媒無しの召喚に対するメリットとデメリットの言及が為されたりしている。アニメ『UBW』ではこの台詞が変更されているので、おそらくは後から設定変更されたのだと思われる。 |
| *英霊の召喚には基本的に強い繋がりを持つ触媒が必要だが、下手に繋がりが強いと切嗣とセイバーのようにマスターと相性の悪いサーヴァントも''呼べてしまう''。<br>一方、触媒の繋がりが薄い(無い)と桜とライダー、龍之介とキャスターのように相性の良いサーヴァントが呼ばれる事が多い。そのため、ファンの間では「触媒が無い方がいいのでは?」とまことしやかに囁かれる事があった。<br /> | | *英霊の召喚には基本的に強い繋がりを持つ触媒が必要だが、下手に繋がりが強いと切嗣とセイバーのようにマスターと相性の悪いサーヴァントも''呼べてしまう''。<br>一方、触媒の繋がりが薄い(無い)と桜とライダー、龍之介とキャスターのように相性の良いサーヴァントが呼ばれる事が多い。そのため、ファンの間では「触媒が無い方がいいのでは?」とまことしやかに囁かれる事があった。<br /> |
| **事実、『Apocrypha』でも、触媒無しや繋がりの薄い触媒での召喚について「サーヴァントの信頼関係を築きやすい」とそのメリットを言われている。<br>だがその一方、「一歩間違えれば、性質が似ているが故の嫌悪や不信感が表れる危険性がある」とも言及されており、「触媒無しの召喚は一か八かのギャンブル」として語られている。<br>また、相性ばかり重視されて弱いサーヴァントが呼ばれる可能性もあるため、その点でもギャンブルである。 | | **事実、『Apocrypha』でも、触媒無しや繋がりの薄い触媒での召喚について「サーヴァントの信頼関係を築きやすい」とそのメリットを言われている。<br>だがその一方、「一歩間違えれば、性質が似ているが故の嫌悪や不信感が表れる危険性がある」とも言及されており、「触媒無しの召喚は一か八かのギャンブル」として語られている。<br>また、相性ばかり重視されて弱いサーヴァントが呼ばれる可能性もあるため、その点でもギャンブルである。 |
| ***余談だが、この分析を行なっている[[獅子劫界離]]が触媒として使用したのは円卓の欠片。「どの円卓の騎士が呼ばれても英霊としては超一流」、「その超一流の選択肢の中から、自らと性質の似たサーヴァントが自動的に現れる」という事で、同族嫌悪の可能性を考えなければかなりベストに近い選択ではないだろうか。 | | ***余談だが、この分析を行なっている[[獅子劫界離]]が触媒として使用したのは円卓の欠片。「どの円卓の騎士が呼ばれても英霊としては超一流」、「その超一流の選択肢の中から、自らと性質の似たサーヴァントが自動的に現れる」という事で、同族嫌悪の可能性を考えなければかなりベストに近い選択ではないだろうか。 |
| *「触媒が無い方がいいのでは?」という認識が広まった原因の一つには、『Fate/EXTRA』における月の聖杯戦争の影響もあるだろう。<br>月の聖杯戦争ではサーヴァント召喚のために触媒を用意する必要はないらしく、予選を突破したマスター達にムーンセルが「何らかの縁がある英霊」もしくは「相性の良い英霊」を当てがっている。その結果主人公達が出会うマスターとサーヴァントはその関係性こそ様々だが、ほとんどが深い信頼関係を結べている(このため、ムーンセルを「名仲人」と賞賛するファンも多い)。<br>しかし月の聖杯戦争の仕組みは地上のものとは仕組み自体がいくらか違っているため、冬木の聖杯戦争との単純な比較は難しい。またマスターによる召喚ではなく、英霊が自らの意思でサーヴァント選定の場に参ずることが可能なことも分かっている(例:赤セイバー)。<br>こういった点から、月の聖杯戦争におけるマスターとサーヴァントの相性の良さは、聖杯戦争のシステムの違いによるところも大きいものと思われる。 | | *「触媒が無い方がいいのでは?」という認識が広まった原因の一つには、『Fate/EXTRA』における月の聖杯戦争の影響もあるだろう。<br>月の聖杯戦争ではサーヴァント召喚のために触媒を用意する必要はないらしく、予選を突破したマスター達にムーンセルが「何らかの縁がある英霊」もしくは「相性の良い英霊」を当てがっている。その結果主人公達が出会うマスターとサーヴァントはその関係性こそ様々だが、ほとんどが深い信頼関係を結べている(このため、ムーンセルを「名仲人」と賞賛するファンも多い)。<br>しかし月の聖杯戦争の仕組みは地上のものとは仕組み自体がいくらか違っているため、冬木の聖杯戦争との単純な比較は難しい。またマスターによる召喚ではなく、英霊が自らの意思でサーヴァント選定の場に参ずることが可能なことも分かっている(例:赤セイバー)。<br>こういった点から、月の聖杯戦争におけるマスターとサーヴァントの相性の良さは、聖杯戦争のシステムの違いによるところも大きいものと思われる。 |
− | **そもそも、[[エリザベート=バートリー|ムーンセルにおいても主を裏切り、殺害に及んだサーヴァント]]は皆無という訳ではない。たまたま主人公や主人公の前に現れたペアの相性が良かっただけである可能性も否定出来ないのも事実である。また、[[アーチャー (EXTRA・緑)|性格的には相性が良いが、戦闘能力の相性は最悪なサーヴァント]]と言う実例もいる。 | + | **そもそも、[[エリザベート=バートリー|ムーンセルにおいても主を裏切り、殺害に及んだサーヴァント]]は皆無という訳ではない。たまたま主人公や主人公の前に現れたペアの相性が良かっただけである可能性も否定出来ないのも事実である。また、[[ロビンフッド|性格的には相性が良いが、戦闘能力の相性は最悪なサーヴァント]]と言う実例もいる。 |
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| ===真名について=== | | ===真名について=== |
| 真名がバレる事は逸話に基づく弱点が看破される事になるので、可能な限り隠そうとするもの、とされている。だが、第四次・第五次のサーヴァントで真名の露見が直接的でわかりやすい弱点の露見になった者はほとんど居なかったりする。それどころか、いずれの戦いでも真名を堂々と名乗った英霊が現われている有様である。 | | 真名がバレる事は逸話に基づく弱点が看破される事になるので、可能な限り隠そうとするもの、とされている。だが、第四次・第五次のサーヴァントで真名の露見が直接的でわかりやすい弱点の露見になった者はほとんど居なかったりする。それどころか、いずれの戦いでも真名を堂々と名乗った英霊が現われている有様である。 |
| *一応、真名が知られれば、その能力も予測は出来るようになる。例えば、[[メドゥーサ|第五次のライダー]]の真名を知っていれば、石化の対策を取る事が出来るようになる、など。そのため、真名の秘匿が全く無意味と言う訳ではない。 | | *一応、真名が知られれば、その能力も予測は出来るようになる。例えば、[[メドゥーサ|第五次のライダー]]の真名を知っていれば、石化の対策を取る事が出来るようになる、など。そのため、真名の秘匿が全く無意味と言う訳ではない。 |
− | **とはいえ分かるのはあくまで表面上の情報でしかない。例えば、第五次[[バーサーカー]]の真名が判明した後も、その宝具の内容と能力は分からなかった。[[ジル・ド・レェ]]に至っては、そもそもの能力が生前と異なる。 | + | **とはいえ分かるのはあくまで表面上の情報でしかない。例えば、[[ヘラクレス|第五次バーサーカー]]の真名が判明した後も、その宝具の内容と能力は分からなかった。[[ジル・ド・レェ]]に至っては、そもそもの能力が生前と異なる。 |
| **加えて、露呈した真名を相手側が有効活用する事も極めて少ない。[[クー・フーリン|ランサー]]は様々なゲッシュ(誓い)に縛られており、生前もそれが死因となるなど真名露呈が致命的となるサーヴァントの筈なのだが、sn作中においてこれを突いた敵は存在しない。 | | **加えて、露呈した真名を相手側が有効活用する事も極めて少ない。[[クー・フーリン|ランサー]]は様々なゲッシュ(誓い)に縛られており、生前もそれが死因となるなど真名露呈が致命的となるサーヴァントの筈なのだが、sn作中においてこれを突いた敵は存在しない。 |
| ***こういった事情にも関わらず真名を隠そうとするのは、「サーヴァントの正体を隠して読者の興味を引っ張る」と言うメタ的な意味合いが大きいだろう。 | | ***こういった事情にも関わらず真名を隠そうとするのは、「サーヴァントの正体を隠して読者の興味を引っ張る」と言うメタ的な意味合いが大きいだろう。 |
| *冬木の聖杯戦争では、「暗殺者」のクラスの真名は開戦当初で確定しているといってよい(ルール違反の[[アサシン|例外]]はある)。だが、その真名から能力を判別する事は不可能に近いので、ある意味では最も深く秘匿された真名とも言える。 | | *冬木の聖杯戦争では、「暗殺者」のクラスの真名は開戦当初で確定しているといってよい(ルール違反の[[アサシン|例外]]はある)。だが、その真名から能力を判別する事は不可能に近いので、ある意味では最も深く秘匿された真名とも言える。 |
| **聖杯大戦では、世界各地で小規模な聖杯戦争が多発しているため、19人全てのハサン・サッバーハ全員の宝具を含めた能力が魔術師に知れ渡ってしまい、マスターのハサン対策は当たり前になっている。 | | **聖杯大戦では、世界各地で小規模な聖杯戦争が多発しているため、19人全てのハサン・サッバーハ全員の宝具を含めた能力が魔術師に知れ渡ってしまい、マスターのハサン対策は当たり前になっている。 |
− | *『EXTRA』ではシステム上、真名の看破が探索に占める比重が大きく、従来の作品以上に真名が重要な意味を持っている。また『Apocrypha』では、[[セイバー (Apocrypha・黒)|ジークフリート]]、[[アキレウス]]と言った真名の開示が致命的な弱点となるサーヴァントも登場している(その一方、「真名の開示がデメリットにならない」と言う理由で、[[アストルフォ|真名を堂々と名乗ったサーヴァント]]も登場している)。 | + | *『EXTRA』ではシステム上、真名の看破が探索に占める比重が大きく、従来の作品以上に真名が重要な意味を持っている。また『Apocrypha』では、[[ジークフリート]]、[[アキレウス]]と言った真名の開示が致命的な弱点となるサーヴァントも登場している(その一方、「真名の開示がデメリットにならない」と言う理由で、[[アストルフォ|真名を堂々と名乗ったサーヴァント]]も登場している)。 |
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| ===神霊とハイ・サーヴァント=== | | ===神霊とハイ・サーヴァント=== |
288行目: |
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| *サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。また、英霊の座においてはあらゆる時代の他の英雄の逸話をある程度学ぶことができる。 | | *サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。また、英霊の座においてはあらゆる時代の他の英雄の逸話をある程度学ぶことができる。 |
| *パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎない。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動してしまう。マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。 | | *パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎない。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動してしまう。マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。 |
− | **現に、マスターを失った[[アーチャー]]は魔力を消費する行動を多々行ったとはいえ、単独行動のクラススキルにもかかわらず、半日で本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。 | + | **現に、マスターを失った[[エミヤ|アーチャー]]は魔力を消費する行動を多々行ったとはいえ、単独行動のクラススキルにもかかわらず、半日で本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。 |
| *マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っていることもあり、互いの過去を夢という形で見る事がある。 | | *マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っていることもあり、互いの過去を夢という形で見る事がある。 |
| **描写された限りでは、第四次ではケイネスがランサーの、ウェイバーがライダーの過去を。第五次では遠坂凛がアーチャーの、衛宮士郎がセイバーの過去を垣間見ている。また、セイバーも士郎の過去を夢を通して見ている。『Apocrypha』においては、[[六導玲霞]]がアサシンの過去を、[[獅子劫界離]]がセイバーの過去をそれぞれ夢を通して見ている。それ以外では、『hollow』ではバゼットがアヴェンジャーの過去を、『CCC』では主人公がギルガメッシュの過去を夢を通して見ている。『Fate/Grand Order』ではもっと直接的に、夢を通してサーヴァントの精神世界に迷い込むという例がいくつも登場している。 | | **描写された限りでは、第四次ではケイネスがランサーの、ウェイバーがライダーの過去を。第五次では遠坂凛がアーチャーの、衛宮士郎がセイバーの過去を垣間見ている。また、セイバーも士郎の過去を夢を通して見ている。『Apocrypha』においては、[[六導玲霞]]がアサシンの過去を、[[獅子劫界離]]がセイバーの過去をそれぞれ夢を通して見ている。それ以外では、『hollow』ではバゼットがアヴェンジャーの過去を、『CCC』では主人公がギルガメッシュの過去を夢を通して見ている。『Fate/Grand Order』ではもっと直接的に、夢を通してサーヴァントの精神世界に迷い込むという例がいくつも登場している。 |