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| *好きなもの:友情、仁義/苦手なもの:恋する乙女、嫉妬深い男 | | *好きなもの:友情、仁義/苦手なもの:恋する乙女、嫉妬深い男 |
| *天敵:ソラウ、ケイネス | | *天敵:ソラウ、ケイネス |
− | *CV:緑川光 | + | *CV:緑川光 |
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| 「[[クラス (ランサー)|槍兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]において、[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]によって召喚される。<br />右目の下に泣き黒子のある美男子。 | | 「[[クラス (ランサー)|槍兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]において、[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]によって召喚される。<br />右目の下に泣き黒子のある美男子。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| + | '''Fate/Zero''' |
| ;「このディルムッドを差し置いて、“片腕のみのセイバー”を討ち果たすことだけは、断じて許さぬ。なおも貴様が引かぬとあらば、これより先は我が槍がセイバーの“左手”に成り代る」 | | ;「このディルムッドを差し置いて、“片腕のみのセイバー”を討ち果たすことだけは、断じて許さぬ。なおも貴様が引かぬとあらば、これより先は我が槍がセイバーの“左手”に成り代る」 |
| :VSキャスター。ライバルのセイバーとの共闘。 | | :VSキャスター。ライバルのセイバーとの共闘。 |
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| :切嗣の卑劣な作戦で、ケイネスに[[令呪]]を用いての自害を強要されたランサー。憤怒の血涙を流し、鬼相となっての断末魔の叫びをあげ、その美貌に見る影はなく、切嗣やケイネスはおろかセイバーにすら怨嗟の言葉を向ける絶望と共に散っていった。だが、負けを認め満身創痍のケイネスは、もはや彼に関心はなく聞く耳もたず無視していた。 | | :切嗣の卑劣な作戦で、ケイネスに[[令呪]]を用いての自害を強要されたランサー。憤怒の血涙を流し、鬼相となっての断末魔の叫びをあげ、その美貌に見る影はなく、切嗣やケイネスはおろかセイバーにすら怨嗟の言葉を向ける絶望と共に散っていった。だが、負けを認め満身創痍のケイネスは、もはや彼に関心はなく聞く耳もたず無視していた。 |
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| + | '''とびたて!超時空トラぶる花札大作戦''' |
| ;「……それには及びません、我が主。必ずや勝利をもたらす、その誓いに優るものなどありましょうか」<br />「されど、その隣に並び立つ無礼をお許しあれ!」 | | ;「……それには及びません、我が主。必ずや勝利をもたらす、その誓いに優るものなどありましょうか」<br />「されど、その隣に並び立つ無礼をお許しあれ!」 |
− | :本編では決して叶う事のなかった、主に忠誠を尽くすその願いの成就。これが「とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦」の1シーンであることに目を瞑れば、ディルムッドファン感涙のシーンである。 | + | :本編では決して叶う事のなかった、主に忠誠を尽くすその願いの成就。これが「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」の1シーンであることに目を瞑れば、ディルムッドファン感涙のシーンである。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
| *[[ランサー|第五次聖杯戦争のランサー]]といい、彼といい、槍兵のサーヴァントとはケルト神話系の英霊を呼びだすことが多いのかもしれない。 | | *[[ランサー|第五次聖杯戦争のランサー]]といい、彼といい、槍兵のサーヴァントとはケルト神話系の英霊を呼びだすことが多いのかもしれない。 |
| **聖杯に仮託する望みがなく、召喚に応じて戦うことそのものが聖杯戦争への参加動機という点や、序盤でセイバーを翻弄して手傷を負わせるという点でもstay nightへのオマージュの妙が窺える。しかし、最期までオマージュしなくてもいいだろうに… | | **聖杯に仮託する望みがなく、召喚に応じて戦うことそのものが聖杯戦争への参加動機という点や、序盤でセイバーを翻弄して手傷を負わせるという点でもstay nightへのオマージュの妙が窺える。しかし、最期までオマージュしなくてもいいだろうに… |
− | **Zero執筆の際、ランサーは最後までキャスティングに悩んだらしい。槍の伝承に加え、Fate(=不幸な運命)に沿った逸話がある英雄が欲しかったとのこと。また、冬木の聖杯戦争に召喚できるのは西洋の英霊のみという縛りも存在した。 | + | **Zero執筆の際、ランサーは最後までキャスティングに悩んだらしい。槍の伝承に加え、Fate(=不幸な運命9に沿った逸話がある英雄が欲しかったとのこと。また、冬木の聖杯戦争に召喚できるのは西洋の英霊のみという縛りも存在した。 |
− | *作中では語られていないが、伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには16年の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4人とも言われる)設けている。さすがに「これで不幸か?」という印象になってしまうためか省略されたと思われる。 | + | *作中では語られていないが、伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには16年の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4人とも言われる)も設けている。さすがに「これで不幸か?」という印象になってしまうためか省略されたと思われる。 |
| **フィンが彼を見殺しにしたのは変わらないが伝承によってその対応は様々。<br />死にかけの彼に向かって罵り侮蔑の言葉を投げかけるのもあれば、救おうとして水を掬うも土壇場で踏みとどまる等、対応は多岐に渡る。<br />TYPE-MOON世界のフィンはアニメ版、漫画版共に悪意を持って彼を見殺しにした方を採用している。 | | **フィンが彼を見殺しにしたのは変わらないが伝承によってその対応は様々。<br />死にかけの彼に向かって罵り侮蔑の言葉を投げかけるのもあれば、救おうとして水を掬うも土壇場で踏みとどまる等、対応は多岐に渡る。<br />TYPE-MOON世界のフィンはアニメ版、漫画版共に悪意を持って彼を見殺しにした方を採用している。 |
| *伝説によれば、彼は二本の槍だけでなく二本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意)、ベガルタ(「小なる激情」の意)を所持していたとされる。<br />用語辞典には、ケイネスはむしろディルムッドがセイバーのクラスで召喚されるのを望んでいたのかも、と記されている。 | | *伝説によれば、彼は二本の槍だけでなく二本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意)、ベガルタ(「小なる激情」の意)を所持していたとされる。<br />用語辞典には、ケイネスはむしろディルムッドがセイバーのクラスで召喚されるのを望んでいたのかも、と記されている。 |
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| **騎士の鑑といえる人物であるが、本来は二槍流や二刀流だけでなく剣と槍を同時に扱うという、かなり変則的な戦闘方法の持ち主である。<br />この非常に珍しい得物の扱いは、英霊という歴戦の戦士もまず相手にした経験が無いという面で白兵戦にて絶大な効果を発揮し、セイバーはやりにくい闘い方と相当戸惑っていた。<br />ただし、「剣士」のクラスで現界した場合、今度は槍の方が使えなくなる可能性が高い。<br />アニメ版でケイネスが見たランサーの過去では、槍と剣を同時に装備している姿が確認出来る。 | | **騎士の鑑といえる人物であるが、本来は二槍流や二刀流だけでなく剣と槍を同時に扱うという、かなり変則的な戦闘方法の持ち主である。<br />この非常に珍しい得物の扱いは、英霊という歴戦の戦士もまず相手にした経験が無いという面で白兵戦にて絶大な効果を発揮し、セイバーはやりにくい闘い方と相当戸惑っていた。<br />ただし、「剣士」のクラスで現界した場合、今度は槍の方が使えなくなる可能性が高い。<br />アニメ版でケイネスが見たランサーの過去では、槍と剣を同時に装備している姿が確認出来る。 |
| ***ライダーでありながら固有結界を所有するイスカンダル、王の財宝であらゆる宝具が使い放題のギルガメッシュを始めとし、複数の宝具や自クラスに相応しくない宝具を持っている英霊が多数いるにも関わらず彼が槍しか持ち込めなかったのは、クラス特性(ライダーやアーチャーは「宝具が強いクラス」となっているがランサーはそうではない)と知名度(イスカンダルやギルガメッシュに比べ、彼の日本での知名度は非常に低い)のせいだと思われる。 | | ***ライダーでありながら固有結界を所有するイスカンダル、王の財宝であらゆる宝具が使い放題のギルガメッシュを始めとし、複数の宝具や自クラスに相応しくない宝具を持っている英霊が多数いるにも関わらず彼が槍しか持ち込めなかったのは、クラス特性(ライダーやアーチャーは「宝具が強いクラス」となっているがランサーはそうではない)と知名度(イスカンダルやギルガメッシュに比べ、彼の日本での知名度は非常に低い)のせいだと思われる。 |
− | *unlimited codesで両ランサーが対決すると、ディルムッドがクー・フーリンに畏敬を示す台詞が聞ける。<br />クー・フーリンも後輩となるディルムッドの腕を評価するような発言をする。この対戦カードでクー・フーリンが彼に勝利した場合、「これほどの傑物を私怨で取りこぼすとは魔が差したものだ」とフィン・マックールに苦言を呈している。 | + | *『unlimited codes』で両ランサーが対決すると、ディルムッドがクー・フーリンに畏敬を示す台詞が聞ける。<br />クー・フーリンも後輩となるディルムッドの腕を評価するような発言をする。この対戦カードでクー・フーリンが彼に勝利した場合、「これほどの傑物を私怨で取りこぼすとは魔が差したものだ」とフィン・マックールに苦言を呈している。 |
− | **また、石化の[[魔眼]]に悩まされているライダーは、魔貌によって不自由な生を送ったランサーに、思うところがあるような言葉をかける。ちなみにキャスター曰く「これだから顔がいい男は! 油断! ならないのよ!」とのこと | + | **また、石化の[[魔眼]]に悩まされているライダーは、魔貌によって不自由な生を送ったランサーに、思うところがあるような言葉をかける。ちなみにキャスター曰く「これだから顔がいい男は!油断!ならないのよ!」とのこと |
− | *仮に両ランサーが戦った場合、虚淵氏は「クー・フーリンの戦闘能力には一歩譲る」とコメント。<br />奈須氏は「同じランサーであるクーフーリンとディルムッドがガチンコで戦ったら、どっちが勝ちますか?初登場時のクーフーリンはセイバーに押しまくられましたが、ディルムッドは逆に押してましたよね?ということはディルムッドのほうが強い……?」という質問に対して<br />「ディルムッドはマスターからのバックアップ(魔力供給量)が優れているので、単純な火力勝負ならディルムッドに軍配が上がるかと。日本ではどちらも地形効果はゼロですが、舞台がアイルランドならクーフーリンに一本かと。」と回答しており、互いに見解に違いが出ている為にファンの間ではどちらが勝つのか物議を醸している。 | + | *仮に両ランサーが戦った場合、虚淵氏は「クー・フーリンの戦闘能力には一歩譲る」とコメント。<br />奈須氏は「同じランサーであるクーフーリンとディルムッドがガチンコで戦ったら、どっちが勝ちますか? 初登場時のクーフーリンはセイバーに押しまくられましたが、ディルムッドは逆に押してましたよね?ということはディルムッドのほうが強い……?」という質問に対して<br />「ディルムッドはマスターからのバックアップ(魔力供給量)が優れているので、単純な火力勝負ならディルムッドに軍配が上がるかと。日本ではどちらも地形効果はゼロですが、舞台がアイルランドならクーフーリンに一本かと」と回答しており、互いに見解に違いが出ている為にファンの間ではどちらが勝つのか物議を醸している。 |
| **各本編の時点でのお互いの長所としては、ディルムッドはマスターからの魔力供給が非常に優位な点、ランサーはゲイ・ボルグが強力かつ相性が良い(ディルムッドは幸運Eのためまず回避出来ない)点が挙げられるか。 | | **各本編の時点でのお互いの長所としては、ディルムッドはマスターからの魔力供給が非常に優位な点、ランサーはゲイ・ボルグが強力かつ相性が良い(ディルムッドは幸運Eのためまず回避出来ない)点が挙げられるか。 |
| *聖杯戦争中、マスターとの関係に終始頭を痛める彼だが、両者の関係がこじれた原因は複数ある。その最たるものはソラウの横恋慕だが、彼に何の責任もなかったわけではない。<br />ケイネスは、彼の人格や思想を認める気が無く、サーヴァントはあくまで使い魔=戦いの道具であるとして、始終その様に扱おうとした。<br />ランサーの方も、マスターに求めるのは「忠義を受け入れる器」だけであり、ひいては一個人としてのマスターはどうでもよかった節があり、ケイネスの人格や思想と向き合おうとすらしなかった。<br />両者は、命を賭した戦場で共闘しなければならないパートナーでありながら、相互理解を怠った。このことも、彼らの敗因の一つである。<br />彼の望みはただ忠節の騎士として主に聖杯を捧げることのみ。これは間違いなく彼の本心であったのだが、マスターであるケイネスの価値観からすれば、「英霊は英霊なりに、聖杯を求める理由を持ち合わせているはず」であり「名のある英霊が誇りを曲げて人間風情の使い魔に身をやつすとなれば、何かよほどの理由がなければ辻褄が合わない」として、その望みを信じてはおらず、彼が自分に偽りを言っている、という認識だった。<br />また、ケイネスは彼が「いずれ本当の望みを叶えるために自分を出し抜こうとするのではないか」とも疑っていた。彼はいくら問い質されても頑なに「望みはない」と言うばかりで何故そう思うかを彼に説明しなかったし、ケイネスは「令呪があるのだからいざという時はどうとでもなる」として、彼の事情に深くは踏み込もうとしなかった。 | | *聖杯戦争中、マスターとの関係に終始頭を痛める彼だが、両者の関係がこじれた原因は複数ある。その最たるものはソラウの横恋慕だが、彼に何の責任もなかったわけではない。<br />ケイネスは、彼の人格や思想を認める気が無く、サーヴァントはあくまで使い魔=戦いの道具であるとして、始終その様に扱おうとした。<br />ランサーの方も、マスターに求めるのは「忠義を受け入れる器」だけであり、ひいては一個人としてのマスターはどうでもよかった節があり、ケイネスの人格や思想と向き合おうとすらしなかった。<br />両者は、命を賭した戦場で共闘しなければならないパートナーでありながら、相互理解を怠った。このことも、彼らの敗因の一つである。<br />彼の望みはただ忠節の騎士として主に聖杯を捧げることのみ。これは間違いなく彼の本心であったのだが、マスターであるケイネスの価値観からすれば、「英霊は英霊なりに、聖杯を求める理由を持ち合わせているはず」であり「名のある英霊が誇りを曲げて人間風情の使い魔に身をやつすとなれば、何かよほどの理由がなければ辻褄が合わない」として、その望みを信じてはおらず、彼が自分に偽りを言っている、という認識だった。<br />また、ケイネスは彼が「いずれ本当の望みを叶えるために自分を出し抜こうとするのではないか」とも疑っていた。彼はいくら問い質されても頑なに「望みはない」と言うばかりで何故そう思うかを彼に説明しなかったし、ケイネスは「令呪があるのだからいざという時はどうとでもなる」として、彼の事情に深くは踏み込もうとしなかった。 |
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| {| class="wikitable" | | {| class="wikitable" |
| |- | | |- |
− | | マスター || 筋力 || 耐久 || 敏捷 || 魔力 || 幸運 || 宝具 || 備考 | + | | マスター || 筋力 || 耐久 || 敏捷 || 魔力 || 幸運 || 宝具 || 備考 |
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− | | ケイネス || B || C || A+ || D || E || B | + | | ケイネス || B || C || A+ || D || E || B |
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− | 保有スキル:対魔力(B)、心眼(真)(B)、 愛の黒子(C)
| + | 保有スキル:対魔力:B、心眼(真):B、 愛の黒子:C |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |