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*CV:小山力也(幼少期:入野自由)
 
*CV:小山力也(幼少期:入野自由)
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衛宮家五代目継承者。[[衛宮士郎]]の養父。[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]における[[セイバー]]のマスター。
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衛宮家五代目継承者。[[衛宮士郎]]の養父。[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]における[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]のマスター。
    
;略歴
 
;略歴
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:実際に総身を血に染め最期を迎えようとしてる状態を目にするまでその姿はいつか見るだろう「当然の末路」と達観していた。おそらく彼の生涯で父親に次いで付き合いが長い。
 
:実際に総身を血に染め最期を迎えようとしてる状態を目にするまでその姿はいつか見るだろう「当然の末路」と達観していた。おそらく彼の生涯で父親に次いで付き合いが長い。
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;[[セイバー]]
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;[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
:第四次聖杯戦争で契約していたサーヴァント。
 
:第四次聖杯戦争で契約していたサーヴァント。
 
:目指した場所は同じながらも行動指針は真逆であり、結局相容れることはなかった。
 
:目指した場所は同じながらも行動指針は真逆であり、結局相容れることはなかった。
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*直接の死因は「この世全ての悪」の呪い。聖杯に選ばれながらも拒絶したために、第四次聖杯戦争終結後も呪われ続けた。切嗣を選んだのは「この世すべての悪を担っても構わない」と聞き呼ばれてるから応えようとした。また”在り方”が限りなく聖杯に近いから願いを叶えるのに相応しい人間と認識したため。
 
*直接の死因は「この世全ての悪」の呪い。聖杯に選ばれながらも拒絶したために、第四次聖杯戦争終結後も呪われ続けた。切嗣を選んだのは「この世すべての悪を担っても構わない」と聞き呼ばれてるから応えようとした。また”在り方”が限りなく聖杯に近いから願いを叶えるのに相応しい人間と認識したため。
 
*「魔術師殺し」として活動した期間は意外に短い。享年から逆算するとアインツベルンに迎えられたのが20歳ごろ、ナタリアと一緒に仕事をするようになったのが10代前半、死別して独り立ちしたのが10代後半と思われるため、その期間は数年程度であり、以後は第四次聖杯戦争まで活動を控えていた。<br>つまりその数年間に「起源弾」で葬った魔術師だけで37人、もちろんその他にも魔術師たちを魔術師らしからぬ手段で殺害してきたことになる。さらにその合間に世界各地の紛争に武力介入している。
 
*「魔術師殺し」として活動した期間は意外に短い。享年から逆算するとアインツベルンに迎えられたのが20歳ごろ、ナタリアと一緒に仕事をするようになったのが10代前半、死別して独り立ちしたのが10代後半と思われるため、その期間は数年程度であり、以後は第四次聖杯戦争まで活動を控えていた。<br>つまりその数年間に「起源弾」で葬った魔術師だけで37人、もちろんその他にも魔術師たちを魔術師らしからぬ手段で殺害してきたことになる。さらにその合間に世界各地の紛争に武力介入している。
*その信念もあって、呼び出すサーヴァントは自分に扱いやすい「魔術師」か「暗殺者」クラスを所望していた。それが真逆のセイバーだったのは皮肉としか言い様がない。<br>さらにいえば、彼の望んだ「騎士道にこだわらず、情も捨てて戦えるサーヴァント」に[[アーチャー|信念の継承を試みた彼]]が該当するのもまた皮肉と言える。
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*その信念もあって、呼び出すサーヴァントは自分に扱いやすい「魔術師」か「暗殺者」クラスを所望していた。それが真逆のセイバーだったのは皮肉としか言い様がない。<br>さらにいえば、彼の望んだ「騎士道にこだわらず、情も捨てて戦えるサーヴァント」に[[エミヤ|信念の継承を試みた彼]]が該当するのもまた皮肉と言える。
 
*あの鞘を使う以上召喚される人物は決まっており相性の悪さは承知の上であったが、ケイネス戦の時にランサーをこちらに来させた事に「扱いに困る駒」「自身のサーヴァントは慎重に選ぶべきだった」とあり方の違いを痛感していた。
 
*あの鞘を使う以上召喚される人物は決まっており相性の悪さは承知の上であったが、ケイネス戦の時にランサーをこちらに来させた事に「扱いに困る駒」「自身のサーヴァントは慎重に選ぶべきだった」とあり方の違いを痛感していた。
 
**そもそも、そのあり方の違いに対してすり合わせを全く行っていない切嗣の方に大分非があるのだが、その辺りは後述するように、精神的に追い詰められていたため冷静な判断が取れなかったと言うのが大きい。
 
**そもそも、そのあり方の違いに対してすり合わせを全く行っていない切嗣の方に大分非があるのだが、その辺りは後述するように、精神的に追い詰められていたため冷静な判断が取れなかったと言うのが大きい。
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*「人生のあらゆる局面で女性を惹きつけ、なおかつその悉くを不幸な末路に追いやってしまう」というジンクスを有している。その魔手から逃れられたのは[[藤村大河]]ただ一人。
 
*「人生のあらゆる局面で女性を惹きつけ、なおかつその悉くを不幸な末路に追いやってしまう」というジンクスを有している。その魔手から逃れられたのは[[藤村大河]]ただ一人。
 
**『Fate/Zero material』によると大河は[[シャーレイ|初恋の女性]]にどこか似た雰囲気があったため必要以上に甘やかしてしまったとか。
 
**『Fate/Zero material』によると大河は[[シャーレイ|初恋の女性]]にどこか似た雰囲気があったため必要以上に甘やかしてしまったとか。
*『Fate/Zero』著者・虚淵氏によれば、「正義の味方」としての格は[[アーチャー|同姓の英霊]]より大いに劣るとのこと。
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*『Fate/Zero』著者・虚淵氏によれば、「正義の味方」としての格は[[エミヤ|同姓の英霊]]より大いに劣るとのこと。
 
**切嗣は多数を守るという理想を追求していった結果正義の味方を諦め、士郎(アーチャー)は正義の味方になるために多数を守る理想を追求していった。ただし、どちらも自分の情を入れない点で共通している。
 
**切嗣は多数を守るという理想を追求していった結果正義の味方を諦め、士郎(アーチャー)は正義の味方になるために多数を守る理想を追求していった。ただし、どちらも自分の情を入れない点で共通している。
 
**『Fate/Zero material』によれば、切嗣は初期に憧れを喪失し、正義を呪うまでになりながら「今までの犠牲を無駄にしたくない」という一心から深みに嵌っていった。そんな後ろ向きな姿勢なため格が劣ると語られている。
 
**『Fate/Zero material』によれば、切嗣は初期に憧れを喪失し、正義を呪うまでになりながら「今までの犠牲を無駄にしたくない」という一心から深みに嵌っていった。そんな後ろ向きな姿勢なため格が劣ると語られている。
 
*第四次聖杯戦争終了後から死亡するまでの間に大聖杯の位置を探り当てており、次の聖杯戦争が行われるだろう約六十年後までに大聖杯を破壊しようと仕掛けを施していた。目算では、三十~四十年もあれば破壊できるだけの魔力の「瘤」ができる筈だった。<br>ただし、第五次は第四次の十年後という、切嗣の予想外に短い期間の後に起こってしまったため、この仕掛けが効果を発揮することはなかった。<br>さらに、桜ルートでは凛と桜の死闘によって洞窟が破壊されたため、仕掛け自体が完全に無用のものと化した。
 
*第四次聖杯戦争終了後から死亡するまでの間に大聖杯の位置を探り当てており、次の聖杯戦争が行われるだろう約六十年後までに大聖杯を破壊しようと仕掛けを施していた。目算では、三十~四十年もあれば破壊できるだけの魔力の「瘤」ができる筈だった。<br>ただし、第五次は第四次の十年後という、切嗣の予想外に短い期間の後に起こってしまったため、この仕掛けが効果を発揮することはなかった。<br>さらに、桜ルートでは凛と桜の死闘によって洞窟が破壊されたため、仕掛け自体が完全に無用のものと化した。
*士郎に「魔術回路を逐一作り直す」「強化魔術」という非効率な魔術を教えたのはワザと。本心では魔術を教えたくなかったが、強さを求める士郎を納得させるために、成果の出ない方法を教えた。<br>しかし士郎はこの使い物にならない魔術の訓練を5年以上も続け、ある未来においては[[アーチャー|自分だけの境地]]に辿り着いてしまうこととなる。
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*士郎に「魔術回路を逐一作り直す」「強化魔術」という非効率な魔術を教えたのはワザと。本心では魔術を教えたくなかったが、強さを求める士郎を納得させるために、成果の出ない方法を教えた。<br>しかし士郎はこの使い物にならない魔術の訓練を5年以上も続け、ある未来においては[[エミヤ|自分だけの境地]]に辿り着いてしまうこととなる。
 
*愛銃がトンプソン・コンテンダーになったのは、虚淵氏の強い要望によるもの。『stay night』発売当時、彼の礼装が銃だったことを知った氏が、「魔術師の銃」に相応しい変り種かつ破格の大火力、そして映画『ハード・ターゲット』での活躍が印象的だったこの銃を推したのが事の発端。<br>『Zero』を書くきっかけになった銃という氏の言の通り、劇中でこの銃の設定と威力はくどいほど力を入れて描写されている。
 
*愛銃がトンプソン・コンテンダーになったのは、虚淵氏の強い要望によるもの。『stay night』発売当時、彼の礼装が銃だったことを知った氏が、「魔術師の銃」に相応しい変り種かつ破格の大火力、そして映画『ハード・ターゲット』での活躍が印象的だったこの銃を推したのが事の発端。<br>『Zero』を書くきっかけになった銃という氏の言の通り、劇中でこの銃の設定と威力はくどいほど力を入れて描写されている。
 
*「切嗣」という名前をつけたのは原作者奈須氏だが、この名から「起源弾」の効果を考えたのは『Zero』作者の虚淵氏。
 
*「切嗣」という名前をつけたのは原作者奈須氏だが、この名から「起源弾」の効果を考えたのは『Zero』作者の虚淵氏。
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