32行目:
32行目:
「ランスロット卿に兄弟を殺されたばかりか、あの黒騎士は王さえ裏切った。王の妻を拐かしたのだ。許せるはずがあろうか」<br />
「ランスロット卿に兄弟を殺されたばかりか、あの黒騎士は王さえ裏切った。王の妻を拐かしたのだ。許せるはずがあろうか」<br />
−
高潔であるが故に殺された兄弟への肉親の情も人一倍で、さらに王を裏切りその妃を奪ったランスロット卿は、許し難い存在であった。<br />しかし、最終的にアーサー王はランスロットを許す。すべては余が悪かったと。<br />だが彼はランスロット卿の裏切りを許せず、最後まで敵対してしまった。それが遂には、王の没落に繋がってしまう。<br />アーサー王最後の戦い・カムランの丘にて、ランスロット卿は破門されながらも王の下にはせ参じようとする。しかしそれを彼は拒み続け、結果王を戦死させ、自らの死も招いてしまった。また、彼の死因はかつてランスロット卿に受けた古傷を打たれたがゆえとされる。<br />彼はその死の淵で、自らが捨てることのできなかったランスロット卿への私怨が、アーサー王の破滅を招いたのだと悔いる。<br />
+
高潔であるが故に殺された兄弟への肉親の情も人一倍で、さらに王を裏切りその妃を奪ったランスロット卿は、許し難い存在であった。<br>しかし、最終的にアーサー王はランスロットを許す。すべては余が悪かったと。<br>だが彼はランスロット卿の裏切りを許せず、最後まで敵対してしまった。それが遂には、王の没落に繋がってしまう。<br>アーサー王最後の戦い・カムランの丘にて、ランスロット卿は破門されながらも王の下にはせ参じようとする。しかしそれを彼は拒み続け、結果王を戦死させ、自らの死も招いてしまった。また、彼の死因はかつてランスロット卿に受けた古傷を打たれたがゆえとされる。<br>彼はその死の淵で、自らが捨てることのできなかったランスロット卿への私怨が、アーサー王の破滅を招いたのだと悔いる。<br>
−
'''『――もし次があるのなら。まだ挽回する機会が、二度目の生があるのなら、今度こそ、自らの全てを王に捧げよう――』'''<br />英霊となり、多くの迷いから解き放たれた彼は、本来の太陽の騎士としての姿を取り戻す。<br />より完璧な騎士として、「王の補佐に徹する」という絶対の使命を自らに課す。<br />全てはひとりの、孤独な王の礎とならんがために。
+
'''『――もし次があるのなら。まだ挽回する機会が、二度目の生があるのなら、今度こそ、自らの全てを王に捧げよう――』'''<br />英霊となり、多くの迷いから解き放たれた彼は、本来の太陽の騎士としての姿を取り戻す。<br>より完璧な騎士として、「王の補佐に徹する」という絶対の使命を自らに課す。<br />全てはひとりの、孤独な王の礎とならんがために。
=== 関連 ===
=== 関連 ===
83行目:
83行目:
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
−
'''Fate/EXTRA'''
+
'''''Fate/EXTRA'''''
;「従者のガウェインと申します。以後、お見知りおきを。どうか、我が主の良き好敵手であらん事を」
;「従者のガウェインと申します。以後、お見知りおきを。どうか、我が主の良き好敵手であらん事を」
:初登場時。騎士として、真名を隠すことなく堂々と名乗る。
:初登場時。騎士として、真名を隠すことなく堂々と名乗る。
105行目:
105行目:
:彼の真意を悟り、レオは彼に感謝を述べる。生前の後悔からあったガウェインの騎士道は、ここに報われる。
:彼の真意を悟り、レオは彼に感謝を述べる。生前の後悔からあったガウェインの騎士道は、ここに報われる。
−
'''Fate/EXTRA CCC'''
+
'''''Fate/EXTRA CCC'''''
;「この輝きの前に夜は退け、虚飾を払うは星の聖剣!エクスカリバー・ガラティーン!!
;「この輝きの前に夜は退け、虚飾を払うは星の聖剣!エクスカリバー・ガラティーン!!
: 宝具解放・CCCバージョン。BBとの戦いで解放され、月の影を見事討ち晴らしたかに思われた。だが………
: 宝具解放・CCCバージョン。BBとの戦いで解放され、月の影を見事討ち晴らしたかに思われた。だが………