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; 訴状の矢文(ポイボス・カタストロフェ)
 
; 訴状の矢文(ポイボス・カタストロフェ)
 
: ランク:B<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:2~50<br />最大捕捉:100人
 
: ランク:B<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:2~50<br />最大捕捉:100人
: 弓や矢が宝具なのではなく、それらを触媒とした『弓に矢を番え、放つという術理』そのものが具現化した宝具。
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: 『弓に矢を番え、放つ術理』そのものが具現化した宝具。
: “天穹の弓”で雲より高い天へと二本の矢を撃ち放ち、太陽神アポロンと月女神[[オリオン|アルテミス]]への加護を訴える。
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: “天穹の弓”で雲より高い天へと二本の矢を撃ち放ち、太陽神アポロンと月女神アルテミスへの加護を訴える。
 
: 荒ぶる神々はその訴えに対し、敵方への災厄という形で彼女に加護を与え、次ターンに豪雨のような光の矢による広範囲の全体攻撃を行う。
 
: 荒ぶる神々はその訴えに対し、敵方への災厄という形で彼女に加護を与え、次ターンに豪雨のような光の矢による広範囲の全体攻撃を行う。
 
: 射程及び効果範囲に長けた宝具で、特に広域に展開した軍勢に対して効果を発揮する。
 
: 射程及び効果範囲に長けた宝具で、特に広域に展開した軍勢に対して効果を発揮する。
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: ゲーム中、赤セイバーのセリフに限り、その存在が確認できる。
 
: ゲーム中、赤セイバーのセリフに限り、その存在が確認できる。
 
: 漫画版では出番が少ない物のちゃんと姿が描かれる。
 
: 漫画版では出番が少ない物のちゃんと姿が描かれる。
; [[Fate/Grand Order]]
  −
: アーチャーのサーヴァントとして参戦。レア度は☆4(SR)。イラストは輪くすさが氏。
  −
: メインシナリオでは第一章にて、ジャンヌ・オルタの召喚したバーサーク・サーヴァントとして登場。
  −
: が、終盤まで出番がなく、出てきたと思ったら召喚主の言うことを聞かないので狂化済み。ろくに会話などもなく、非常にあっさりと退場するなど、後に自分で言っちゃうほど扱いはあまり良ろしくなかった。
  −
: その後、第三章にて味方側のサーヴァントとして再登場。第一章での記憶を残しているが、第一章と違って出番や見せ場もきちんとある。
  −
: アルゴノーツの一員として召喚されるが、イアソンを裏切り脱退。彼よりも先にダビデ王を見つけ出し、共に主人公の陣営に味方する。
   
; [[コハエース]]
 
; [[コハエース]]
 
: 「弓を使わないヘンな弓兵」を批判するが、逆にその代表格である[[ギルガメッシュ|AUO]]と[[織田信長|ニューフェイス]]にディスられる。結果、ケイローン先生に泣きつくことに。
 
: 「弓を使わないヘンな弓兵」を批判するが、逆にその代表格である[[ギルガメッシュ|AUO]]と[[織田信長|ニューフェイス]]にディスられる。結果、ケイローン先生に泣きつくことに。
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: 飛び跳ねながら手近の相手を弓で攻撃する。ダメージは少ないが、空中の敵も狙ってくれるので使いやすい。
 
: 飛び跳ねながら手近の相手を弓で攻撃する。ダメージは少ないが、空中の敵も狙ってくれるので使いやすい。
 
: コスト:200 / 戦闘力:E / 突破力:- / 移動力:B / 体力:D / 忍耐力:D / リキャスト:A
 
: コスト:200 / 戦闘力:E / 突破力:- / 移動力:B / 体力:D / 忍耐力:D / リキャスト:A
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; [[Fate/Grand Order]]
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: アーチャーのサーヴァントとして参戦。レア度は☆4(SR)。イラストは輪くすさが氏。
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: メインシナリオでは第一章にて、ジャンヌ・オルタの召喚したバーサーク・サーヴァントとして登場。
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: が、終盤まで出番がなく、出てきたと思ったら召喚主の言うことを聞かないので狂化済み。ろくに会話などもなく、非常にあっさりと退場するなど、後に自分で言っちゃうほど扱いはあまり良ろしくなかった。
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: その後、第三章にて味方側のサーヴァントとして再登場。第一章での記憶を残しているが、第一章と違って出番や見せ場もきちんとある。
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: アルゴノーツの一員として召喚されるが、イアソンを裏切り脱退。彼よりも先にダビデ王を見つけ出し、共に主人公の陣営に味方する。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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: 後に獣の論理で前のマスターをあっさり捨てて、マスターと認める。ただやはり不信感は拭えなかったのか、彼が考えている人類を救済する方法を聞いて「イカれている」と評している。
 
: 後に獣の論理で前のマスターをあっさり捨てて、マスターと認める。ただやはり不信感は拭えなかったのか、彼が考えている人類を救済する方法を聞いて「イカれている」と評している。
 
; [[セミラミス|赤のアサシン]]
 
; [[セミラミス|赤のアサシン]]
: 相性の悪い相手。
+
: 相変わらず相性の悪い相手。
 
: 何だかんだで打ち解けたライダーと違い、彼女の「暗殺者」としての能力の低さを揶揄し、「アサシンはアサシンでもコレではな」と最後まで辛辣なコメントを送っている。
 
: 何だかんだで打ち解けたライダーと違い、彼女の「暗殺者」としての能力の低さを揶揄し、「アサシンはアサシンでもコレではな」と最後まで辛辣なコメントを送っている。
 
; [[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]
 
; [[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]
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; [[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]
 
; [[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]
 
: 子供の怨霊の集合体である黒のアサシンを「救えぬ存在」として無慈悲に切り捨てたルーラーを見て、最大の仇敵として付け狙う。
 
: 子供の怨霊の集合体である黒のアサシンを「救えぬ存在」として無慈悲に切り捨てたルーラーを見て、最大の仇敵として付け狙う。
  −
===Fate/Grand Order===
  −
;[[オリオン]]
  −
: だらしがなく、色香に溺れ、反省もしない、己の享楽を考えて他者のことなど見向きもしないというアタランテが最も嫌うタイプの人間。
  −
: 男としては全く好みではなく、イアソンと二択でならどうにか考えるというレベルだという。
      
===生前===
 
===生前===
 
; [[オリオン|アルテミス]]
 
; [[オリオン|アルテミス]]
: ギリシャ神話に出てくる月と狩猟の女神。彼女の聖獣である熊に育てられており、彼女を敬っていた。
+
: ギリシャ神話に出てくる月と狩猟の女神。彼女の聖獣である熊に育てられており、彼女を敬っている。
: しかし、『Grand Order』第三章で実際に出会ったアルテミスはオリオンにベタ惚れしている恋愛脳(スイーツ)。あまりのことに涙目になりどうやって敬っていけばいいのかわからなくなるも、信仰をやめることはしなかった。
   
; [[イアソン]]
 
; [[イアソン]]
: アルゴー号の船長。アタランテは彼のことを嫌っており、『Grand Order』第三章で乗組員として召喚された際も彼女はイアソンには従わず単独行動を取った。
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: アルゴー号の船長。生前から嫌っており、『Grand Order』第三章で乗組員として召喚された際も彼女はイアソンには従わず単独行動を取っていた。
 
; [[ヘラクレス]]
 
; [[ヘラクレス]]
 
: アルゴー号に同乗した仲間。
 
: アルゴー号に同乗した仲間。
 
; [[メディア]]
 
; [[メディア]]
 
: アルゴー号に同乗した仲間。
 
: アルゴー号に同乗した仲間。
; ペレウス
  −
: アキレウスの父。邪な心を持っている彼を投げ飛ばしたことがあるらしい。
      
===その他===
 
===その他===
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: [[ウィリアム・シェイクスピア|キャスター]]が先陣を共に切る彼女とライダーに出した、「初めての共同作業として、愛の詩を送ろうか」という提案に対して。
 
: [[ウィリアム・シェイクスピア|キャスター]]が先陣を共に切る彼女とライダーに出した、「初めての共同作業として、愛の詩を送ろうか」という提案に対して。
 
: 喜びに顔を輝かせるライダーにアーチャーは嫌そうにしかめっ面をして拒否した。結果、失恋する男の切ない詩が生み出された。
 
: 喜びに顔を輝かせるライダーにアーチャーは嫌そうにしかめっ面をして拒否した。結果、失恋する男の切ない詩が生み出された。
; 「我が弓と矢を以って<ruby><rb>太陽神</rb><rt>アポロン</rt></ruby>と<ruby><rb>月女神</rb><rt>アルテミス</rt></ruby>の加護を願い奉る」<br />「この災厄を捧がん――『<ruby><rb>訴状の矢文</rb><rt>ポイボス・カタストロフェ</rt></ruby>』!」
  −
: 宝具発動。
   
; 「それはそうだ。相手を出し抜くべき聖杯戦争において、毒を飲まされる方が悪い。<br /> 私を召喚するまでは用心するべきだった。それすら怠るような惰弱なマスターに、未練はない。<br /> 死んでいないだけ、救いはある」
 
; 「それはそうだ。相手を出し抜くべき聖杯戦争において、毒を飲まされる方が悪い。<br /> 私を召喚するまでは用心するべきだった。それすら怠るような惰弱なマスターに、未練はない。<br /> 死んでいないだけ、救いはある」
 
: [[シロウ・コトミネ|シロウ]]の謀略で自身のマスターを毒づけにされた事を「仕方ない」の一言で済ませすんなりマスターの鞍替えを了承する彼女に対し[[アキレウス|ライダー]]が呆れて「仕方ないで済ませていいのか?」という問いに対しての返答。生後すぐに捨てられ、雌熊に乳を与えられて、狩人たちに見出された少女は「生きる糧は奪う」という単純な世界に生きており、それが故の酷薄であり正論。
 
: [[シロウ・コトミネ|シロウ]]の謀略で自身のマスターを毒づけにされた事を「仕方ない」の一言で済ませすんなりマスターの鞍替えを了承する彼女に対し[[アキレウス|ライダー]]が呆れて「仕方ないで済ませていいのか?」という問いに対しての返答。生後すぐに捨てられ、雌熊に乳を与えられて、狩人たちに見出された少女は「生きる糧は奪う」という単純な世界に生きており、それが故の酷薄であり正論。
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*キャラクターデザイン原案は唖采弦二氏。設定制作を担当したのは茗荷屋甚六氏。『Grand Order』でのイラスト担当の輪くすさがは唖采氏の別名義で、同一人物である。
 
*キャラクターデザイン原案は唖采弦二氏。設定制作を担当したのは茗荷屋甚六氏。『Grand Order』でのイラスト担当の輪くすさがは唖采氏の別名義で、同一人物である。
 
*実は[[Fate/EXTRA|月の聖杯戦争]]にも参加している。[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]がアタランテと擦れ違ったと発言している。対戦相手でもないので、ゲーム本編でプレイヤーが彼女の姿を見ることは無いのだが、漫画版ではそのままの姿で登場している。
 
*実は[[Fate/EXTRA|月の聖杯戦争]]にも参加している。[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]がアタランテと擦れ違ったと発言している。対戦相手でもないので、ゲーム本編でプレイヤーが彼女の姿を見ることは無いのだが、漫画版ではそのままの姿で登場している。
**彼女が月の聖杯戦争の何回戦で敗れたのか正確には分らない。セイバーによる彼女の目撃証言は二回戦の途中で発生するが、後はそれっきりで情報は途絶えている。<br>漫画版の設定を参考にすると、[[ヴラド三世 (EXTRA)]]の討伐に参加しているため、四回戦まで勝ち残っていることが確認できる。
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**彼女が月の聖杯戦争の何回戦で敗れたのか正確には分らない。セイバーによる彼女の目撃証言は二回戦の途中で発生するが、後はそれっきりで情報は途絶えている。<br>漫画版の設定を参考にすると、[[ヴラド三世 (EXTRA)]]の討伐に参加しているため、四回戦まで勝ち残っていることが確認できる。<br>しかしムーンセルの聖杯戦争は彼女の特性が活かしにくい一対一の決闘形式であった上に、上位に残っていた者が、「光の御子」と称えられる[[クー・フーリン|クランの猛犬]]、三国志最強と呼ばれる[[呂布奉先|半人半機の武将]]、アーサー王の片腕と名高い[[ガウェイン|太陽の騎士]]と'''余りに分が悪い'''ことを考えると、四回戦以上を勝ち上がるのは無理であったのだろう。
*互いに面識は無いが、実は[[ケイローン|黒のアーチャー]]とは[[オリオン|アルテミス]]を通じた繋がりがある。彼はアルテミスから狩猟を学び、彼女は恩義のあるアルテミスに倣って弓の技を磨いた。二人が聖杯大戦で敵対することになったのも運命的な物を感じる。
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**一応、伝承では英雄ペーレウスとのレスリングで勝利している程で、決して近接戦闘で劣るサーヴァントと言う訳ではない。<br>しかしステータス(筋力D、耐久E)を見るに、アーチャーとして現界した彼女にはそこまでの身体能力はないようだ。
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*互いに面識は無いが、実は[[ケイローン|黒のアーチャー]]とはアルテミスを通じた繋がりがある。彼はアルテミスから狩猟を学び、彼女は恩義のあるアルテミスに倣って弓の技を磨いた。二人が聖杯大戦で敵対することになったのも運命的な物を感じる。
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*アルゴー船に乗っていたため、[[ヘラクレス]]や[[メディア]]とその恋人であったイアソンに、ケイローンの弟子であったカストールとアスクレピオスとも面識がある。
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*'''何故か不遇な目に遭ってしまう'''。初陣では、戦った黒のアーチャーが他の弓兵と比べてもどれだけ飛びぬけた実力者であるのかを示すための噛ませ犬的な役回りとなり、バーサーカーとの戦いでは細かい攻撃を行ったことで無暗にチャージを許してしまう。シロウに矢を射た際はランサーに簡単に防がれ、それどころか技量は並でしかないシロウでも「自力で防げる」と評されてしまった。<br>また他の赤のサーヴァント達のキャラが余りに濃すぎるせいか全体的に影が薄く、目立つ事・印象に残るような事も言わない。
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**漫画版EXTRAでも、吸血鬼な方のヴラド三世に簡単に弓を弾かれて反撃を受け、赤セイバーにすんでの所を助けられるなど、やっぱり良いところがない。
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**『Grand Order』第一特異点ではバーサーク・アーチャーとして狂化を付与され、ほとんど台詞もないまま鉄砲玉として倒されてしまう。他のバーサークサーヴァント五騎はそれなりに見せ場があるのだが。
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***第三特異点ではちゃんとした見せ場はあったものの、共闘した月女神アルテミスが『恋愛脳すぎた』性格であるため、消える間際に「これからどう敬えばいいのか」と頭をかかえるハメに。
 
*アタランテが企画段階で保有していた[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「黄金のリンゴ」はかなり特殊で、<br>「見よ、これが運命の果実也。ひとたび投げられれば栄華を極めしトロイアをも焼き払うこの賜物。 望まば近くに寄って見よ」<br>というセリフと共に宝物を見せつけて、敵を近くへと引き寄せる能力。 <br>要は'''美味しそうなリンゴを見せて、食欲に駆られた人を招きよせる能力'''。原典通りの能力である上に北欧神話においても「黄金のリンゴ」は神の食物・不老不死の源として信じられている。なので、如何な大英雄でも彼女が取り出したリンゴに飛びついても仕方がないのだが、戦闘中や大切な会話シーンでそんなことが起きれば絵面が余りにシュール過ぎるためか、小説本編では削除された。そもそも、このレベルの能力になるとスキルではなく宝具に分類すべきだと思うのだが……
 
*アタランテが企画段階で保有していた[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「黄金のリンゴ」はかなり特殊で、<br>「見よ、これが運命の果実也。ひとたび投げられれば栄華を極めしトロイアをも焼き払うこの賜物。 望まば近くに寄って見よ」<br>というセリフと共に宝物を見せつけて、敵を近くへと引き寄せる能力。 <br>要は'''美味しそうなリンゴを見せて、食欲に駆られた人を招きよせる能力'''。原典通りの能力である上に北欧神話においても「黄金のリンゴ」は神の食物・不老不死の源として信じられている。なので、如何な大英雄でも彼女が取り出したリンゴに飛びついても仕方がないのだが、戦闘中や大切な会話シーンでそんなことが起きれば絵面が余りにシュール過ぎるためか、小説本編では削除された。そもそも、このレベルの能力になるとスキルではなく宝具に分類すべきだと思うのだが……
 
**リンゴは今でも彼女の大好物らしく、『ちびちゅき!』ではリンゴと聞いただけで目を光らせている。
 
**リンゴは今でも彼女の大好物らしく、『ちびちゅき!』ではリンゴと聞いただけで目を光らせている。