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: 拉致されたエウリュアレを奪還すべく向かったアルゴー号との戦いにおいて、ヘラクレスに単身立ち向かう。その命を一つは奪ってみせたものの敵うはずもなく、最終的に自身が死ぬのを承知の上で[[ヘクトール]]の『不毀の極槍』にヘラクレスもろともその身を貫かせ、共に串刺しになったヘラクレスごと船から飛び降りる。いかにヘラクレスが不死身と言えどこうなっては彼が力尽きるのを待つほか脱出の術はなく、エウリュアレが主人公らと共に撤退できるだけの時間を稼ぐことに成功した。
 
: 拉致されたエウリュアレを奪還すべく向かったアルゴー号との戦いにおいて、ヘラクレスに単身立ち向かう。その命を一つは奪ってみせたものの敵うはずもなく、最終的に自身が死ぬのを承知の上で[[ヘクトール]]の『不毀の極槍』にヘラクレスもろともその身を貫かせ、共に串刺しになったヘラクレスごと船から飛び降りる。いかにヘラクレスが不死身と言えどこうなっては彼が力尽きるのを待つほか脱出の術はなく、エウリュアレが主人公らと共に撤退できるだけの時間を稼ぐことに成功した。
 
; 人物
 
; 人物
: 仮面をつけた初期の外形からは想像もつかないが、仮面を外したその顔は屈強な肉体に反して意外なほど幼く、言葉遣いや発言内容も子供の様である。
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: 仮面をつけた初期の外形からは想像もつかないが、仮面を外したその顔は屈強な肉体に反して意外なほど幼く、言葉遣いや発言内容も子供の様である。とはいえ、かろうじて意思疎通は可能なので、他のバーサーカーよりは遥かに御しやすい。
: 生まれついての怪物だったとされており、また実際に悪の所業を行っていたものの、彼の本質は悪ではない。彼本人は闇ではなく光を、陰鬱な迷宮ではなく涼やかな自然の風や豊かな森を求めている。
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: 生まれついての怪物だったとされており、また実際に(ミノス王に命令されたとはいえ)何も知らない子供を殺害するなど、悪の所業を行っていたものの、彼の本質は悪ではない。彼本人は闇ではなく光を、陰鬱な迷宮ではなく涼やかな自然の風や豊かな森を求めている。
 
; 能力
 
; 能力
 
: ハルバードに似た二丁の斧で戦う。
 
: ハルバードに似た二丁の斧で戦う。
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: なお、彼女が必ずしも善良なだけの存在とは思っていないようで、[[タマモキャット]]のキャラクエでは「ちょっとだけじゃあく」とのこと。
 
: なお、彼女が必ずしも善良なだけの存在とは思っていないようで、[[タマモキャット]]のキャラクエでは「ちょっとだけじゃあく」とのこと。
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
: エウリュアレ同様に自身の名前を呼んでくれたことを喜び、彼をマスターと呼んだ。
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: エウリュアレ同様に自身の名前を呼んでくれたことを喜び、彼を「ますたー」と呼んだ。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
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;「ころ、した、ころした、ころした、ころした!なにもしらない、こどもを、ころした!<br> ちちうえが、そうしろって。ちちうえが、おまえはかいぶつだからって!<br> でもぜんぶ、じぶんのせい、だ。きっとはじめから、ぼくのこころは、かいぶつだった<br> でも、なまえを、よんでくれた。みんながわすれた、ぼくの、なまえ…!<br> なら、もどらなくっ、ちゃ。ゆるされなくても、みにくいままでも、ぼくは、にんげんに、もどらなくちゃ…!」<br>「ますたぁ、も、なまえ、よんでくれた。みんな、かいぶつだと、きらわなかった!<br> うまれて、はじめて!うまれて、はじめて、たのしかった…!<br> ぼくは、うまれて、うれしかった!<br> えうりゅあれを、よろし、く…!ぜんぶ、えうりゅあれの、おかげ、で――<br> ぼくは、えうりゅあれが、だいすき、だ!」
 
;「ころ、した、ころした、ころした、ころした!なにもしらない、こどもを、ころした!<br> ちちうえが、そうしろって。ちちうえが、おまえはかいぶつだからって!<br> でもぜんぶ、じぶんのせい、だ。きっとはじめから、ぼくのこころは、かいぶつだった<br> でも、なまえを、よんでくれた。みんながわすれた、ぼくの、なまえ…!<br> なら、もどらなくっ、ちゃ。ゆるされなくても、みにくいままでも、ぼくは、にんげんに、もどらなくちゃ…!」<br>「ますたぁ、も、なまえ、よんでくれた。みんな、かいぶつだと、きらわなかった!<br> うまれて、はじめて!うまれて、はじめて、たのしかった…!<br> ぼくは、うまれて、うれしかった!<br> えうりゅあれを、よろし、く…!ぜんぶ、えうりゅあれの、おかげ、で――<br> ぼくは、えうりゅあれが、だいすき、だ!」
:第3章にて、イアソン率いるアルゴノーツとの戦いで窮地に陥った主人公一行の為、単身でヘラクレスに立ち向かう屈指の名シーン。<br>生まれついての怪物であろうと、その心までが怪物とは限らない。 誰もが忘れてしまった自分の本当の名前を呼んでくれたエウリュアレとマスターを守るため、彼はヘクトールの放った宝具をあえて受け止め、自分の体ごとヘラクレスを貫かせ共に海へと沈んでいった。<br><ruby><rb>大英雄</rb><rt>かいぶつ</rt></ruby>を相手に戦った<ruby><rb>怪物</rb><rt>えいゆう</rt><ruby>の最期は、彼らの心に深く刻まれたのであった。
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:第3章にて、イアソン率いるアルゴノーツとの戦いで窮地に陥った主人公一行の為、単身でヘラクレスに立ち向かう。<br>生まれついての怪物であろうと、その心までが怪物とは限らない。 誰もが忘れてしまった自分の本当の名前を呼んでくれたエウリュアレとマスターを守るため、彼はヘクトールの放った宝具をあえて受け止め、自分の体ごとヘラクレスを貫かせ共に海へと沈んでいった。<br><ruby><rb>大英雄</rb><rt>かいぶつ</rt></ruby>を相手に戦った<ruby><rb>怪物</rb><rt>えいゆう</rt><ruby>の最期は、彼らの心に深く刻まれたのであった。
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;「――ぼくは、あすてりおす。<br> ぼくのなをよんでくれるひとがいてくれるかぎり。<br> ぼくはおまえをきょぜつする…!!」
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:幕間の物語「その手を、君に」にて、自分の影と対峙する際に。
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;――いつかまた、だれかのてをにぎりたい。<br> ――ぼくは、そうおもった。
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:自分の影を撃破した後、迷宮を出る際に自分を怖がらずに手を握ってくれたマスター。
 
== メモ ==
 
== メモ ==
筋力と耐久が'''A++'''、宝具のランクが'''EX'''と、まさしく破格と言えるスペックを持つサーヴァント。<br/>ストーリー三章においては、宝具でもなんでもない'''ただの打撃で'''あのヘラクレスの『十二の試練』を一度破るという信じがたい快挙を上げている。<br/>ただし『Grand Order』におけるゲーム上の性能とステータスや宝具ランクには関係がなく、HPや攻撃力はレアリティに結びつくところが大きいため、そのスペックの高さはゲーム中では生かされない。
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*筋力と耐久が'''A++'''、宝具のランクが'''EX'''と、まさしく破格と言えるスペックを持つサーヴァント。<br/>ストーリー三章においては、宝具でもなんでもない'''ただの打撃で'''あのヘラクレスの『十二の試練』を一度破るという信じがたい快挙を上げている。<br/>ただし『Grand Order』におけるゲーム上の性能とステータスや宝具ランクには関係がなく、HPや攻撃力はレアリティに結びつくところが大きいため、そのスペックの高さはゲーム中では生かされない。
ただしスキルのランクも高く、こちらはランクと性能に相関関係があるので強力な部類である。「怪力」は攻撃力アップ、「天性の魔」は防御力アップの効果があるので、筋力と耐久の高さを再現している気分になれなくもない。なお、これらのスキルと『万古不易の迷宮』を組み合わせて与ダメージ・被ダメージを大きく制御するのがゲーム上での彼の主戦法である。
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**ただしスキルのランクも高く、こちらはランクと性能に相関関係があるので強力な部類である。「怪力」は攻撃力アップ、「天性の魔」は防御力アップの効果があるので、筋力と耐久の高さを再現している気分になれなくもない。なお、これらのスキルと『万古不易の迷宮』を組み合わせて与ダメージ・被ダメージを大きく制御するのがゲーム上での彼の主戦法である。
アステリオスの父であるミノス王の娘にも「エウリュアレ」という名前の女性がいる。アステリオスは[[エウリュアレ]]のことを出会えなかった姉と重ねていたのかもしれない。ちなみにこの「エウリュアレ」は[[オリオン]]の母でもある。
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*アステリオスの父であるミノス王の娘にも「エウリュアレ」という名前の女性がいる。アステリオスは[[エウリュアレ]]のことを出会えなかった姉と重ねていたのかもしれない。ちなみにこの「エウリュアレ」は[[オリオン]]の母でもある。
    
==リンク==
 
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