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; 略歴
 
; 略歴
: 真名はトラキアの剣闘士であり叛逆者のスパルタクス。「赤」のサーヴァントとして召喚されたが、『狂化』ランクEXの為にマスターの命令や周囲の指示を全く聞かず、令呪ですら2画消費しないと効果を発揮しない。つまり、一回しか命令を出せない。
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: トラキアの剣闘士であり叛逆者。
: [[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]に唆され、ミレニア要塞に単独で突撃し、多くのゴーレムやホムンクルスを葬る。だが[[アストルフォ|黒のライダー]]の宝具によって足を潰され、ゴーレムに拘束された状態で[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]の攻撃を受け、満身創痍の状態で「黒」の陣営に捕獲されてしまう。
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:「赤」のサーヴァントとして召喚されたが、[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]に唆され、ミレニア要塞に単独で突撃し、多くのゴーレムやホムンクルスを葬る。だが[[アストルフォ|黒のライダー]]の宝具によって足を潰され、ゴーレムに拘束された状態で[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]の攻撃を受け、満身創痍の状態で「黒」の陣営に捕獲されてしまう。
 
: その後[[アヴィケブロン|黒のキャスター]]にマスター権を移し替えられ、特に何の葛藤もなく「黒」のサーヴァントとして戦場の中心地に突撃、[[アタランテ|赤のアーチャー]]に襲い掛かる。そして、前回の戦いのダメージ分も含めた宝具「疵獣の咆吼」の効果が暴走し始め、異形の姿となって猛威を振るった後、最大出力で宝具を解放。一撃で戦場を更地に変えミレニア城塞を半壊させるも、既に肉体は限界を迎えていた。
 
: その後[[アヴィケブロン|黒のキャスター]]にマスター権を移し替えられ、特に何の葛藤もなく「黒」のサーヴァントとして戦場の中心地に突撃、[[アタランテ|赤のアーチャー]]に襲い掛かる。そして、前回の戦いのダメージ分も含めた宝具「疵獣の咆吼」の効果が暴走し始め、異形の姿となって猛威を振るった後、最大出力で宝具を解放。一撃で戦場を更地に変えミレニア城塞を半壊させるも、既に肉体は限界を迎えていた。
 
: 痛みに耐え続け、圧制者達に生涯最高の一撃を打ち込んだ事への幸福を感じながら、笑って息を引き取り、'''「赤のサーヴァント」最初の脱落者'''となった。
 
: 痛みに耐え続け、圧制者達に生涯最高の一撃を打ち込んだ事への幸福を感じながら、笑って息を引き取り、'''「赤のサーヴァント」最初の脱落者'''となった。
 
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; 人物
 
; 人物
: 相手の攻撃を全て受けきってから反撃するプロレスラーのような精神構造の男。彼の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『狂化』のランクは評価規格外で、意思疎通が可能であるため理性があるように見えるが、実際はマスターの指示や味方の話を全く理解していない。
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: 相手の攻撃を全て受けきってから反撃するプロレスラーのような精神構造の男。彼の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『狂化』ランクEXであるが極めて高度な言葉を流暢に喋り、意思疎通が可能であるため理性があるように見える。
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: しかし彼は”常に最も困難な選択をする”という思考で固定されており、マスターの命令や周囲の指示を全く聞かず、令呪ですら2画消費しないと効果を発揮しない。つまり、一回しか命令を出せない。
 
: 虐げられる者たちのために戦い続けた紛れもない英雄だが、戦闘中もずっと微笑を絶やさないため、敵味方問わず不気味がられ、恐れられている。
 
: 虐げられる者たちのために戦い続けた紛れもない英雄だが、戦闘中もずっと微笑を絶やさないため、敵味方問わず不気味がられ、恐れられている。
 
: 聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。被虐者を救済し、加虐者に反逆することだけを志すに彼にとって、戦場こそ弱き者と強き者しかいない場所であり、常に求めてやまない苦痛と試練に満ちあふれた場所なのである。
 
: 聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。被虐者を救済し、加虐者に反逆することだけを志すに彼にとって、戦場こそ弱き者と強き者しかいない場所であり、常に求めてやまない苦痛と試練に満ちあふれた場所なのである。
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: 武器は小剣(グラディウス)で、強烈な衝撃波を生み出すほどの重い斬撃を放つ。
 
: 武器は小剣(グラディウス)で、強烈な衝撃波を生み出すほどの重い斬撃を放つ。
 
: また3メートル近いゴーレムを苦も無く放り投げ、素手で木っ端微塵に砕くほどの怪力を誇る。だが彼の最大の武器はその驚異的なタフネスであり、斬られても、殴られても、相手の攻撃を必ず受けてから反撃に移る。さらに複数の敵をまとめて抱え込み、スープレックスによって粉砕するなど、戦い方もプロレスラーそのものである。
 
: また3メートル近いゴーレムを苦も無く放り投げ、素手で木っ端微塵に砕くほどの怪力を誇る。だが彼の最大の武器はその驚異的なタフネスであり、斬られても、殴られても、相手の攻撃を必ず受けてから反撃に移る。さらに複数の敵をまとめて抱え込み、スープレックスによって粉砕するなど、戦い方もプロレスラーそのものである。
: 彼はほぼ烏合の衆に過ぎない反乱軍をよくまとめ、強力なローマ軍に連戦連勝したことから、その人望や戦争指揮能力は卓越したものであったと考えられる。だがそれ以上に彼が人望を集めた要因は、"必ず逆転によって勝利する"英雄だったこと。反乱軍の兵士にとって戦況が絶望的であればあるほど、その先にある勝利は確かなものだったのである。
      
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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: また凄まじい量の魔力を帯びているため、ただの物理攻撃によって砕けた大地の破片ですらサーヴァントへの殺傷力を帯びるレベルで魔力に侵され、回避が非常に困難となっている。チャージ量最大で力を解放した場合、地形を変えるほどの威力を持った光の奔流によって戦場を薙ぎ払い、一撃で周囲一帯が更地と化した。
 
: また凄まじい量の魔力を帯びているため、ただの物理攻撃によって砕けた大地の破片ですらサーヴァントへの殺傷力を帯びるレベルで魔力に侵され、回避が非常に困難となっている。チャージ量最大で力を解放した場合、地形を変えるほどの威力を持った光の奔流によって戦場を薙ぎ払い、一撃で周囲一帯が更地と化した。
 
: セイバーのクラスで召喚された場合は、相手の攻撃に耐え抜くと体力や魔力を回復し、次以降の同じ攻撃を無効化するか、もしくは反射するというものになるらしい。
 
: セイバーのクラスで召喚された場合は、相手の攻撃に耐え抜くと体力や魔力を回復し、次以降の同じ攻撃を無効化するか、もしくは反射するというものになるらしい。
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==真名:スパルタクス==
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スパルタクス。トラキアの剣闘士にして、第三次奴隷戦争―――スパルタクスの反乱と言われる奴隷戦争の指導者。
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彼はほぼ烏合の衆に過ぎない反乱軍をよくまとめ、強力なローマ軍に連戦連勝したことから、その人望や戦争指揮能力は卓越したものであったと考えられる。<br>だがそれ以上に彼が人望を集めた要因は―――
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'''"必ず逆転によって勝利する"'''英雄だったこと。
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反乱軍の兵士にとって戦況が絶望的であればあるほど、その先にある勝利は確かなものだったと信じていた。
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その反乱も鎮圧され、スパルタクスも討たれてしまったが、彼の名は虐げられた人間の希望として歴史に刻まれた。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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* バーサーカーとして召喚された彼の思考は「叛逆」にのみ割かれており、なおかつ狂化によってマスターとの意思疎通も不可能。そのためマスター殺しも辞さないサーヴァントとなっており、『Fate/Apocrypha』の世界では'''「召喚したら敗北確定」'''のサーヴァントと呼ばれている。
 
* バーサーカーとして召喚された彼の思考は「叛逆」にのみ割かれており、なおかつ狂化によってマスターとの意思疎通も不可能。そのためマスター殺しも辞さないサーヴァントとなっており、『Fate/Apocrypha』の世界では'''「召喚したら敗北確定」'''のサーヴァントと呼ばれている。
 
** 実際には、彼は積極的にマスターに反乱する訳ではない。マスターとの意思疎通こそ不可能なものの、マスターが圧制者かどうかの判断はできるため、まっとうな魔術師ではない、たまたま巻き込まれてしまったマスターであれば敗北するまで共に戦うことも十分可能。[[衛宮士郎|何処ぞの赤毛の少年]]などとは常に格上との、そして自己との戦いを行う点で相性が良いらしい。
 
** 実際には、彼は積極的にマスターに反乱する訳ではない。マスターとの意思疎通こそ不可能なものの、マスターが圧制者かどうかの判断はできるため、まっとうな魔術師ではない、たまたま巻き込まれてしまったマスターであれば敗北するまで共に戦うことも十分可能。[[衛宮士郎|何処ぞの赤毛の少年]]などとは常に格上との、そして自己との戦いを行う点で相性が良いらしい。
** もちろん、叛逆されないからといって聖杯戦争を勝ち抜けるかどうかはまた別の話なのだが。
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** もちろん、叛逆されないからといって聖杯戦争を勝ち抜けるかどうかはまた別の話なのだが。なお、わずかでもマスターが「マスターらしい」態度を見せれば、途端に彼は喜び勇んで叛逆を企てるので、油断ならないことに変わりない。
 
* 可能性は低いがセイバーとして召喚される場合もある。しかし、その場合はマスターに叛逆する可能性がバーサーカー時よりも更に高い。いっそこのこと、何も知らない子供がマスターに選ばれたほうがまだ勝ちの目が見えてくるかもしれないという。
 
* 可能性は低いがセイバーとして召喚される場合もある。しかし、その場合はマスターに叛逆する可能性がバーサーカー時よりも更に高い。いっそこのこと、何も知らない子供がマスターに選ばれたほうがまだ勝ちの目が見えてくるかもしれないという。
 
* オンラインゲーム版でのキャラ設定を行った虚淵玄は、<br />「虐げられないと燃えない→窮地に陥らないと反撃しない→ゆえに勝ち目のある戦略を受け付けない→マスターの言う事を聞かない→故にバーサーカー、といった大変困ったサーヴァントとして彼を選んだプレイヤーを悪戦苦闘させる腹積もりだった」<br />と発言している。だがその一方で、専守防衛&不殺を旨とする善玉主人公ライクな方針のマスターならば意外と相性が良いかもしれないとも分析している。
 
* オンラインゲーム版でのキャラ設定を行った虚淵玄は、<br />「虐げられないと燃えない→窮地に陥らないと反撃しない→ゆえに勝ち目のある戦略を受け付けない→マスターの言う事を聞かない→故にバーサーカー、といった大変困ったサーヴァントとして彼を選んだプレイヤーを悪戦苦闘させる腹積もりだった」<br />と発言している。だがその一方で、専守防衛&不殺を旨とする善玉主人公ライクな方針のマスターならば意外と相性が良いかもしれないとも分析している。
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