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; 能力
 
; 能力
: 能力・強みを一言で言うならば「金に飽かした最強装備」。別名「チート」。世界の全てを手中に収めた彼はあらゆる[[宝具]]の「原典」の所有者であり、それらを「王の財宝」から自由に呼び出し扱う。
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: 能力・強みを一言で言うならば「金に飽かせた最強装備」。別名「チート」。世界の全てを手中に収めた彼はあらゆる[[宝具]]の「原典」の所有者であり、それらを「王の財宝」から自由に呼び出し扱う。
: 一撃一撃が必殺の威力を持つ原点宝具を、遠距離からさながら絨毯爆撃のように雨あられと撃ち込む戦法を好み、その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされる。また全ての原点を持つが故にあらゆる相手の弱点を狙うことができ。通常のサーヴァントでは勝ち目がほとんど存在しない。
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: 一撃一撃が必殺の威力を持つ原点宝具を、遠距離からさながら絨毯爆撃のように雨あられと撃ち込む戦法を好み、その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされる。また全ての原点を持つが故にあらゆる相手の弱点を狙うことができ、通常のサーヴァントでは勝ち目がほとんど存在しない。
: 第四次聖杯戦争では真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち、敵無しの存在とされているが、その性格ゆえに、全力を出すのは極めて稀。そうした性格ゆえに、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。だが相手の実力を見極める眼力・洞察力は恐ろしいほどに優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。
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: 第四次聖杯戦争では真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち、敵無しの存在とされているが、その性格ゆえに、全力を出すことは極めて稀。そうした性格ゆえに、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。だが相手の実力を見極める眼力・洞察力は恐ろしいほどに優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。
 
: あらゆる宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。また、「王の財宝」から宝具を出す際、引き抜く(撃ち出す)動作が入るため、攻撃までに若干のタイムラグと隙が生じる。加えてステータスで大幅に優っているのに、人間である士郎に一方的に打ちのめされてしまうなど本人の技量も高い訳ではなく、基本的に宝具に頼りっぱなしな性能のため、「無限の剣製」で刀剣宝具を相殺できる上に取り出す工程を必要としない[[衛宮士郎]]&[[エミヤ|アーチャー]]、手にした武器全てを自分の宝具扱いにする[[ランスロット|バーサーカー]]は天敵中の天敵。
 
: あらゆる宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。また、「王の財宝」から宝具を出す際、引き抜く(撃ち出す)動作が入るため、攻撃までに若干のタイムラグと隙が生じる。加えてステータスで大幅に優っているのに、人間である士郎に一方的に打ちのめされてしまうなど本人の技量も高い訳ではなく、基本的に宝具に頼りっぱなしな性能のため、「無限の剣製」で刀剣宝具を相殺できる上に取り出す工程を必要としない[[衛宮士郎]]&[[エミヤ|アーチャー]]、手にした武器全てを自分の宝具扱いにする[[ランスロット|バーサーカー]]は天敵中の天敵。
 
: ちなみに彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や同ランクの他の英霊達との序列に特別固執はしていない。
 
: ちなみに彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や同ランクの他の英霊達との序列に特別固執はしていない。
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; 風を放つ
 
; 風を放つ
: 宝剣て斬りつけ、筋力ダメージを与える。
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: 宝剣で斬りつけ、筋力ダメージを与える。
 
; 嵐を払う
 
; 嵐を払う
: 宝斧を縦の叩きつけ、横振りの二連撃で敵に筋力ダメージを与えるスキル。
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: 宝斧の縦の叩きつけ、横振りの二連撃で敵に筋力ダメージを与えるスキル。
 
; 黄金律
 
; 黄金律
 
: 戦闘終了時のサクラメントの入手率が10%上昇するスキル。
 
: 戦闘終了時のサクラメントの入手率が10%上昇するスキル。
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: 由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ。
 
: 由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ。
 
: ギルガメッシュが「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。厳密には宝具なのはエアの方でエヌマ・エリシュは最大出力時の名称。
 
: ギルガメッシュが「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。厳密には宝具なのはエアの方でエヌマ・エリシュは最大出力時の名称。
: エアの回転する三つの円筒が風を巻き込むことで生み出される、圧縮され鬩ぎ合う暴風の断層が擬似的な時空断層となって絶大な破壊力を生み出す。かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。空間切断の特性故に対界宝具に分類される“世界を切り裂いた”剣。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。
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: エアの回転する三つの円筒が風を巻き込むことで生み出される、圧縮され鬩ぎ合う暴風の断層が擬似的な時空断層となって絶大な破壊力を持つ。かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。空間切断の特性故に対界宝具に分類される“世界を切り裂いた”剣。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。
 
: ダメージ計算は筋力×20、ランダムで魔力の数値もプラスされる。最大ダメージは4000程だが「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力は更に上昇する。防ぐ方法は対粛清ACか、同等の破壊力を持って相殺するしかない。その威力は最強の聖剣である神造兵装「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。
 
: ダメージ計算は筋力×20、ランダムで魔力の数値もプラスされる。最大ダメージは4000程だが「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力は更に上昇する。防ぐ方法は対粛清ACか、同等の破壊力を持って相殺するしかない。その威力は最強の聖剣である神造兵装「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。
 
: ただ、発動前に発生する吹き荒れる魔力によって、「王の財宝」からの宝具射出攻撃が不可能となる欠点がある。また発動には土地からのバックアップを受けているマスターでも無視できない程の莫大な魔力を必要とする上に、発動後に生じる隙は非常に大きく、セイバーには発動後の隙を突かれて破られている。  
 
: ただ、発動前に発生する吹き荒れる魔力によって、「王の財宝」からの宝具射出攻撃が不可能となる欠点がある。また発動には土地からのバックアップを受けているマスターでも無視できない程の莫大な魔力を必要とする上に、発動後に生じる隙は非常に大きく、セイバーには発動後の隙を突かれて破られている。  
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: 『hollow』においては暴風で街の一区画を覆い尽しており、無限の残骸を落下させるかのように「無」へと戻した。
 
: 『hollow』においては暴風で街の一区画を覆い尽しており、無限の残骸を落下させるかのように「無」へと戻した。
 
: 『Zero』でのライダーとの決戦では固有結界「王の軍勢」を空間ごと切り裂いた。まず大地が断裂し、その亀裂が時間とともに大地から天にまで延び拡がっていき、切り裂かれた空間を拠り所としていた兵、馬、大地、空といった万物を砂時計の終わりのように崩落させ渦巻く虚無の奈落へと呑み込み消し飛ばした。
 
: 『Zero』でのライダーとの決戦では固有結界「王の軍勢」を空間ごと切り裂いた。まず大地が断裂し、その亀裂が時間とともに大地から天にまで延び拡がっていき、切り裂かれた空間を拠り所としていた兵、馬、大地、空といった万物を砂時計の終わりのように崩落させ渦巻く虚無の奈落へと呑み込み消し飛ばした。
: 『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって時空流を生み出し、空間そのものを変動させる「[[権能]]」に相当する力を発揮する。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事神代の「権能」にも含まれる。そのためこれまでのは「地の理」であったと推測される。
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: 『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって時空流を生み出し、空間そのものを変動させる「[[権能]]」に相当する力を発揮する。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事。神代の「権能」にも含まれる。そのためこれまでのものは「地の理」であったと推測される。
 
: 『CCC』ゲーム内での性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。
 
: 『CCC』ゲーム内での性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。
 
:『Grand Order』ではセイバーとの撃ち合い時のようなモーションで放ち、効果は「敵全体に強力な攻撃+サーヴァント特攻」というもので対サーヴァントに有効。
 
:『Grand Order』ではセイバーとの撃ち合い時のようなモーションで放ち、効果は「敵全体に強力な攻撃+サーヴァント特攻」というもので対サーヴァントに有効。
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: ランク:E~A++<br />種別:対人宝具<br />レンジ:−
 
: ランク:E~A++<br />種別:対人宝具<br />レンジ:−
 
: バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。蔵も中身も所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。
 
: バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。蔵も中身も所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。
: 彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、王の財宝でそれらを空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。同時展開数は一桁から数百本まで可能で連射も出来る。ただし、同時に複数展開して射出するにはそれなりに魔力を要する他、スキル「単独行動」の解説にもあるように、個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮できない。
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: 彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、王の財宝でそれらを空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。同時展開は一桁から数百本まで可能で連射も出来る。ただし、同時に複数展開して射出するにはそれなりの魔力を要する他、スキル「単独行動」の解説にもあるように、個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮できない。
 
: 『stay night』では主に自身の背後に宝具を展開しているが『Zero』のバーサーカー戦では更に前面に盾を出して防御したり、自分だけでなく敵の周囲を円環状に囲む形での展開も行っている。『CCC』でのGUARD成功及び6手完封で王の財宝を使用する際には「敵の側面に展開しつつ攻撃」「敵の足下に展開しての奇襲」「敵頭上から大量の武具をばら撒き落とす」と、様々な展開方法が可能であるらしき演出がされている。『Fake』では360℃で逃げ場無しの竜巻に例えられる形で掃射することまで可能。
 
: 『stay night』では主に自身の背後に宝具を展開しているが『Zero』のバーサーカー戦では更に前面に盾を出して防御したり、自分だけでなく敵の周囲を円環状に囲む形での展開も行っている。『CCC』でのGUARD成功及び6手完封で王の財宝を使用する際には「敵の側面に展開しつつ攻撃」「敵の足下に展開しての奇襲」「敵頭上から大量の武具をばら撒き落とす」と、様々な展開方法が可能であるらしき演出がされている。『Fake』では360℃で逃げ場無しの竜巻に例えられる形で掃射することまで可能。
 
: 強力な能力だが一度接近されてしまうと連射することが出来ず、直接本人が武器を握って敵に立ち向かわなければならない。宝具と相手の相性を見極めて乗り切ることも十分可能ではあるが、彼自身の技量が余り高くないため、手数や火力が大幅に低下してしまうという大きな弱点がある。また、有利な宝具を出すまでも無いという慢心を誘い易い格下の相手が、万一想定外の力を発揮して懐に潜り込んだ場合には、途端に脆さを露呈する。
 
: 強力な能力だが一度接近されてしまうと連射することが出来ず、直接本人が武器を握って敵に立ち向かわなければならない。宝具と相手の相性を見極めて乗り切ることも十分可能ではあるが、彼自身の技量が余り高くないため、手数や火力が大幅に低下してしまうという大きな弱点がある。また、有利な宝具を出すまでも無いという慢心を誘い易い格下の相手が、万一想定外の力を発揮して懐に潜り込んだ場合には、途端に脆さを露呈する。
 
:『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。
 
:『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。
: それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身も良く分からないものとなっている。
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: それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身にも良く分からなくなっている。
 
: ただしそのコレクションにもやはり限界はあり、セイバーの持つ『約束された勝利の剣』、『全て遠き理想郷』、カルナの持つ鎧『日輪よ、具足となれ』、槍『日輪よ、死に随え』などの宝具に関しては収蔵されていない。バーサーカーの『十二の試練』のような逸話が宝具になったものも存在しないという。
 
: ただしそのコレクションにもやはり限界はあり、セイバーの持つ『約束された勝利の剣』、『全て遠き理想郷』、カルナの持つ鎧『日輪よ、具足となれ』、槍『日輪よ、死に随え』などの宝具に関しては収蔵されていない。バーサーカーの『十二の試練』のような逸話が宝具になったものも存在しないという。
 
: またカルナの槍のような、「何の宝具が原典に当たるかわからない」宝具は、例え収蔵されていたとしても取り出すことが出来ない。
 
: またカルナの槍のような、「何の宝具が原典に当たるかわからない」宝具は、例え収蔵されていたとしても取り出すことが出来ない。
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: 銘が存在しないため「エア」というのはギルガメッシュが呼んでいる渾名である。あらゆる宝具の原典を持つがそれらの使い手でしか無いギルガメッシュにとって例外的に彼しか持ち得ぬ剣であり、担い手に相当する。エアに真名は存在しないが、最大出力時の名称「天地乖離す開闢の星」が事実上の真名として扱われている。
 
: 銘が存在しないため「エア」というのはギルガメッシュが呼んでいる渾名である。あらゆる宝具の原典を持つがそれらの使い手でしか無いギルガメッシュにとって例外的に彼しか持ち得ぬ剣であり、担い手に相当する。エアに真名は存在しないが、最大出力時の名称「天地乖離す開闢の星」が事実上の真名として扱われている。
 
: 「天地乖離す開闢の星」として放たなくても暴風を作り出し使用することも可能。それでもあまりにも威力が高いためUBWルートでは王の財宝による17本の宝具射出攻撃の途中に放たれた風の断層が、まだ自身と標的の間に着弾前に残っていた自分の宝具3つに追いついて破壊してしまった。
 
: 「天地乖離す開闢の星」として放たなくても暴風を作り出し使用することも可能。それでもあまりにも威力が高いためUBWルートでは王の財宝による17本の宝具射出攻撃の途中に放たれた風の断層が、まだ自身と標的の間に着弾前に残っていた自分の宝具3つに追いついて破壊してしまった。
: エア神とは星の力が擬神化された存在であり、この星を生み出した力の再現が乖離剣エア。他の宝具とはその出自からして一線を画している。開闢、つまり全ての始まりを示す彼の最終宝具とされ、メソポタミア神話における神の名を冠した剣。エア神は地球がまだ原始の時代だった頃に星造りを行った一神であり、エアの名を冠したこの剣は最大出力では三層の巨大な力場を回転させる事で空間変動を起こす程の時空流を生み出すことも出来る。その威力は世界に対し使用するもので数ある宝具の中でも頂点の一つとして君臨するという。
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: エア神とは星の力が擬神化された存在であり、この星を生み出した力の再現が乖離剣エア。他の宝具とはその出自からして一線を画している。開闢、つまり全ての始まりを示す彼の最終宝具とされ、メソポタミア神話における神の名を冠した剣。エア神は地球がまだ原始の時代だった頃に星造りを行った一神であり、エアの名を冠したこの剣は最大出力では三層の巨大な力場を回転させる事で空間変動を起こす程の時空流を生み出すことも出来る。その威力は世界に対し使用するもので、数ある宝具の中でも頂点の一つとして君臨するという。
 
: 彼はこの剣を「真実を識るもの」と表現する。天地開闢以前、星があらゆる生命の存在を許さなかった原初の姿、地獄そのもの。それは語り継がれる記憶には無いが、遺伝子に刻まれているという。この剣もまた神造兵装である上に武器として生み出された存在ですらないため、剣における究極の一「無限の剣製」をもってしても通常の宝具のように複製することは出来ない。
 
: 彼はこの剣を「真実を識るもの」と表現する。天地開闢以前、星があらゆる生命の存在を許さなかった原初の姿、地獄そのもの。それは語り継がれる記憶には無いが、遺伝子に刻まれているという。この剣もまた神造兵装である上に武器として生み出された存在ですらないため、剣における究極の一「無限の剣製」をもってしても通常の宝具のように複製することは出来ない。
: 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に筋力依存のダメージを与える。消費MP150と高燃費な上に「自身のHPが30%未満の状態時」にしか使用できないため、比較的に燃費が良く制約もない「王の財宝」や「天の鎖」の陰に隠れがち。描写的には今までのFateシリーズの「天地乖離す開闢の星」と同じであり、上記の「天地乖離す開闢の星」的にいうのではれば「地の理」の方ではないかと推測される。ちなみにGUARD貫通効果があると記載されているが、設定ミスなのか貫通効果が機能していない。慢心ここに極まれり。
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: 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に筋力依存のダメージを与える。消費MP150と高燃費な上に「自身のHPが30%未満の状態時」にしか使用できないため、比較的に燃費が良く制約もない「王の財宝」や「天の鎖」の陰に隠れがち。描写的には今までのFateシリーズの「天地乖離す開闢の星」と同じであり、上記の「天地乖離す開闢の星」的にいうのであれば「地の理」の方ではないかと推測される。ちなみにGUARD貫通効果があると記載されているが、設定ミスなのか貫通効果が機能していない。慢心ここに極まれり。
 
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; 天の鎖(エルキドゥ)
 
; 天の鎖(エルキドゥ)
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; グラム
 
; グラム
: 魔剣・太陽剣。北欧神話における選定の剣であり、ヴォルスング・サガに登場する北欧最大の英雄シグルドが所有した。『stay night』当時はドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』では[[ジークフリート]]の愛剣であるバルムンクと同一視されていたが、『Apocrypha』ではバルムンクの原典とされている。
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: 魔剣・太陽剣。北欧神話における選定の剣であり、ヴォルスング・サガに登場する北欧最大の英雄シグルドが所有した。『stay night』当時はドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』での[[ジークフリート]]の愛剣であるバルムンクと同一視されていたが、『Apocrypha』ではバルムンクの原典とされている。
 
: 「最強の聖剣」と対極に位置する「最強の魔剣」であり、竜殺しの特性も有する。竜の因子を持つ騎士王にとってはまさに天敵。漫画版ではこのグラムによりセイバーの「勝利すべき黄金の剣」に打ち勝った。
 
: 「最強の聖剣」と対極に位置する「最強の魔剣」であり、竜殺しの特性も有する。竜の因子を持つ騎士王にとってはまさに天敵。漫画版ではこのグラムによりセイバーの「勝利すべき黄金の剣」に打ち勝った。
 
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: ニーベルンゲンの魔剣。
 
: ニーベルンゲンの魔剣。
 
: 北欧の英雄・シグルドを殺した一族に伝わるもので、元々はファフニール竜が収集していたもの。強力な「報復」の呪いを持つ。
 
: 北欧の英雄・シグルドを殺した一族に伝わるもので、元々はファフニール竜が収集していたもの。強力な「報復」の呪いを持つ。
: 聖剣・魔剣の類は、栄光と破滅を両立させるものだが、この剣の持ち主の運命は破滅のみが与えられるという。
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: 聖剣・魔剣の類は、栄光と破滅を両立させるものだが、この剣の持ち主には破滅のみが与えられるという。
 
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; 方天戟
 
; 方天戟
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: 水銀を燃料とする太陽水晶によって太陽エネルギーを発生させ駆動する。舵輪を備えているが、操作には必ずしもそれを用いなければならないというわけではない模様。
 
: 水銀を燃料とする太陽水晶によって太陽エネルギーを発生させ駆動する。舵輪を備えているが、操作には必ずしもそれを用いなければならないというわけではない模様。
 
: 叙事詩において「思考と同じ速度で天を駆ける」と謳われ、その挙動は通常の航空機の縛りには捕らわれず、物理法則の範疇外。『Zero』劇中にて、[[ランスロット|バーサーカー]]の魔力に侵されたF15Jとドッグファイトを繰り広げたが、強化されたフレアディスペンサーによって撃墜されてしまう。
 
: 叙事詩において「思考と同じ速度で天を駆ける」と謳われ、その挙動は通常の航空機の縛りには捕らわれず、物理法則の範疇外。『Zero』劇中にて、[[ランスロット|バーサーカー]]の魔力に侵されたF15Jとドッグファイトを繰り広げたが、強化されたフレアディスペンサーによって撃墜されてしまう。
: 「Fate/Zero アニメビジュアルガイドII」の解説によれば、ヴィマーナの関する科学技術書「ヴィマニカ・シャストラ」には、ジグザグ飛行、翼を広げての高速機動、ヴィマーナ同士の激突を防ぐ緊急回避能力の他、光学迷彩、ステルス機能、通信傍受、はてはレーザー光線や生物兵器の使用までも可能という記述があり、劇中ではまだその性能の全てを発揮していなかった可能性もあると述べられている。『Fake』では搭乗者を守る機能として数十の迎撃宝具が搭載されている事が判明した。
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: 「Fate/Zero アニメビジュアルガイドII」の解説によれば、ヴィマーナに関する科学技術書「ヴィマニカ・シャストラ」には、ジグザグ飛行、翼を広げての高速機動、ヴィマーナ同士の激突を防ぐ緊急回避能力の他、光学迷彩、ステルス機能、通信傍受、はてはレーザー光線や生物兵器の使用までも可能という記述があり、劇中ではまだその性能の全てを発揮していなかった可能性もあると述べられている。『Fake』では搭乗者を守る機能として数十の迎撃宝具が搭載されている事が判明した。
 
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; 飛行用宝具
 
; 飛行用宝具
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; 光の船
 
; 光の船
: 未来に作られた科学道具で光速を超える船。疑似霊子コンピュータであるムーンセル内でのみ疑似霊子である存在は光速で、神話礼装なら光速を超えて移動が可能だがギルガメッシュは光の船を使う事で現実世界でもそれを可能とする。『CCC』劇中では光より速く飛び銀河の果てから生還、地球から1500光年離れた異星文明へと跳躍航法で移動を行った。
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: 未来に作られた科学道具で光速を超える船。疑似霊子コンピュータであるムーンセル内では、疑似霊子である存在は光速で、神話礼装なら光速を超えて移動が可能だが、ギルガメッシュは光の船を使う事で現実世界でもそれを可能とする。『CCC』劇中では光より速く飛び銀河の果てから生還、地球から1500光年離れた異星文明へと跳躍航法で移動を行った。
 
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; 不老不死になる霊草
 
; 不老不死になる霊草
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; ヒュドラの肉
 
; ヒュドラの肉
: 幻想種である多頭蛇の生肉。思いっ切り毒物が入っているが、念入りに血抜きをして内臓を取り除けば問題ないとの事。調理にはシュメールの「ヒュドラ調理師免許」のテストに合格しなければならならないが、免許取得第一号であるギルガメッシュの後に続いた者は誰もいない。また宝物庫には他人に渡せる位には予備が有るが、譲渡しても誰にも調理できない。
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: 幻想種である多頭蛇の生肉。思いっ切り毒性があるが、念入りに血抜きをして内臓を取り除けば問題ないとの事。調理にはシュメールの「ヒュドラ調理師免許」のテストに合格しなければならならないが、免許取得第一号であるギルガメッシュの後に続いた者は誰もいない。また宝物庫には他人に渡せる位には予備が有るが、譲渡しても誰にも調理できない。
 
:そもそもギルガメッシュは調理師免許のことを口にしてはいるものの、劇中では調理を全自動料理調理器に丸投げしている。
 
:そもそもギルガメッシュは調理師免許のことを口にしてはいるものの、劇中では調理を全自動料理調理器に丸投げしている。
 
:『hollow』ドラマCD「あるいは怪物という名の食卓」にて使用。
 
:『hollow』ドラマCD「あるいは怪物という名の食卓」にて使用。
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: 3ルート中、2ルートでラスボス(の1人)を務める。
 
: 3ルート中、2ルートでラスボス(の1人)を務める。
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
: この四日間を茶番と評して普段を子供の姿で過ごしている。
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: この四日間を茶番と評して普段は子供の姿で過ごしている。
 
; [[Fate/Zero]]
 
; [[Fate/Zero]]
 
: 時臣のサーヴァント。
 
: 時臣のサーヴァント。
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; [[エルキドゥ]]
 
; [[エルキドゥ]]
 
: 生前、数日間に渡る互角の決闘の末に唯一親友と認めた人物。『[[Fate/strange Fake]]』ではランサーとして召喚されている。
 
: 生前、数日間に渡る互角の決闘の末に唯一親友と認めた人物。『[[Fate/strange Fake]]』ではランサーとして召喚されている。
: 彼と共に過ごした時間や思い出が最高の「宝」となっている。
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: 彼と共に過ごした時間や思い出は最高の「宝」となっている。
 
;[[真アーチャー (Fake)]]
 
;[[真アーチャー (Fake)]]
 
: 「王の財宝」での数千発の一斉掃射をいなされた挙げ句'''「弱い」'''とダメ出しされ、乖離剣を抜けと挑発される。
 
: 「王の財宝」での数千発の一斉掃射をいなされた挙げ句'''「弱い」'''とダメ出しされ、乖離剣を抜けと挑発される。
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:幼年期の自分。だが子ギルは彼を「どうしてああなったのか自分でもわからないほど理解しがたいひどい人」と評し、ギルガメッシュも「子供の頃の我が今の我を見たら成長を止めてしまう可能性すらあろうよ」などと言うなど、同一人物でありながら相性がかなり悪い。
 
:幼年期の自分。だが子ギルは彼を「どうしてああなったのか自分でもわからないほど理解しがたいひどい人」と評し、ギルガメッシュも「子供の頃の我が今の我を見たら成長を止めてしまう可能性すらあろうよ」などと言うなど、同一人物でありながら相性がかなり悪い。
 
; [[ギルガメッシュ (Prototype)]]
 
; [[ギルガメッシュ (Prototype)]]
: 自分の原典だが、もの凄く相性が悪い相手。『[[トラぶる花札道中記]]』で戦った際は惨敗を喫し、黄金の鎧を剥ぎ取られるという屈辱を味あわされてしまった。
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: 自分の原典だが、もの凄く相性が悪い相手。『[[トラぶる花札道中記]]』で戦った際は惨敗を喫し、黄金の鎧を剥ぎ取られるという屈辱を味合わされてしまった。
 
; [[ネロ・クラウディウス]]
 
; [[ネロ・クラウディウス]]
 
: 番外編などで何度か共演しているが、仲が良かったり悪かったりと作品によって反応が違う。漫画版『EXTRA』の番外編ではセイバーと勘違いしていた。
 
: 番外編などで何度か共演しているが、仲が良かったり悪かったりと作品によって反応が違う。漫画版『EXTRA』の番外編ではセイバーと勘違いしていた。
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;「たわけ、死ぬつもりなど毛頭ないわ…………!!<br> 踏み留まれ、下郎、我がその場に戻るまでな!!」
 
;「たわけ、死ぬつもりなど毛頭ないわ…………!!<br> 踏み留まれ、下郎、我がその場に戻るまでな!!」
 
:士郎との最後の戦いで見せた、往生際の悪さ。
 
:士郎との最後の戦いで見せた、往生際の悪さ。
:体の半分を溶かされても、生にしがみつく様は凄まじいが、手段は他人に頼りきりなのが何とも情けない。
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:体の半分を溶かされても生にしがみつく様は凄まじいが、手段は他人に頼りきりなのが何とも情けない。
    
; 「いまのうちに死んでおけよ娘<br> 馴染んでしまえば死ぬこともできなくなるぞ―――――」
 
; 「いまのうちに死んでおけよ娘<br> 馴染んでしまえば死ぬこともできなくなるぞ―――――」
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;「魔術師どもも学ばぬな。所詮人間では、お前達の純粋さに報いられん」
 
;「魔術師どもも学ばぬな。所詮人間では、お前達の純粋さに報いられん」
:アニメ『UBW』第14話で対峙した[[セラ]]と[[リーゼリット]]に対して。神によって造られ神罰で命を落とした生前の友を彼女達に重ねたのだろうか。また、全身を串刺しされてなお主君への忠義を果たさんとするセラの意思を確認すると、自ら手に取った剣で介錯するなどホムンクルスである彼女らには彼なりの慈悲を見せている。
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:アニメ『UBW』第14話で対峙した[[セラ]]と[[リーゼリット]]に対して。神によって造られ神罰で命を落とした生前の友を彼女達に重ねたのだろうか。また、全身を串刺しにされてなお主君への忠義を果たさんとするセラの意思を確認すると、自ら手に取った剣で介錯するなどホムンクルスである彼女らには彼なりの慈悲を見せている。
    
;「呆れた男よ、最後の最後で己が神話を乗り越えたか」
 
;「呆れた男よ、最後の最後で己が神話を乗り越えたか」
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; 「―――よい開幕だ。死に物狂いで謳え雑念―――!」
 
; 「―――よい開幕だ。死に物狂いで謳え雑念―――!」
: 終盤、無限の残骸どもを相手にした時に。後に『CCC』において、主人公の危機を救う際に同じ言葉を発している。油断と慢心を捨てた一生一度の本気。
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: 終盤、無限の残骸どもを相手にした時に。後に『CCC』において、主人公の危機を救う際に同じ言葉を発している。油断と慢心を捨てた一生に一度の本気。
    
===トラぶる花札道中記===
 
===トラぶる花札道中記===
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;「眩しすぎるほど運命合コン圏!なんだランサーあの愛くるしい子供は!?神か!?」
 
;「眩しすぎるほど運命合コン圏!なんだランサーあの愛くるしい子供は!?神か!?」
:新生・聖女と愉快な仲間たち編で子ギルと遭遇した際の台詞。同性だとか以前に過去の自分なのだか……。
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:新生・聖女と愉快な仲間たち編で子ギルと遭遇した際の台詞。同性だとか以前に過去の自分なのだが……。
    
;「ぬ。たわけめ、侮るな下郎!我的には可愛ければオールオッケー。真の英雄に男も女もないと知れ!」
 
;「ぬ。たわけめ、侮るな下郎!我的には可愛ければオールオッケー。真の英雄に男も女もないと知れ!」
451行目: 451行目:     
;「ん?どうした、セイバー?ガ?ガッシュ?……そうか!!「ギルガメッシュ貴方が好き!!」と、言いたいのだなっ!?」
 
;「ん?どうした、セイバー?ガ?ガッシュ?……そうか!!「ギルガメッシュ貴方が好き!!」と、言いたいのだなっ!?」
:「セイバー」シナリオにて。毎度のことながらボジティブ思想すぎる。
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:「セイバー」シナリオにて。毎度のことながらポジティブ思想すぎる。
    
;「そうか?なかなか珍味であったがな。泰山のトウフよりマシだ。」
 
;「そうか?なかなか珍味であったがな。泰山のトウフよりマシだ。」
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;「ことみねー、どこだー。我はおなかすいたぞー、ことみねー。」
 
;「ことみねー、どこだー。我はおなかすいたぞー、ことみねー。」
:真アサシンルート。言峰と葛木先生がシリアスな空気漂わせているところに子どものような事言いながら登場。
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:真アサシンルート。言峰と葛木先生がシリアスな空気を漂わせているところに子どものような事を言いながら登場。
    
;「おお。これはこれでかっこいいではないか。やはり我は何をしても美しいな!………ちょっと胸板貧相になったけど。」
 
;「おお。これはこれでかっこいいではないか。やはり我は何をしても美しいな!………ちょっと胸板貧相になったけど。」
484行目: 484行目:     
;「決めたぞ。――ライダー、貴様はこの我が手ずから殺す」
 
;「決めたぞ。――ライダー、貴様はこの我が手ずから殺す」
: アインツベルンの城でセイバー、ライダーを交えて談義した時、自分の心意気を見せたライダーに対して言った言葉。
+
: アインツベルンの城でセイバー、ライダーを交えて談義した時、心意気を見せたライダーに対して言った言葉。
 
: この瞬間から、ライダーを対等な敵と認めていたと思われる。
 
: この瞬間から、ライダーを対等な敵と認めていたと思われる。
   528行目: 528行目:  
; 「我に慢心を捨てろときたか! つくづく厚顔なマスターよな!」<br>「貴様には地の理では生温い。天の理を示してやる。さあ! 死に物狂いで耐えるがよい、不敬!<br> 死して拝せよ! 『<ruby><rb>天地乖離す開闢の星</rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!」
 
; 「我に慢心を捨てろときたか! つくづく厚顔なマスターよな!」<br>「貴様には地の理では生温い。天の理を示してやる。さあ! 死に物狂いで耐えるがよい、不敬!<br> 死して拝せよ! 『<ruby><rb>天地乖離す開闢の星</rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!」
 
: 宝具使用時セリフの一つ。最古の英雄王は高笑いと共に、最強最古の宝剣を解放する。
 
: 宝具使用時セリフの一つ。最古の英雄王は高笑いと共に、最強最古の宝剣を解放する。
: 『Fate/Zero』では時臣に宝具使用を懇願された時にすげなくあしらい、つまらない相手に使わせようとすることに「刎頚に値する」と激怒していたが、『CCC』ではたとえ雑魚が相手であっても、愉快げにこのセリフを言いながらノリノリで「天地乖離す開闢の星」を使ってくれる。両者の違いはじつは頼み方、時臣も真面目に頼み込んだりせず「英雄王のかっこいいところ、見たいー」みたいにおだてれば海魔相手でも余裕でつかってくれたらしい、ようはキャラの違い。
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: 『Fate/Zero』では時臣に宝具使用を懇願された時にすげなくあしらい、つまらない相手に使わせようとすることに「刎頚に値する」と激怒していたが、『CCC』ではたとえ雑魚が相手であっても、愉快げにこのセリフを言いながらノリノリで「天地乖離す開闢の星」を使ってくれる。両者の違いは実は頼み方、時臣も真面目に頼み込んだりせず「英雄王のかっこいいところ、見たいー」みたいにおだてれば海魔相手でも余裕でつかってくれたらしい、ようはキャラの違い。
    
;「興が乗ったぞ、下がっていろマスター。<br> 原初を語る。元素は混ざり、固まり…万象織りなす星を生む!<br> フハハハハハハ! 死して拝せよ! 『<ruby><rb>天地乖離す開闢の星</rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!」
 
;「興が乗ったぞ、下がっていろマスター。<br> 原初を語る。元素は混ざり、固まり…万象織りなす星を生む!<br> フハハハハハハ! 死して拝せよ! 『<ruby><rb>天地乖離す開闢の星</rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!」
563行目: 563行目:     
;「共に生き、共に語らい、共に戦う。それは人でも道具でもない。友と言うのだ、エルキドゥ」
 
;「共に生き、共に語らい、共に戦う。それは人でも道具でもない。友と言うのだ、エルキドゥ」
:自分は道具であるからギルガメッシュの傍らに有り続けることが出来ると言うエルキドゥに対して。<br>この言葉はエルキドゥにとって真の意味で自我に目覚めると共に輝く宝石のような大切な言葉であった。
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:自分は道具であるからギルガメッシュの傍らに有り続けることが出来ると言うエルキドゥに対して。<br>この言葉はエルキドゥにとって真の意味で自我に目覚めた切っ掛けであると共に、輝く宝石のように大切な言葉であった。
    
;「そもそも我に友など滅多にいるものか。いたとしても名前など忘れていよう。もう口にすることはできぬのだからな」
 
;「そもそも我に友など滅多にいるものか。いたとしても名前など忘れていよう。もう口にすることはできぬのだからな」
623行目: 623行目:  
; 「フハハハ、そして「プレゼントは貴様自身であろう?」とか言っちゃうか我!」
 
; 「フハハハ、そして「プレゼントは貴様自身であろう?」とか言っちゃうか我!」
 
: 期間イベント"ほぼ週間サンタオルタさん"にて、サンタクロースになった[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]を待ちわびる英雄王。
 
: 期間イベント"ほぼ週間サンタオルタさん"にて、サンタクロースになった[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]を待ちわびる英雄王。
: 告白される未来を疑わず妄想を声に出すも、サンタオルタには筒抜けであり『留守扱い』にされたため、プレゼントどころか会うことすら叶わず、あまつ彼女はその分自由時間ができたと、[[主人公 (Grand Order)|他の人]]と食事にでかようとする始末(結局いけなかったが)。
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: 告白される未来を疑わず妄想を声に出すも、サンタオルタには筒抜けであり『留守扱い』にされたため、プレゼントどころか会うことすら叶わず、あまつさえ彼女はその分自由時間ができたと、[[主人公 (Grand Order)|他の人]]と食事に出掛けようとする始末(結局いけなかったが)。
 
: その後は一切出番なく、フリー戦闘の敵として登場。名前は"サンタ募集中"であり、最後まで待っていたようであるが、サンタオルタさんは最終的に[[主人公 (Grand Order)|トナカイ]]にプレゼントされた。
 
: その後は一切出番なく、フリー戦闘の敵として登場。名前は"サンタ募集中"であり、最後まで待っていたようであるが、サンタオルタさんは最終的に[[主人公 (Grand Order)|トナカイ]]にプレゼントされた。
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*[[遠坂凛]]とは本編での絡みは少ないものの、有能だがとにかくお金のかかる女であるため、両者が組んだ場合の相性は「最高にいい」と用語辞典で公言されている。<br>『EXTRA』世界の凛についても同様らしく、『CCC』では本人らが相性の良さについて度々明言している。
 
*[[遠坂凛]]とは本編での絡みは少ないものの、有能だがとにかくお金のかかる女であるため、両者が組んだ場合の相性は「最高にいい」と用語辞典で公言されている。<br>『EXTRA』世界の凛についても同様らしく、『CCC』では本人らが相性の良さについて度々明言している。
 
*その高いプライド故に無関係な一般人(子供は除く)が話しかければ、それだけで無礼者と怒るとされ下手すれば見ただけで殺される。<br>『CCC』においても、「見る」「聞く」「語る」それぞれに令呪を1つずつ必要とする始末。<br>一方で気に入った者に対しては対等な口調で会話してもさほど気にせず、咎めもしない。また自身が認めた人物には相応の態度で応じ、[[主人公 (EXTRA)]]やエルキドゥ相手にはその様子を見せる。
 
*その高いプライド故に無関係な一般人(子供は除く)が話しかければ、それだけで無礼者と怒るとされ下手すれば見ただけで殺される。<br>『CCC』においても、「見る」「聞く」「語る」それぞれに令呪を1つずつ必要とする始末。<br>一方で気に入った者に対しては対等な口調で会話してもさほど気にせず、咎めもしない。また自身が認めた人物には相応の態度で応じ、[[主人公 (EXTRA)]]やエルキドゥ相手にはその様子を見せる。
*『CCC』にて「人間を諌め地上に繋ぎ止めるための楔」として星の[[抑止力]]によって生み出された存在であったことが明かされる。<br>しかし神でも人でもない独立した存在であった彼は、生まれながらに神ですら理解できないほど広く遠い視野を有しており、結果として抑止力の意思は無視、神を廃して人を憎み、人と星の未来を守護し見定める道を選んだ。<br>楔として生み出された筈が、神を旧時代のものと一蹴しとどめを刺す存在となってしまったのである。これには生み出した神ですら「どうしてこうなった」と悩んだとのこと。
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*『CCC』にて「人間を諌め地上に繋ぎ止めるための楔」として星の[[抑止力]]によって生み出された存在であったことが明かされる。<br>しかし神でも人でもない独立した存在であった彼は、生まれながらに神ですら理解できないほど広く遠い視野を有しており、結果として抑止力の意思を無視、神を廃して人を憎み、人と星の未来を守護し見定める道を選んだ。<br>楔として生み出された筈が、神を旧時代のものと一蹴しとどめを刺す存在となってしまったのである。これには生み出した神ですら「どうしてこうなった」と悩んだとのこと。
 
*人類の歴史の観測者にして裁定者という、いわばムーンセルと同種の存在であるという。
 
*人類の歴史の観測者にして裁定者という、いわばムーンセルと同種の存在であるという。
 
*好みの女性のタイプは「崇高な処女(おとめ)」。[[子ギル]]の場合は「野に咲く花」。<br>反面、男性に依存しつつもその内面では男性を利用するタイプ、つまり「女らしい」女性は嫌いな模様。
 
*好みの女性のタイプは「崇高な処女(おとめ)」。[[子ギル]]の場合は「野に咲く花」。<br>反面、男性に依存しつつもその内面では男性を利用するタイプ、つまり「女らしい」女性は嫌いな模様。
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**加えて『CCC』では、黄金Pを名乗り始めたり、下らないギャグを口にしたり、中身がショボいアイテムフォルダを「年始の福袋」に喩えたりと俗な表現を用いることが多い。
 
**加えて『CCC』では、黄金Pを名乗り始めたり、下らないギャグを口にしたり、中身がショボいアイテムフォルダを「年始の福袋」に喩えたりと俗な表現を用いることが多い。
 
*私服センスが兎に角酷い。『Zero』ではヘビ皮のパンツに寝間着のようなシャツとゴテゴテした黄金のアクセサリー、『stay night』ではジャージにしか見えないジャケット、『hollow』ではゲイファッション風のよく分からない服、と時代を追うごとに悪化している。<br>そして『CCC』では、『愉悦の現代衣装』が登場。大阪のおばちゃんのお気に入りとして知られる「ヒョウ柄」のスーツで、本人は上機嫌で主人公も指摘しなかったがペカペカした非常に安っぽいスーツにしか見えず、「夜の帝王」というより「お笑い芸人のステージ衣装」の方が近い位。<br>なお水着の『わくわくすいまー』は、『hollow』の子ギル衣装のアレンジ。衣装の中では一番まともに見える。<br>『Fake』での私服は挿絵ではまともに見えるものの、全体の雰囲気は「ラスベガスで身に余る大金を手に入れた若者が調子に乗ったような」代物らしい。
 
*私服センスが兎に角酷い。『Zero』ではヘビ皮のパンツに寝間着のようなシャツとゴテゴテした黄金のアクセサリー、『stay night』ではジャージにしか見えないジャケット、『hollow』ではゲイファッション風のよく分からない服、と時代を追うごとに悪化している。<br>そして『CCC』では、『愉悦の現代衣装』が登場。大阪のおばちゃんのお気に入りとして知られる「ヒョウ柄」のスーツで、本人は上機嫌で主人公も指摘しなかったがペカペカした非常に安っぽいスーツにしか見えず、「夜の帝王」というより「お笑い芸人のステージ衣装」の方が近い位。<br>なお水着の『わくわくすいまー』は、『hollow』の子ギル衣装のアレンジ。衣装の中では一番まともに見える。<br>『Fake』での私服は挿絵ではまともに見えるものの、全体の雰囲気は「ラスベガスで身に余る大金を手に入れた若者が調子に乗ったような」代物らしい。
*『Zero』と『CCC』にて、親友エルキドゥとの死別する場面が描かれたが、その内面描写は正反対。『Zero』では取り乱さずに彼の死を見届けたが、『CCC』では罰を受けるのは自分であるべきと号泣しながら彼の死を泣き叫ぶ描写になっている。作者の違いによるもの、或いは両者に視点の違いによる変化ではないか推測されている(『Zero』はギルガメッシュ自身の回想。『CCC』ではエルキドゥの回想を主人公の視点によって見ている)が視点の違いにしてもエルキドゥの内面描写からして異なっている。
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*『Zero』と『CCC』にて、親友エルキドゥと死別する場面が描かれたが、その内面描写は正反対。『Zero』では取り乱さずに彼の死を見届けたが、『CCC』では罰を受けるのは自分であるべきと号泣しながら彼の死を泣き叫ぶ描写になっている。作者の違いによるもの、或いは両者に視点の違いによる変化ではないかと推測されている(『Zero』はギルガメッシュ自身の回想。『CCC』ではエルキドゥの回想を主人公の視点によって見ている)が視点の違いにしてもエルキドゥの内面描写からして異なっている。
*アニメ版『Fate/Zero』の第一期EDで生前を描いた一枚絵、モチーフはおそらくドゥル・シャルキンのサルゴン2世宮殿に残されたレリーフ『獅子の子を抱くギルガメッシュ』(ルーブル美術館所蔵)。モチーフのレリーフでは獅子との関係性は様々な解釈が可能だが、ここでは非常に懐いた様子が描かれている。
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*アニメ版『Fate/Zero』の第一期EDで生前を描いた一枚絵が登場。モチーフはおそらくドゥル・シャルキンのサルゴン2世宮殿に残されたレリーフ『獅子の子を抱くギルガメッシュ』(ルーブル美術館所蔵)。モチーフのレリーフでは獅子との関係性は様々な解釈が可能だが、ここでは非常に懐いた様子が描かれている。
    
;宝具や能力関連
 
;宝具や能力関連
*TYPE-MOONには「ギルガメッシュ」の名を持つキャラクターが3人存在するが、それぞれ特性が違う。<br>[[ギルガメッシュ (Prototype)|『Prototype』のギルガメッシュ]]は宝具の射出数が少ないものの白兵戦技能が最も高く、財宝と双剣を組み合わせて戦うなど戦力的にも安定しており、性格も人間的で比較的扱いやすい。反面、最強宝具である「終末剣エンキ」を最大の威力で使用するためには、7日も必要とするため、速攻性で他より大きく劣る。<br>『stay night』のギルガメッシュは宝具の射出数が最も多く、最大出力での攻撃「天地乖離す開闢の星」の威力が売り。だが「慢心」に加え、一度相手にリードを許すと冷静さを失いアドバンテージを取り戻せなくなる精神的な弱さ、技量の低さが評価を下げる。<br>[[子ギル|子供の頃のギルガメッシュ]]は宝具の扱い方に関して他より優れ、「慢心」を始めとする精神的な問題も無く、基本的に聖人君子なので安定感もある。しかし、子供の姿で現界しているだけに身体能力は最も低く、最大火力も低下している。
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*TYPE-MOONには「ギルガメッシュ」の名を持つキャラクターが3人存在するが、それぞれ特性が違う。<br>[[ギルガメッシュ (Prototype)|『Prototype』のギルガメッシュ]]は宝具の射出数が少ないものの白兵戦技能が最も高く、財宝と双剣を組み合わせて戦うなど戦力的にも安定しており、性格も人間的で比較的扱いやすい。反面、最強宝具である「終末剣エンキ」を最大の威力で使用するためには、7日も必要とするため、速攻性で他に大きく劣る。<br>『stay night』のギルガメッシュは宝具の射出数が最も多く、最大出力での攻撃「天地乖離す開闢の星」の威力が売り。だが「慢心」に加え、一度相手にリードを許すと冷静さを失いアドバンテージを取り戻せなくなる精神的な弱さ、技量の低さが評価を下げる。<br>[[子ギル|子供の頃のギルガメッシュ]]は宝具の扱い方に関して他より優れ、「慢心」を始めとする精神的な問題も無く、基本的に聖人君子なので安定感もある。しかし、子供の姿で現界しているだけに身体能力は最も低く、最大火力も低下している。
 
*彼が「弓兵」のクラスで召喚されたのは、「王の財宝」から宝具をそのまま無数に降らすという、魔弾の射手=遠距離攻撃・投擲という戦闘スタイルに拠る。このスタイルはエルキドゥとの戦いで生み出されたものだという。本人曰く「宝物を擲つ頭の悪い癖」
 
*彼が「弓兵」のクラスで召喚されたのは、「王の財宝」から宝具をそのまま無数に降らすという、魔弾の射手=遠距離攻撃・投擲という戦闘スタイルに拠る。このスタイルはエルキドゥとの戦いで生み出されたものだという。本人曰く「宝物を擲つ頭の悪い癖」
 
*先に言及したように、あらゆる宝具を収めた王の財宝にもいくつか収蔵されていない宝具が存在する。カルナの宝具である『日輪よ、死に随え』は収蔵していないと断言されてはいないが、「派生は他の者が扱えば良く、自分が原典を押さえていればそれで良い」という主義のギルガメッシュがこの宝具を所望している為、『日輪よ、死に随え』は収蔵されていない(と少なくともギルガメッシュは判断した)可能性が大きいと思われる。
 
*先に言及したように、あらゆる宝具を収めた王の財宝にもいくつか収蔵されていない宝具が存在する。カルナの宝具である『日輪よ、死に随え』は収蔵していないと断言されてはいないが、「派生は他の者が扱えば良く、自分が原典を押さえていればそれで良い」という主義のギルガメッシュがこの宝具を所望している為、『日輪よ、死に随え』は収蔵されていない(と少なくともギルガメッシュは判断した)可能性が大きいと思われる。
 
**『hollow』では花札について「解析する事に意味がある」として、解析後に蔵に収めず返却しているため、「自身がしっかりと宝具の存在と正体を認識する事が出来るかどうか」が重要な様子。「知りうる原典であるならば自然と収蔵される」と言う、一種の概念宝具の類なのかもしれない。
 
**『hollow』では花札について「解析する事に意味がある」として、解析後に蔵に収めず返却しているため、「自身がしっかりと宝具の存在と正体を認識する事が出来るかどうか」が重要な様子。「知りうる原典であるならば自然と収蔵される」と言う、一種の概念宝具の類なのかもしれない。
*『stay night』でも解説されているように、彼が宝具を使いこなせないというより、正確には「宝具自体、原典に似ているが別物の『無銘』の集まり」なので、そもそも全てが「『真名』を持たないが故に、本当の意味での真名開放出来ない」というのが正しい。
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*『stay night』でも解説されているように、彼が宝具を使いこなせないというより、正確には「宝具自体、原典に似ているが別物の『無銘』の集まり」なので、そもそも全てが「『真名』を持たないが故に、本当の意味での真名開放は出来ない」というのが正しい。
 
*彼のトレードマークである黄金の甲冑だが、これ自体の強度もかなりのもので士郎がマスター時のセイバーの斬撃を何発を受けながらも多少へこむ程度。更に石化を防ぐ効果もあるという。『CCC』ではこの鎧姿で迷宮を駆け回ることになるため、パーツが擦れあう音がなかなかにやかましい。が、中盤になって衣装変更機能が追加され、甲冑以外の衣装にするとどうしてか甲冑の音が恋しくなる。ちなみに、『Fate/EXTRA material』にてあまりの煩さにマジギレするザビ夫の絵が掲載されている。
 
*彼のトレードマークである黄金の甲冑だが、これ自体の強度もかなりのもので士郎がマスター時のセイバーの斬撃を何発を受けながらも多少へこむ程度。更に石化を防ぐ効果もあるという。『CCC』ではこの鎧姿で迷宮を駆け回ることになるため、パーツが擦れあう音がなかなかにやかましい。が、中盤になって衣装変更機能が追加され、甲冑以外の衣装にするとどうしてか甲冑の音が恋しくなる。ちなみに、『Fate/EXTRA material』にてあまりの煩さにマジギレするザビ夫の絵が掲載されている。
 
*本人の宝具に「天の鎖」も挙げられる場合があるが、ステータス画面に記されていない点や作中一度も真名解放していない点などから「所有物の中でもお気に入り」ではあるが、彼自身の宝具ではない、という見解が一般的。
 
*本人の宝具に「天の鎖」も挙げられる場合があるが、ステータス画面に記されていない点や作中一度も真名解放していない点などから「所有物の中でもお気に入り」ではあるが、彼自身の宝具ではない、という見解が一般的。
711行目: 711行目:  
*『CCC』で彼が用いる補助スキル「エヌルタの灰油」「王律権ダムキナ」「王律権キシャル」は、それぞれ古代メソポタミアにおける神々の名前である。
 
*『CCC』で彼が用いる補助スキル「エヌルタの灰油」「王律権ダムキナ」「王律権キシャル」は、それぞれ古代メソポタミアにおける神々の名前である。
 
*「王の財宝」はその総量こそ底なしであるものの、個々の宝物が不滅ということはない。戦闘によって破損する事もあるし、使い捨ての宝物もある。場合によっては不要といって回収を拒否することもある。
 
*「王の財宝」はその総量こそ底なしであるものの、個々の宝物が不滅ということはない。戦闘によって破損する事もあるし、使い捨ての宝物もある。場合によっては不要といって回収を拒否することもある。
**[[ジル・ド・レェ|キャスター]]の巨大海魔に使用した宝具は汚物まみれになったと言って回収しなかった。「消費型」としてわかりやすいのはヴァジュラや、聖杯問答で蔵から出した酒。酒の方は飲みかけを蔵にしまい、後にライダーとの決戦時に再び蔵から出してで飲み干した。
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**[[ジル・ド・レェ|キャスター]]の巨大海魔に使用した宝具は汚物まみれになったと言って回収しなかった。「消費型」としてわかりやすいのはヴァジュラや、聖杯問答で蔵から出した酒。酒の方は飲みかけを蔵にしまい、後にライダーとの決戦時に再び蔵から出して飲み干した。
 
**『プリズマ☆イリヤ』では、ギルガメッシュのクラスカードの力を借りて戦うアンジェリカによって「王の財宝」の中身の多くを奪われ、子ギルが苦戦を強いられている。
 
**『プリズマ☆イリヤ』では、ギルガメッシュのクラスカードの力を借りて戦うアンジェリカによって「王の財宝」の中身の多くを奪われ、子ギルが苦戦を強いられている。
 
*スキルを見てみると、戦いの主軸たる「三騎士」でありながら、実は戦闘になった場合に有効なスキルが一つもない。<br>「対魔力」はランクが低いためあまり役に立たず、「単独行動」や「黄金律」も戦闘になってからの有用性は極めて低い。代わりに、アーチャーのクラスが特性とする「強壮無比な宝具」がまさに適用されている。
 
*スキルを見てみると、戦いの主軸たる「三騎士」でありながら、実は戦闘になった場合に有効なスキルが一つもない。<br>「対魔力」はランクが低いためあまり役に立たず、「単独行動」や「黄金律」も戦闘になってからの有用性は極めて低い。代わりに、アーチャーのクラスが特性とする「強壮無比な宝具」がまさに適用されている。
724行目: 724行目:  
**そもそも言峰は二重契約の影響で割けるだけの魔力は無い上、彼もマスターに魔力面で依存していないので、マスターの能力差ではなく魔力供給自体を受けていない影響と考えられる。
 
**そもそも言峰は二重契約の影響で割けるだけの魔力は無い上、彼もマスターに魔力面で依存していないので、マスターの能力差ではなく魔力供給自体を受けていない影響と考えられる。
 
*王の財宝によって、サーヴァント相手ならおおよそ優勢に立ち回れるとされている点から、公式設定集で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]、バーサーカーと同じく「最強のサーヴァントの一人」に挙げられており、油断と慢心を捨てればサーヴァントの中では最強とされていた。<br>だが現在では、原作者である奈須きのこ氏公認で彼と同格とされるカルナや、生前互角の決闘を行い彼自身が同等と認めたエルキドゥなど、彼に匹敵する英霊も存在する。
 
*王の財宝によって、サーヴァント相手ならおおよそ優勢に立ち回れるとされている点から、公式設定集で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]、バーサーカーと同じく「最強のサーヴァントの一人」に挙げられており、油断と慢心を捨てればサーヴァントの中では最強とされていた。<br>だが現在では、原作者である奈須きのこ氏公認で彼と同格とされるカルナや、生前互角の決闘を行い彼自身が同等と認めたエルキドゥなど、彼に匹敵する英霊も存在する。
**「英霊最高峰の霊格を持ち」つつ「本体のスペックにさほど依存せず、クラスの制約も気にせず強力な宝具を多数扱え」、かつその「扱える宝具の幅が広く凶悪なまでの汎用性」がある彼は間違いなく「最強クラスのサーヴァント」ではある。<br>だが性格にかなり難があるためサーヴァントとしては最低・最悪なまでに扱いづらく、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]からも「サーヴァントとしては失格、英霊としても論外、これで人の王とは笑わせる」と評され、呪碗のハサンからも「すぐに裏切る不埒者故、今すぐ契約を切るべき」とマイルームで[[主人公 (Grand Order)|マスター]]に告げている。
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**「英霊最高峰の霊格を持ち」つつ「本体のスペックにさほど依存せず、クラスの制約も気にせず強力な宝具を多数扱え」、かつその「扱える宝具の幅が広く凶悪なまでの汎用性」がある彼は間違いなく「最強クラスのサーヴァント」ではある。<br>だが性格にかなり難があるためサーヴァントとしては最低・最悪なまでに扱いづらく、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]からも「サーヴァントとしては失格、英霊としても論外、これで人の王とは笑わせる」と評され、呪碗のハサンも「すぐに裏切る不埒者故、今すぐ契約を切るべき」とマイルームで[[主人公 (Grand Order)|マスター]]に告げている。
 
*『CCC』にて封印されたものの、元々本人も月の表側の聖杯戦争には興味がないと語っている。本人によると聖杯戦争の醍醐味は裏切りや策略といったものであり、トーナメント形式である表の聖杯戦争ではそういった要素がどうしても薄くなってしまうので魅力はまるで感じないという。
 
*『CCC』にて封印されたものの、元々本人も月の表側の聖杯戦争には興味がないと語っている。本人によると聖杯戦争の醍醐味は裏切りや策略といったものであり、トーナメント形式である表の聖杯戦争ではそういった要素がどうしても薄くなってしまうので魅力はまるで感じないという。
 
*新人類が生み出す全く別の概念によるものは「王の財宝」の中に存在しないという設定上、『[[Notes.]]』に登場する新たな霊長類・亜麗百種の武装は納められていないと思われる。
 
*新人類が生み出す全く別の概念によるものは「王の財宝」の中に存在しないという設定上、『[[Notes.]]』に登場する新たな霊長類・亜麗百種の武装は納められていないと思われる。
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