差分

編集の要約なし
1行目: 1行目:  
== ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト ==
 
== ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト ==
 
*スペル:''Luviagelita Edelfelt''
 
*スペル:''Luviagelita Edelfelt''
<!-- *誕生日:月日/血液型:型 -->
+
*身長:160cm / 体重:49kg
*身長:160cm/体重:49kg
+
*CV:伊藤静 / 田村ゆかり(『Realta Nua』のみ)
<!-- *スリーサイズ:B/W/H -->
  −
*CV:伊藤静/田村ゆかり(『Realta Nua』のみ)
      
北欧フィンランドの[[魔術|魔術師]]にして名門貴族のお嬢様。[[遠坂凛]]の[[魔術協会|時計塔]]でのライバル。
 
北欧フィンランドの[[魔術|魔術師]]にして名門貴族のお嬢様。[[遠坂凛]]の[[魔術協会|時計塔]]でのライバル。
57行目: 55行目:  
: 所属不明。身体測定では能力に制限があるとはいえ並み居るサーヴァント達を押しのけ、背筋力一位に輝いた。
 
: 所属不明。身体測定では能力に制限があるとはいえ並み居るサーヴァント達を押しのけ、背筋力一位に輝いた。
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
:「case.剥離城アドラ」に登場。
   
: 今までコメディータッチな人物像からは少し離れ、「魔術師」としての彼女のシリアスな一面が描かれる。
 
: 今までコメディータッチな人物像からは少し離れ、「魔術師」としての彼女のシリアスな一面が描かれる。
: ロード・エルメロイⅡ世とは、対立しつつも協力関係ともなる。[[グレイ]]が狂言回しに徹している分、ヒロイン的な扱い。
+
: 「case.剥離城アドラ」ではロード・エルメロイⅡ世と対立しつつも協力関係ともなる。[[グレイ]]が狂言回しに徹している分、半ばヒロイン的な扱い。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
135行目: 132行目:  
: 「地上で最も優美なハイエナ」とシザームンドに受けた皮肉に返して。高慢そのものの物言いでありながら、それを当然と思わせるだけの威厳を見せつける。
 
: 「地上で最も優美なハイエナ」とシザームンドに受けた皮肉に返して。高慢そのものの物言いでありながら、それを当然と思わせるだけの威厳を見せつける。
 
;「ど、どどどど、どうしてあなたがたが私の部屋に入ってくるのですか!」<br>「どうしたんですか! 言い訳があるなら早く仰ってくださいませ!」
 
;「ど、どどどど、どうしてあなたがたが私の部屋に入ってくるのですか!」<br>「どうしたんですか! 言い訳があるなら早く仰ってくださいませ!」
:剥離城アドラにて、割り当てられた私室で少女趣味のネグリジェに着替えてくつろいでいたところに部屋名を間違えたエルメロイII世(とグレイ)が闖入してきてしまい、真っ赤になって恥じらいながらグレイが死を覚悟するほどの勢いで怒り狂う。
+
:剥離城アドラにて、割り当てられた私室で少女趣味のネグリジェに着替えてくつろいでいたところに部屋名を間違えたエルメロイⅡ世(とグレイ)が闖入してきてしまい、真っ赤になって恥じらいながらグレイが死を覚悟するほどの勢いで怒り狂う。
 
:なお、咄嗟に枕の影に隠したぬいぐるみはグレイの見たところ、キッズ番組に登場する「料理好きの擬人化された犬がいざという時は身を挺して守ってくれる騎士になる」とか言う、実に少女の夢を体現したようなキャラのもので――まあいずれそのうち、そんな感じの執事を雇うこともあるんじゃないかな、みたいな。
 
:なお、咄嗟に枕の影に隠したぬいぐるみはグレイの見たところ、キッズ番組に登場する「料理好きの擬人化された犬がいざという時は身を挺して守ってくれる騎士になる」とか言う、実に少女の夢を体現したようなキャラのもので――まあいずれそのうち、そんな感じの執事を雇うこともあるんじゃないかな、みたいな。
 
;「ごきげんよう。地面を這いずり回って、星の欠片でも見つかることを祈っておりますわ」
 
;「ごきげんよう。地面を這いずり回って、星の欠片でも見つかることを祈っておりますわ」
:化野菱理の死体発見現場で地味な鑑識作業を続けるエルメロイII世に対する皮肉なのだが、意図せずしてエルメロイII世――ウェイバー・ベルベットという男の生き様を端的に表した言葉になっている。
+
:化野菱理の死体発見現場で地味な鑑識作業を続けるエルメロイⅡ世に対する皮肉なのだが、意図せずしてエルメロイⅡ世――ウェイバー・ベルベットという男の生き様を端的に表した言葉になっている。
 
;  フリュー「おう。あのお嬢様、お前の無能さを証明して業界的に葬りたいんだとさ。ちょっと正攻法すぎて受けるだろ」<br>エルメロイ「……」「……実に、斬新だ」
 
;  フリュー「おう。あのお嬢様、お前の無能さを証明して業界的に葬りたいんだとさ。ちょっと正攻法すぎて受けるだろ」<br>エルメロイ「……」「……実に、斬新だ」
 
: 魔術師としてはあまりに正しすぎるがゆえに、魔術師として正しくないあり方。言葉にするならば、清廉であり、王道の生き方。
 
: 魔術師としてはあまりに正しすぎるがゆえに、魔術師として正しくないあり方。言葉にするならば、清廉であり、王道の生き方。
 
;「それだけ? あなたロマンチストなの? それとも馬鹿なの?」
 
;「それだけ? あなたロマンチストなの? それとも馬鹿なの?」
:オルロック・シザームンドの秘めた願いに協力し、身を危険にさらしてまで城にとどまった理由をエルメロイII世に問いただして。<br>女子から見れば、夢やロマンスのために命をかける男がバカに見えるのも致し方のないことではある。
+
:オルロック・シザームンドの秘めた願いに協力し、身を危険にさらしてまで城にとどまった理由をエルメロイⅡ世に問いただして。<br>女子から見れば、夢やロマンスのために命をかける男がバカに見えるのも致し方のないことではある。
    
=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ===
 
=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ===
169行目: 166行目:  
**遠坂凛の対となる点や、『unlimited codes』で複数の属性を使っている点から、以前はファンの間では「アベレージ・ワン」であると思われていた。そのため、『事件簿』で属性が明かされた際には少なからず驚かれた。
 
**遠坂凛の対となる点や、『unlimited codes』で複数の属性を使っている点から、以前はファンの間では「アベレージ・ワン」であると思われていた。そのため、『事件簿』で属性が明かされた際には少なからず驚かれた。
 
*エーデルフェルト家は、ルネサンス期を発祥とする家系。世界中の争いに好き好んで介入し、美味しいところを掻っ攫い、秘法や魔術礼装を簒奪して成り上がって来た。そのことから「地上で最も優美なハイエナ」ともいわれている(本人は「ハンター」もしくは「ル・シャスール(フランス語でのハンター)」と呼ばれる事を希望している)。
 
*エーデルフェルト家は、ルネサンス期を発祥とする家系。世界中の争いに好き好んで介入し、美味しいところを掻っ攫い、秘法や魔術礼装を簒奪して成り上がって来た。そのことから「地上で最も優美なハイエナ」ともいわれている(本人は「ハンター」もしくは「ル・シャスール(フランス語でのハンター)」と呼ばれる事を希望している)。
**その当主は代々双子で「天秤」の二つ名で知られている。<br>――となれば、彼女にも姉か妹がいるはずだが、今のところそれらしき人物は登場していない。ファンの間では、「第三次の敗北で片方の当主を失った際に、双子としての特性は潰えたのではないか」と言う説もある。
   
**その魔術の本質は「価値を誇ること」ではなく、「価値を流動させる事」にある。また、宝石魔術と言うより「特殊なルーン魔術」と言うべき特性をもっており、そのため魔術詠唱には英語を用いている。
 
**その魔術の本質は「価値を誇ること」ではなく、「価値を流動させる事」にある。また、宝石魔術と言うより「特殊なルーン魔術」と言うべき特性をもっており、そのため魔術詠唱には英語を用いている。
 
***これらの設定の多くは『事件簿』で公開されたのだが、これ以前も『unlimited codes』での技名が英語であった。だが、『プリズマ☆イリヤ』でのみ、詠唱、技名ともに凛と同じドイツ語を用いている。原作と異なる世界の存在であるため、用いる魔術も全く異なると言う事だろうか(単なる監修不足・監修ミスの可能性もあるが)。
 
***これらの設定の多くは『事件簿』で公開されたのだが、これ以前も『unlimited codes』での技名が英語であった。だが、『プリズマ☆イリヤ』でのみ、詠唱、技名ともに凛と同じドイツ語を用いている。原作と異なる世界の存在であるため、用いる魔術も全く異なると言う事だろうか(単なる監修不足・監修ミスの可能性もあるが)。
 +
*エーデルフェルトの当主は代々双子で「天秤」の二つ名で知られている。当然ルヴィアにも双子の妹がいるのだが、その妹は彼女とは違い大人しい性質のため、故郷に引っ込んでいるのだという。
 
*ルヴィアが纏っているドレスは戦闘時に破かぬよう、袖が着脱できるようになっている。<br>「最初からノースリーブ」とか「そもそも破れるようなことをしない」とかいう選択肢はないらしい。
 
*ルヴィアが纏っているドレスは戦闘時に破かぬよう、袖が着脱できるようになっている。<br>「最初からノースリーブ」とか「そもそも破れるようなことをしない」とかいう選択肢はないらしい。
 
**さすがに荒事になると確定している時はスポーツウェアに着替えるようであり、ドレスはあくまでも突発的な喧嘩になった場合のみと思われる。
 
**さすがに荒事になると確定している時はスポーツウェアに着替えるようであり、ドレスはあくまでも突発的な喧嘩になった場合のみと思われる。
188行目: 185行目:  
***なお『hollow』では、その双子の容姿は遠坂凛と[[間桐桜]]に、サーヴァントの容姿は[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に瓜二つで描かれているが、『hollow』における「夜の聖杯戦争」は「[[アンリマユ|アヴェンジャー]]が現在(第五次)の人物達を役者に見立てて利用し引き起こしている第三次聖杯戦争の再演」であるため、『hollow』での彼女たちの容姿がそのまま第三次聖杯戦争のエーデルフェルト姉妹とサーヴァントの容姿という事ではない。
 
***なお『hollow』では、その双子の容姿は遠坂凛と[[間桐桜]]に、サーヴァントの容姿は[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に瓜二つで描かれているが、『hollow』における「夜の聖杯戦争」は「[[アンリマユ|アヴェンジャー]]が現在(第五次)の人物達を役者に見立てて利用し引き起こしている第三次聖杯戦争の再演」であるため、『hollow』での彼女たちの容姿がそのまま第三次聖杯戦争のエーデルフェルト姉妹とサーヴァントの容姿という事ではない。
 
***ところで、「剣士」のクラスは過去全ての聖杯戦争で最後まで勝ち残った、と言われているが、凛の話が正しいのであれば、第三次においてセイバーは早期に敗退したことになってしまう。第三次聖杯戦争の内容がほとんど語られていない以上この齟齬についての正確な回答は不可能だが、「セイバーが途中でマスターを変えたのでは?」等の推論は成り立つだろう。
 
***ところで、「剣士」のクラスは過去全ての聖杯戦争で最後まで勝ち残った、と言われているが、凛の話が正しいのであれば、第三次においてセイバーは早期に敗退したことになってしまう。第三次聖杯戦争の内容がほとんど語られていない以上この齟齬についての正確な回答は不可能だが、「セイバーが途中でマスターを変えたのでは?」等の推論は成り立つだろう。
**『プリズマ☆イリヤ』においてはエーデルフェルト家が過去の聖杯戦争に参加したような描写はない(少なくとも、ルヴィアがそれを知っている素振りは見せてない)。本編でルヴィアと凛が不倶戴天の敵となっているのは過去の聖杯戦争による因縁が大きなウェイトを占めるが、『プリズマ☆イリヤ』の世界でどうして二人の仲が決定的に悪いのか、詳細は語られていない。少なくとも、宝石翁の弟子になれるかどうかの争いは直接の原因ではなく、エルメロイII世の口から「以前からこいつらの仲が悪いのは有名でした」と語られている。
+
**『プリズマ☆イリヤ』においてはエーデルフェルト家が過去の聖杯戦争に参加したような描写はない(少なくとも、ルヴィアがそれを知っている素振りは見せてない)。本編でルヴィアと凛が不倶戴天の敵となっているのは過去の聖杯戦争による因縁が大きなウェイトを占めるが、『プリズマ☆イリヤ』の世界でどうして二人の仲が決定的に悪いのか、詳細は語られていない。少なくとも、宝石翁の弟子になれるかどうかの争いは直接の原因ではなく、エルメロイⅡ世の口から「以前からこいつらの仲が悪いのは有名でした」と語られている。
 
**実のところ、『hollow』でも語られているが、全くの最初の段階であれば、ルヴィアと凛は互いのことを現在ほどに嫌い合うような反応は示していなかった。多少ズレた会話はあったものの、第一印象だけで互いを敵認定するような類の相性の悪さは、露呈させていない。その初対面での会話の中でも、決定的な亀裂が入ったのは互いの素性が知れて第三次聖杯戦争の因縁が明らかになった後のことであって、あくまで互いの人間性ではなく家のことが発端である(その後のやりとりはその限りではないが)。<br>とはいえ、用語辞典での解説を読むに、両者が同族嫌悪含みのライバル関係になるのは、家のことを抜きにも確定しているようではある。
 
**実のところ、『hollow』でも語られているが、全くの最初の段階であれば、ルヴィアと凛は互いのことを現在ほどに嫌い合うような反応は示していなかった。多少ズレた会話はあったものの、第一印象だけで互いを敵認定するような類の相性の悪さは、露呈させていない。その初対面での会話の中でも、決定的な亀裂が入ったのは互いの素性が知れて第三次聖杯戦争の因縁が明らかになった後のことであって、あくまで互いの人間性ではなく家のことが発端である(その後のやりとりはその限りではないが)。<br>とはいえ、用語辞典での解説を読むに、両者が同族嫌悪含みのライバル関係になるのは、家のことを抜きにも確定しているようではある。
 
**ちなみに、『[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]』での時臣の発言により、遠坂家とエーデルフェルト家は遠縁であることが判明している。
 
**ちなみに、『[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]』での時臣の発言により、遠坂家とエーデルフェルト家は遠縁であることが判明している。
1,646

回編集