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| ;略歴 | | ;略歴 |
− | : 「影の国」の女王にして門番。戦士としても魔術師としてもこの上なく優れた人物だが、師としても極めて有能で、かつて数多くの弟子達を育て上げたという。 | + | : 真名はスカサハ。「影の国」の女王にして門番。 |
− | : だが人の身で神域に踏み入った罰か、人としてカウントされない呪いを受けており、クー・フーリンが弟子になったころには既に人間をやめていた。
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− | : 故に死ぬことが許されない身となっており、英霊の座に存在せず、サーヴァントして召喚されることそのものがあり得ない存在。なぜ、サーヴァントとして召喚されているかは現時点では不明。
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| ; 人物 | | ; 人物 |
| : 誇り高く、何者にも靡かない王者の気質を有しており、自己が才能に溢れ、凡人とは違う事を把握しているのと同じく、他者の素質と気質を見抜く鑑識眼を有している。 | | : 誇り高く、何者にも靡かない王者の気質を有しており、自己が才能に溢れ、凡人とは違う事を把握しているのと同じく、他者の素質と気質を見抜く鑑識眼を有している。 |
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| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 幾度も「神殺し」を実行してきたと公言しており、圧倒的な武勇を誇る。武勇のみならずルーン魔術にも長けており、原初のルーン文字を用いたそれは神代の領域である。 | | : 幾度も「神殺し」を実行してきたと公言しており、圧倒的な武勇を誇る。武勇のみならずルーン魔術にも長けており、原初のルーン文字を用いたそれは神代の領域である。 |
− | : 『Grand Order』で召喚された際は弱体化どころか強化されており、動く骨と動く死体1万体をたった一人で倒したり、自身を触媒として、原初のルーンを用いてフェルグスやディルムッドといった自身と縁ある英霊をストックして召喚していた。 | + | : 『Grand Order』では動く骨と動く死体1万体をたった一人で倒したり、自身を触媒として、原初のルーンを用いてフェルグスやディルムッドといった自身と縁ある英霊をストックして召喚するなど、桁外れの力を見せていた。 |
| : 戦闘時にはディルムッド同様に2本の槍を巧みに操る他、複数の槍を召喚して同時に投擲する。 | | : 戦闘時にはディルムッド同様に2本の槍を巧みに操る他、複数の槍を召喚して同時に投擲する。 |
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| == 真名:スカサハ == | | == 真名:スカサハ == |
| + | スカサハ。ケルト・アルスター伝説の戦士にして女王。異境・魔境「影の国」の女王にして門番であり、槍術とルーン魔術に精通している。<br> |
| + | 数多の亡霊に溢れる「影の国」の門を閉ざし、支配せしめるに足る絶大な力を有している。後にアルスターの英雄となる若きクー・フーリンの師となって彼を導き、技の悉くを授け、愛用の魔槍さえ与えたという。彼の息子コンラをも教え導いた。 |
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| + | 人の身で人と神と亡霊を斬り過ぎた事で、神の領域に近づいてしまい、領地ごと現世でも幽世でもない世界の外側の方へ弾き出されてしまう。 |
| + | クランの猛犬が彼女を師と仰いだ頃には既に人の身を外れ、自分で死ぬことさえも出来なくなってしまった。 |
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| + | 人のように美しい死も、醜い死もなく、ただ世界と、その外側が消えてゆくその時まで、在り続けなければならなくなった。 |
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| + | 故に彼女は望んでいる。自分の「死」を。 |
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| + | 自分を殺してみせる何者かを寄越すがいい。そして願わくば、<br> |
| + | その者が、かつてこの手で授けた槍を持つ者であれば―― |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ; [[Fate/hollow ataraxia]] | | ; [[Fate/hollow ataraxia]] |
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| : ランサーのサーヴァントとして登場。レア度は最高位の☆5(SSR)。イラストはこやまひろかず氏。 | | : ランサーのサーヴァントとして登場。レア度は最高位の☆5(SSR)。イラストはこやまひろかず氏。 |
| : ランサークラスとしては初めて実装された☆5クラスのサーヴァント。初回登場に伴って専用のイベントも開催されるなど、リリース前からアピールされていただけのことはあるご活躍ぶりである。 | | : ランサークラスとしては初めて実装された☆5クラスのサーヴァント。初回登場に伴って専用のイベントも開催されるなど、リリース前からアピールされていただけのことはあるご活躍ぶりである。 |
− | : ちなみに、彼女は本来英霊の座にはいないため、厳密にはサーヴァントの扱いではない。
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| ; [[ちびちゅき!]] | | ; [[ちびちゅき!]] |
| : 教師役。生前はだいぶケルト脳だったため、いざ面と向かって教師をするとなると戸惑っている模様。 | | : 教師役。生前はだいぶケルト脳だったため、いざ面と向かって教師をするとなると戸惑っている模様。 |
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| *『くつした集め 聖夜級 大人でもクリスマス』のボスとして登場し、その際の名義は'''「まだ若いし、いけるし。」'''。<del>んーそうか、そうかんー、死ぬか。ここで死ぬな?</del>。 | | *『くつした集め 聖夜級 大人でもクリスマス』のボスとして登場し、その際の名義は'''「まだ若いし、いけるし。」'''。<del>んーそうか、そうかんー、死ぬか。ここで死ぬな?</del>。 |
| *彼女の居城がある「影の国」がどんな所なのかは現在の所は不明。ただ、悍ましい外見の[[魔神柱]]を見て「影の国の城の柱にちょうど良い」等と言っていたので、冗談でないのならまともな環境ではなさそうである。 | | *彼女の居城がある「影の国」がどんな所なのかは現在の所は不明。ただ、悍ましい外見の[[魔神柱]]を見て「影の国の城の柱にちょうど良い」等と言っていたので、冗談でないのならまともな環境ではなさそうである。 |
− | | + | *彼女は現在でも生き続けてるため英霊の座には存在せず、サーヴァントとしても召喚されることは不可能。『Grand Order』では人理焼却によって影の国も消滅する事態に陥った為、英霊として召喚されることが出来た。 |
| + | **なお、その間に隙を見ては竜、巨人、怪異を退治しているため、クー・フーリンが城にいた頃よりも強化されていた。おかげで弟子から「オレ以上に見境がないな!?死ぬ気あるのかアンタは!?」と突っ込まれたそうな。 |
| + | ==話題まとめ== |
| + | ;師匠はヤンデレ |
| + | :誇り高く、何者にも靡かないと言われている彼女だが、原典ではクー・フーリンに対してヤンデレとしての一面を見せている。 |
| + | :例を挙げるのなら血を流すことも厭わないのは勿論、彼が愛する女性の暗殺を企てる(が、無駄だと判断して諦める)、彼が気にいりそうな女捕虜を処刑し、彼が小言言った侍女を即座に殺害したり、彼の言葉を誤解して一度は放免した海賊を処刑、果てには彼がアルスターに帰国した後の落ち込み具合が酷くて影の国の民はだれ一人として目を合わせられないというもの。 |
| + | :本編ではそういった逸話がどこまで反映されているかは不明。 |
| == リンク == | | == リンク == |
| * [[登場人物]] | | * [[登場人物]] |