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衛宮士郎
(編集)
2016年2月24日 (水) 19:20時点における版
188 バイト追加
、
2016年2月24日 (水) 19:20
編集の要約なし
486行目:
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:「偽物である自分を肯定する」のではなく「本当を始める」。ある意味、衛宮士郎にとっては最も辛く、苦しい選択である。
:「偽物である自分を肯定する」のではなく「本当を始める」。ある意味、衛宮士郎にとっては最も辛く、苦しい選択である。
−
;「こんなものが 俺の人生の<ruby><rb>果て</rb><rt>こたえ</RT></RUBY>なのか<br> 今ようやく 切嗣の言葉の意味を その無念さを理解できた<br> 全てを救おうとした道の果ては 全てを失う断崖だった<br> 月の明かりも 星の明かりすらも もはや 見えない<br> <ruby><rb>月</rb><rt>奇跡</RT></RUBY>は無く <ruby><rb>星</rb><rt>希望</RT></RUBY>も無く <ruby><rb>道</rb><rt>理想</RT></RUBY>は闇に溶けた<br> それでも それなのに
まだ……体(
俺
)
が残っている」
+
;「こんなものが 俺の人生の<ruby><rb>果て</rb><rt>こたえ</RT></RUBY>なのか<br> 今ようやく 切嗣の言葉の意味を その無念さを理解できた<br> 全てを救おうとした道の果ては 全てを失う断崖だった<br> 月の明かりも 星の明かりすらも もはや 見えない<br> <ruby><rb>月</rb><rt>奇跡</RT></RUBY>は無く <ruby><rb>星</rb><rt>希望</RT></RUBY>も無く <ruby><rb>道</rb><rt>理想</RT></RUBY>は闇に溶けた<br> それでも それなのに
まだ……<ruby><rb>体</rb><rt>
俺
</RT></RUBY>
が残っている」
:『ドライ』より。刺客として送られた慎二に桜を殺害され、痛めつけられた彼は、切嗣の言葉の意味を―――無念さを悟った。
:『ドライ』より。刺客として送られた慎二に桜を殺害され、痛めつけられた彼は、切嗣の言葉の意味を―――無念さを悟った。
−
:
月下に起こる奇跡も無く、希望をもたらす星も無く、そして「正義の味方」となる理想も消えた。―――残っているのは、士郎というちっぽけな
<ruby><rb>
体
</rb><rt>存在</RT></RUBY>のみ。だが…
+
:<ruby><rb>
月の光
</rb><rt
>きせき</RT></RUBY>も無く、<ruby><rb>星の輝き</rb><rt>きぼう</RT></RUBY>も無く、そして<ruby><rb>託された理想</rb><rt>みち</RT></RUBY>も失くなった。―――残っているのは、士郎というちっぽけな<ruby><rb
>存在
</rb><rt>からだ
</RT></RUBY>のみ。だが…
;「―――だから、これは祈りではなく もっと独善的で矮小で どうしようもなく無価値な自分に向けた<br> ―――「誓い」だ」
;「―――だから、これは祈りではなく もっと独善的で矮小で どうしようもなく無価値な自分に向けた<br> ―――「誓い」だ」
−
:
士郎は全てを失ったワケではない。今や残っているのは独善的で矮小で無価値な――自分への「誓い」。こうして少年は
<ruby><rb>美遊</rb><rt>いもうと</RT></RUBY>
を取り戻す戦いが始まった。
+
:
士郎は全てを失ったワケではない。独善的で矮小で無価値な――自分への「誓い」。例えそれが悪だとしても、例えその先が地獄だとしても、大切な
<ruby><rb>美遊</rb><rt>いもうと</RT></RUBY>
を取り戻す。そして、士郎の戦いはここから始まった。
=== カプセルさーばんと ===
=== カプセルさーばんと ===
カリス
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