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| ;人物 | | ;人物 |
− | :信仰心に篤い人格者であり、一旦敵と見なした者には苛烈に対処するが、味方の見解や意見を尊重し、付き従うものには非常に寛大な態度で接する優秀な王。ダーニックからは「領王」(ロード)と呼ばれ、合流を果たしていない[[アサシン (Apocrypha・黒)|アサシン]]を除いて、黒のサーヴァント達も臣下のように従っている。<br>生前の結末から、『人』を重要視している。一軍を任せるに足る優秀な人材を欠いていたワラキア公国を守るために彼は串刺し刑などの苛烈な政策や戦術を取らざるを得ず、最終的に悲劇的な結末を辿ったため、一騎当千の英雄達の参画に歓喜している。<br>世界的に知られる「[[ランサー (EXTRA・黒)|吸血鬼ドラキュラ]]」とは縁遠い人物で、召喚されたルーマニアでは絶大な知名度を誇り、英雄としての側面が強調されている。<br>聖杯への願いは「吸血鬼ドラキュラ」という、世界中に広まってしまった血に飢えた悪鬼の名を消し去ること。[[セイバー|騎士王]]のように辿ってきた道のりを否定するつもりはなく、非業の死を遂げたことも人生と諦めている。<br>だが自分と全く何の関りも無いところで、自身の名や国を守るために戦った功績を穢されるのだけはどうしても許せず、聖杯大戦にかける執念は聖杯大戦に参加しているサーヴァントの中でも随一。 | + | :信仰心に篤い人格者であり、一旦敵と見なした者には苛烈に対処するが、味方の見解や意見を尊重し、付き従うものには非常に寛大な態度で接する優秀な王。ダーニックからは「領王」(ロード)と呼ばれ、合流を果たしていない[[アサシン (Apocrypha・黒)|アサシン]]を除いて、黒のサーヴァント達も臣下のように従っている。<br>生前の結末から、『人』を重要視している。一軍を任せるに足る優秀な人材を欠いていたワラキア公国を守るために彼は串刺し刑などの苛烈な政策や戦術を取らざるを得ず、最終的に悲劇的な結末を辿ったため、一騎当千の英雄達の参画に歓喜している。<br>世界的に知られる「[[ランサー (EXTRA・黒)|吸血鬼ドラキュラ]]」とは縁遠い人物で、召喚されたルーマニアでは絶大な知名度を誇り、英雄としての側面が強調されている。<br>基本的に公正な人物だが、信仰心が強過ぎるせいか、考え方や視野が狭く、配下にいない限り異教徒や人外の血を引いている者には非常に冷淡な態度で接する。<br>聖杯への願いは「吸血鬼ドラキュラ」という、世界中に広まってしまった血に飢えた悪鬼の名を消し去ること。[[セイバー|騎士王]]のように辿ってきた道のりを否定するつもりはなく、非業の死を遂げたことも人生と諦めている。<br>だが自分と全く何の関りも無いところで、自身の名や国を守るために戦った功績を穢されるのだけはどうしても許せず、聖杯大戦にかける執念は聖杯大戦に参加しているサーヴァントの中でも随一。 |
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| ;能力 | | ;能力 |
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| ;[[バーサーカー (Apocrypha・赤)]] | | ;[[バーサーカー (Apocrypha・赤)]] |
− | :ゴーレムの半数を使い捨てることで彼の信念を見極める。<br>「初めて叛逆者という存在に敬意を表したくなった」とその気高い魂を称える。<br>だが、叛逆の英雄である彼がヴラドに心からの忠誠など誓うはずもなく、結局、決戦の際は使い捨ての「兵器」として扱うことになった。 | + | :ゴーレムの半数を使い捨てることで彼の信念を見極める。<br>「初めて叛逆者という存在に敬意を表したくなった」とその気高い魂を称える。<br>だが、叛逆の英雄である彼がヴラドに心からの忠誠など誓うはずもなく、決戦の際は使い捨ての「兵器」として扱うことになった。 |
| + | ;[[ランサー (Apocrypha・赤)]] |
| + | :決戦にて対峙するが、奮闘空しく圧倒されてしまう。<br>性格的にも、異教徒で全く相容れない宗教観を持つ上に、真実を突きつけ結果的に相手の心を暴いてしまう彼とは非常に相性が悪い。 |
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| ;[[ルーラー]] | | ;[[ルーラー]] |
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| ;「神とは穢れなき絶対だ。<br> そうでなくては誰が信じる? 誰が縋れるというのだ? <br> 人と交わり、人と<RUBY><RB>媾</RB><RT>まぐわ</RT></RUBY>う神など、ただの醜悪な<RUBY><RB>怪物</RB><RT>モンスター</RT></RUBY>に過ぎん。 | | ;「神とは穢れなき絶対だ。<br> そうでなくては誰が信じる? 誰が縋れるというのだ? <br> 人と交わり、人と<RUBY><RB>媾</RB><RT>まぐわ</RT></RUBY>う神など、ただの醜悪な<RUBY><RB>怪物</RB><RT>モンスター</RT></RUBY>に過ぎん。 |
− | :赤のランサーとの戦闘時。<br>彼の武練を称えるが、人と神が交わり子を為すインド神話や東洋の宗教観は、敬虔なキリスト教徒である彼にとっては耐えがたいものらしく、彼らの神を紛い物の怪物と蔑む。<br>カルナにとっては父・スーリヤを侮辱されたに等しい暴言だが、「信仰とは土地によって変わる物。自分達の神が怪物とするならば、お前の神も『絶対である事』を押し付けられた怪物に過ぎない」と冷静に反論されてしまう。 | + | :赤のランサーとの戦闘時。<br>彼の武練を称えるが、人と神が交わり子を為す東洋の宗教観は、敬虔なキリスト教徒である彼にとっては耐えがたいものらしく、彼らの神を紛い物の怪物と蔑む。<br>カルナにとっては父・スーリヤを侮辱されたに等しい暴言だが、激昂などせず、「信仰とは土地によって変わる物。自分達の神が怪物とするならば、お前の神も『絶対である事』を押し付けられた怪物に過ぎない」と冷静に反論されてしまう。 |
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| + | ;「貴様、何を言っている!? あの宝具は使わぬと言ったぞ、忘れたか!<br> 余はここで死ぬ!無念と共に死に、朽ち果てる!<br> だが、それが敗者の務めだ!<br> ダーニック! 余はあれを使って、無様な存在になろうなどとは考えておらん!<br> 断じて、断じてだ!」 |
| + | :ダーニックに禁じられた宝具の解放を求められて。<br>敗戦の将として、英雄としての最後の矜持を貫き、「吸血鬼」になることを拒絶する。<br>だが、ただ吸血鬼にさせられる事よりも、遥かに貶められる悲劇が彼を襲うことになる。 |
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| + | ;「——余は、吸血鬼では、ない……ない、のだ……! |
| + | :英霊ヴラド三世としての最後の言葉。<br>最後まで「吸血鬼ドラキュラ」という怪物に苛まれ続けた孤独な王は、魔術師の執念と吸血鬼の宴「ワラキアの夜」へと沈み、消えていった。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
| *キャラクターデザイン原案は前田浩孝氏。設定制作を担当したのは虚淵玄氏。 | | *キャラクターデザイン原案は前田浩孝氏。設定制作を担当したのは虚淵玄氏。 |
| *気配り細やかで寛大な人格者だが、やはり自分を吸血鬼扱いする物は我慢なら無いらしく、そういった書籍や映像作品を目にすると、一応大人な態度でスルーしようとはするのだが、つい「うっかり」破壊してしまうらしい。 | | *気配り細やかで寛大な人格者だが、やはり自分を吸血鬼扱いする物は我慢なら無いらしく、そういった書籍や映像作品を目にすると、一応大人な態度でスルーしようとはするのだが、つい「うっかり」破壊してしまうらしい。 |
− | *最大の知名度補正とスキルによって、バカ高いと称される程のステータスを獲得している。[[シロウ・コトミネ]]の予測では最強クラスのサーヴァントである[[ランサー (Apocrypha・赤)|赤のランサー]]とライダーに匹敵する戦力と推測している。 | + | *最大の知名度補正とスキルによって、バカ高いと称される程のステータスを獲得している。[[シロウ・コトミネ]]は最強クラスのサーヴァントである[[ランサー (Apocrypha・赤)|赤のランサー]]とライダーに匹敵する戦力と推測していた。 |
| *[[ランサー (EXTRA・黒)]]と同一の真名だが全く別の存在。彼らの関係に関する公式のアナウンスは未だ無く、彼らを同一人物として扱うべきなのかが問題となっている。 | | *[[ランサー (EXTRA・黒)]]と同一の真名だが全く別の存在。彼らの関係に関する公式のアナウンスは未だ無く、彼らを同一人物として扱うべきなのかが問題となっている。 |
| **ただ、EXTRAのヴラド三世は固有スキル「無辜の怪物」や「信仰の加護」によって容姿や人格に異変が出ており、その上狂ったマスターに召喚されたために大きく変質している。同様のケースに[[キャスター (第四次)]]が存在し、サーヴァントが召喚者の性質や呼び出されたクラスで姿や人物像が大きく変化することを考えると、全くの無関係と断定するのもやはり早計である。 | | **ただ、EXTRAのヴラド三世は固有スキル「無辜の怪物」や「信仰の加護」によって容姿や人格に異変が出ており、その上狂ったマスターに召喚されたために大きく変質している。同様のケースに[[キャスター (第四次)]]が存在し、サーヴァントが召喚者の性質や呼び出されたクラスで姿や人物像が大きく変化することを考えると、全くの無関係と断定するのもやはり早計である。 |
− | *ランサークラスである以上対魔力スキルや、他のスキルもまだ保有していると思われるが、言明はされていない。 | + | *ランサークラスである以上対魔力スキルや、他のスキルもまだ保有していると思われるが、言明はされていない。青銅馬を乗りこなした事から「騎乗」スキルも持つ物と思われる。 |
| *ダーニックからは「扱いにくい」と評されているが、実際は凄く良い王様。何しろ今まで登場した王様は、<br />「[[セイバー|マスターの意向を無視して、敵陣に突撃して返り討ちに遭う。]]」<br>「[[ギルガメッシュ|気に入らないことがあればすぐにマスターを切り捨て、陣地の守りを放棄して漫遊に明け暮れ、その上慢心して敗れることも少なくない。]]」<br>「[[ライダー (第四次)|破天荒な行動で始終マスターを悩ませ、自身の真名も迷いなく言い晒す。]]」<br>「[[セイバー (EXTRA・赤)|無駄使いの権化であり、ジャイアンリサイタルを開いてご満悦。]]」<br>と、'''扱いやすいとは言い難い'''。こんな王様達に仕える位なら、彼の方が大分ましだとダーニックが気付く時は来るのだろうか。 | | *ダーニックからは「扱いにくい」と評されているが、実際は凄く良い王様。何しろ今まで登場した王様は、<br />「[[セイバー|マスターの意向を無視して、敵陣に突撃して返り討ちに遭う。]]」<br>「[[ギルガメッシュ|気に入らないことがあればすぐにマスターを切り捨て、陣地の守りを放棄して漫遊に明け暮れ、その上慢心して敗れることも少なくない。]]」<br>「[[ライダー (第四次)|破天荒な行動で始終マスターを悩ませ、自身の真名も迷いなく言い晒す。]]」<br>「[[セイバー (EXTRA・赤)|無駄使いの権化であり、ジャイアンリサイタルを開いてご満悦。]]」<br>と、'''扱いやすいとは言い難い'''。こんな王様達に仕える位なら、彼の方が大分ましだとダーニックが気付く時は来るのだろうか。 |
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| + | == 話題まとめ == |
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| 企画段階でのステータス | | 企画段階でのステータス |
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| 保有スキル:護国の鬼将:? | | 保有スキル:護国の鬼将:? |
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− | == 話題まとめ ==
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| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場人物]] | | *[[登場人物]] |
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