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| == 真名:ギルガメッシュ == | | == 真名:ギルガメッシュ == |
− | ギルガメッシュ。英雄王。太古の昔、後に「メソポタミア」と呼ばれるシュメールの都市国家ウルクを治めていた人類最古の王にして、伝説だけでなく実在したとされる、人類最古の叙事詩『ギルガメッシュ叙事詩』に記されたかつて世界の全てを手中に収めた半身半人の英雄。
| + | ギルガメッシュ。英雄王。太古の昔、後に「メソポタミア」と呼ばれるシュメールの都市国家ウルクを治めていた人類最古の王にして、伝説だけでなく実在したとされる、人類最古の叙事詩『ギルガメッシュ叙事詩』に記されたかつて世界の全てを手中に収めた半神半人の英雄。 |
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| 彼の所有する蔵には有りと凡ゆる武具や神具蓄財され、それらは後世の英雄達の宝具の原典となっているとも言われている。 | | 彼の所有する蔵には有りと凡ゆる武具や神具蓄財され、それらは後世の英雄達の宝具の原典となっているとも言われている。 |
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| : セイバーが暴君に反転した姿。『unlimited codes』では「理想を捨てた貴様になど用はない!」「下らん!雑念に堕ちたな!セイバー」と嫌悪を見せている。 | | : セイバーが暴君に反転した姿。『unlimited codes』では「理想を捨てた貴様になど用はない!」「下らん!雑念に堕ちたな!セイバー」と嫌悪を見せている。 |
| : ただ、「カーニバル・ファンタズム」では暴君でマイペースな彼女に心を奪われ、凛に「こういうのが好みか」と白い目を向けられていた。 | | : ただ、「カーニバル・ファンタズム」では暴君でマイペースな彼女に心を奪われ、凛に「こういうのが好みか」と白い目を向けられていた。 |
− | ; [[エミヤ|アーチャー]] | + | ; [[衛宮士郎]]、[[エミヤ|アーチャー]] |
| : 贋作者(フェイカー)と蔑むが、戦った場合は非常に分の悪い相手。 | | : 贋作者(フェイカー)と蔑むが、戦った場合は非常に分の悪い相手。 |
| ; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]] | | ; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]] |
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| :その器、もはや計測不能のデカさである。 | | :その器、もはや計測不能のデカさである。 |
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− | ;「ではな騎士王―――いや、中々に愉しかったぞ」 | + | ;「―――憎らしい女だ。最後まで、この我に刃向かうか<br> だが許そう。手には入らぬからこそ、美しいものもある<br> ではな騎士王―――いや、中々に愉しかったぞ」 |
| :Fateルートでの退場シーン。敗北しながらも、王の威厳を感じさせるのだが…… | | :Fateルートでの退場シーン。敗北しながらも、王の威厳を感じさせるのだが…… |
| : この後、ルートを進むごとに死に際の威厳が落ちて行くと誰が想像しただろうか。 | | : この後、ルートを進むごとに死に際の威厳が落ちて行くと誰が想像しただろうか。 |
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| :聖杯問答においてセイバーが語った心意を聞いた時、嘲笑を込めて笑いながら言った言葉。彼女の王としての存在は、自分やライダーの描くそれとはかけ離れたものだった。 | | :聖杯問答においてセイバーが語った心意を聞いた時、嘲笑を込めて笑いながら言った言葉。彼女の王としての存在は、自分やライダーの描くそれとはかけ離れたものだった。 |
| :ライダーが「眉間に皺を寄せ、いつになく不機嫌そうな風情でセイバーを見据え」たのに対し、ギルガメッシュは「もはや抑えが効かぬとばかりに笑い転げ」ることに。 | | :ライダーが「眉間に皺を寄せ、いつになく不機嫌そうな風情でセイバーを見据え」たのに対し、ギルガメッシュは「もはや抑えが効かぬとばかりに笑い転げ」ることに。 |
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| + | ;「愉悦というのはな、言うならば魂の形だ。あるかないかではなく、知るか知れないかを問うべきものだ」<br>「求めるところを為すがいい。それこそが娯楽の本道だ。そして娯楽は愉悦を導き、愉悦は幸福のありかを指し示す」 |
| + | : 自らの在り方に悩み娯楽そのものを否定する言峰に対し、愉悦の何たるかを語る。 |
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| ; 「ヒトの領分を超えた悲願に手を伸ばす愚か者……その破滅を愛してやれるのは天上天下にただ一人、このギルガメッシュをおいて他にない。<br> 儚くも眩しき者よ。我が腕に抱かれるがいい。それが我の決定だ」 | | ; 「ヒトの領分を超えた悲願に手を伸ばす愚か者……その破滅を愛してやれるのは天上天下にただ一人、このギルガメッシュをおいて他にない。<br> 儚くも眩しき者よ。我が腕に抱かれるがいい。それが我の決定だ」 |
| : キャスターの大海魔を下した「約束された勝利の剣」の光をライダーと共に眺めた後、エルキドゥを彷彿とさせるセイバーに対して。 | | : キャスターの大海魔を下した「約束された勝利の剣」の光をライダーと共に眺めた後、エルキドゥを彷彿とさせるセイバーに対して。 |
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− | ;「また幾度なりとも挑むが良いぞ。征服王」<br>「時空の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。故に我が保証する。世界は決して、そなたを飽きさせることはない」 | + | ;「夢を束ねて覇道を志す……その意気込みは褒めてやる。だが<ruby><rb>兵</rb><rt>つわもの</rt></ruby>どもよ、弁えていたか?夢とは、やがて須く醒めて消えるのが道理だと」<br>「また幾度なりとも挑むが良いぞ。征服王」<br>「時空の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。故に我が保証する。世界は決して、そなたを飽きさせることはない」 |
| : 唯一全力で戦うに相応しいと認めたライダーに対しての、偽らざる賞賛の念を込めた言葉。 | | : 唯一全力で戦うに相応しいと認めたライダーに対しての、偽らざる賞賛の念を込めた言葉。 |
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| ;「……恐ろしき罰よ。我ですら背筋が凍ったわ。いや、待てよ。」<br>「あれはヤツの嗜好の品であったな……もしや本気で褒美のつもりなのか?」 | | ;「……恐ろしき罰よ。我ですら背筋が凍ったわ。いや、待てよ。」<br>「あれはヤツの嗜好の品であったな……もしや本気で褒美のつもりなのか?」 |
| :言峰がランサーに令呪で命じた内容にはギルガメッシュも怖気づいた。本気で褒美のつもりなら枚数や時間の制限などしないと思うが、真相は不明である。 | | :言峰がランサーに令呪で命じた内容にはギルガメッシュも怖気づいた。本気で褒美のつもりなら枚数や時間の制限などしないと思うが、真相は不明である。 |
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| + | ; 「よいか。この世のすべての生命は先達者の手で作られたモノだ。自然発生するのは魂のみ。<br> それこそが我や貴様が持つ、ただ一つの“己”だろうよ。体が作り物であろうと、始まりが何者の写し身であろうとな。<br> 目覚め、抗った瞬間に、お前は唯一の独立性を確立した。それを作られた、などと思う事はない」 |
| + | : 己がどのような意図を持って生み出された存在であろうと、己の生き方は己で選ぶというギルガメッシュの考え。 |
| + | : そして、この言い方から主人公の正体をすでに見抜いているようである。 |
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| ; 「本来、我はおまえのような人間に倒される側なのだ。その恐れを知らぬ顔に何度煮え湯を飲まされたことか。<br> 何の因果か、それを今はこうして間近に眺めているのだ。皮肉の一つも口にしたくなるというものだろう?」 | | ; 「本来、我はおまえのような人間に倒される側なのだ。その恐れを知らぬ顔に何度煮え湯を飲まされたことか。<br> 何の因果か、それを今はこうして間近に眺めているのだ。皮肉の一つも口にしたくなるというものだろう?」 |
| : 迷いを断ち切り歩むことを決めた主人公の面構えを一見し、前作から続く悪役としての宿業を自嘲しながら語る。しかし、その言は信頼に満ちていた。 | | : 迷いを断ち切り歩むことを決めた主人公の面構えを一見し、前作から続く悪役としての宿業を自嘲しながら語る。しかし、その言は信頼に満ちていた。 |
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| + | ; 「不思議ではないだろう。 我は人間の守護者として生まれたものだからな。この星の<ruby><rb>文明</rb><rt>みらい</rt></ruby>を築くのが、王の役目だ」<br> 「守護にも種類があろう。守る事だけが守護ではない。時には北風も必要だろうよ」 |
| + | : 暴君として振る舞いながら人類が窮地に立つとそれを救うため行動することを不思議に思ったエルキドゥに語った、あえて厳しく突き放すと言う守護者としてのありかた。もっともギルガメッシュの場合、北風なんて生易しいレベルではなく竜巻や台風といった災害レベルなのだが。 |
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| ; 「価値はある。唯一の価値はあるのだ。<br> 我はここに宣言する。 <br> この世において、我の友はただひとり。<br> ならばこそ―――その価値は未来永劫、変わりはしない」 | | ; 「価値はある。唯一の価値はあるのだ。<br> 我はここに宣言する。 <br> この世において、我の友はただひとり。<br> ならばこそ―――その価値は未来永劫、変わりはしない」 |