11行目:
11行目:
;略歴
;略歴
+
:実装に先駆けてイベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」にて真名を明かされない状態で先行登場。名前を含めた記憶を失くしており、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|アヴェンジャー]]によって「メルセデス」と名付けられる。
+
:だが彼女の正体はシャトー・ディフにおける本来の第七の「裁きの間」の支配者で、最終的に主人公の前に死霊と共に立ちはだかることとなる。
;人物
;人物
:奉仕と献身を信条とし、たったひとりの軍隊ともいうべき不屈性を持った信念の女。
:奉仕と献身を信条とし、たったひとりの軍隊ともいうべき不屈性を持った信念の女。
17行目:
19行目:
:なお落ち着いた表情で言葉を話すものの、それらの言葉はすべて「自分に向けて」の言葉であるため、意思疎通は困難である。
:なお落ち着いた表情で言葉を話すものの、それらの言葉はすべて「自分に向けて」の言葉であるため、意思疎通は困難である。
;能力
;能力
−
:素手と拳銃による白兵戦を得意とする。
+
:素手と拳銃を使用した白兵戦によって戦闘を行う。
−
:狂化スキルによる高いパラメータと「人体理解」のスキルにより、サーヴァントを含む人型存在に対して見た目以上に強く立ち回れる。
−
:また、当然ながら看護・治療なども専門分野なので、宝具と合わせて護りも得意。
== ステータス ==
== ステータス ==
37行目:
37行目:
:効果範囲内のあらゆる毒性と攻撃性は無効化される。回復効果も兼ねる。
:効果範囲内のあらゆる毒性と攻撃性は無効化される。回復効果も兼ねる。
:『Fate/Grand Order』では、敵全体の宝具威力を1ターン低下させ、味方全体の回復+弱体化解除を行う。
:『Fate/Grand Order』では、敵全体の宝具威力を1ターン低下させ、味方全体の回復+弱体化解除を行う。
−
:演出上は「巨大な白衣の看護師が現れる、大剣を振り下ろす」というものだが、見た目に反して攻撃効果はない。能力の根源が彼女の慈悲とそこから派生する苛烈さなので、仏教における明王のようなものと考えれば納得はいくが。
+
:演出上は「巨大な白衣の看護師が現れ、大剣を振り下ろす」というものだが、見た目に反して攻撃効果はない。
== 真名:ナイチンゲール ==
== 真名:ナイチンゲール ==
54行目:
54行目:
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
;[[Fate/Grand Order]]
;[[Fate/Grand Order]]
−
:バーサーカーのサーヴァントとして登場。レア度はSSR(☆5)。イラストレーターは高橋慶太郎。
+
:バーサーカーのサーヴァントとして登場。レア度はSSR(☆5)。イラストレーターは高橋慶太郎氏。
−
:「監獄塔に復讐鬼は哭く」で名前含め記憶を失くした状態で先行登場し、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|アヴェンジャー]]により「メルセデス」と名付けられる。
−
:だが彼女の正体はシャトー・ディフにおける本来の第七の「裁きの間」の支配者で、最終的に主人公の前に死霊と共に立ちはだかることとなる。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
68行目:
66行目:
;シドニー・ハーバート
;シドニー・ハーバート
:知己。クリミア戦争当時の陸軍大臣で、彼の要請によりナイチンゲールは従軍看護婦として戦場へ向かう。
:知己。クリミア戦争当時の陸軍大臣で、彼の要請によりナイチンゲールは従軍看護婦として戦場へ向かう。
−
;ジョン・ホール
−
:クリミア戦争において、ナイチンゲールが従軍した現地の軍医長官。ナイチンゲールを拒絶し冷遇する。
−
=== その他 ===
−
;[[ペイルライダー]]
−
:Fateシリーズにおいて未だ会合はないものの、彼女にとって永劫の宿敵であろう「病」そのもののサーヴァント。
−
:今後聖杯戦争において出会うことはあるのだろうか。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
99行目:
91行目:
*『Grand Order』で彼女がガチャに追加されたのは3月30日だが、偶然なのか彼女がその名を有名にしたクリミア戦争の終戦日である。
*『Grand Order』で彼女がガチャに追加されたのは3月30日だが、偶然なのか彼女がその名を有名にしたクリミア戦争の終戦日である。
*彼女の衣装は、19世紀末〜20世紀初頭にかけて(クリミア戦争当時)のイギリス陸軍のもの。このため、巌窟王のイベントでの初登場時から「彼女がナイチンゲールである」ことが一部では推測されていた。
*彼女の衣装は、19世紀末〜20世紀初頭にかけて(クリミア戦争当時)のイギリス陸軍のもの。このため、巌窟王のイベントでの初登場時から「彼女がナイチンゲールである」ことが一部では推測されていた。
−
*第5章と監獄塔の時とで性格が違いすぎるとしばしば言われるが、岩窟王が「相性の点で有効」と言っていたことから、監獄島の時もクラスはバーサーカーである(アヴェンジャーはバーサーカーからの攻撃のみ被ダメ2倍)。
+
*第5章と監獄塔の時とで性格が違いすぎるとしばしば言われるが、岩窟王が「相性の点で有効」と言っていたことから、監獄島の時もクラスはバーサーカーであると思われる(アヴェンジャーはバーサーカーからの攻撃のみ被ダメ2倍)。
−
*なお、「通常の聖杯戦争」に呼ばれた場合、確定で外れとまではいかないものの、いわゆる「[[クラス (キャスター)|芸術家キャスター]]」並みにマスターとの相性や立ち回りが要求されるサーヴァントとなる。
−
**「狂化」でスペックが底上げされているとはいえ、本来は非戦闘員で攻撃用の宝具を持っておらず、攻撃手段が'''「狂化」と「人体理解」によるごり押し'''にほぼ限定される。<br>そのため素で高いスペックや強力な宝具を持つサーヴァントとは基本的に相性が悪く、特に「人体理解」の対象にならない非人型の存在は天敵。<br>その他行動原理や狂化の性質もあって、バーサーカーであるにも関わらず「サーヴァントを前面に出して攻めていく」聖杯戦争の基本スタイルに向いているとは言い難い。
−
***戦闘型のマスターや同盟相手のサーヴァント等、良くも悪くも他の戦闘要員のサポートに徹した方が輝くサーヴァントと言える。
−
**また、マスターが何らかの身体的問題を抱えていた場合、'''真っ先にマスターが治療の対象にされる'''可能性が高い。少なくとも[[間桐雁夜|彼]]の様なタイプは確実にアウトと思われる。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==
−
;クリミア戦争
−
*黒海に面したクリミア半島が主戦場となったのでこの名称がついているが、細かい戦闘まで含めるとバルカン半島や極東のカムチャッカにまで戦火が広がった非常に大規模な戦争であった。
−
**バルカン半島の民族問題や宗教対立など、様々な利害関係が拗れた末になし崩し的に発生し、3年余りも戦乱が続いた。
−
*最終的にロシアの敗北で戦乱に一応の決着は付くものの、バルカン半島の民族問題は全く解決されず、半世紀余り後の第一次世界大戦や90年代のユーゴ内戦にまで影響を残した。
−
*なお、同時期の日本は未だに江戸幕府による鎖国体制が続いていたが、ロシア海軍のプチャーチンが開国を迫るなど、間接的に影響を及ぼした。
−
== リンク ==
== リンク ==
*[[登場人物]]
*[[登場人物]]