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401 バイト追加 、 2016年5月4日 (水) 23:36
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**『EXRTA』での発言からガウェインはサーヴァントしてAクラス(最上位級)以上と推察され、ガウェイン以上の実力者とされる彼もAクラス以上のサーヴァントなのは間違いないと思われる。一般論として上級のサーヴァントほど魔力の消費量も増加するため、如何にクラスとの相性が良くても、更に「狂化」をかけるというのは正気の沙汰ではない。
 
**『EXRTA』での発言からガウェインはサーヴァントしてAクラス(最上位級)以上と推察され、ガウェイン以上の実力者とされる彼もAクラス以上のサーヴァントなのは間違いないと思われる。一般論として上級のサーヴァントほど魔力の消費量も増加するため、如何にクラスとの相性が良くても、更に「狂化」をかけるというのは正気の沙汰ではない。
 
*「騎士は徒手にて死せず」はフェロットを倒した逸話の具現とされているが、拾った武器や他者の武器を使って危機を打開した逸話は他にも数多くある。<br>最も有名なのがギネヴィアとの密会の場に[[モードレッド]]ら13人の騎士達が踏み込んできた際、素手だったにもかかわらず騎士達の武器を奪い、返り討ちにして逃走したという逸話。もしかしたら「相手の宝具」も使えるのはこの逸話が含まれているからなのかもしれない。
 
*「騎士は徒手にて死せず」はフェロットを倒した逸話の具現とされているが、拾った武器や他者の武器を使って危機を打開した逸話は他にも数多くある。<br>最も有名なのがギネヴィアとの密会の場に[[モードレッド]]ら13人の騎士達が踏み込んできた際、素手だったにもかかわらず騎士達の武器を奪い、返り討ちにして逃走したという逸話。もしかしたら「相手の宝具」も使えるのはこの逸話が含まれているからなのかもしれない。
*「騎士は徒手にて死せず」は反則的な能力と思われがちだが、実際は手にした武器の性能に依存するため不安定であり、擬似宝具化した武器もDランク相当のため宝具同士の撃ち合いでは分が悪い。<br>劇中での活躍は相性のいいギルガメッシュおよびセイバーが相手だったことや、強力な近代兵器を宝具化できる機会に恵まれたこと、そして彼自身の技量があればこそである。
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*「騎士は徒手にて死せず」は反則的な能力と思われがちだが、実際は手にした武器の性能に依存するため不安定であり、擬似宝具化した武器もDランク相当のため宝具同士の撃ち合いでは分が悪い。<br>つまり「稀代の英雄・達人・神話生物達の戦い」が基本である聖杯戦争では相手の武器を奪うなどまず不可能であり、強い宝具を持ち込んだほうが手っ取り早いのである。<br>劇中での活躍は相性のいいギルガメッシュおよびセイバーが相手だったことや、強力な近代兵器を宝具化できる機会に恵まれたこと、そして彼自身の技量があればこそである。
 
*「騎士は徒手にて死せず」「己が栄光の為でなく」はどちらも、自身の鎧や武器が使えない状況で勝利した逸話が宝具に昇華されたもの。彼の象徴である「無毀なる湖光」と併用できないのは、この由来のためである。
 
*「騎士は徒手にて死せず」「己が栄光の為でなく」はどちらも、自身の鎧や武器が使えない状況で勝利した逸話が宝具に昇華されたもの。彼の象徴である「無毀なる湖光」と併用できないのは、この由来のためである。
 
*『アーサー王伝説』はケルト神話やキリスト教などの逸話をモチーフとして組み込んでいると言われ、ランスロットとギネヴィアのエピソードはケルト神話の『ディルムッドとグラニア』がモデルと言う説もある。<br>第四次にて、相性の悪い相手として[[ディルムッド・オディナ|ランサー]]と相見えることになったのは因縁を感じさせる。
 
*『アーサー王伝説』はケルト神話やキリスト教などの逸話をモチーフとして組み込んでいると言われ、ランスロットとギネヴィアのエピソードはケルト神話の『ディルムッドとグラニア』がモデルと言う説もある。<br>第四次にて、相性の悪い相手として[[ディルムッド・オディナ|ランサー]]と相見えることになったのは因縁を感じさせる。
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*『Fate/Zero』同人版の発売当初は四巻までランスロットの正体が伏せられていたため、真名について様々な推測がなされた。ランスロットは当然として、アルトリアへの執着からモードレッド、「ありあわせの武器を使いこなす」という特技からローラン、武器を奪って使いこなしたことから武蔵坊弁慶などが候補に挙がっていた。
 
*『Fate/Zero』同人版の発売当初は四巻までランスロットの正体が伏せられていたため、真名について様々な推測がなされた。ランスロットは当然として、アルトリアへの執着からモードレッド、「ありあわせの武器を使いこなす」という特技からローラン、武器を奪って使いこなしたことから武蔵坊弁慶などが候補に挙がっていた。
 
**アニメ版でも正体は終盤まで明かされず、EDでの絵画をモチーフにした一枚絵でもわからないようになっていた。……だが、某動画サイトでは小説版読了済みの視聴者が'''「正体は一体何スロットなんだ…」'''とコメントを連発し、実質的にネタバレになってしまっていた。後に、「何スロット」は公式までもがネタにするようになった。
 
**アニメ版でも正体は終盤まで明かされず、EDでの絵画をモチーフにした一枚絵でもわからないようになっていた。……だが、某動画サイトでは小説版読了済みの視聴者が'''「正体は一体何スロットなんだ…」'''とコメントを連発し、実質的にネタバレになってしまっていた。後に、「何スロット」は公式までもがネタにするようになった。
*名実ともに彼の切り札であるはずの『無毀なる湖光(アロンダイト)』だが、ファンからは「燃費と効果が割にあわないダメ宝具」「硬いだけの棒」「使わないほうが強そう」等などA++ランクの神造兵装としてはアレな評価を下されることがある。理由としては主に「解放した戦いでセイバーを倒しきれなかった」「常時発動な上に魔力負担が倍増する仕様」「他の宝具2つ封印する必要がある上に、能力が見た目でも成果でも分かりにくい」などが挙られている。<br>解放した唯一の戦闘相手であるセイバー自体は強力なサーヴァントではあるのだが、この時に既にバーサーカーの正体を知ったことで戦意喪失し辛うじて身を庇うことのみしか出来なかった彼女を、「竜属性を持つ英霊に追加ダメージ」という特性があってなお仕留められなかったため、狂化による強化や技量を失わない無窮の武錬を持っていることもあり、決定力に欠けるという見方がされることがある。<br>また、ただでさえ法外である狂化ランスロットの魔力負担が「最終宝具の解放に伴って倍加し」と原作地の文に書かれていることや、アロンダイトを抜いた後の戦闘中のランスロットの内心が描写されている時のタイムカウントである「03:55:51」と、雁夜と刻印虫にまだ息があり苦痛で苦しんでいる時のタイムカウント「03:52:18」から少なくとも数分以上は戦っていること、そして刻印虫を圧殺した後の「本来ならばマスター不在でも数時間は現界を存続できるはずの予備魔力を、暴走状態だったバーサーカーは、僅か十秒あまりのうちに使い尽くしてしまった」という原作地の文から、アロンダイトを抜いた後の戦闘は数分でも相当な量の魔力が消費されていたとも考察されている。<br>そして、アロンダイトの能力である全ステータス1ランクアップとST判定成功率2倍だが、単純火力に比べて「能力使用前は何が出来ず、使用後は何が出来るのか」が描写がない限り非常に分かり難い。一応「技の冴えと威力は以前の比ではない」と書かれているが、前述のように戦意喪失したセイバーも防戦一方ながら数分以上凌ぐことが出来たため、好評価に見られることはまず無く、宝具2つを封印することで解放される仕様から宝具の組み合わせによる妄想の余地も無くなっている。<br>公式側からzeroにあけるアロンダイトを抜いた後の戦闘におけるフォローなどは無いため、ファンでは「魔剣化して弱体化している」「セイバークラスならビームが出せた」「とき☆めきには勝てなかった」「雁夜が悪い」「王を本気で虐めてただけで本気で殺す気はなかった」など本気なのか冗談なのか判別が難しい擁護気味の推測や考察がされることもある。
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*名実ともに彼の切り札であるはずの『無毀なる湖光(アロンダイト)』だが、ファンからは「燃費と効果が割にあわないダメ宝具」「硬いだけの棒」「使わないほうが強そう」等などA++ランクの神造兵装としてはアレな評価を下されることがある。理由としては主に「解放した戦いでセイバーを倒しきれなかった」「常時発動な上に魔力負担が倍増する仕様」「他の宝具2つ封印する必要がある上に、能力が見た目でも成果でも分かりにくい」などが挙られている。<br>解放した唯一の戦闘相手であるセイバー自体は強力なサーヴァントではあるのだが、この時に既にバーサーカーの正体を知ったことで戦意喪失し辛うじて身を庇うことのみしか出来なかった彼女を、「竜属性を持つ英霊に追加ダメージ」という特性があってなお仕留められなかったため、狂化による強化や技量を失わない無窮の武錬を持っていることもあり、決定力に欠けるという見方がされることがある。<br>また、ただでさえ法外である狂化ランスロットの魔力負担が「最終宝具の解放に伴って倍加し」と原作地の文に書かれていることや、アロンダイトを抜いた後の戦闘中のランスロットの内心が描写されている時のタイムカウントである「03:55:51」と、雁夜と刻印虫にまだ息があり苦痛で苦しんでいる時のタイムカウント「03:52:18」から少なくとも数分以上は戦っていること、そして刻印虫を圧殺した後の「本来ならばマスター不在でも数時間は現界を存続できるはずの予備魔力を、暴走状態だったバーサーカーは、僅か十秒あまりのうちに使い尽くしてしまった」という原作地の文から、アロンダイトを抜いた後の戦闘は数分でも相当な量の魔力が消費されていたとも考察されている。<br>そして、アロンダイトの能力である全ステータス1ランクアップとST判定成功率2倍だが、単純火力に比べて「能力使用前は何が出来ず、使用後は何が出来るのか」が描写がない限り非常に分かり難い。一応「技の冴えと威力は以前の比ではない」と書かれているが、前述のように戦意喪失したセイバーも防戦一方ながら数分以上凌ぐことが出来たため「鉄柱その他で善戦できた相手が戦意喪失してるのに覚醒モードで手間取るのか」と好評価に見られることはまず無く、宝具2つを封印することで解放される仕様から宝具の組み合わせによる妄想の余地も無くなっている。<br>公式側からzeroにあけるアロンダイトを抜いた後の戦闘におけるフォローなどは無いため、ファンの間は「魔剣化して弱体化している」「セイバークラスならビームが出せた」「とき☆めきには勝てなかった」「雁夜が悪い」「王を本気で虐めてただけで本気で殺す気はなかった」「青セイバーは精神的に虐めてこそ光るキャラだから」など擁護なのか揶揄なのか判別し難い推測や考察がされることもある。
**……などと冗談交じりに言われていたが、Fate/GOに実装された彼の宝具はまさかの「騎士は徒手にて死なず」。しかもどこからか突然上記のZeroで使用したガトリングガンJM15A1を取り出し、敵陣を掃射するというトンデモ技へと変貌していた。<br>更に実装当初は霊基再臨第三段階のセイントグラフにおいてアロンダイトを携えているにもかかわらず実際に振り回すのは初登場時に振るった鉄柱のままという点がさらにネタにされた。これは後にアップデートにて解消されたが、宝具の方は変化しないため今度は「自身の最終宝具を放り出してガトリングガン掃射」というそれでいいのかと突っ込まざるを得ない事態が発生。アロンダイトはもう泣いていい。一応、ムック本の参戦予定サーヴァントの中にランスロットと思しきセイバークラスのサーヴァントが確認できるため、希望は潰えていない。アロンダイトがその真なる雄姿を我々の前に見せ名誉挽回することを切に願うばかりである
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**……などと冗談交じりに言われていたが、Fate/GOに実装された彼の宝具はまさかの「騎士は徒手にて死なず」。しかもどこからか突然上記のZeroで使用したガトリングガンJM15A1を取り出し、敵陣を掃射するというトンデモ技へと変貌していた。<br>更に実装当初は霊基再臨第三段階のセイントグラフにおいてアロンダイトを携えているにもかかわらず実際に振り回すのは初登場時に振るった鉄柱のままという点がさらにネタにされた。これは後にアップデートにて解消されたが、宝具の方は変化しないため今度は「自身の最終宝具を放り出してガトリングガン掃射」というそれでいいのかと突っ込まざるを得ない事態が発生。公式が狂化してどうする。<br>一応、ムック本の参戦予定サーヴァントの中にランスロットと思しきセイバークラスのサーヴァントが確認できるため、希望は潰えていない。アロンダイトがその真なる雄姿を我々の前に見せ名誉挽回することを切に願うばかりである
 
*アニメ版『Fate/Zero』の第一期EDで生前を描いた一枚絵、モチーフはおそらくアリフレッド・テニスンの詩『国王牧歌』の挿絵『湖の乙女は幼少期のランスロットを誘拐する』(George Wooliscroft Rhead, & Louis Rhead画)。第一期では真名が明かされないため背景の踏襲のみに留め、ランスロットは後姿になっている。
 
*アニメ版『Fate/Zero』の第一期EDで生前を描いた一枚絵、モチーフはおそらくアリフレッド・テニスンの詩『国王牧歌』の挿絵『湖の乙女は幼少期のランスロットを誘拐する』(George Wooliscroft Rhead, & Louis Rhead画)。第一期では真名が明かされないため背景の踏襲のみに留め、ランスロットは後姿になっている。
  
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