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| :本来なら対抗する立ち位置にある歴代のアメリカ大統領は自分たちが全員顕現しても勝てないと悟り、力を一人に集約させる為に最高の知名度を持つエジソンを選んだ結果、現在の姿になった模様。 | | :本来なら対抗する立ち位置にある歴代のアメリカ大統領は自分たちが全員顕現しても勝てないと悟り、力を一人に集約させる為に最高の知名度を持つエジソンを選んだ結果、現在の姿になった模様。 |
| :当初は「数で押す」ケルト側への対抗意識から、過酷な労働と大量生産に基づいた戦略をとっており、人理を修正するつもりもなかった。 | | :当初は「数で押す」ケルト側への対抗意識から、過酷な労働と大量生産に基づいた戦略をとっており、人理を修正するつもりもなかった。 |
− | :最終的にはナイチンゲールと主人公たちに諭され、協力して無事にケルトを討ち果たし、人理を修正した。 | + | :最終的には[[ナイチンゲール]]と[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちに諭され、協力して無事にケルトを討ち果たし、人理を修正した。 |
| ;人物 | | ;人物 |
| :威風堂々として非常に尊大な性格。 | | :威風堂々として非常に尊大な性格。 |
| :常に前向きで暑苦しく、一度や二度の失敗ではへこたれない。 | | :常に前向きで暑苦しく、一度や二度の失敗ではへこたれない。 |
| :若干ワーカホリック気味なところがあり、一日二十時間の労働を心がけていて、マスターにもそれを要求してくるほど。 | | :若干ワーカホリック気味なところがあり、一日二十時間の労働を心がけていて、マスターにもそれを要求してくるほど。 |
− | :とにかく我が強く、生前とは似ても似つかない風貌であるにも関わらず、知り合いからは早急に「エジソンである」と看破されてしまうレベル。 | + | :とにかく我が強く、生前とは似ても似つかない風貌であるにも関わらず、知り合いからは早々に「エジソンである」と看破されてしまうレベル。 |
| :エレナから指摘されていた通り、割とナイーブな性格。作中では後に復活すれども非常に落ち込んでいる描写が多く存在する。 | | :エレナから指摘されていた通り、割とナイーブな性格。作中では後に復活すれども非常に落ち込んでいる描写が多く存在する。 |
− | :非常に頑固な性分でもあり、生前の関係や5章の暴走等軋轢を生む原因にもなり得るが、一方で自らの非を指摘されたら素直に認める度量も持ち合わせている。 | + | :非常に頑固な性分でもあり、生前の関係や第五章の暴走等軋轢を生む原因にもなり得るが、一方で自らの非を指摘されたら素直に認める度量も持ち合わせている。 |
| :独り言癖があり、廊下から部屋の中まで聞こえるほどうるさい。エレナからも注意されているが、治る気配はない。 | | :独り言癖があり、廊下から部屋の中まで聞こえるほどうるさい。エレナからも注意されているが、治る気配はない。 |
| ;能力 | | ;能力 |
| :世界有数の知名度を誇るが、その新しさ故にサーヴァントとしての力量はやや劣る。『[[Fate/Grand Order]]』ではそれを補強するため、アメリカという国家を支えた歴代大統領が「エジソン」という概念を補強する一種の礼装として扱われた。 | | :世界有数の知名度を誇るが、その新しさ故にサーヴァントとしての力量はやや劣る。『[[Fate/Grand Order]]』ではそれを補強するため、アメリカという国家を支えた歴代大統領が「エジソン」という概念を補強する一種の礼装として扱われた。 |
− | :筋骨隆々とした肉体で白兵戦を行うこともあるが、筋力はあまり高くない。 | + | :キャスタークラスではあるが魔術はまったく使用せず、主に電気の放出、自分の発明品の利用によって戦う。また筋骨隆々とした肉体で白兵戦を行うこともあるが、筋力はあまり高くない。 |
− | :素手で殴ったり、電気を放ったりして戦う。 | + | :斬新な発明をするよりも、先達の発明をより普及に適した形に再構築するという点において極めて優れており、まったく無関係の人物同士の宝具概念を繋ぎ合わせて新しい宝具を創造してしまうほど。 |
− | :キャスタークラスではあるが魔術はまったく使用せず、もっぱら自分の発明品を利用して戦う。 | + | :第五章作中では高度な魔術システムによる理論が使われているというカルデアの通信システムを自ら再現し乗っ取った。しかも先に電気で再現できないか発言していたので恐らく科学的要素だけで再現した可能性が高い。 |
− | :史実同様に斬新な発明よりも、先達の発明をより普及に適した形に再構築する……という点において極めて優れており、まったく無関係の人物同士の宝具概念を繋ぎ合わせて新しい宝具を創造してしまうほど。
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− | :5章作中では高度な魔術システムによる理論が使われているというカルデアの通信システムを自ら再現し乗っ取った。しかも先に電気で再現できないか発言していたので恐らく科学的要素だけで再現した可能性が高い。
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| :幸運を除けばEランクかEXしかない極端なステータスであるが、これは特殊な召喚状況であるためで、実質的な能力はD~Eランクである。クラススキルも「D」相当のEXランクである。 | | :幸運を除けばEランクかEXしかない極端なステータスであるが、これは特殊な召喚状況であるためで、実質的な能力はD~Eランクである。クラススキルも「D」相当のEXランクである。 |
| :最新の英霊である上に、それが歴代大統領によって補強されているため、ステータス表示に若干の混乱が見られるようだ。 | | :最新の英霊である上に、それが歴代大統領によって補強されているため、ステータス表示に若干の混乱が見られるようだ。 |
| + | :第五章では未遂に終わったが、超人薬を使用することで雷音強化(ブーステッド)を行い、トーマス・マズダ・エジソンに変身することができるらしい。 |
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| :ランク:EX<br>種別:対民宝具 | | :ランク:EX<br>種別:対民宝具 |
| :彼の三大発明である「電球・蓄音機・映写機」による幻想支配宝具。 | | :彼の三大発明である「電球・蓄音機・映写機」による幻想支配宝具。 |
− | :闇を照らし、ありのままの音を写し取り、現実をありのままに映し出すことによる世界信仰強奪。正確には、「元からあったものを彼が強奪した」という扱い。 | + | :闇を照らし、ありのままの音を写し取り、現実をありのままに映し出すことによる世界信仰強奪。 |
− | :隠されていたからこそ意味を持っていたものを暴きたて、エネルギーでは計れないものを零に固定し、民衆からの信仰を「存在しない」と無へと貶める。 | + | :隠されていたからこそ意味を持っていたものを暴きたて、エネルギーでは計れないものを零に固定し、民衆からの信仰を「存在しない」と無へと貶める。正確には、「元からあったものを彼が強奪した」という扱い。 |
| + | :また、この宝具は暴走させることで自爆することが可能。 |
| :『Fate/Grand Order』では、敵全体にダメージを与えつつ、クリティカル発生率をダウンさせ、宝具・スキル発動を1ターン封印する。 | | :『Fate/Grand Order』では、敵全体にダメージを与えつつ、クリティカル発生率をダウンさせ、宝具・スキル発動を1ターン封印する。 |
| :ビジュアルは「二十○紀FOX」そっくりのEDISONロゴの上でポーズを決め、光ですべてを照らし出すという色々な意味で危険な代物。 | | :ビジュアルは「二十○紀FOX」そっくりのEDISONロゴの上でポーズを決め、光ですべてを照らし出すという色々な意味で危険な代物。 |
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| == 真名:トーマス・エジソン == | | == 真名:トーマス・エジソン == |
| + | トーマス・アルバ・エジソン。19世紀に生まれた人間としては世界有数の知名度を誇るアメリカ出身の発明家。<br> |
| + | 現代の日常を形成する多くの製品の礎にはエジソンの発明が存在しており、彼の業績を改めてここに書く必要はないだろう。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
− | :キャスターのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはpako氏。 | + | :キャスターのサーヴァントとして参戦。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはpako氏。 |
| + | :メインシナリオでは第五章に登場する。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| === Fate/Grand Order === | | === Fate/Grand Order === |
| ;[[ニコラ・テスラ]] | | ;[[ニコラ・テスラ]] |
− | :同時代の発明家。生前から「電流戦争」に代表される確執があり、終生のライバル、宿敵、出くわせば殴り合いが起こるサーヴァント。嫌いなものとして名指しで挙げるほど。 | + | :同時代の発明家。終生のライバル、宿敵であり、嫌いなものとして名指しで挙げるほど。 |
| + | :ベルやバベッジとは節度を保った付き合いを心がけているというエジソンだがなぜかテスラだけは常に例外で、出くわせば殴り合いが起こるという。 |
| :同じカルデアに居る場合、一も二もなく喧嘩を売りに行こうとする。 | | :同じカルデアに居る場合、一も二もなく喧嘩を売りに行こうとする。 |
− | :節度を保った付き合いをしているベルやバベッジとは違い、テスラだけは例外である。
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| ;[[チャールズ・バベッジ]] | | ;[[チャールズ・バベッジ]] |
− | :同時代の発明家。[[ニコラ・テスラ]]とは違い、節度を保った付き合いを心がけている。 | + | :同時代の発明家。テスラを相手にした場合とは違い、エジソンは彼とは節度を保った付き合いを心がけている。 |
| :しかし彼の宝具によって創造されるヘルタースケルターの技術は容赦なくパクッた上、「蒸気より電気」という考えで改造して機械化歩兵にしている。 | | :しかし彼の宝具によって創造されるヘルタースケルターの技術は容赦なくパクッた上、「蒸気より電気」という考えで改造して機械化歩兵にしている。 |
| :第五章では、「破産するまでは負けじゃない」とモールス信号を送ってきた。 | | :第五章では、「破産するまでは負けじゃない」とモールス信号を送ってきた。 |
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| ;[[カルナ]] | | ;[[カルナ]] |
| :第五章で仲間として共に戦っていた。最初はエジソンがカルナに協力を請うた事で従っていたが、後にエジソンが改心した後は真に友人関係にもなった。 | | :第五章で仲間として共に戦っていた。最初はエジソンがカルナに協力を請うた事で従っていたが、後にエジソンが改心した後は真に友人関係にもなった。 |
| + | :彼によるとエジソンはドゥリーヨダナに似ているらしい。 |
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| ;[[メディア]]、[[クー・フーリン]] | | ;[[メディア]]、[[クー・フーリン]] |
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| === 生前 === | | === 生前 === |
| ;グラハム・ベル | | ;グラハム・ベル |
− | :同時代の発明家。 | + | :同時代の発明家。エジソンも認める天才性の持ち主。 |
− | :電話の発明と特許を巡って争った間柄のはずだが、それなりに節度を持った付き合いを心がけているとか。 | + | :テスラを相手にした場合とは違い、エジソンは彼とは節度を保った付き合いを心がけているらしく、エジソンは「天才たちをうまく使ってこその社長」と述べている。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *型月では[[アンリマユ]]の役で知られる寺島拓篤氏がFGOで演じた最初の実装サーヴァント。卑屈で皮肉屋でそれでいて繊細なアンリマユから一転、この筋肉ムキムキの電球ライオン獣人を演じたことは型月フリークの間で「これでアンリマユもFGO実装が近いかもしれない」もあれど、「寺島さんイメージ変わり過ぎ」という驚きの声も上がった。 | + | *筋力のステータスはこの風貌で「E」。本来ただの発明家であることやクラスがキャスターであることを考えれば仕方ないかもしれないが筋肉はハリボテである。 |
− | *この風貌でステータスによると筋力は「E」。まあ本来ただの発明家であり、クラスもキャスターである為、ストーリー中の理由による英霊としてのブーストがかかっているにしても筋肉はハリボテである。 | + | *エジソンの生前の異名の一つに「メンロパークの魔術師」というものがある。キャスタークラスとして召喚された由来はこの異名なのかもしれない。 |
− | *エジソンの生前の異名の一つが、「メンロパークの魔術師」で、キャスタークラスとして召喚されるにふさわしい。 | + | *頭部がライオンとなっているが、これは第五章においてケルトの軍勢に対抗する為に取った非常措置としてエジソンを選んだ大統領の礼装の影響によるものであり、恐らく通常の聖杯戦争で召喚された場合はこの通りの姿である可能性は低い。 |
− | *大統領の概念礼装であるが、これは5章において全大統領がケルトの軍勢に対抗する為に取った非常措置としてエジソンが選ばれたのであり、恐らく通常に聖杯戦争で召喚されていたとしてもこの通りの姿である可能性は低い。
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
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| :しかしながら、当時の時勢や会社を守るという観点を鑑みれば、これらの措置が必要なことであったのもまた間違いなく、現在でも行われている特許に関する抗争の先駆けといえ、エジソンの経営者としての優秀さが伺える。 | | :しかしながら、当時の時勢や会社を守るという観点を鑑みれば、これらの措置が必要なことであったのもまた間違いなく、現在でも行われている特許に関する抗争の先駆けといえ、エジソンの経営者としての優秀さが伺える。 |
| :一方、会社の規模が大きくなると、彼の強烈な個性やワンマン気質が仇となった。現在でも世界有数の大企業であるゼネラル・エレクトリック社は創業者の一人がエジソンなのだが、彼は他の経営者と確執を起こして役員に降格させられたり、名前を会社名から外されるなどの屈辱を味わっている。親友の自動車王フォードも、エジソンは経営者としては一流ではないと言っている。 | | :一方、会社の規模が大きくなると、彼の強烈な個性やワンマン気質が仇となった。現在でも世界有数の大企業であるゼネラル・エレクトリック社は創業者の一人がエジソンなのだが、彼は他の経営者と確執を起こして役員に降格させられたり、名前を会社名から外されるなどの屈辱を味わっている。親友の自動車王フォードも、エジソンは経営者としては一流ではないと言っている。 |
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− | ;大統領達について
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− | :第二章のローマ皇帝ラッシュや、第三章の海賊ラッシュ、第四章の碩学ラッシュに続いて、アメリカが舞台ということもありユーザーの多くは「大統領サーヴァントラッシュが来るのではないか」と予想していた。実際のところ蓋を開けてみれば彼らはエジソンに力を集結して貸していたというだけであった。
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− | :作中では時代通りなら初代合衆国大統領になっていた人物ことジョージ・ワシントンは既にケルトの軍勢に殺されたらしく、出番自体は名前のみに終わっている。
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− | :何分現在の超大国でありその首脳ともなればデリケートで登場させにくかった為のこのシナリオかもしれない。
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