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;略歴
 
;略歴
 
:『Fate/Grand Order』イベント「星の三蔵ちゃん 天竺に行く」にて登場。  
 
:『Fate/Grand Order』イベント「星の三蔵ちゃん 天竺に行く」にて登場。  
:「西遊記」の世界にアンサモンされた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が五行の山の麓にある巨大な石に閉じ込められた所を助け、[[ダビデ]]や[[李書文]]、[[呂布奉先]]と共に経典を集める旅に出る。
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:『西遊記』の世界にアンサモンされた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が五行の山の麓にある巨大な石に閉じ込められた所を助け、[[ダビデ]]や[[李書文]]、[[呂布奉先]]と共に経典を集める旅に出る。
 
:牛魔王にたどり着いたものの、そこで今まで集めていた経典は自らの悟りの記憶を封じたものである事を聞かされる。 そして全ての経典を集め終えた事で旅は終わりだと告げられるが、彼女はそれを拒絶し、牛魔王を退けた。
 
:牛魔王にたどり着いたものの、そこで今まで集めていた経典は自らの悟りの記憶を封じたものである事を聞かされる。 そして全ての経典を集め終えた事で旅は終わりだと告げられるが、彼女はそれを拒絶し、牛魔王を退けた。
;性格
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;人物
 
:何事も「御仏の加護」と好意的に捉える程プラス思考を持っているが、かなり勢い任せで無鉄砲なところかがあり、酷い目にあうこともしばしば。
 
:何事も「御仏の加護」と好意的に捉える程プラス思考を持っているが、かなり勢い任せで無鉄砲なところかがあり、酷い目にあうこともしばしば。
 
:また、妖怪に対しては一貫して命は取らなくとも容赦なく懲らしめているが、悪事カウントゼロなら若干過激なお仕置き(スクワット1万回or般若心経1万回写経)程度と幾分か有情だったりする。  
 
:また、妖怪に対しては一貫して命は取らなくとも容赦なく懲らしめているが、悪事カウントゼロなら若干過激なお仕置き(スクワット1万回or般若心経1万回写経)程度と幾分か有情だったりする。  
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;能力
 
;能力
 
:「魔術師」のクラスだが、戦闘では錫杖を棒、鍬、月牙铲に変化させて戦う。
 
:「魔術師」のクラスだが、戦闘では錫杖を棒、鍬、月牙铲に変化させて戦う。
:修業によって火の上を自在に渡ることができる能力を得ているが、高熱や煙を防ぐことはできない。
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:修業によって火の上を自在に渡ることができる能力を得ているが、高熱や煙を防ぐことはできないため、火焔山を渡ろうとした際は入滅(死亡)しかけた。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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:人間はおろか、サーヴァントとしても迂闊に近づけず、それを乗り越えるには鉄扇公主の持つ芭蕉扇で炎をかき消す必要がある。
 
:人間はおろか、サーヴァントとしても迂闊に近づけず、それを乗り越えるには鉄扇公主の持つ芭蕉扇で炎をかき消す必要がある。
 
;成仏得脱
 
;成仏得脱
:『西遊記』の物語において彼女は、取経の旅の功績と大義により釈迦如来より仏に成る記別を与えられ、旃檀功徳仏になったとされている。『Grand Order』でも霊基再臨4段階目の「おかげで私は旃檀功徳に近づけました」というセリフに名称が登場する。
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:『西遊記』の物語において彼女は、取経の旅の功績と大義により釈迦如来より仏に成る記別を与えられ、旃檀功徳仏になったとされている。『Grand Order』でも設定上明言はされていないが霊基再臨4段階目の「おかげで私は旃檀功徳に近づけました」というセリフに名称が登場する。
 
:成仏得脱し「仏は人の衰亡に関わる事はない」「人の滅びも宇宙の循環の一つ」として理解している玄奘は、それに干渉することを良しとしていない。
 
:成仏得脱し「仏は人の衰亡に関わる事はない」「人の滅びも宇宙の循環の一つ」として理解している玄奘は、それに干渉することを良しとしていない。
 
:本来なら召喚に応じてサーヴァントとして現界することはないが、『Fate/Grand Order』では人としての意識と記憶が、人理焼却という未曾有の事態を捨て置くことが出来なかったため、召喚に応じた。
 
:本来なら召喚に応じてサーヴァントとして現界することはないが、『Fate/Grand Order』では人としての意識と記憶が、人理焼却という未曾有の事態を捨て置くことが出来なかったため、召喚に応じた。
:そして主人公 (Grand Order)がアンサモンされた「西遊記」の世界は、彼女のジレンマによって生み出されたモノであり、「仏」として召喚に応じることなく世界を傍観するか、「人」として召喚に応え、世界を救うかを決めるためのモノだった。
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:そして主人公がアンサモンされた『西遊記』の世界は、彼女のジレンマによって生み出されたモノであり、「仏」として召喚に応じることなく世界を傍観するか、「人」として召喚に応え、世界を救うかを決めるためのモノだった。
 
;大唐西域記
 
;大唐西域記
:天竺から帰国した玄奘が、時の皇帝大宗の命令で著した地誌。「西遊記」の原典の一つで、旅先で立ち寄った国々の風俗や習慣、政情などが子細に記録されている。
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:天竺から帰国した玄奘が、時の皇帝大宗の命令で著した地誌。『西遊記』の原典の一つで、旅先で立ち寄った国々の風俗や習慣、政情などが子細に記録されている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:マスターであり、一番弟子。彼(彼女)からは三蔵ちゃんと言われることがあるが、同時に大切な人でもある。
 
:マスターであり、一番弟子。彼(彼女)からは三蔵ちゃんと言われることがあるが、同時に大切な人でもある。
 
;[[哪吒]]
 
;[[哪吒]]
:「西遊記」で出会った宝具人間。謎めいた言葉を掛けるが・・・
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:『西遊記』で出会った宝具人間。御仏の使者、あるいは三蔵自身が御仏の姿を探る為のレンズとして召喚された存在。
;[[セイヴァー]]
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;[[覚者]]
:生前の弟子にして敬う御仏、釈迦如来。天竺で経を渡し仏に至らせた後も五行山・釈迦如来掌等で力を貸す等彼女を悩む静かに見守る。
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:前世の師にして敬う御仏、釈迦如来。天竺で経を渡し仏に至らせた後も五行山・釈迦如来掌等で力を貸す等彼女を悩む静かに見守る。
    
===生前===
 
===生前===
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*通常攻撃を行う際「Buster」では鍬、「Arts」では棒、「Quick」では月牙铲らしき武器を使用するが、これは『西遊記』における弟子たち猪八戒、沙悟浄、孫悟空らの武器の形状と一致している。また「Extra Attack」では、それらに加えて光の輪で相手をしめつけるような孫悟空の頭に嵌めた緊箍児を思わせる攻撃を行う。
 
*通常攻撃を行う際「Buster」では鍬、「Arts」では棒、「Quick」では月牙铲らしき武器を使用するが、これは『西遊記』における弟子たち猪八戒、沙悟浄、孫悟空らの武器の形状と一致している。また「Extra Attack」では、それらに加えて光の輪で相手をしめつけるような孫悟空の頭に嵌めた緊箍児を思わせる攻撃を行う。
 
*連打から掌底で吹き飛ばし、岩山に激突させて砕き、宝具名のカットインという一連の宝具演出が、『スーパーロボット大戦』シリーズのヤルダバオトの「真覇剛掌閃」に酷似していると一部では言われている。
 
*連打から掌底で吹き飛ばし、岩山に激突させて砕き、宝具名のカットインという一連の宝具演出が、『スーパーロボット大戦』シリーズのヤルダバオトの「真覇剛掌閃」に酷似していると一部では言われている。
*おなじみ女性化英霊……ではあるのだが、彼女に限っては他の女性化英霊と話が違ってくる。日本における西遊記をもとにした創作での三蔵法師は「設定上男性であっても女性が演じる」「完全な女性キャラクターとして扱う」といった具合に、何かしらの形で女性化されたり女性要素が付加されたりするのが定番であり、史実・原典通りに完全な男性として描かれることの方がむしろ少数派という状態になっている。今回の女性化もそのセオリーに則っただけと捉えることもできる。
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*おなじみ女性化英霊……ではあるのだが、彼女に限っては他の女性化英霊と話が違ってくる。日本における『西遊記』をもとにした創作での三蔵法師は「設定上男性であっても女性が演じる」「完全な女性キャラクターとして扱う」といった具合に、何かしらの形で女性化されたり女性要素が付加されたりするものも多い。今回の女性化もそのセオリーに則っただけと捉えることもできる。。
 
*ビキニ水着の上に布地の少ない袈裟のようなものを纏っただけという、僧侶としてはかなり露出の多い格好をしているが本人は「如来様から賜った大切な袈裟」と語っている。また、本人が言うには、この袈裟には火や熱を防ぐような効果もあるらしい。
 
*ビキニ水着の上に布地の少ない袈裟のようなものを纏っただけという、僧侶としてはかなり露出の多い格好をしているが本人は「如来様から賜った大切な袈裟」と語っている。また、本人が言うには、この袈裟には火や熱を防ぐような効果もあるらしい。
 
**三蔵法師の袈裟にまつわる逸話だと「錦襴の袈裟」と「九環の錫杖」の逸話がある。この袈裟と錫杖はかの観音菩薩が如来から預かったモノであり、これは天竺へ狂を取りに行く者に渡す為の装備であった。この袈裟が巡り巡って玄奘三蔵の元に送られそれがきっかけで玄奘三蔵は天竺へ旅立つこととなる。
 
**三蔵法師の袈裟にまつわる逸話だと「錦襴の袈裟」と「九環の錫杖」の逸話がある。この袈裟と錫杖はかの観音菩薩が如来から預かったモノであり、これは天竺へ狂を取りに行く者に渡す為の装備であった。この袈裟が巡り巡って玄奘三蔵の元に送られそれがきっかけで玄奘三蔵は天竺へ旅立つこととなる。
**ちなみにその錦襴の袈裟のが持つ力としては、身につけて斎戒を守れば淪落を免れ、地獄に堕ちず、虎狼の禍を除けるという。先述の熱や火を防ぐ効果などからあのビキニは錦襴の袈裟、あるいはそれをモチーフにしていると思われる。ちなみにこの袈裟は余りにも素晴らしい袈裟だったためか他の僧侶にこの袈裟を盗まれるトラブルも西遊記で語られているのだが…。
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**ちなみにその錦襴の袈裟が持つ力としては、身につけて斎戒を守れば淪落を免れ、地獄に堕ちず、虎狼の禍を除けるという。先述の熱や火を防ぐ効果などからあの服装は錦襴の袈裟、あるいはそれをモチーフにしていると思われる。ちなみにこの袈裟は余りにも素晴らしい袈裟だったためか他の僧侶にこの袈裟を盗まれるトラブルも『西遊記』で語られているのだが…。
 
*絆Lv.1で開放される彼女のフレーバーテキストは実装翌日に変更されている。変更前のテキストは「子母河の水なんてもー絶対飲まないわ!」というもの。「子母河の水」とは『西遊記』に登場する飲めば男女に関係なく妊娠するという水で、いわば彼女の妊娠(とその後の堕胎)を思わせるテキストだった。
 
*絆Lv.1で開放される彼女のフレーバーテキストは実装翌日に変更されている。変更前のテキストは「子母河の水なんてもー絶対飲まないわ!」というもの。「子母河の水」とは『西遊記』に登場する飲めば男女に関係なく妊娠するという水で、いわば彼女の妊娠(とその後の堕胎)を思わせるテキストだった。
 
*『[[コハエース]]』にて、彼女の弟子である孫悟空が[[琥珀]]考案のランサークラスのサーヴァントとして登場したことは既知であるが、即没にされたあちらの孫悟空の設定その他は、どの程度正式な「孫悟空という存在」として生きているのかはいまだ不明。
 
*『[[コハエース]]』にて、彼女の弟子である孫悟空が[[琥珀]]考案のランサークラスのサーヴァントとして登場したことは既知であるが、即没にされたあちらの孫悟空の設定その他は、どの程度正式な「孫悟空という存在」として生きているのかはいまだ不明。
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