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| : 本来両刃の斧であるラブリュスを分割した片刃の二丁の斧で戦う。 | | : 本来両刃の斧であるラブリュスを分割した片刃の二丁の斧で戦う。 |
| : 彼が封じ込められていた迷宮を具現化するEXランクの宝具を所持している他、さらに島一つ分に影響を及ぼせるだけの結界を張ることもできるが、この結界はデミ・サーヴァントである[[マシュ・キリエライト|マシュ]]なら突破できる程度のものらしい。 | | : 彼が封じ込められていた迷宮を具現化するEXランクの宝具を所持している他、さらに島一つ分に影響を及ぼせるだけの結界を張ることもできるが、この結界はデミ・サーヴァントである[[マシュ・キリエライト|マシュ]]なら突破できる程度のものらしい。 |
− | : 筋力は他のサーヴァント全てと比較しても桁外れており、重傷を負ったボロボロの体で船底に穴の開いた「黄金の鹿号」を背負って岸まで泳いだり、宝具を用いずに正面から[[ヘラクレス]]を一度なりとも打倒する等、文字通り化け物じみている。 | + | : 筋力は他のサーヴァント全てと比較しても桁外れており、極厚の刃を持つ超重量の斧を羽のように軽々と振り回し、重傷を負ったボロボロの体で船底に穴の開いた「黄金の鹿号」を背負って岸まで泳いだり、宝具を用いずに正面から[[ヘラクレス]]を一度なりとも打倒する等、文字通り化け物じみている。 |
| : ヘラクレスと同ランクの狂化Bを保有しているが、たどたどしいながらも言語を喋り、会話による正確な意思疎通が可能。 | | : ヘラクレスと同ランクの狂化Bを保有しているが、たどたどしいながらも言語を喋り、会話による正確な意思疎通が可能。 |
| : なによりも、彼をミノタウロスという怪物ではなくアステリオスという人間として扱うマスターには全霊を以て応え決して裏切らないため、他のバーサーカーよりは遥かに御しやすい。 | | : なによりも、彼をミノタウロスという怪物ではなくアステリオスという人間として扱うマスターには全霊を以て応え決して裏切らないため、他のバーサーカーよりは遥かに御しやすい。 |
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| == 真名:アステリオス == | | == 真名:アステリオス == |
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− | :アステリオス──「雷光」を意味する「本当の名前」を与えられたこの怪物(えいゆう)が、その名で呼ばれることはほとんどなかった。<br>ミノス王の牛を意味する「異名」が世界的に知られていたからだ。その名こそが――ミノタウロス。 | + | :アステリオス。「雷光」を意味する「本当の名前」を与えられたこの怪物(えいゆう)が、その名で呼ばれることはほとんどなかった。<br>ミノス王の牛を意味する「異名」が世界的に知られていたからだ。その名こそが――ミノタウロス。 |
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− | :彼は、クレタ島を支配するミノス王の妻であるパシパエが牡牛との間に産んだ、牛頭人身の怪物。生まれついての魔獣・反英霊。<br>彼の扱いに困り果てたミノスが彼を封じ込める為の場として高名な工匠ダイダロスに建造を命じた。そう「決して出られぬ迷宮」――ラビリンスを。 | + | :彼は、クレタ島を支配するミノス王の妻であるパシパエが雄牛との間に産んだ、生まれついての魔獣・反英霊。人と牛の間に佇む『牛頭人身』の怪物。<br>その巨躯と怪力、頭蓋から伸びた角と、何より不義の子である事実に困り果てたミノスは、それを隠すために侍女を皆殺しにし、残った『彼』を封じ込める為の場として高名な工匠ダイダロスに建造を命じた。<br>そう「決して出られぬ迷宮」――ラビリンスを。 |
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| + | :迷宮に閉じ込められたアステリオスは、ミノス王に命じられるまま、何も知らない子供を殺していったが、生贄にされた彼らはで既に人としての権利を剥奪された。<br>まるで生きること自体が罪で、進んでその身を捧げる事が自然の摂理であるように。 |
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− | :アステリオスは、ミノス王に命じられるまま、何も知らない子供を殺していったが、ラビリンスに忍び込んだテセウスに倒されてしまった。<br>生まれついての怪物(アステリオス)は生まれついての英雄(テセウス)に倒される事が宿命られたからだ。 | + | :その噂を聞きつけ、ラビリンスに忍び込んだテセウスに倒されてしまった。<br>生まれついての怪物(アステリオス)は生まれついての英雄(テセウス)に倒される事が宿命(さだめ)られたからだ。 |
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| :たとえ彼の本質が邪悪ではなかったとしてもその所業が悪である以上、罰を受けることは必然だったからだ。<br>たとえ、闇しかない陰鬱な迷宮ではなく、光のもとにある涼やかな自然の風を、豊かな森を求めていたとしても。 | | :たとえ彼の本質が邪悪ではなかったとしてもその所業が悪である以上、罰を受けることは必然だったからだ。<br>たとえ、闇しかない陰鬱な迷宮ではなく、光のもとにある涼やかな自然の風を、豊かな森を求めていたとしても。 |
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| : アステリオスに名前を与えたことは彼が気まぐれで見せた唯一の人間らしさであり、彼がアステリオスに与えた唯一のものである。 | | : アステリオスに名前を与えたことは彼が気まぐれで見せた唯一の人間らしさであり、彼がアステリオスに与えた唯一のものである。 |
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| + | ; パシパエ |
| + | : 実母。過酷な出産に耐え切れずに命を落とした。 |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ;「まよえ……さまよえ……しね!」 | | ;「まよえ……さまよえ……しね!」 |