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== 真名:武蔵坊弁慶 ==
== 真名:武蔵坊弁慶 ==
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むさしぼうべんけい。源義経と共に活躍した、日本において最も有名な槍兵。<br>
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:むさしぼうべんけい。源義経と共に活躍した、日本において最も有名な槍兵。<br>現代に至るまでも、歌舞伎や浄瑠璃など幅広い物語で愛されている。<br>弁慶の仁王立ち、弁慶の泣き所など現在に伝わっている故事も多い。
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現代に至るまでも、歌舞伎や浄瑠璃など幅広い物語で愛されている。<br>
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弁慶の仁王立ち、弁慶の泣き所など現在に伝わっている故事も多い。
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豪胆にして忠実、最強の大男。赤子の頃においてもその生まれから鬼の子と噂されている。<br>
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:豪胆にして忠実、最強の大男。赤子の頃においてもその生まれから鬼の子と噂され、鬼若と呼ばれていた。<br>薙刀を振るえば、たちまち雑兵の体が吹き飛び、吼え立てれば餓えた狼とて逃げ回る。<br>後に主君となった源義経と共に数多の戦を戦い抜き、最後の最後まで雄々しく、立ち往生して散った。
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薙刀を振るえば、たちまち雑兵の体が吹き飛び、吼え立てれば餓えた狼とて逃げ回る。<br>
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後に主君となった源義経と共に数多の戦を戦い抜き、最後の最後まで雄々しく、立ち往生して散った。
===関連===
===関連===
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==常陸坊海尊==
==常陸坊海尊==
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「'''自分とは違うのだ。違うが、こうして弁慶を名乗った以上は、誰にも弱いなどと言わせない'''」<br>
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::「'''自分とは違うのだ。違うが、こうして弁慶を名乗った以上は、誰にも弱いなどと言わせない'''」<br>「'''それが臆病風に吹かれた自分の、せめてもの償いだろう'''」
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「'''それが臆病風に吹かれた自分の、せめてもの償いだろう'''」
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ひたちぼうかいそん。槍兵のサーヴァント「武蔵坊弁慶」の正体。<br>
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彼も義経の郎党であったが、義経主従が最期を遂げた戦いで怯懦の余り逃げ出してしまう。<br>
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そのことを深く恥じた彼は、義経と弁慶の物語の語り手として、日本を旅して回るのだった。
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こうして、常陸坊海尊は「武蔵坊弁慶」となり、弁慶の勇名を永遠にしようと、彼を演じ続けている。<br>
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それこそ口がある限り、彼は永遠に語り続けるのだろう――――。
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:ひたちぼうかいそん。槍兵のサーヴァント「武蔵坊弁慶」の正体。<br>彼も義経の郎党であったが、義経主従が最期を遂げた戦いで怯懦の余り逃げ出してしまう。<br>そのことを深く恥じた彼は、義経と弁慶の物語の語り手として、日本を旅して回るのだった。
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:こうして、常陸坊海尊は「武蔵坊弁慶」となり、弁慶の勇名を永遠にしようと、彼を演じ続けている。<br>それこそ口がある限り、彼は永遠に語り続けるのだろう――――。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==