差分

174 バイト追加 、 2013年8月31日 (土) 00:14
編集の要約なし
32行目: 32行目:  
: ランク:EX<br> 種別:対軍宝具<br> レンジ:1〜99<br> 最大捕捉:1000人
 
: ランク:EX<br> 種別:対軍宝具<br> レンジ:1〜99<br> 最大捕捉:1000人
 
: 由来:マケドニアの重装騎兵戦士団。
 
: 由来:マケドニアの重装騎兵戦士団。
: 召喚の[[固有結界]]。ライダーの切り札。展開されるのは、晴れ渡る蒼穹に熱風吹き抜ける広大な荒野と大砂漠。障害となるものが何もない地形に敵を引きずりこみ、彼が生前率いた近衛兵団を独立サーヴァントとして召喚して、師団規模の兵団で蹂躙する。彼自身は魔術師では無いが、彼の仲間たち全員が心象風景を共有し、全員で術を維持するため固有結界の展開が可能になっている。<br>要は、生前のイスカンダル軍団を丸ごと召喚・復活させる固有結界。そこには彼の生前の愛馬、ブケファラスも含まれる。時空すら越える臣下との絆が宝具にまで昇華された、彼の王道の象徴。彼の持つカリスマ性の具現の最たるものであると評されており召喚される中にはBランク相当のカリスマを持つものも数人いるらしい。<br>召喚された臣下は全て英霊として召喚されたサーヴァントであるためそれぞれの個体は強力で、中にはライダー本人よりも強い者がいるという。コレは彼は個人として武勇を立てた英雄ではなく軍団として活躍した英雄であるという点が大きいという。<br>軍勢は全員がランクE-の「単独行動」スキルを持つためマスター不在でも戦闘可能。なお、聖杯戦争のルールに従って召喚されているわけではないので、クラスは持っていない。また、彼の能力の限界として、臣下が自身の伝説で有しているはずの宝具までは具現化させることはできない。<br>一度発動してしまえば結界の維持は軍勢全員の魔力を使って行われるため、展開中の魔力消費は少なく済む。ただし、最初に彼が『英霊の座』にいる軍勢に一斉号令をかける必要があるため、維持は簡単でも展開そのものに多大な魔力を喰う。<br>また、軍勢の総数が減るに従って負担が激増していき、過半数を失えば強制的に結界は崩壊する。<br>本来、世界からの抑止力があるため固有結界の中にしか軍勢は召喚・展開できないが、一騎程度であれば結界外での召喚や派遣も可能。劇中では英霊馬ブケファラスや伝令役としてミトリネスが結界の外にも現れている。
+
: 召喚の[[固有結界]]。ライダーの切り札。<br>展開されるのは、晴れ渡る蒼穹に熱風吹き抜ける広大な荒野と大砂漠。障害となるものが何もない地形に敵を引きずりこみ、彼が生前率いた近衛兵団を独立サーヴァントとして召喚して、数万の軍勢で蹂躙する。<br>彼自身は魔術師ではないが、彼の仲間たち全員が心象風景を共有し、全員で術を維持するため固有結界の展開が可能となっている。要は、生前のイスカンダル軍団を丸ごと召喚・復活させる固有結界。時空すら越える臣下との絆が宝具にまで昇華された、彼の王道の象徴。<br>征服王イスカンダルの持つカリスマ性を最大限に具現化したものであり、召喚される中にはライダー本人よりも武力に優れた者や、一国の王としてBランク相当のカリスマを具える者も複数いるらしい。これは彼が生前、個人として武勲を立てた英雄ではなく、軍勢を指揮して戦った英雄であることに由来する。<br>召喚された臣下はそれぞれ英霊として座にあるサーヴァントであり、全員がランクE-の「単独行動」スキルを持つためマスター不在でも戦闘可能。なお、聖杯戦争のルールに従って召喚されているわけではないのでクラスは持っていない。また、ライダーの能力の限界として、臣下が自身の伝説で有しているはずの宝具までは具現化させることはできない。<br>一度発動してしまえば結界の維持は軍勢全員の魔力を使って行われるため、展開中の魔力消費は少なく済む。ただし、最初に彼が『英霊の座』にいる軍勢に一斉号令をかける必要があるため、維持は簡単でも展開そのものに多大な魔力を喰う。また、軍勢の総数が減るに従って負担が激増していき、過半数を失えば強制的に結界は崩壊する。<br>本来、世界からの抑止力があるため固有結界の中にしか軍勢は召喚・展開できないが、一騎程度であれば結界外での召喚や派遣も可能。劇中では英霊馬ブケファラスや伝令役としてミトリネスが結界の外にも現れている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
130行目: 130行目:  
:
 
:
 
*「イスカンダル」はアラビア語・ペルシャ語での呼び名。正しくは「アリスカンダル (Aliskandar)」なのだが、アラビア語では定冠詞に「al」を使うため(「アルジャジーラ」や「アルカイーダ」の「アル」)、「アル・イスカンダル (Al-Iskandar)」と勘違いされたことからこの呼び名が生まれた。<br>「アレキサンダー」や「アレクサンドロス」が西洋圏ではありふれた名前なのに対し、この呼び名はその由来から「ただ一人の英雄」を指すため、真名に採用されたと思われる。
 
*「イスカンダル」はアラビア語・ペルシャ語での呼び名。正しくは「アリスカンダル (Aliskandar)」なのだが、アラビア語では定冠詞に「al」を使うため(「アルジャジーラ」や「アルカイーダ」の「アル」)、「アル・イスカンダル (Al-Iskandar)」と勘違いされたことからこの呼び名が生まれた。<br>「アレキサンダー」や「アレクサンドロス」が西洋圏ではありふれた名前なのに対し、この呼び名はその由来から「ただ一人の英雄」を指すため、真名に採用されたと思われる。
 +
**ちなみにどの程度ありふれているのかというと、イスカンダル(アレクサンドロスIII世)の父方の伯父、母方の叔父、彼の死後産まれた息子、甥(異母妹の子)がみなアレクサンドロスである。
 
*父方のマケドニア王家は[[バーサーカー|ヘラクレス]]を先祖とし、母方のエペイロス王家は[[ライダー (Apocrypha・赤)|アキレウス]]を先祖としていた。<br>さらにゼウスへの供物であった「神威の車輪」を手に入れたことでゼウスの子孫と語られるようになり、本人もそう信じていたとされる。「神性」スキルを持つのはこのためである。
 
*父方のマケドニア王家は[[バーサーカー|ヘラクレス]]を先祖とし、母方のエペイロス王家は[[ライダー (Apocrypha・赤)|アキレウス]]を先祖としていた。<br>さらにゼウスへの供物であった「神威の車輪」を手に入れたことでゼウスの子孫と語られるようになり、本人もそう信じていたとされる。「神性」スキルを持つのはこのためである。
 
**史実において先祖とされるヘラクレスについて敬意を払っていたのか獅子の皮を被り、彼のコスプレをしていたという逸話を持つ。アキレウスについても同様のようで、作中においてアキレウスが主人公の叙事詩「イリアス」を短い間に何度も読み直し、肌身離さず持ち歩いていた。
 
**史実において先祖とされるヘラクレスについて敬意を払っていたのか獅子の皮を被り、彼のコスプレをしていたという逸話を持つ。アキレウスについても同様のようで、作中においてアキレウスが主人公の叙事詩「イリアス」を短い間に何度も読み直し、肌身離さず持ち歩いていた。
匿名利用者