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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : ワラキア公国の王であり、当時最強の軍事力を誇っていたオスマン帝国の侵攻を幾たびも退けた大英雄。 | + | : 『Apocrypha』ではユグドミレニアの頭首であるダーニックによって召喚され、黒の陣営の首領となる。[[魔術協会]]への宣戦布告として、ユグドミレニア討伐に派遣された熟練の魔術師50人を僅か30秒で全滅させる。 |
− | : ユグドミレニアの頭首であるダーニックによって召喚され、黒の陣営の首領となる。[[魔術協会]]への宣戦布告として、ユグドミレニア討伐に派遣された熟練の魔術師50人を僅か30秒で全滅させる。
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| : [[スパルタクス|赤のバーサーカー]]襲撃の際も、圧倒的な力で叛逆の英雄を捻じ伏せ、幸先良く配下にすることに成功した。だが直後に起きた、[[ジークフリート|セイバー]]脱落という予想外のハプニングによって大きな衝撃を受け、先行きに暗雲が漂い始める。 | | : [[スパルタクス|赤のバーサーカー]]襲撃の際も、圧倒的な力で叛逆の英雄を捻じ伏せ、幸先良く配下にすることに成功した。だが直後に起きた、[[ジークフリート|セイバー]]脱落という予想外のハプニングによって大きな衝撃を受け、先行きに暗雲が漂い始める。 |
| : 赤の陣営との決戦では先陣を切り、[[カルナ|赤のランサー]]と対峙し、最大限の知名度補正と地の利を生かして戦うが、地力の差から押され気味となる。そして空中庭園に戦場が変わり、領土から得る補正を失った彼はもはや赤のランサーの敵ではなく、圧倒され死を覚悟するまでに追い込まれた。 | | : 赤の陣営との決戦では先陣を切り、[[カルナ|赤のランサー]]と対峙し、最大限の知名度補正と地の利を生かして戦うが、地力の差から押され気味となる。そして空中庭園に戦場が変わり、領土から得る補正を失った彼はもはや赤のランサーの敵ではなく、圧倒され死を覚悟するまでに追い込まれた。 |
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| * 属性:混沌・悪 | | * 属性:混沌・悪 |
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− | 『[[Fate/Grand Order]]』では「[[クラス (バーサーカー)|狂戦士]]」のクラスで参戦。レア度は最高位のSSR(☆5)。本来はランサーとして召喚されるヴラド三世が極めて稀な確率でバーサーカーとして召喚された存在。 | + | 『[[Fate/Grand Order]]』では「[[クラス (バーサーカー)|狂戦士]]」のクラスで参戦。 |
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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : 吸血鬼ドラキュラ、その不名誉を拭うためにヴラド三世はランサーとしての召喚に応じ、聖杯戦争を戦う。だが、極稀にバーサーカーとして召喚されることがある。 | + | : 『Fate/Grand Order』第一章では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]によって「狂化」を付与されたバーサーク・サーヴァントとして、AD.1431年のフランスに召喚される。 |
| + | : 同じく吸血鬼仲間であるカーミラとコンビで動くシーンが多く、更に二人して召喚主を快く思っていない。そして召喚主の思惑に反し、二人とも戦いの終盤まで生き残っていた。 |
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| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : バーサーカーとして召喚された影響か、元の記憶と自身が忌み嫌う「吸血鬼ドラキュラ」としての記憶が混在しており、ランサーの頃にあった気品は消えている。 | + | : バーサーカーとして召喚された影響か、元の記憶と自身が忌み嫌う「吸血鬼ドラキュラ」としての記憶が混在しており、吸血鬼として振る舞っている。 |
− | : 吸血鬼という存在と扱われる自分を否定するために戦うランサー時とは全く異なり、吸血鬼として振る舞っているが、それ自体を肯定したわけではなく、この姿で召喚したことに怒りを感じている。 | + | : とはいえ、この姿で召喚したことに怒りを感じており、「ドラキュラ」の名を言いかけたマシュを睨みつけている場面がある。 |
− | : それ故に、自身を「破綻している」存在と自覚しており、狂化のランクは規格外のEX。会話こそ通じるが、吸血鬼としての一面を持っており、余程のマスターでない限り、ヴラド三世はいつしかマスターの血を啜ることになる。 | + | : ランサーにあった時の気品は消えているとマテリアルに記述されているが、むしろ吸血鬼という存在と扱われる自分を否定するために戦うランサー時と比べて落ち着いている節がある。 |
| + | : 国を護る身として、祭りの重要性を理解しており、また、道化であれとやると決めたら全力で物事に取り組む。 |
| + | : 狂化のランクは規格外のEX。会話こそ通じるが、吸血鬼としての一面を持っており、余程のマスターでない限り、ヴラド三世はいつしかマスターの血を啜ることになる。 |
| : 編み物が趣味という一面を持ち、自分の手で一度は仕上げたいという願望を持っているが、己の立場上、それを成し得ていない。 | | : 編み物が趣味という一面を持ち、自分の手で一度は仕上げたいという願望を持っているが、己の立場上、それを成し得ていない。 |
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| == 真名:ヴラド三世 == | | == 真名:ヴラド三世 == |
| + | : ヴラド三世。ワラキア公国の王であり、当時最強の軍事力を誇っていたオスマン帝国の侵攻を幾たびも退けた大英雄。 |
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| + | : 吸血鬼ドラキュラ、その不名誉を拭うためにヴラド三世はランサーとしての召喚に応じ、聖杯戦争を戦う。<br>だが、極稀な確率で「吸血鬼ドラキュラ」としての側面を持つバーサーカーとして召喚されることがある。 |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ; [[Fate/Apocrypha]] | | ; [[Fate/Apocrypha]] |
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| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
| : バーサーカーとして参戦。レア度は最高位のSSR(☆5)。イラストレーターは前田浩孝氏。 | | : バーサーカーとして参戦。レア度は最高位のSSR(☆5)。イラストレーターは前田浩孝氏。 |
− | : ストーリーでは第一章において、竜の魔女の召喚したバーサーク・サーヴァント軍団の中の一人として登場。 | + | : 第一章で登場した際、ゲームシステム上ではバーサーカーであり、実際に戦闘するときももちろんバーサーカー扱いなのだが、ストーリーの上では「ランサーとして召喚されたヴラド公に狂化を付与した」扱いである。 |
− | : 同じく吸血鬼仲間であるカーミラとコンビで動くシーンが多く、更に二人して召喚主を快く思っていない。そして召喚主の思惑に反し、二人とも戦いの終盤まで生き残っていた。
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− | : ちなみに、ゲームシステム上ではバーサーカーであり、実際に戦闘するときももちろんバーサーカー扱いなのだが、ストーリーの上では「ランサーとして召喚されたヴラド公に狂化を付与した」扱いである。
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| : 他のバーサーク・サーヴァントの面々とは異なった扱いに戸惑ったユーザーも少なくないとか。 | | : 他のバーサーク・サーヴァントの面々とは異なった扱いに戸惑ったユーザーも少なくないとか。 |
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| ; [[エリザベート=バートリー]] | | ; [[エリザベート=バートリー]] |
| : 上と同一人物だが「同病相憐れむ」「善悪や欲や夢ではなく己の楽しさに耽溺する」と、打って変わって幼子を見守るような対応である。 | | : 上と同一人物だが「同病相憐れむ」「善悪や欲や夢ではなく己の楽しさに耽溺する」と、打って変わって幼子を見守るような対応である。 |
− | | + | ; [[清姫]] |
| + | : 同じバーサーカー。「淑やかさでは右に出るものはない」と自称する彼女に対し、「余も貴様も共に破綻している」と投げかける。 |
| === その他 === | | === その他 === |
| ; [[ヴラド三世 (EXTRA)]] | | ; [[ヴラド三世 (EXTRA)]] |