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:アーラシュ。古代ペルシャにおける伝説の大英雄。<br>西アジアでの神代最後の王とも呼ばれるマヌーチェフル王の戦士として、六十年に渡るペルシャ・トゥルク間の戦争を終結させた。両国の民に平穏と安寧を与えた救世の勇者。
 
:アーラシュ。古代ペルシャにおける伝説の大英雄。<br>西アジアでの神代最後の王とも呼ばれるマヌーチェフル王の戦士として、六十年に渡るペルシャ・トゥルク間の戦争を終結させた。両国の民に平穏と安寧を与えた救世の勇者。
 
   
 
   
:異名はアーラシュ・カマンガー。英語表記すればアーラシュ・ザ・アーチャー。<br>アジア世界に於いて弓兵とはすなわち平穏をもたらせしアーラシュをこそ指し示す。現代でも彼は西アジアの人々に愛されている。
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:異名はアーラシュ・カマンガー。英語表記すればアーラシュ・ザ・アーチャー。<br>アジア世界に於いて弓兵とはすなわち平穏をもたらせしアーラシュをこそ指し示す。現代でも彼は西アジアの人々に広く敬われ、愛されている。<br>その名と偉業は複数の伝説に刻まれ、時には歌として唄われる。
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:伝説において、アーラシュは究極の一矢によってペルシャとトゥランの両国に「国境」を作り、大地を割った。その射程距離、実に2500km。人ならざる絶技と引き換えに、彼は五体四散して命を失ったという――<br>これより後の人の世に、神代の如き大いなる力は悉く不要である――そう、彼自身が望み願ったままに。
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:伝説において、アーラシュはダマーヴァンド山の頂上に立ち、究極の一矢によってペルシャとトゥランの両国に「国境」を作り、大地を割った。<br>その矢は最も速き流星より疾く、その射程距離、実に2500km。人ならざる絶技と引き換えに、彼は五体四散して命を失ったという――<br>ジェイフン川の向こう側が、新たな境界となり、両国はその川の周りに平和を築いた。これより後の人の世に、神代の如き大いなる力は悉く不要である――そう、彼自身が望み願ったままに。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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