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; 略歴
 
; 略歴
: 古代ペルシャにおける伝説の大英雄。西アジアにおける神代最後の王とも呼ばれるマヌーチェフル王に仕える最強の勇士であり、六十年に渡るペルシャ・トゥルク間の戦争を終結させ、両国の民に平穏と安寧を与えた救世の勇者。
   
: 奥多摩の山中にて[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]と遭遇。後にセイバー・[[ブリュンヒルデ|ランサー]]と同盟を組み[[オジマンディアス|ライダー]]と戦うものの、宝具の使用と引き換えに命を落とすこととなる。
 
: 奥多摩の山中にて[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]と遭遇。後にセイバー・[[ブリュンヒルデ|ランサー]]と同盟を組み[[オジマンディアス|ライダー]]と戦うものの、宝具の使用と引き換えに命を落とすこととなる。
 
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== 真名:アーラシュ ==
 
== 真名:アーラシュ ==
古代ペルシャにおける伝説の大英雄。西アジアでの神代最後の王とも呼ばれるマヌーチェフル王の戦士として、六十年に渡るペルシャ・トゥルク間の戦争を終結させた。両国の民に平穏と安寧を与えた救世の勇者。
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:アーラシュ。古代ペルシャにおける伝説の大英雄。西アジアでの神代最後の王とも呼ばれるマヌーチェフル王の戦士として、六十年に渡るペルシャ・トゥルク間の戦争を終結させた救世の勇者。
 
   
 
   
異名はアーラシュ・カマンガー。英語表記すればアーラシュ・ザ・アーチャー。アジア世界に於いて弓兵とはすなわち平穏をもたらせしアーラシュをこそ指し示し、現代でも彼は西アジアの人々に広く敬われ、愛されている。伝説において、その名と偉業は複数の伝説に刻まれ、時には歌として唄われる。
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:異名はアーラシュ・カマンガー。英語表記すればアーラシュ・ザ・アーチャー。アジア世界に於いて弓兵とはすなわち、両国の民に平穏と安寧をもたらせしアーラシュをこそ指し示し、現代でも彼は西アジアの人々に広く敬われ、愛されている。伝説において、その名と偉業は複数の伝説に刻まれ、時には歌として唄われる。
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彼はこの目で見える者達全てを、地上の人間を、世界を救おうと、ソレを為そうと、竜殺しの末裔である王の下で一人戦い続けた。何せ、彼はヒト以上の力を持った故に、肩を並べられる相手も、仲間もいなかった。だから彼は最後まで孤独を選んだ。人間を守るために。
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:彼はこの目で見える者達全てを、地上の人間を、世界を救おうと、ソレを為そうと、竜殺しの末裔である王の下で一人戦い続けた。何せ、彼はヒト以上の力を持った故に、肩を並べられる相手も、仲間もいなかった。だから彼は最後まで孤独を選んだ。人間を守るために。
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何十年も続いた戦争により、ペルシャとトゥランはすっかり疲弊しきり、殺し合いを誰も望んでいなかった。それを終わらせるために、アーラシュはダマーヴァンド山の頂上に立ち、究極の一矢によってペルシャとトゥランの両国に「国境」を作り、大地を割った。その矢は最も速き流星より疾く、その射程距離、実に2500km。人ならざる絶技と引き換えに、彼は五体四散して命を失ったという――。
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:何十年も続いた戦争により、ペルシャとトゥランはすっかり疲弊しきり、殺し合いを誰も望んでいなかった。それを終わらせるために、アーラシュはダマーヴァンド山の頂上に立ち、究極の一矢によってペルシャとトゥランの両国に「国境」を作り、大地を割った。その矢は最も速き流星より疾く、その射程距離、実に2500km。人ならざる絶技と引き換えに、彼は五体四散して命を失ったという――。
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ジェイフン川の向こう側が、新たな境界となり、両国はその川の周りに平和を築いた。
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:ジェイフン川の向こう側が、新たな境界となり、両国はその川の周りに平和を築いた。
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これより後の人の世に、神代の如き大いなる力は悉く不要である――そう、彼自身が望み願ったままに。
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:これより後の人の世に、神代の如き大いなる力は悉く不要である――そう、彼自身が望み願ったままに。
    
===関連===
 
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