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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : 真名はソロモン。旧約聖書に登場する、古代イスラエルの王。
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| : 人理焼却を実行した本作の黒幕であり、『Fate/Grand Order』メインストーリー第四章の最終幕で姿を現す。 | | : 人理焼却を実行した本作の黒幕であり、『Fate/Grand Order』メインストーリー第四章の最終幕で姿を現す。 |
| : 本人にとっては戯れに等しい戦いで絶大な力を主人公らに見せつけ、七つの人理焼却を全て防げればカルデアを自らの解決すべき案件と認めると告げ、その場を去っていった。 | | : 本人にとっては戯れに等しい戦いで絶大な力を主人公らに見せつけ、七つの人理焼却を全て防げればカルデアを自らの解決すべき案件と認めると告げ、その場を去っていった。 |
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| : だがそのたった一度の気まぐれによって行われた姑息な罠は、使用する尖兵として巌窟王 エドモン・ダンテスを選択してしまったために失敗、主人公は生き残ることとなる。 | | : だがそのたった一度の気まぐれによって行われた姑息な罠は、使用する尖兵として巌窟王 エドモン・ダンテスを選択してしまったために失敗、主人公は生き残ることとなる。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 第三章までに登場した魔神柱の名称などから暗示されていたが、第四章最終幕で遂にその姿を現す。 | + | : 傲慢で残忍な振る舞いを見せ、「人類は自身の愉しみのために消費されるのが救い」とまで言ってのける一方で主人公に思わせぶりな忠告をする、マシュと同化した英霊に何らかの気づきを見せて興味を示す等の意味深な言動を見せていた。 |
− | : 傲慢で残忍な振る舞いを見せ、「人類は自身の愉しみのために消費されるのが救い」とまで言ってのける。 | + | <!--:その言動の不安定さは、複数の属性を持ちすぎているソロモンが乱雑な者が語りかければ粗野に、賢明な者が語りかければ真摯に、残忍な者には残忍に、穏やかな者には穏やかに応える鏡のような性質を持つからだとシャーロック・ホームズは推測している。つまり第四章におけるソロモンの性格はモードレッドが乱暴でアンデルセンが意地悪だったからそうなっていたということ。--> |
− | : その一方で主人公に思わせぶりな忠告をする、マシュと同化した英霊に何らかの気づきを見せて興味を示す等の意味深な言動を見せていた。
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| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 「神にも匹敵する」と形容されるほどの魔力を持ち、存在するだけで領域を圧し潰すほどの力場が発生し、カルデアからの干渉をほとんど遮断してしまうほど。 | | : 「神にも匹敵する」と形容されるほどの魔力を持ち、存在するだけで領域を圧し潰すほどの力場が発生し、カルデアからの干渉をほとんど遮断してしまうほど。 |
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| : 冬木の聖杯戦争における英霊召喚システムの前身、すなわち本来の「世界を救うための決戦術式」としての英霊召喚により呼び出される英霊であるため、他のサーヴァントより一段階上の規格を持つ。 | | : 冬木の聖杯戦争における英霊召喚システムの前身、すなわち本来の「世界を救うための決戦術式」としての英霊召喚により呼び出される英霊であるため、他のサーヴァントより一段階上の規格を持つ。 |
| : これにより呼び出されたサーヴァントは例えるなら通常のサーヴァントが「人」に対する英霊であるのと比較し、「世界」に対する英霊と称されるほどの器・権能の差があるという。 | | : これにより呼び出されたサーヴァントは例えるなら通常のサーヴァントが「人」に対する英霊であるのと比較し、「世界」に対する英霊と称されるほどの器・権能の差があるという。 |
− | : 他にも、視線を合わせるだけで魂が縛られる、真名を口にした者は呪詛にかかってしまう等の力を持っている。 | + | : 他にも、視線を合わせるだけで魂が縛られる、真名を口にする<!--、姿を絵に描く-->だけで呪詛にかかってしまう等の力を持っている。 |
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| ; 「そうだ。よくぞその真実に辿り着いた!」<br />「我こそは王の中の王、キャスターの中のキャスター! 故にこう讃えるがよい!」<br /> 「―――グランドキャスター、魔術王ソロモンと!」 | | ; 「そうだ。よくぞその真実に辿り着いた!」<br />「我こそは王の中の王、キャスターの中のキャスター! 故にこう讃えるがよい!」<br /> 「―――グランドキャスター、魔術王ソロモンと!」 |
− | : 第四章で自身の在り方を的確に見抜いた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|作家]]を称え、自身の格を高らかに謳う。 | + | : 第四章で自身の在り方を的確に見抜いた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]を称え、自身の格を高らかに謳う。 |
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| ;「―――さて。では褒美だ、受け取れ即興詩人。五体を百に分け、念入りに燃やしてやろう。」 | | ;「―――さて。では褒美だ、受け取れ即興詩人。五体を百に分け、念入りに燃やしてやろう。」 |
− | :第四章で自分の正体を見抜いた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|即興詩人]]に対する台詞。自らの正体を見抜いた褒美がこれとは酷い。 | + | :第四章で自分の正体を見抜いた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]]に対する台詞。自らの正体を見抜いた褒美がこれとは酷い。 |
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| ;「凡百のサーヴァントよ。所詮、貴様等は生者に喚ばれなければ何もできぬ道具。」<br />「私のように真の自由性は持ち得ていない。どうあがこうと及ばない壁を理解したか?」 | | ;「凡百のサーヴァントよ。所詮、貴様等は生者に喚ばれなければ何もできぬ道具。」<br />「私のように真の自由性は持ち得ていない。どうあがこうと及ばない壁を理解したか?」 |
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| * ファンタジーの界隈では余りに有名で、七十二柱もの魔神を束ね、父親であるダビデが成せなかった大神殿を築いた破格の王。ソロモンと彼の眷属達に纏わる逸話は数え切れないほど存在し、'''父親より遥かに聖杯戦争に映える英霊'''とファンからは囁かれていた。 | | * ファンタジーの界隈では余りに有名で、七十二柱もの魔神を束ね、父親であるダビデが成せなかった大神殿を築いた破格の王。ソロモンと彼の眷属達に纏わる逸話は数え切れないほど存在し、'''父親より遥かに聖杯戦争に映える英霊'''とファンからは囁かれていた。 |
| : タイプムーンの世界でも、公式で言及された『魔術の王とされ、彼の死後加速度的に神代の神秘が失われ、西暦を迎えて完全に神代が終了した』という重要な転換点としての設定や、[[メレム・ソロモン]]の名の元となった人物であることなどからその存在には少なくない注目が集まっており、それ故に黒幕と思しき登場はファンに衝撃を与えた。 | | : タイプムーンの世界でも、公式で言及された『魔術の王とされ、彼の死後加速度的に神代の神秘が失われ、西暦を迎えて完全に神代が終了した』という重要な転換点としての設定や、[[メレム・ソロモン]]の名の元となった人物であることなどからその存在には少なくない注目が集まっており、それ故に黒幕と思しき登場はファンに衝撃を与えた。 |
− | *[[スカサハ]]は、ソロモンが行った人理焼却は「命だけでなく死すらも灼き尽くす偉業なもの」と評している。 | + | *[[スカサハ]]は、ソロモンが行った人理焼却は「命だけでなく死すらも灼き尽くす"偉業"」と評している。 |
| :というのも「真っ当な滅亡」ならば死が溢れるものであり、煉獄、冥界、その他諸々あらゆる魂の行き先で溢れるが、「人理焼却による滅亡」は死ぬことなく消滅し、「死にすら置いて行かれた残骸」と化してしまう。 | | :というのも「真っ当な滅亡」ならば死が溢れるものであり、煉獄、冥界、その他諸々あらゆる魂の行き先で溢れるが、「人理焼却による滅亡」は死ぬことなく消滅し、「死にすら置いて行かれた残骸」と化してしまう。 |
| :また、人の使う奇蹟には魔術、儀式、秘蹟、呪いがあり、さらにその上に神々が持っているとされている権能があるが、人理焼却はそれらに全て当てはまらない。故に「偉業」「世界を滅ぼすための権能を超える人の業」である。 | | :また、人の使う奇蹟には魔術、儀式、秘蹟、呪いがあり、さらにその上に神々が持っているとされている権能があるが、人理焼却はそれらに全て当てはまらない。故に「偉業」「世界を滅ぼすための権能を超える人の業」である。 |
− | <!-- | + | <!--:シャーロック・ホームズはソロモンが人理焼却を行った理由を、彼の未来を見通す千里眼を持ってしても2016年以降の未来を見通すことが出来なかった、つまり未来は元から存在していなかったのではないかと考察している。 |
− | :人理焼却を成し、実行し続けているのは、ソロモンの手で過去の古代メソポタミアに送られている第七の聖杯であり、それを修復しない限りは人理焼却は行われる。
| + | *人理焼却を成し、実行し続けているのは、ソロモンの手で過去の古代メソポタミアに送られている第七の聖杯であり、それを修復しない限りは人理焼却は行われる。 |
| :ソロモンの拠城となる「神殿」も正しい時間軸には存在せず、ソロモンの座標を示すのは第七の聖杯のみとなっている。 | | :ソロモンの拠城となる「神殿」も正しい時間軸には存在せず、ソロモンの座標を示すのは第七の聖杯のみとなっている。 |
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