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== 真名:ハサン・サッバーハ ==
 
== 真名:ハサン・サッバーハ ==
 
:[[ハサン・サッバーハ]]。イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の一人、「呪腕のハサン」の異名をとる暗殺者。<br>ハサン・サッバーハという「名」は個人のものではなく、教団の教主に代々襲名されてきたもの。<br>複数いる「ハサン・サッバーハ」を継承した暗殺者の内の1人が彼であり、暗殺者という出自から「反英雄」に分類される。
 
:[[ハサン・サッバーハ]]。イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の一人、「呪腕のハサン」の異名をとる暗殺者。<br>ハサン・サッバーハという「名」は個人のものではなく、教団の教主に代々襲名されてきたもの。<br>複数いる「ハサン・サッバーハ」を継承した暗殺者の内の1人が彼であり、暗殺者という出自から「反英雄」に分類される。
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:山の翁はその代の暗殺者達の頂点がなるもの。彼は万事をそれなりにこなせるものの、誰にも真似できない「特筆すべきもの」がない平凡な暗殺者だった。<br>だが生あるが故の焦りか、何としても山の翁の名を求めた。己を偉大なる者、優れた者として名を残したかった。<br>その手段として己の体を犠牲にし、魔神の右腕を己に写した。
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::''自分に才能がなければ、特別な力を持つモノを自分の体にすればよい、と。''
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:<!--功名心から村を捨て山の翁への道に歩み、-->「ハサン・サッバーハ」を襲名するにあたり、それまであった彼個人としてのものは全て捨てさられた。―――<!--本来の名である「ハナム」や、-->自らの顔すらも。<br>彼は聖杯に望みを託した。己の顔を取り戻し、オリジナルのハサン・サッバーハとして永遠に名を残すこと。
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:彼は<!--人としての名である「ハナム」や村を、恋しい女を-->自らの顔を捨てて山の翁への道に歩み、「ハサン・サッバーハ」を襲名した。<br>…その結果が、それまであったもの全てを捨てさられ、誰でもない何者かに成り果てるなど思いもしないまま。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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