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| ;能力 | | ;能力 |
− | :生粋の鬼種だけあってか、アサシンでありながらステータス値は高い。
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| :生前の最期の逸話から高ランクの「戦闘続行」スキルを持ち、瀕死の状態でも丑御前に一撃を与え、苦戦していた主人公達に活路を見出すチャンスを作り出した。 | | :生前の最期の逸話から高ランクの「戦闘続行」スキルを持ち、瀕死の状態でも丑御前に一撃を与え、苦戦していた主人公達に活路を見出すチャンスを作り出した。 |
− | :茨木と同様に高ランクの「鬼種の魔」スキルを持っており、見た目に反してかなりの怪力。具体的には、[[坂田金時]]と打ち合えるほどのもの。 | + | :茨木と同様に高ランクの「鬼種の魔」スキルを持っており、見た目に反してかなりの高ステータス。具体的には、[[坂田金時]]と打ち合えるほどのもの。 |
− | :魔力放出も使えるようだが、彼女の場合は茨木と違い、戦闘においては「水」の属性を思わせるエフェクトとなっている。おそらくは彼女の出生に関係しているのだろう。 | + | :またスキル「果実の酒気」の効果により声音や吐息に蕩けるような果実の酒気が香り、視線だけでも対象を泥酔させる。魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち思考が蕩けてしまうとのこと。実際、「鬼哭酔夢魔京 羅生門」では、一般人である京人が泥酔し、狂人と化していた。主人公は一応は魔術師なので、このスキルの影響は受けない模様。 |
− | :なお、「鬼種の魔」スキルについては、[[茨木童子]]のページを参照。
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− | :「果実の酒気」というユニークスキルも持っている。声音や吐息に蕩けるような果実の酒気が香り、視線だけでも対象を泥酔させるというもの。魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち思考が蕩けてしまうとのこと。実際、「鬼哭酔夢魔京 羅生門」では、一般人である京人が泥酔し、狂人と化していた。主人公は一応は魔術師なので、このスキルの影響は受けない模様。
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| : 詳細不明。 | | : 詳細不明。 |
| : 『Fate/Grand Order』では、敵全体にダメージを与え、攻撃力・防御力・宝具威力・クリティカル発生率・弱点耐性を全て下げ、スキル封印と毒を付与するというステータスダウンてんこ盛りな効果になっている。 | | : 『Fate/Grand Order』では、敵全体にダメージを与え、攻撃力・防御力・宝具威力・クリティカル発生率・弱点耐性を全て下げ、スキル封印と毒を付与するというステータスダウンてんこ盛りな効果になっている。 |
− | :演出としては盃から湧き出す毒酒を地面にそそぎ、酒に触れた相手にダメージと状態異常を付与。その光景を盃に映し溶かして飲み干す、というもの。なお自分も飲むが、少なくとも『Grand Order』ではデメリットは無い。 | + | :演出としては盃から湧き出す毒酒を地面にそそぎ、酒に触れた相手にダメージと状態異常を付与。その光景を盃に映し溶かして飲み干す、というもの。 |
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| ==真名:酒呑童子== | | ==真名:酒呑童子== |
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| :どちらも戦闘終了後の台詞。まさか食うつもりか。ゲイザーやスプリガンにも言うので、どうやら、彼女には食べ物の好き嫌いは無いらしい。 | | :どちらも戦闘終了後の台詞。まさか食うつもりか。ゲイザーやスプリガンにも言うので、どうやら、彼女には食べ物の好き嫌いは無いらしい。 |
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− | ;「まずいなあ・・・・・・うちら圧されてるわあ・・・・・・ちょいと本性、出すしかないかなぁ?」 | + | ;「まずいなあ……うちら圧されてるわあ……ちょいと本性、出すしかないかなぁ?」 |
| :鬼が島イベントにて。結局、茨木に止められてしまったが、本性とは何なのだろうか? | | :鬼が島イベントにて。結局、茨木に止められてしまったが、本性とは何なのだろうか? |
| :謎が深まる台詞である。 | | :謎が深まる台詞である。 |
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| *腰につけている青い瓢箪や霊基再臨第3段階に持つ柄頭に瓢箪のついた武器は本庄雷太氏曰く正倉院の紺瑠璃杯をイメージソースにしている。 | | *腰につけている青い瓢箪や霊基再臨第3段階に持つ柄頭に瓢箪のついた武器は本庄雷太氏曰く正倉院の紺瑠璃杯をイメージソースにしている。 |
| *彼女が生前誰にも話さなかったため、大江山に住み着く以前に彼女が大陸に渡っていたことは後世には伝わっていない。また彼女自身も大陸時代以前のことはぼんやりとしか記憶していないらしい。 | | *彼女が生前誰にも話さなかったため、大江山に住み着く以前に彼女が大陸に渡っていたことは後世には伝わっていない。また彼女自身も大陸時代以前のことはぼんやりとしか記憶していないらしい。 |
− | *酒に溶かすというセリフや宝具の千紫万紅(これ自体は百花繚乱と同意)の文字から、手持ちの瓢箪の中に金角の紫金紅葫蘆(しきんこうころ)があるのでは?という推測もある。<br>「人の骨を抜いて酒に漬けて溶かして飲む」という行為は生前から行っているようなので、少なくとも骨を酒に溶かす手段は持っている模様。 | + | *「骨を抜く」というような言葉をよく口にするが、これは慣用句として「骨抜きにする」と言っているわけではなく、文字通り人間の体から骨を抜き取る能力を持っている模様。骨は酒に漬けて溶かして飲むらしい。 |
− | *伝承によれば神便鬼毒酒は神より頼光に与えられたものとされ、特殊な呪術が備わっており、無類の酒豪たる鬼をも眠らせるほど酔わせ、鬼の持つ絶大な妖力さえも封じ込める力を有している。また、人が飲めば力を得て鬼が飲めば力を失うと、人には無害どころかパワーアップするような伝承もある。 | + | *宝具使用時に飲み、特にデメリットも無い神便鬼毒酒だが、伝承によれば神より頼光に与えられたものとされ、特殊な呪術が備わっており、無類の酒豪たる鬼をも眠らせるほど酔わせ、鬼の持つ絶大な妖力さえも封じ込める力を有している。また、人が飲めば力を得て鬼が飲めば力を失うと、人には無害どころかパワーアップするような伝承もある。 |
− | *彼女がアサシンクラスとして呼ばれた由縁は、おそらく「鬼(おに)」という語の語源が「隠(おぬ)」であることだろう。元々は姿の見えないもの、この世ならざるものであることを意味した言葉である。この仮説が正しければ、鬼という種族は共通してアサシン適性を持っていることになる。また、酒呑童子の場合、安倍清明の占いによって判明するまで誰にも気取られず京の人間を攫っていたという逸話の影響も大きいだろう。 | + | *鬼である彼女がアサシンクラスとして呼ばれた由縁は不明。理由として考えられるのは「京都で公家の若者や姫を殺したことが暗殺に該当する」「安倍清明の占いによって判明するまで犯人だと気取られなかったことが暗殺に該当する」「([[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]などのように)暗殺でなくとも殺人自体がアサシンの適性に含まれる」「鬼(おに)という語の語源が隠(おぬ)」あたりだろうか。 |
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| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |