− | :もう一人の主人公。<br>ユグドミレニア一族により、アインツベルンの技術を流用して作り出されたホムンクルスの少年。<br>その中性的な容姿とは裏腹に、一人称は「俺」。黒のアーチャーの診療を受けた時点では、あと三年ほどしか生きられないと判断されていた。<br>彼を含むホムンクルスたちは元々サーヴァントの宝具や自己治癒、魔術行使などによる魔力供給を肩代わりさせられるために生み出された、ただ消費されるだけの生命だったのだが、奇跡的な確率で自我に目覚めた彼は死への恐怖から魔術回路を駆動させ、魔力供給槽からの脱出に成功する。だが歩くことすら設計されていない欠陥を抱えた体では城の外までは逃げられず、命運が尽きようとしていたその時、黒のライダーに助けられる。<br>その後、赤のバーサーカー襲撃の混乱を利用し、ライダーの助けを借りて脱走を試みるも、ダーニックの命で捕縛に現れたゴルドに暴行を受け、瀕死の重傷を負う。だがライダーに英雄としての誇りを問いただされた黒のセイバーによって、彼の心臓を与えられ、蘇生に成功。<br>サーヴァントの心臓を取り込んだことで肉体が変化し、錬金術の永い歴史の中でも例のない存在となる。<br>その後、恩人であるジークフリートへの感謝の念を込めて、「ジーク」と名乗り、同胞を救う手段を求めてルーラーと行動を共にするようになる。赤のセイバーとの戦いで特殊な令呪「竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)」を左手に発現させ、令呪一画につき3分間限定で自らの体に英霊・ジークフリートを憑依させ、「黒のセイバー」として復活を遂げる。 | + | :もう一人の主人公。<br>ユグドミレニア一族により、アインツベルンの技術を流用して作り出されたホムンクルスの少年。<br>その中性的な容姿とは裏腹に、一人称は「俺」。 |