:先代十八位を殺してその座についた。祖になってまだあまり時が経っていない。<br />死徒でありながら他の祖を狩ろうとする異端。<br />死徒同士が敵対するというのは実は珍しくない。しかしそれには一定のルールがある。それは、その敵対関係は祖を同じくするグループ内で、というもの。他の祖のグループには手を出さない。死徒同士の敵対は一種の権力闘争であり、王である祖の寵愛を受け、ゆくゆくは祖の後継者の座を狙う闘いなのである。しかしエンハウンスが行っているのは、他のグループの死徒を殺すこと。しかも王である祖を狩ろうとする。血族は皆殺しにし、領地は全て焼き払う。死徒にとっては度し難い裏切り行為。<br />彼が死徒となった経緯、そして何のために同族である死徒を狩っているのかは、明らかではない。 | :先代十八位を殺してその座についた。祖になってまだあまり時が経っていない。<br />死徒でありながら他の祖を狩ろうとする異端。<br />死徒同士が敵対するというのは実は珍しくない。しかしそれには一定のルールがある。それは、その敵対関係は祖を同じくするグループ内で、というもの。他の祖のグループには手を出さない。死徒同士の敵対は一種の権力闘争であり、王である祖の寵愛を受け、ゆくゆくは祖の後継者の座を狙う闘いなのである。しかしエンハウンスが行っているのは、他のグループの死徒を殺すこと。しかも王である祖を狩ろうとする。血族は皆殺しにし、領地は全て焼き払う。死徒にとっては度し難い裏切り行為。<br />彼が死徒となった経緯、そして何のために同族である死徒を狩っているのかは、明らかではない。 |