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;略歴
: [[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]の後継者、つまりユグドミレニアの次期当主とされ、一族の中で最も有望視されている。ユグドミレニアのマスター達の中でも実質的なナンバー2に当り、ダーニックの補佐を行っていた。<br>[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において「先端に青黒い血が付いた古びた矢」を触媒にアーチャーを召喚する。アーチャーを心から信頼しており、恋とも愛とも違う、どこか清廉で少しだけ歪んだ思いを抱きながら主従というより教師と教え子のような関係で過ごしている。<br>彼女自身は時計塔で学友達と普通に魔術を学び[[魔術協会]]にも取り立てて不満が有ったわけでもなく、生来の温厚な性格と協会とユグドミレニアの力の差から参戦するのは乗り気ではなかったが、ダーニックに大聖杯の輝きを見せられ、唆されたことで魔術協会との全面対決に身を投じることを決心する。<br>[[アサシン (Apocrypha・黒)|アサシン]]の起こした殺人事件の被害者にかつて同じ学科にペメトレキスという魔術師がいたことから、彼女たちの存在に気づき、その動向を調べるべくシギショアラへと向かう。そこでアサシンと対峙していた[[獅子劫界離|獅子劫]]たちを見つけ、戦闘となる。<br>多彩な攻撃で獅子劫を攻めたてるが、経験の差から戦局をひっくり返される。だがカウレスの助けによって難を逃れ、ミレニア城塞で決着をつける事を宣言し、弟たちと共に撤退した。<br>その後、黒と赤の決戦の最中、ダーニックに突然指揮権を渡され、彼の死亡と共にユグドミレニアの当主となってしまった。
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: [[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]の後継者、つまりユグドミレニアの次期当主と目され、一族の中で最も有望視されている。ユグドミレニアのマスター達の中でも実質的なナンバー2に当り、ダーニックの補佐を行っていた。<br>[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において「先端に青黒い血が付いた古びた矢」を触媒にアーチャーを召喚する。アーチャーを心から信頼しており、恋とも愛とも違う、どこか清廉で少しだけ歪んだ思いを抱きながら、主従というより教師と教え子のような関係で過ごしている。<br>彼女自身は時計塔で学友達と机を並べて普通に魔術を学び、[[魔術協会]]にも取り立てて不満があったわけでもなく、生来の温厚な性格と、協会とユグドミレニアの力の差から参戦することにはあまり乗り気ではなかったが、ダーニックに大聖杯の輝きを見せられ、「聖杯さえあれはお前の秘めた願いも叶う」と唆されたことで魔術協会との全面対決に身を投じることを決心する。<br>[[アサシン (Apocrypha・黒)|アサシン]]の起こした殺人事件の被害者にかつて同じ学科に学んだペメトレキスという魔術師がいたことから、彼女たちの存在に気づき、その動向を調べるべくシギショアラへと向かう。そこでアサシンと対峙していた[[獅子劫界離|獅子劫]]たちを見つけ、戦端を開く。<br>マスター同士の戦闘では独自の礼装を用いた多彩な攻撃で獅子劫を攻めたてるが、経験の差から戦局をひっくり返される。だが弟[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス]]の助けによって難を逃れ、ミレニア城塞で決着をつける事を宣言し、その場は撤退。<br>黒と赤の大決戦が混迷を深める中、ダーニックから突然黒の陣営の指揮権を移譲され、彼が[[ランサー (Apocrypha・黒)|ランサー]]諸共消滅させられると同時に、ユグドミレニアの当主として責任を負うこととなってしまった。
    
;人物
 
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:外見通り穏やかで奥ゆかしく、例え敵であっても身分に関係なく礼を忘れない、凛とした貴人。<br>だが彼女の魔術回路は生まれついて変質しており、その影響によって両足が動かず、時に耐えがたい苦痛に襲われ、車椅子による生活を強いられている。彼女の魔術回路は両足に存在し、足を治療するためには魔術師としての生を棄てなければならない。だがフォルヴェッジ家の後継者として魔術を捨てることは許されず、聖杯にかける願いは『魔術回路をそのままに足を治療する』こと。<br>生まれ持ったハンデを跳ね除けようと死に物狂いでしてきた彼女の努力は、周囲の魔術師達からは当たり前のこととして受け入れられてしまったこともあり、自らの願いを浅ましいと卑下している。<br>弟のカウレスとの仲は良く、パソコンなど電子機器に通じ、新聞も読まず小言を言っても生返事をする彼にお説教することも多い。だが戦闘で助けられることもあり、バーサーカーを死なせて嘆く弟を追いかけてまで慰めようとするなど彼女も「魔術師らしくない」女性である。
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:外見通り穏やかで奥ゆかしく、例え敵であっても身分に関係なく礼を忘れない、凛とした貴人。<br>だが彼女の魔術回路は生まれついて変質しており、その影響によって両足が動かず、時に耐えがたい苦痛に襲われ、車椅子による生活を強いられている。彼女の魔術回路は両足に存在し、足を治療するためには魔術師としての生を棄てなければならない。だがフォルヴェッジ家の後継者として魔術を捨てることは許されず、聖杯にかける願いは『魔術回路をそのままに足を治療する』こと。<br>生まれ持ったハンデを跳ね除けようと死に物狂いでしてきた彼女の努力は、周囲の魔術師達からは「当たり前のこと」として受け入れられてしまったこともあり、自らの願いを浅ましいものと卑下している。<br>弟のカウレスとの仲は比較的良好で、魔術師的な価値観を持たず不真面目な態度を見せる彼にお説教することも多いが、助力を受ければ素直に応じ、バーサーカーを死なせて嘆いていた時は後を追いかけてまで慰めようとするなど、「魔術師らしからぬ」顔を見せもする。
    
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;能力
:降霊術と人体工学において類稀な才能を見せ、独自のアレンジを加えて作り出した数々の接続強化型魔術礼装(ブロンズリンク・マニピュレーター)は三流の魔術師でも一流を仕留めると言われる程の剣呑な代物。<br>彼女自身も一流と呼ばれる魔術師を遥かに凌ぐ魔術回路と術の精密さを誇り、背中に装備した戦況に合わせて多段変形する金属腕を用いて、戦闘を行う。この金属腕は彼女の手足そのもので、普段はスーツケースの中に収納されているが、乗用車を軽々と引き裂くほどの怪力とどれほどの悪状況でもバランスを一切失わないほどの精密性を持つ。通常時は二本だが分割変形して現れた二本が足となり、重度の障害を負っている彼女のハンデを軽減している。<br>獅子劫の放った必滅の魔弾を難なく摘み取る「守護者の錫腕(ユーピター)」、防御結界など何の意味もないほどの威力を持った光弾を重機関銃のように射出する「戦火の鉄槌(マルス)」、クレイモア地雷のような拡散する攻撃を封殺する「轟然の鉛腕(ザトゥルン)」と多彩な機能を搭載されている。<br>自立制御の反応速度も相当な物で、[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイ]]の姫君が連れている月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)を用いたメイド型ゴーレムに匹敵する反応速度を誇る。
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:専門外の魔術においてはおおむね不得手であるが、降霊術と人体工学において類稀な才能を見せ、独自のアレンジを加えて作り出した数々の接続強化型魔術礼装(ブロンズリンク・マニピュレーター)は三流の魔術師でも一流を仕留めると言われる程の剣呑な代物。<br>彼女自身も一流と呼ばれる魔術師を遥かに凌ぐ魔術回路と術の精密さを誇り、背中に装備した戦況に合わせて多段変形する金属腕を用いて、戦闘を行う。この金属腕は彼女の手足そのもので、普段はスーツケースの中に収納されているが、乗用車を軽々と引き裂くほどの怪力とどれほどの悪状況でもバランスを一切失わないほどの精密性を持つ。通常時は二本だが分割変形して現れた二本が足となり、重度の障害を負っている彼女のハンデを軽減している。<br>獅子劫の放った必滅の魔弾を難なく摘み取る「守護者の錫腕(ユーピター)」、防御結界など何の意味もないほどの威力を持った光弾を重機関銃のように射出する「戦火の鉄槌(マルス)」、クレイモア地雷のような拡散する攻撃を封殺する「轟然の鉛腕(ザトゥルン)」と多彩な機能を搭載されている。<br>自律制御の反応速度も相当な物で、[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイ]]の姫君が連れている月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)を用いたメイド型ゴーレムに匹敵する反応速度を誇る。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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