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| * 出典:『ファウスト』 | | * 出典:『ファウスト』 |
| * 地域:ドイツ | | * 地域:ドイツ |
− | * 属性:混沌・悪 | + | * 属性:混沌・悪 / カテゴリ:人 |
| * 性別:男性(?) | | * 性別:男性(?) |
− | * CV:子安武人 / イラスト:下越 | + | * CV:子安武人 / キャラクターデザイン:下越 |
− | * 設定担当:東出祐一郎([https://twitter.com/Higashide_Yu/status/631515975528001536 ソース]) | + | * 設定作成:東出祐一郎 |
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| 「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」のクラスの[[サーヴァント]]。 | | 「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」のクラスの[[サーヴァント]]。 |
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| : その印象通り、本性は残酷非道を極めており、悪に傾倒しているが故に、善悪の心が分離した際は善の心は一つしかないのに対し、悪の心は数え切れないぐらいある。人のフェチズムを暴くのは好きだが、逆にそれを見せ付けられるのは興ざめである。 | | : その印象通り、本性は残酷非道を極めており、悪に傾倒しているが故に、善悪の心が分離した際は善の心は一つしかないのに対し、悪の心は数え切れないぐらいある。人のフェチズムを暴くのは好きだが、逆にそれを見せ付けられるのは興ざめである。 |
| : マスターに対しては「自分が愉しむための玩具」程度にしか考えておらず、加えてサーヴァントとマスターの関係を「契約者を破滅させるか、契約者に騙されるかの騙し合い」という価値観で動いており、隙あらばマスターを騙して絶望に叩き込み、果てには殺害も厭わない危険人物。逆に言えば、マスターが自身を愉快にさせてくれる「面白おかしい存在」である限り、裏切りはしないらしい。 | | : マスターに対しては「自分が愉しむための玩具」程度にしか考えておらず、加えてサーヴァントとマスターの関係を「契約者を破滅させるか、契約者に騙されるかの騙し合い」という価値観で動いており、隙あらばマスターを騙して絶望に叩き込み、果てには殺害も厭わない危険人物。逆に言えば、マスターが自身を愉快にさせてくれる「面白おかしい存在」である限り、裏切りはしないらしい。 |
| + | <!-- |
| + | : そして彼の内面に備えている邪悪さと幼稚さ、それらをすべて受け入れつつ絆を深めたマスターがいれば、笑いながら喜んで命を賭して戦う。 |
| + | --> |
| : | | : |
| ; 能力 | | ; 能力 |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 微睡む爆弾 (チクタク・ボム) | | ; 微睡む爆弾 (チクタク・ボム) |
− | : ランク:A<br />種別:対軍宝具 | + | : ランク:A<br />種別:対軍宝具<!--<br />レンジ:1~10<br />最大補足:30人--> |
− | : 時計の形をした無数の小型爆弾を爆発させる。 | + | : 懐中時計の形をした無数の小型爆弾をフィールド上に設置させて爆発させる<!-- が、この爆弾はイメージとして出現させたものであり、触れたら爆破するのも見せかけに過ぎない。 |
| + | : その宝具の実態は、魔術回路やサーヴァントの霊基に意図的な『バグ』を仕込んで破裂させるもので、「真名」を発動した時点で中距離レンジにいる標的は、体内に爆弾が設置された状態となる。 |
| + | : この場合、呪いに対する耐性で判定を行う。一人あたりの個数は最大五つ、そしてフィールド設置分なども含めて合計三十個の爆弾を設置可能。 |
| + | : 宝具の使用者の性格上、体内に仕込んだ爆弾を普通に爆破させるのは勿論のこと、わざと爆弾のイメージを浮かばせて脅迫させる手段を取る。 |
| + | -->。 |
| : 『Grand Order』では、敵全体に防御無視のダメージを与え、呪いの状態異常を付与する効果。 | | : 『Grand Order』では、敵全体に防御無視のダメージを与え、呪いの状態異常を付与する効果。 |
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| :メフィストフェレス。ゲーテの戯曲「ファウスト」などに登場する誘惑の悪魔。 | | :メフィストフェレス。ゲーテの戯曲「ファウスト」などに登場する誘惑の悪魔。 |
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− | :ゲオルク・ファウスト博士の前に現れ、魂と引き換えに望みを叶える契約を持ちかけたとされる。 | + | :ゲオルク・ファウスト博士の前に現れ、魂と引き換えに望みを叶える契約を持ちかけ、ファウスト博士が堕落するかどうかを神と賭けたメフィストは彼を悪の道に引き摺り込もうとする。 |
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− | :ファウスト博士が堕落するかどうかを神と賭けたメフィストは彼を悪の道に引き摺り込もうとする。
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| :メフィストフェレスは手練手管を尽くして、ファウストを悪の道へと誘い込むことに成功する。<br>しかし、魂を地獄に落とそうとする寸前にファウストが愛した者によって魂は救われる。 | | :メフィストフェレスは手練手管を尽くして、ファウストを悪の道へと誘い込むことに成功する。<br>しかし、魂を地獄に落とそうとする寸前にファウストが愛した者によって魂は救われる。 |
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| :――――だが、これは『物語』での話。<br>『現実』における彼は、'''人間でも悪魔でもない'''。 | | :――――だが、これは『物語』での話。<br>『現実』における彼は、'''人間でも悪魔でもない'''。 |
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− | :彼は卓越した魔術師ファウストによって造られ、名前と自意識を与えられたホムンクルスの一体。 | + | :彼は卓越した魔術師ファウストによって造られ、名前と自意識を与えられたホムンクルスの一体。<br>大変に慈しんだファウストを、当たり前のように裏切り殺害した。ただ「つまらない」、そんな理由で錬金術の実験中に彼を爆殺したのだ。 |
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− | :大変に慈しんだファウストを、当たり前のように裏切り殺害した。ただ「つまらない」、そんな理由で彼を殺したのだ。
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| ===関連=== | | ===関連=== |
| ;無辜の怪物 | | ;無辜の怪物 |
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| ;「うふふ。うふふふふ。それは違う。違う私の話です。この私ではないのです。<br> <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は人でない、というかはじめから人間ではないのでぇ―――<br> 昨日のコトなんて覚えてませんし、アナタのコトも忘れているでしょう!<br> 悪魔とはそういうもの! 契約者を破滅させるか、契約者に破滅させられるかの騙し合い!<br> 残るものなど何もなし、だってあったら重くなる。面白おかしくマスターを騙せなくなるではないですか!<br> それでは皆様―――悪魔メフィスト・フェレス、これにて退場でございます!<br> いやいやお見事、主人公さま!アナタ様は見事、死の微睡みから目覚められた!」 | | ;「うふふ。うふふふふ。それは違う。違う私の話です。この私ではないのです。<br> <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は人でない、というかはじめから人間ではないのでぇ―――<br> 昨日のコトなんて覚えてませんし、アナタのコトも忘れているでしょう!<br> 悪魔とはそういうもの! 契約者を破滅させるか、契約者に破滅させられるかの騙し合い!<br> 残るものなど何もなし、だってあったら重くなる。面白おかしくマスターを騙せなくなるではないですか!<br> それでは皆様―――悪魔メフィスト・フェレス、これにて退場でございます!<br> いやいやお見事、主人公さま!アナタ様は見事、死の微睡みから目覚められた!」 |
− | :消滅しても「すぐに会える」「召喚してみせる」と意気込んだ主人公に対して。「悪魔」としての本性と価値観をさらけ出しつつも、事件を解決した主人公を本心から賞賛した。 | + | :消滅しても「すぐに会える」「召喚してみせる」と意気込んだ主人公に対して。「悪魔」としての本性と価値観をさらけ出しつつも、事件を解決した主人公を本心から賞賛し―――英霊メフィストフェレスは消えたのであった。 |
| :一見バーサーカー辺りでも通用しそうな狂気染みた振る舞いをする彼だが、その行動の根底には決して揺らぐ事のない彼独特の「悪魔」像が確かに存在している。 | | :一見バーサーカー辺りでも通用しそうな狂気染みた振る舞いをする彼だが、その行動の根底には決して揺らぐ事のない彼独特の「悪魔」像が確かに存在している。 |
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