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| : 敗れながらもネロをローマ皇帝に相応しき美しさと勇気を称えながら消えていった。 | | : 敗れながらもネロをローマ皇帝に相応しき美しさと勇気を称えながら消えていった。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | :<!-- 一人称は「私」。-->赤い服を着た恰幅の良い男性。 | + | : 一人称は「私」。赤い服を着た恰幅の良い男性。 |
| : 野心家で権謀術数に優れた食えない男。似た言葉を三回繰り返す癖がある。外見に似合わず好色な色男で、妖精との間にも子を残したと伝えられているほど。女性だけでなくローマも大好き。 | | : 野心家で権謀術数に優れた食えない男。似た言葉を三回繰り返す癖がある。外見に似合わず好色な色男で、妖精との間にも子を残したと伝えられているほど。女性だけでなくローマも大好き。 |
| : その言動は不敵で辛辣、時に嫌味にも聞こえるが、悪意を持ったものではなく、彼なりに相手を思ってのものである。 | | : その言動は不敵で辛辣、時に嫌味にも聞こえるが、悪意を持ったものではなく、彼なりに相手を思ってのものである。 |
| : ……なのだが、口が立つのをいいことに相手を言いくるめようとする傾向が目立ち、その事を相手から追求されても詭弁で誤摩化そうとすることが多い。一言で言うならば、「歩く詐欺マシーン」。 | | : ……なのだが、口が立つのをいいことに相手を言いくるめようとする傾向が目立ち、その事を相手から追求されても詭弁で誤摩化そうとすることが多い。一言で言うならば、「歩く詐欺マシーン」。 |
| : セイバーとして召喚され、一兵卒のように前線に投入されることがかなり不本意なようで、ことあるごとに不満をこぼしている。 | | : セイバーとして召喚され、一兵卒のように前線に投入されることがかなり不本意なようで、ことあるごとに不満をこぼしている。 |
− | : 聖杯にかける願いは「クレオパトラと再会して、彼女と息子カエサリオンを認知する」事であり、陰謀よりも一人の息子が彼にとって大切な存在となっている。 | + | : 聖杯にかける願いは「クレオパトラと再会して、彼女と息子カエサリオンを認知する」事であり、陰謀よりも一人の女性と一人の息子が彼にとって大切な存在となっている。 |
− | : その事もあってか、[[ナーサリーライム|無垢な]][[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|子供]]相手に雄弁で丸め込もうとしなかった。 | + | : その事もあってか、サーヴァントになってまで陰謀を繰り広げるのは「面倒」だと考え、[[ナーサリーライム|無垢な]][[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|子供]]相手に雄弁で丸め込もうとしなかった。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
− | :大きな野望と優れた頭脳を持つ、知略・弁舌・扇動の天才。知の冴えと権謀術数なら最強。 | + | : 大きな野望と優れた頭脳を持つ、知略・弁舌・扇動の天才。知の冴えと権謀術数なら最強。 |
| : 指揮や政治手腕こそが彼の真価であるため、前線での戦闘には乗り気ではない。しかし、決して戦闘能力が低いわけではなく、見た目とは裏腹に高い技量を誇っている。 | | : 指揮や政治手腕こそが彼の真価であるため、前線での戦闘には乗り気ではない。しかし、決して戦闘能力が低いわけではなく、見た目とは裏腹に高い技量を誇っている。 |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 黄の死(クロケア・モース) | | ; 黄の死(クロケア・モース) |
− | : ランク:B+<br />種別:対人宝具<br /><!--レンジ:1~2<br />最大補足:1人<br />-->由来:ブリタニア列王史に登場するカエサルの剣。 | + | : ランク:B+<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~2<br />最大補足:1人<br />由来:ブリタニア列王史に登場するカエサルの剣。 |
− | | + | : 黄金の剣。真名開放すれば、自動的に命中する初撃の後、幸運の判定を「失敗するまで」行い、連続成功した回数だけ追加攻撃を与えることが可能。 |
− | : 黄金の剣。<!--真名開放すれば、自動的に命中する初撃の後、幸運の判定を「失敗するまで」行い、連続成功した回数だけ追加攻撃を与えることが可能。 | + | : 超連続攻撃を繰り出すこの宝具は、近接戦闘においてはまさしく見敵必殺といっていい威力を有する。 |
− | : 超連続攻撃を繰り出すこの宝具は、-->近接戦闘においてはまさしく見敵必殺といっていい威力を有する。 | + | : だが、部隊指揮こそが本業であることに加え、生前うっかり敵の盾に突き刺さったまま紛失しかけた彼はあまりこの剣を抜きたがらない。 |
− | : だが、部隊指揮こそが本業である<!--ことに加え、生前うっかり敵の盾に突き刺さったまま紛失しかけた-->彼はあまりこの剣を抜きたがらない。 | |
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| == 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル == | | == 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル == |
| :ガイウス・ユリウス・カエサル。英語名はシーザー。「皇帝」の語源となった、古代ローマ最大の英雄の1人。紀元前一世紀の人物。<br>ガリア戦争やブリタニア遠征などで名を馳せた将軍であるが、同時に統治者として有名あり、帝政の基礎を作っていた。<br>女神ヴィーナスの末裔とも言われ、人ならぬ妖精の女の間に子を成した。 | | :ガイウス・ユリウス・カエサル。英語名はシーザー。「皇帝」の語源となった、古代ローマ最大の英雄の1人。紀元前一世紀の人物。<br>ガリア戦争やブリタニア遠征などで名を馳せた将軍であるが、同時に統治者として有名あり、帝政の基礎を作っていた。<br>女神ヴィーナスの末裔とも言われ、人ならぬ妖精の女の間に子を成した。 |
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| : 戦乱と権力闘争に明け暮れたローマにおいて彼は自ら権謀術数の渦中へ飛び込むことを選び、民衆へと向けて行われる「昼の政治」と自身の命を守り敵を殺す「夜の陰謀」、この二つを繰り返して順調に出世してローマ執務官となり、第一回三頭政治は始まった。 | | : 戦乱と権力闘争に明け暮れたローマにおいて彼は自ら権謀術数の渦中へ飛び込むことを選び、民衆へと向けて行われる「昼の政治」と自身の命を守り敵を殺す「夜の陰謀」、この二つを繰り返して順調に出世してローマ執務官となり、第一回三頭政治は始まった。 |
| : その後はガリア戦争やブリタニア遠征に趣いて、ガリア人やブリタニア人といった敵対勢力に対して撃破と鎮圧を繰り返し、叩き伏せて数年もかけてガリアを平定したのだ。 | | : その後はガリア戦争やブリタニア遠征に趣いて、ガリア人やブリタニア人といった敵対勢力に対して撃破と鎮圧を繰り返し、叩き伏せて数年もかけてガリアを平定したのだ。 |
− | -->
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| :統治者であった彼がガリア戦争やブリタニア遠征に趣いたのは、単に若かっただけでなく、ローマに渦巻く権謀術数から逃避し、剣の勲に没頭したほうが幾分かは気が楽だったのだから。<br>美貌と知の冴え、裏切りと陰謀を重ねて権力の階段を駆け上ったが、同時に、陰謀で政敵を幾度も死に追いやっていくたびに、何かが穢れ、何かが病んでいくのを感じていた。 | | :統治者であった彼がガリア戦争やブリタニア遠征に趣いたのは、単に若かっただけでなく、ローマに渦巻く権謀術数から逃避し、剣の勲に没頭したほうが幾分かは気が楽だったのだから。<br>美貌と知の冴え、裏切りと陰謀を重ねて権力の階段を駆け上ったが、同時に、陰謀で政敵を幾度も死に追いやっていくたびに、何かが穢れ、何かが病んでいくのを感じていた。 |
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| :ともあれ、最強の将軍として民衆から絶大な支持を勝ち取り、三頭の一人であるクラックスの死後、敵対し、袂を分かつ事になったポンペイウスも暗殺され、名実ともにローマ最高の実力者となった。 | | :ともあれ、最強の将軍として民衆から絶大な支持を勝ち取り、三頭の一人であるクラックスの死後、敵対し、袂を分かつ事になったポンペイウスも暗殺され、名実ともにローマ最高の実力者となった。 |
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| :愛と安寧の日々は続くことはない、それを知らしめるかのように、元老院派残党の走狗となった忠臣プルートゥスが隠し持ったひと振りの刃によってカエサルはあっけなく崩れ落ちてしまったのであった。 | | :愛と安寧の日々は続くことはない、それを知らしめるかのように、元老院派残党の走狗となった忠臣プルートゥスが隠し持ったひと振りの刃によってカエサルはあっけなく崩れ落ちてしまったのであった。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ; 「余は多くの女を愛したが、惚れ込んだのは1人だけだ。誰だかわかるか?」 | | ; 「余は多くの女を愛したが、惚れ込んだのは1人だけだ。誰だかわかるか?」 |
− | ;「クレオパトラ……あれには酷い仕打ちをしてしまった。私は今でも悔いている、深く……」 | + | ; 「クレオパトラ……あれには酷い仕打ちをしてしまった。私は今でも悔いている、深く……」 |
− | ;「余の願いはな……カエサリオンを息子と認めることだ。そしてクレオパトラの子と思おう」 | + | ; 「余の願いはな……カエサリオンを息子と認めることだ。そしてクレオパトラの子と思おう」 |
| : マイルーム会話絆Lv.2~4。 | | : マイルーム会話絆Lv.2~4。 |
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