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2,269 バイト追加 、 2016年8月31日 (水) 20:35
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* 出典:トロイア戦争
 
* 出典:トロイア戦争
 
* 地域:ギリシャ
 
* 地域:ギリシャ
* 属性:秩序・中庸
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* 属性:秩序・中庸 / カテゴリ:人
 
* 性別:男性
 
* 性別:男性
* CV:安井邦彦 / イラスト:BLACK
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* CV:安井邦彦 / キャラクターデザイン:BLACK
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* 設定作成:東出祐一郎
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『[[Fate/Grand Order]]』に登場する「[[クラス (ランサー)|槍兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。
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[[クラス (ランサー)|槍兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。
    
; 略歴
 
; 略歴
:真名はヘクトール。トロイア戦争におけるトロイア側の英雄。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』第三章ではAD.1573年の大海原に召喚され、[[エドワード・ティーチ|黒髭]]の客将として振舞っていた。
: 『Grand Order』メインストーリー第三章では、当初は[[エドワード・ティーチ|黒髭]]の客将として振舞っていたが実は[[イアソン]]のサーヴァントであり、主人公らに敗れた黒髭を襲って聖杯を奪取、更に[[エウリュアレ]]を拉致して(こちらはすぐに奪還されてしまうが)脱出し、アルゴノーツへ合流。仕える主がイアソンであることを愚痴りつつも、終始主人公らの敵として立ち塞がった。
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: だが実際は[[イアソン]]のサーヴァントであり、主人公らに敗れた黒髭を襲って聖杯を奪取、更に[[エウリュアレ]]を拉致して(こちらはすぐに奪還されてしまうが)脱出し、アルゴノーツへ合流。仕える主がイアソンであることを愚痴りつつも、終始主人公らの敵として立ち塞がった。
 
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; 人物
 
; 人物
: 「オジサン」を自称する飄々とした男。その英雄然とした来歴に反してやる気のない言動が散見され真剣味がないと思われがちだが、実際はいつでも本気である(それが窺えるような台詞は少なからず見られる)。これは、政治家としての側面が本気であることを隠させているためである。事実、エミヤの見立てでは「口ぶりで軽く見せているが、油断すれば鋭く重い槍の一撃を食らってしまう」とヘクトールを分析している。
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: 一人称は「俺」「オジサン」。無精髭の飄々とした男。
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: その英雄然とした来歴に反して終始お気楽なノリとやる気のない言動が散見され真剣味がないと思われがちだが、実際はいつでも本気であり、それが窺えるような台詞は少なからず見られる。
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: これは、政治家としての側面が本気であることを隠させているのと、生前における絶望的な籠城戦を戦い抜き、勝利するために鍛えた才覚であり、敵への挑発もまた天才的。エミヤの見立てでは「口ぶりで軽く見せているが、油断すれば鋭く重い槍の一撃を食らってしまう」とヘクトールを分析している。
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: また、分析眼も鋭く、生前では絶命する寸前にアキレウスの肉体の秘密を見抜いて間接的に討ち取る切欠を作った。
 
: 宝具である自分の愛槍の名前もろくに覚えておらず、本人としては武器は投げて殺せればなんでもいいと思っている節があり、かなりのリアリスト。
 
: 宝具である自分の愛槍の名前もろくに覚えておらず、本人としては武器は投げて殺せればなんでもいいと思っている節があり、かなりのリアリスト。
 
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; 能力
 
; 能力
 
: トロイア陣営最強の戦士であり、将軍であり、政治家でもある、あらゆる面に秀でた文武両道の秀才。相手を油断させる話術もあってか特に防衛戦に特化しており、ありとあらゆる手練手管を駆使した籠城戦においては最強を誇る。
 
: トロイア陣営最強の戦士であり、将軍であり、政治家でもある、あらゆる面に秀でた文武両道の秀才。相手を油断させる話術もあってか特に防衛戦に特化しており、ありとあらゆる手練手管を駆使した籠城戦においては最強を誇る。
: サーヴァントとしてのステータスもかなりの高水準でまとまっている。クラス特性の「対魔力」もBと高め。「軍略」C+という値は、Bランクの時点で世界史屈指の名将揃いであることを踏まえれば妥当なところか。
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: サーヴァントとしてのステータスもかなりの高水準でまとまっている。クラス特性の「対魔力」もBと高め。「軍略」C+とそれなりに高く、とりわけ守戦において高い戦術力ボーナスを獲得する。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
; 不毀の極槍(ドゥリンダナ)
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; 不毀の極剣(ドゥリンダナ・スパーダ)
: ランク:A-→A<br />種別:対軍宝具
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: ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1<br />最大補足:1人
: 由来:中世の叙事詩『狂えるオルランド』において彼が使っていたとされる剣、後にローランが振るう聖剣デュランダル。「ドゥリンダナ」はイタリア語読み。
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: 由来:中世の叙事詩『狂えるオルランド』において彼が使っていたとされる剣、後にローランが振るう聖剣デュランダル。
: 世界のあらゆる物を貫くと讃えられる槍であり、これを防ぐには[[アキレウス]]の「蒼天囲みし小世界」かアイアスの盾を使うしかない、とヘクトールは語っている。
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: ローランの使う絶世の名剣「デュランダル」と同一のもので元々ヘクトールが所有していたが、宝具としてのモノは柄にあった聖遺物は存在しないため、大ダメージを与えるだけの単純な宝具に留まっている。
: 後に槍としての機能は失われ、ローランの使う絶世剣デュランダルとなる。
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; 不毀の極槍(ドゥリンダナ・ピルム)
: ヘクトールは剣の柄を伸ばして槍として投擲することを好んだため、槍の形状をとっている。実際、穂先にあたる部分の形状は明らかに剣である。
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: ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br />最大補足:50人
: 真名開放の際は、投擲の構えに入ると同時に籠手を着けた右腕から噴射炎のようなものが発生し、そこから擲たれて着弾する。
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: 古代に存在した投槍(ピルム)は世界のあらゆる物を貫くと讃えられ、『Grand Order』では[[ヘラクレス]]と[[アステリオス]]を貫通させ、致命傷を負わせる(なお、ヘラクレスは『十二の試練』があるので難なく復活したが)。
: メインストーリー中での真名開放時には「ドゥリンダナ・ピルム」とルビが振られている。ピルム(pilum)は古代に存在した投槍の名なので、真名開放による投擲技としての呼称は本来こちらが正しいのかもしれない。
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: これを防ぐには[[アキレウス]]の「蒼天囲みし小世界」かアイアスの「ロー・アイアス」、あるいはそれらに匹敵する防御宝具を使うしかない。
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: ヘクトールは時に剣の柄を伸ばして槍として投擲することを好み、真名開放の際は、投擲の構えに入ると同時に籠手を着けた右腕から噴射炎のようなものが発生し、そこから擲たれて着弾する。
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: なお、ランサーに加えてセイバーの適正もあり、どちらに召喚されても常に剣と槍二つの宝具を所有しているが、同時に使用することはできない。
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:「ドゥリンダナ」は「デュランダル」のイタリア語読みで、上記の二つの宝具も真名は「ドゥリンダナ」であり、後半を省略しても起動でき、ゲーム内では投槍を使用している。
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: 後に槍としての機能は失われ、代わりに柄に聖遺物を埋め込んだものが、ローランが使う宝具「不毀の極聖」である。
    
== 真名:ヘクトール ==
 
== 真名:ヘクトール ==
ヘクトール。『兜輝くヘクトール』と讃えられたトロイアの王子であり、トロイア戦争においてトロイア防衛の総大将を務めた大英雄。軍略・武勇・政治の全てに秀でた将軍。<br>老いた父王に代わりトロイア陣営をまとめ上げ、卓越した籠城戦を展開して圧倒的な兵力差を誇るアカイア軍を一時は敗走寸前にまで追い込んだが、[[アキレウス]]の参戦によって形勢は傾いていく。
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:ヘクトール。『兜輝くヘクトール』と讃えられたトロイアの王子であり、トロイア戦争においてトロイア防衛の総大将を務めた大英雄。軍略・武勇・政治の全てに秀でた将軍。
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アキレウスを挑発しつつ、逃走と戦いを繰り返すことで持ちこたえていたが、『宙駆ける星の穂先』を用いた一騎打ちを挑まれ、「アキレウスを倒せるかもしれない」という誘惑に負けて応じてしまう。<br>
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:トロイア戦争の発端はヘクトールの弟パリスがアカイアの后へレネーを奪ったことから始まった。<br>へレネーはメネラーオスが死後エリュシオンに行くために必要な巫女として愛の無い結婚をされ、虐待を受けてしまう。<br>パリスはこれを救うのは当然の理として、目の前で泣く彼女を見捨てることができず、連れ出したが、それが状況を悪化させる事となった。
無論、不死性を捨てても白兵戦では超一級の強さを持つアキレウスに叶うはずがなく、ヘクトールは討たれてしまった。彼の死後、トロイアは加速度的に崩壊していき、遂には「トロイの木馬」によって陥落し、滅亡してしまった。
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彼がいれば、「トロイの木馬」などに惑わされることもなく、アキレウスが参戦してなければ、もしかするとこの戦争はトロイア側の勝利に終わっていたのかもしれない。
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:へレネーを返せば、領土の割譲や賠償金、そしてへレネーを奪ったパリスの首級で済んだかも知れない。<br>だがヘクトールは戦いに挑むことを決めたのだ。彼は大局よりも一人の女を選んだ弟をどうしても嫌いになれなかったのだ。
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:老いた父王に代わりトロイア陣営をまとめ上げ、卓越した籠城戦を展開して神の予測を裏切り、圧倒的な兵力差を誇るアカイア軍を一時は敗走寸前にまで追い込んだが、神に愛された英雄[[アキレウス]]の参戦によって徐々に形勢は傾いていく。
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:アキレウスを挑発しつつ、逃走と戦いを繰り返すことで持ちこたえていたが、『宙駆ける星の穂先』によって半強制的に一騎打ちを迫られ、「アキレウスを倒せるかもしれない」という誘惑に負けて応じてしまう。<br>無論、不死性を捨てても白兵戦では超一級の強さを持つアキレウスが相手になった時点で命運尽きたと覚悟し、ヘクトールは討たれてしまった。
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:死ぬ寸前、ヘクトールはアキレウスの肉体の秘密を見抜き、自身の肉体にメッセージを刻んでパリスに伝え、太陽神の助けを借りてアキレウスの踵を射抜くことに成功。<br>しかし、ヘクトールの死後、トロイアは加速度的に崩壊する一方であり、遂には「トロイの木馬」によって陥落し、滅亡してしまった。
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:彼がいれば、「トロイの木馬」などに惑わされることもなく、アキレウスが参戦してなければ、もしかするとこの戦争はトロイア側の勝利に終わっていたのかもしれない。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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