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* 出典:史実  
 
* 出典:史実  
 
* 地域:ローマ
 
* 地域:ローマ
* 属性:中立・中庸
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* 属性:中立・中庸 / カテゴリ:人
*性別:男性
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* 性別:男性
 
* イメージカラー:濃い灰色
 
* イメージカラー:濃い灰色
 
* 特技:受け
 
* 特技:受け
 
* 好きなもの:逆転 / 苦手なもの:一切の反撃を許さない波状攻撃
 
* 好きなもの:逆転 / 苦手なもの:一切の反撃を許さない波状攻撃
 
* 天敵:圧制者
 
* 天敵:圧制者
* キャラクターデザイン:寺田克也 / 設定制作:虚淵玄
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* CV:鶴岡聡 /キャラクターデザイン:近衛乙嗣、寺田克也(原案)
* CV:鶴岡聡
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* 設定制作:虚淵玄(Apocrypha)、東出祐一郎、虚淵玄(Grand Order)
    
「[[クラス (バーサーカー)|狂戦士]]」のクラスの[[サーヴァント]]。青白い全身に数え切れないほどの傷跡を持つ、筋骨隆々とした戦士。
 
「[[クラス (バーサーカー)|狂戦士]]」のクラスの[[サーヴァント]]。青白い全身に数え切れないほどの傷跡を持つ、筋骨隆々とした戦士。
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: 相手の攻撃を全て受けきってから反撃するプロレスラーのような精神構造の男。彼の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『狂化』ランクEXであるが極めて高度な言葉を流暢に喋り、意思疎通が可能であるため理性があるように見える。
 
: 相手の攻撃を全て受けきってから反撃するプロレスラーのような精神構造の男。彼の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『狂化』ランクEXであるが極めて高度な言葉を流暢に喋り、意思疎通が可能であるため理性があるように見える。
 
: しかし彼は”常に最も困難な選択をする”という思考で固定されているために、マスターの命令や周囲の指示を全く聞かず、令呪ですら2画消費しないと効果を発揮しない。つまり、一回しか命令を出せない。
 
: しかし彼は”常に最も困難な選択をする”という思考で固定されているために、マスターの命令や周囲の指示を全く聞かず、令呪ですら2画消費しないと効果を発揮しない。つまり、一回しか命令を出せない。
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: また、信念のためならマスター殺しも辞さない上に、マスターが「高圧的」「居上高」になったり、命令と称して強引な、彼にとって不満な行為を行ったのならば反逆をする事もある。
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: ただ、叛逆者を除けば、その態度は意外にも紳士的。戦闘に対する執着もなく、富や名誉にも一切に興味を持たない禁欲的な一面を持つ。
 
: 虐げられる者たちのために戦い続けた紛れもない英雄だが、戦闘中もずっと微笑を絶やさないため、敵味方問わず不気味がられ、恐れられている。
 
: 虐げられる者たちのために戦い続けた紛れもない英雄だが、戦闘中もずっと微笑を絶やさないため、敵味方問わず不気味がられ、恐れられている。
 
: 聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。被虐者を救済し、加虐者に反逆することだけを志すに彼にとって、戦場こそ弱き者と強き者しかいない場所であり、常に求めてやまない苦痛と試練に満ちあふれた場所なのである。
 
: 聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。被虐者を救済し、加虐者に反逆することだけを志すに彼にとって、戦場こそ弱き者と強き者しかいない場所であり、常に求めてやまない苦痛と試練に満ちあふれた場所なのである。
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==真名:スパルタクス==
 
==真名:スパルタクス==
:スパルタクス。トラキアの剣闘士にして、第三次奴隷戦争の指導者。紀元前111年生、紀元前71年没。<br>彼はほぼ烏合の衆に過ぎない反乱軍をよくまとめ、強力なローマ軍に連戦連勝したことから、その人望や戦争指揮能力は卓越したものであったと考えられる。<br>だがそれ以上に彼が人望を集めた要因は―――
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:スパルタクス。トラキアの剣闘士にして、第三次奴隷戦争の指導者。紀元前二世紀~一世紀の人物。<br>仲間と共に剣闘士養成所から脱走した彼は叛乱軍を編成し、たちまち彼の下へ他の剣闘士や奴隷が集結し、大軍となった。
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:第三次奴隷戦争において彼は戦闘経験に乏しい奴隷や、子供と老人といった、ほぼ烏合の衆に過ぎない反乱軍を指揮し、強力なローマ軍に連戦連勝した。<br>その人望や戦争指揮能力は卓越したものであったが、それ以上に彼が人望を集めた要因は―――
    
::'''"必ず逆転によって勝利する"'''英雄だったこと。
 
::'''"必ず逆転によって勝利する"'''英雄だったこと。
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:反乱軍の兵士にとって戦況が絶望的であればあるほど、その先にある勝利は確かなものだったと信じていた。<br>その反乱も最終的に鎮圧され、スパルタクスも討たれてしまったが、彼の名は虐げられた人間の希望として歴史に刻まれた。
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:反乱軍の兵士にとって戦況が絶望的であればあるほど、その先にある勝利は確かなものだったと信じていた。<br>その反乱もローマが大軍を編成したことで最終的に鎮圧され、スパルタクスも討たれたが、彼の名は虐げられた人間の希望として歴史に刻まれた。
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:なお、彼の遺体が残らなかったのは、一説によると戦いの激しさのあまり切り刻まれたことによるが、定かではない。
 
===関連===
 
===関連===
 
;第三次奴隷戦争
 
;第三次奴隷戦争
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** 財産を平等に分配した行為は、18世紀頃に拡大した啓蒙運動や社会主義運動の中で神格化され、とりわけカール・マルクスはスパルタクスを「古代社会主義運動の真の代表者」と評して絶賛している。
 
** 財産を平等に分配した行為は、18世紀頃に拡大した啓蒙運動や社会主義運動の中で神格化され、とりわけカール・マルクスはスパルタクスを「古代社会主義運動の真の代表者」と評して絶賛している。
 
* バーサーカーとして召喚された彼の思考は「叛逆」にのみ割かれており、なおかつ狂化によってマスターとの意思疎通も不可能。そのためマスター殺しも辞さないサーヴァントとなっており、『Fate/Apocrypha』の世界では'''「召喚したら敗北確定」'''のサーヴァントと呼ばれている。
 
* バーサーカーとして召喚された彼の思考は「叛逆」にのみ割かれており、なおかつ狂化によってマスターとの意思疎通も不可能。そのためマスター殺しも辞さないサーヴァントとなっており、『Fate/Apocrypha』の世界では'''「召喚したら敗北確定」'''のサーヴァントと呼ばれている。
** 実際には、彼は積極的にマスターに反乱する訳ではない。マスターとの意思疎通こそ不可能なものの、マスターが圧制者かどうかの判断はできるため、まっとうな魔術師ではない、たまたま巻き込まれてしまったマスターであれば敗北するまで共に戦うことも十分可能。[[衛宮士郎|何処ぞの赤毛の少年]]などとは常に格上との、そして自己との戦いを行う点で相性が良いらしい。
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** 実際には、叛逆すべきマスターとは弱者を糧にする者であって、彼は積極的にマスターに反乱する訳ではない。マスターとの意思疎通こそ不可能なものの、マスターが圧制者かどうかの判断はできるため、まっとうな魔術師ではない、たまたま巻き込まれてしまったマスターであれば敗北するまで共に戦うことも十分可能。弱者として他のサーヴァントに挑む者や、[[衛宮士郎|何処ぞの赤毛の少年]]などとは常に格上との、そして自己との戦いを行う点で相性が良いらしい。
 
** もちろん、叛逆されないからといって聖杯戦争を勝ち抜けるかどうかはまた別の話なのだが。なお、わずかでもマスターが「マスターらしい」態度を見せれば、途端に彼は喜び勇んで叛逆を企てるので、油断ならないことに変わりない。
 
** もちろん、叛逆されないからといって聖杯戦争を勝ち抜けるかどうかはまた別の話なのだが。なお、わずかでもマスターが「マスターらしい」態度を見せれば、途端に彼は喜び勇んで叛逆を企てるので、油断ならないことに変わりない。
 
* 可能性は低いがセイバーとして召喚される場合もある。しかし、その場合はマスターに叛逆する可能性がバーサーカー時よりも更に高い。いっそこのこと、何も知らない子供がマスターに選ばれたほうがまだ勝ちの目が見えてくるかもしれないという。
 
* 可能性は低いがセイバーとして召喚される場合もある。しかし、その場合はマスターに叛逆する可能性がバーサーカー時よりも更に高い。いっそこのこと、何も知らない子供がマスターに選ばれたほうがまだ勝ちの目が見えてくるかもしれないという。
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