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| 例)遠坂家はその出自から詠唱には「礎に石と契約の大公」の次に以下の一節を加えている。 | | 例)遠坂家はその出自から詠唱には「礎に石と契約の大公」の次に以下の一節を加えている。 |
| *[[遠坂時臣]]/[[遠坂凛|凛]]:「祖には我が大師シュバインオーグ――」<br>(「シュバインオーグ」は遠坂家の大師父[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]のこと) | | *[[遠坂時臣]]/[[遠坂凛|凛]]:「祖には我が大師シュバインオーグ――」<br>(「シュバインオーグ」は遠坂家の大師父[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]のこと) |
− | 例2)『[[Fate/strange Fake]]』に登場する魔術師カーシュラの詠唱には「礎に石と契約の大公」の次に以下の一節を加えている。 | + | 例2)『[[Fate/Apocrypha]] ACT1 Unbirth』に登場する[[相良豹馬]]の詠唱は「礎に石と契約の大公」の次に以下の一節を加えている。 |
| + | *相良豹馬:「祖には我が大師■■■■■■■」 |
| + | 例3)『[[Fate/strange Fake]]』に登場する魔術師カーシュラの詠唱は「礎に石と契約の大公」の次に以下の一節を加えている。 |
| *カーシュラ:「祖には我が大師××××××――――――」 | | *カーシュラ:「祖には我が大師××××××――――――」 |
− | 例3)『[[Fate/Apocrypha]]』では「礎に石と契約の大公」の次に各陣営の色を宣言する一説が加えられている。
| + | 例4)『[[Fate/Apocrypha]]』では「礎に石と契約の大公」の次に各陣営の色を宣言する一説が加えられている。 |
| *黒の陣営:「手向ける色は“黒”。」 | | *黒の陣営:「手向ける色は“黒”。」 |
| *赤の陣営:「手向ける色は“赤”。」 | | *赤の陣営:「手向ける色は“赤”。」 |
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| クラスの選定基準は不明だが、主に知名度やマスターとの相性で決定されるようだ。また、クラスに応じた「筐」はそれぞれ一つしかないため、既に特定のクラスの枠が埋まっている場合、後に召喚された英霊はそのクラスにつくことができないという制限もある。 | | クラスの選定基準は不明だが、主に知名度やマスターとの相性で決定されるようだ。また、クラスに応じた「筐」はそれぞれ一つしかないため、既に特定のクラスの枠が埋まっている場合、後に召喚された英霊はそのクラスにつくことができないという制限もある。 |
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− | 触媒自体も非常に高価であり、『Apocrypha』では冬木の聖杯戦争のシステムが知れ渡ったことで世界中に聖遺物が離散してしまう。高名な英霊の聖遺物ほど当然高価になり、協会を含め入手が困難であり、[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]も[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]、[[ギルガメッシュ|英雄王]]、[[イスカンダル|征服王]]は是非とも召喚したかったのだが、聖遺物を入手することが出来なかった。
| + | 『Apocrypha』では冬木の聖杯戦争のシステムが知れ渡ったことで世界中に聖遺物が離散し、価格も高騰している。 |
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| ==== 第三次 ==== | | ==== 第三次 ==== |
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| 霊体の状態であれば、サーヴァントを維持するための魔力の消費が少なくて済み、敵からは目視されず、物理的に干渉されないため壁を抜けて移動できるなど、偵察行動などに向いている。<br>ただし、この状態では相手から干渉されない代わりに自らも相手に干渉できないため、敵を攻撃する等の行動はとれない。しかも、サーヴァントの持つ武装の多くは概念・魔術的特性を持っているため、霊体にも干渉できる場合がある。<br>自らは防御手段をとることができず、敵から一方的に攻撃される危険を孕むため、サーヴァント同士の戦闘中に霊体化することは安全とは言えない。唯一不可視化する利点はあるが、サーヴァント同士は(個人差はあるが)互いに気配を察知できるため、万全の安全策とはならない。<br>また、霊体化は世界との繋がりを薄めている状態である故、「洗礼詠唱」等をこの状態で受けると、普段は問題無く耐えられる攻撃にも関わらず大ダメージを負う危険性もある。 | | 霊体の状態であれば、サーヴァントを維持するための魔力の消費が少なくて済み、敵からは目視されず、物理的に干渉されないため壁を抜けて移動できるなど、偵察行動などに向いている。<br>ただし、この状態では相手から干渉されない代わりに自らも相手に干渉できないため、敵を攻撃する等の行動はとれない。しかも、サーヴァントの持つ武装の多くは概念・魔術的特性を持っているため、霊体にも干渉できる場合がある。<br>自らは防御手段をとることができず、敵から一方的に攻撃される危険を孕むため、サーヴァント同士の戦闘中に霊体化することは安全とは言えない。唯一不可視化する利点はあるが、サーヴァント同士は(個人差はあるが)互いに気配を察知できるため、万全の安全策とはならない。<br>また、霊体化は世界との繋がりを薄めている状態である故、「洗礼詠唱」等をこの状態で受けると、普段は問題無く耐えられる攻撃にも関わらず大ダメージを負う危険性もある。 |
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− | サーヴァントの実体は、「霊核」と呼ばれる存在の周囲を、魔力で出来た肉体で包むことで成立している。<br>肉体そのものは仮初のものであり、サーヴァントは基本的に魔力が尽きない限り活動できるが、肉体の損傷は霊核の弱体化を招き、サーヴァントに対するダメージとなる。基本的には通常の人間と同じで、心臓の喪失や首の切断などが起こればサーヴァントも死亡(霊体も含め現世でのカタチを保てなくなって霧散)する。<br>敵から受けたダメージのみではなく、自身の宝具などで魔力を消費すれば、霊核は消耗する。限界を超えた宝具の使用で自滅するケースもある。<br>また、現世に留まること自体にサーヴァントは魔力を消費するため、契約したマスターからの魔力供給がなければ、現界を保つことはできない。 | + | サーヴァントの実体は、「霊核」と呼ばれる存在の周囲を、魔力で出来た肉体で包むことで成立している。<br>肉体そのものは仮初のものであり、サーヴァントは基本的に魔力が尽きない限り活動できるが、肉体の損傷は霊核の弱体化を招き、サーヴァントに対するダメージとなる。基本的には通常の人間と同じで、心臓の喪失や首の切断などが起こればサーヴァントも死亡(霊体も含め現世でのカタチを保てなくなって霧散)する。<br>敵から受けたダメージのみではなく、自身の宝具などで魔力を消費すれば、霊核は消耗する。限界を超えた宝具の使用で自滅するケースもある。<br>また、現世に留まること自体にサーヴァントは魔力を消費するため、契約したマスターからの魔力供給がなければ、現界を保つことはできない。<br>さらにマスターは英霊が世界に留まるための要石ともなっているため、マスターがいないサーヴァントはスキル「単独行動」を持たないかぎり例え魔力があったとしても手足が重くなり、現界を保つために使用する魔力量も増える模様。 |
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| == 知名度と真名と強さ == | | == 知名度と真名と強さ == |
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| また逆に、伝承に記されている武装や能力があったとしても、召喚された地ではまるで知られていないようなマイナーなものであった場合、サーヴァントとしてはその能力を備えないといったペナルティともなりうる。<br>例:[[クー・フーリン]]は、ゲッシュによってアルスターの戦士達が眠りにつく中、ただ一人その出自に起因する「不眠の加護」を持っていたため、それを免れた。しかし、サーヴァントとしてこのスキルは持っていない。 | | また逆に、伝承に記されている武装や能力があったとしても、召喚された地ではまるで知られていないようなマイナーなものであった場合、サーヴァントとしてはその能力を備えないといったペナルティともなりうる。<br>例:[[クー・フーリン]]は、ゲッシュによってアルスターの戦士達が眠りにつく中、ただ一人その出自に起因する「不眠の加護」を持っていたため、それを免れた。しかし、サーヴァントとしてこのスキルは持っていない。 |
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− | なお、この補正とは「英雄としての元の強さを再現出来る」と言う意味である。マスターからの魔力供給・令呪によるブースト・聖杯から与えられる知識とクラススキル、各自の伝承によって後天的に付加される固有スキルを除けば、知名度の補正によって英霊が元となった英雄より強くなる事はない。
| + | なお、この補正とは「英霊としての元の強さを再現出来る」と言う意味である。マスターからの魔力供給・令呪によるブースト・聖杯から与えられる知識とクラススキル、各自の伝承によって後天的に付加される固有スキルを除けば、知名度の補正によってサーヴァントが元となった英霊より強くなる事はない。 |
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| 真名は召喚された者の真の名前、いわば「正体」。<br>基本的にこれは秘匿される。相手に正体が知れるということは、英霊の残した伝説・伝承が知られるということであり、その弱点につながる情報をさらすことにもなってしまうため。<br> | | 真名は召喚された者の真の名前、いわば「正体」。<br>基本的にこれは秘匿される。相手に正体が知れるということは、英霊の残した伝説・伝承が知られるということであり、その弱点につながる情報をさらすことにもなってしまうため。<br> |
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| *(30%制限がかかっている通常時の)[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルクェイド]]と比較して彼女の四分の一(アルクは強さが4倍であって、個体能力では2倍程度)。<br>単独では勝負にならないが、二対一で、片方が防戦に徹してもう一方が背後を突くならば勝機はある。 | | *(30%制限がかかっている通常時の)[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルクェイド]]と比較して彼女の四分の一(アルクは強さが4倍であって、個体能力では2倍程度)。<br>単独では勝負にならないが、二対一で、片方が防戦に徹してもう一方が背後を突くならば勝機はある。 |
| *二十七祖クラスの歴史を持つ古い死徒相手の場合は互角以上、基本サーヴァント有利。特に第五次の三騎士は強い。ただし、例外はある。 | | *二十七祖クラスの歴史を持つ古い死徒相手の場合は互角以上、基本サーヴァント有利。特に第五次の三騎士は強い。ただし、例外はある。 |
− | **基本的にはセイバーとアーチャーの宝具でなぎ払い、それらで斃しきれない相手にはランサーの槍が待っている。また、ギルガメッシュはその特性上、アルクェイドと非常に相性が良いサーヴァントとして名を挙げられている。 | + | **基本的にはセイバーの宝具でなぎ払い、それらで斃しきれない相手にはランサーの槍が待っている。また、ギルガメッシュはその特性上、アルクェイドと非常に相性が良いサーヴァントとして名を挙げられている。 |
− | *Fate以外のキャラが平均的宝具(ランクB。ただし運命干渉系を除く)を持つサーヴァントと一対一でやりあうと | + | *Fate以外のキャラが平均的宝具(ランクB。ただし運命干渉系を除く)を持つサーヴァントと一対一でやりあうと |
| **圧勝する:アルクェイド | | **圧勝する:アルクェイド |
| **互角に戦える:[[死徒|死徒二十七祖]]のほぼ全て、[[軋間紅摩]]、[[蒼崎青子]] | | **互角に戦える:[[死徒|死徒二十七祖]]のほぼ全て、[[軋間紅摩]]、[[蒼崎青子]] |
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| == 属性 == | | == 属性 == |
− | 各サーヴァントの精神的な傾向。ステータスで確認できる。<br>秩序・中立・混沌からなる「重んじる方針」と善・中庸・悪からなる「性格」の2つの要素によって決定される。<br>属性間の相性については「性格」の不一致であれば大きな問題にはならないが、「重んじる方針」が違う場合は軋轢が大きくなる。(complete material IIIより)<br>公式に分類の基準が示されたことはないため、下記の内容はキャラクターの言動からの分析・考察による。 | + | 各サーヴァントの精神的な傾向。ステータスで確認できる。<br>秩序・中立・混沌からなる「重んじる方針」と善・中庸・悪からなる「性格」の2つの要素によって決定される。<br>属性間の相性については「性格」の不一致であれば大きな問題にはならないが、「重んじる方針」が違う場合は軋轢が大きくなる。(complete material IIIより) |
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− | ;重んじる方針
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− | :いわゆる「社会的な」善悪の方針。<br>「秩序」は社会的・公共的ルールに肯定的であること。ただし、ルールに肯定的であるということは、社会を維持するために小を殺して大を生かすような必要悪も受け入れるということに繋がる場合もある。聖杯戦争においてはマスターへの恭順度が高いという形で現れる。<br>その反面、「マスターの方針」というルールが仮に邪悪なものであっても、場合によっては受け入れる(例:[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕]])<br>「混沌」は現在の社会に対する否定的な姿勢である(逆に、社会の方が彼ら彼女らを否定した場合もある)。<br>反面、束縛からの解放や自由を肯定することであり、社会秩序によらない人間感情においては必ずしも邪悪であることに繋がらない(例:[[メドゥーサ]])。討伐されたことによって名を馳せた反英雄的な存在に比較的多い属性。<br>「中立」は社会秩序に対して積極性がない場合に適用される。単にどうでもいいのでことさら肯定もしないが否定するのも面倒に思っていたり、自分にとって良い面は肯定するが悪い面は否定したりする。
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− | ;性格
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− | :いわゆる「個人的な」善悪の方針。<br>「善」は自分なりのルールを持ち、それを遵守する姿勢。「秩序・善」([[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]])のようにそれが社会正義と合致すれば聖人君子的な姿勢となって現れるし、「混沌・善」(例:[[メドゥーサ]])のようにそれが社会正義には合致しなくとも、自分にとって大事な存在(ライダーならマスターの桜)を裏切らず大切にするといった姿勢で現れる。<br>「悪」は例えば目的のためには手段を選ばない等の、無軌道な姿勢。往々にして、その手段は血生臭いものになりがち。<br>「中庸」は善悪に偏りがない姿勢。ことさらに他者を助けたいとも思わないが、さりとて積極的に他者を見捨てたいとも思わなかったり、どんな人物や方針でも受け入れる代わりに、同じだけどんな人物や方針も切り捨てることを良しとする性格だったりする。<br>「狂」はバーサーカーの属性で、「狂化」により人格が失われていることを示している。
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| === サーヴァントの属性一覧 === | | === サーヴァントの属性一覧 === |
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| ;三すくみ | | ;三すくみ |
− | : 天・地・人の三すくみがあり、『人』は天に強く、地に弱い。『地』は人に強く、天に弱い。『天』は地に強く、人に弱い。 | + | : 天・地・人の三すくみがあり、『人』は天に強く、地に弱い。『地』は人に強いが、自身を作り出した神には敵わないため天に弱い。『天』は地に強いが、人間に信仰されなければ「存在しないもの」になるため人に弱い。 |
| :『星』は天・地・人の三すくみには一切関わりがなく、一見あらゆるカテゴリに対してマイナスを持たない万能属性に見えるが、その本質は別にあるらしい。 | | :『星』は天・地・人の三すくみには一切関わりがなく、一見あらゆるカテゴリに対してマイナスを持たない万能属性に見えるが、その本質は別にあるらしい。 |
| : またこれらとは別に『星』と相剋するカテゴリも存在するらしい。 | | : またこれらとは別に『星』と相剋するカテゴリも存在するらしい。 |
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| ===神霊とハイ・サーヴァント=== | | ===神霊とハイ・サーヴァント=== |
| ハイ・サーヴァントとは、女神系のサーヴァントの英霊複合体として創造された存在である。[[パッションリップ]]や[[メルトリリス]]などのアルターエゴが該当する。また、作中のBBの台詞からは神霊系のサーヴァントそのものを指す言葉とも取れるが、正確な定義は不明。通常のサーヴァントは、神性を帯びている者も数多いとはいえ、「神霊」の域に至らない「英霊」を受肉させたものであり、ハイ・サーヴァントはその上位の存在といえる。 | | ハイ・サーヴァントとは、女神系のサーヴァントの英霊複合体として創造された存在である。[[パッションリップ]]や[[メルトリリス]]などのアルターエゴが該当する。また、作中のBBの台詞からは神霊系のサーヴァントそのものを指す言葉とも取れるが、正確な定義は不明。通常のサーヴァントは、神性を帯びている者も数多いとはいえ、「神霊」の域に至らない「英霊」を受肉させたものであり、ハイ・サーヴァントはその上位の存在といえる。 |
− | *女神の情報を材料にしたアルターエゴたちの宝具は、正規の宝具を違法改造したものであると用語集で語られている。彼女らが持つ宝具も元となった女神の力によるものなので、つまり英霊だけでなく神霊も「宝具」を所有していることが記述から伺える。もっとも神霊という別次元の存在が持つ武装ゆえに、その効力も英霊の宝具と比べると別格である模様。 | + | *女神の情報を材料にしたアルターエゴたちの宝具は、正規の宝具を違法改造したものであると用語集で語られている。彼女らが持つ宝具も元となった女神の力によるものなので、つまり英霊だけでなく神霊も「宝具」を所有していることが記述から伺える。 |
− | **例えば[[玉藻の前]]の宝具は現在はDランクの対軍宝具だが、本来の神霊クラスの存在として扱う場合、当人の霊格の上昇に伴って、死者蘇生や死霊の軍団を形成出来るEXランク、そして国を覆う規模の対界宝具へと変化する。 | + | **『stay night』本編でも北欧神話の主神オーディンの持つ武器・神槍『大神宣言(グングニル)』の話題がちらっと出てくる。 |
− | **stay night本編でも北欧神話の主神オーディンの持つ武器・神槍『大神宣言(グングニル)』の話題がちらっと出てくる。
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| *月の聖杯戦争がハイ・サーヴァントを顕現させうるのは人間の理解を越えた「ムーンセル」の力あってこそ。<br>『[[Fate/stay night]]』作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら不可能である。 | | *月の聖杯戦争がハイ・サーヴァントを顕現させうるのは人間の理解を越えた「ムーンセル」の力あってこそ。<br>『[[Fate/stay night]]』作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら不可能である。 |
| **極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本である救世主イエスを召喚できるのであれば聖杯戦争は不要になってしまうだろう。その血を受けた器はなんでも聖杯である。 | | **極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本である救世主イエスを召喚できるのであれば聖杯戦争は不要になってしまうだろう。その血を受けた器はなんでも聖杯である。 |
− | *Grand OrderにおいてもDr.ロマンが「原理的には必ずしも不可能ではないはず」だが「神霊級のサーヴァントの現界は例えば向こうがその気になったとしてもできない」「魔法の領域にまで到達した技術があっても分が悪い」と述べている。 | + | *『Grand Order』においてもDr.ロマンが「原理的には必ずしも不可能ではないはず」だが「神霊級のサーヴァントの現界は例えば向こうがその気になったとしてもできない」「魔法の領域にまで到達した技術があっても分が悪い」と述べている。 |
− | **が、直後に神霊級のサーヴァントである[[ステンノ]]と遭遇してあっさり覆されるハメになる。 | + | **が、直後に神霊のサーヴァントである[[ステンノ]]と遭遇してあっさり覆されるハメになる。 |
− | **また[[玉藻の前|アマテラス]]や[[オリオン|アルテミス]]と言った高位の神霊も何らかの形で通常の英霊並みに格を下げる事で現界に成功している。<br>とはいえ前者は「人間として転生した際の側面で召還する」という裏技で間接的に現界しているに過ぎず、後者に到っては「'''因果律を捻じ曲げて'''本来は存在しなかった自分が召還される可能性を作り出す」という'''完全無欠の力技'''で初めて可能になったものである。 | + | **また[[玉藻の前|アマテラス]]や[[オリオン|アルテミス]]と言った高位の神霊も何らかの形で通常の英霊並みに格を下げる事で現界に成功している。<br>とはいえ前者は「人間として転生した際の側面で召還する」という裏技で間接的に現界しているに過ぎず、後者は神霊である身を英霊ランクにまで貶めて召喚されているため、代償として通常のサーヴァントとしての力しか発揮できない。 |
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| ===その他=== | | ===その他=== |