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| 第四次聖杯戦争でケイネスが敗退したことにより、アーチボルト家は一気に没落してしまう。そのことに関して自身にも責があると考えたウェイバーが奔走、家を立て直すことに成功した。<br>現在のアーチボルト家当主は、ケイネスが健在であった頃には末席であった少女。彼女は「ロード・エルメロイ」の称号をウェイバーに贈ることによって、彼の功を讃えるとともに、名前をもって自らの下においたのである。 | | 第四次聖杯戦争でケイネスが敗退したことにより、アーチボルト家は一気に没落してしまう。そのことに関して自身にも責があると考えたウェイバーが奔走、家を立て直すことに成功した。<br>現在のアーチボルト家当主は、ケイネスが健在であった頃には末席であった少女。彼女は「ロード・エルメロイ」の称号をウェイバーに贈ることによって、彼の功を讃えるとともに、名前をもって自らの下においたのである。 |
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− | 自身は魔術師としてどうしようもないほど平均的で凡庸だが、他人の埋もれた才能を見抜き、鍛え上げることにかけては時計塔随一。ゆえに彼の元で学んだ魔術師の全員が大成している。<br>彼の弟子になって「王冠(グランド)」階位を得なかった者はおらず、彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。<br>もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。<br>他人をプロデュースすることに関しては当代一の傑物だが、彼にとってはそんなことはどうでもよく、自分自身が魔術師として名を成したいのに教え子ばかりがどんどん伸びていくという事実にイライラしているため、ここ数年は常に不機嫌そうに院内を歩いている。 | + | 自身は魔術師としてどうしようもないほど平均的で凡庸だが、他人の埋もれた才能を見抜き、鍛え上げることにかけては時計塔随一。ゆえに彼の元で学んだ魔術師の全員が大成している。<br>彼の弟子になって「王冠(グランド)」階位を得なかった者はおらず、彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。<br>もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。<br>他人をプロデュースすることに関しては当代一の傑物だが、彼にとってはそんなことはどうでもよく、自分自身が魔術師として名を成したいのに教え子ばかりがどんどん伸びていくという事実にイライラしている。<br>いつも不機嫌そうな顔をしており、実際不機嫌。弟子たちへも容赦なく悪態を飛ばしまくるが指導は的確、面倒見もかなりいいため「デレ期の無いツンデレ先生」と慕われている。 |
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| [[遠坂凛]]の時計塔での後見人。ただし、教師として魔術の指導はしない。<br>日本も日本人も大嫌いだが、唯一の娯楽が日本製のゲーム。私服のTシャツには『大戦略』(アドミラブル大戦略)の文字がプリントされている。この点、ゲームオンチの凛とは相性が悪いらしい。 | | [[遠坂凛]]の時計塔での後見人。ただし、教師として魔術の指導はしない。<br>日本も日本人も大嫌いだが、唯一の娯楽が日本製のゲーム。私服のTシャツには『大戦略』(アドミラブル大戦略)の文字がプリントされている。この点、ゲームオンチの凛とは相性が悪いらしい。 |
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| ;[[沙条綾香]] | | ;[[沙条綾香]] |
| :『氷室の天地』世界では弟子。彼女の中のフォーマルクラフトの素質を見抜いていたが、まずは現在習得しているウィッチクラフトをものにした上で乗り換えさせるべく指導したところ、アドバイスが的確すぎて予想以上にウィッチクラフトの腕前が上がり、立派な森ガール系魔女となってしまった。 | | :『氷室の天地』世界では弟子。彼女の中のフォーマルクラフトの素質を見抜いていたが、まずは現在習得しているウィッチクラフトをものにした上で乗り換えさせるべく指導したところ、アドバイスが的確すぎて予想以上にウィッチクラフトの腕前が上がり、立派な森ガール系魔女となってしまった。 |
| + | ;[[キシュア・ゼルレッチ・シュヴァインオーグ]] |
| + | :『プリズマ☆イリヤ』の世界では彼の下で働いているような描写がなされている。<br>アニメ版では凛とルヴィアにクラスカード回収任務を言い渡すところまで代行しており、更にはゼルレッチを「大師父」と呼んでいるなど、やけに設定上の謎が増えた。 |
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| ;祖母 | | ;祖母 |
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| :いきなり自身の真名を堂々と名乗ったライダーへの魂の叫び。この時から、ウェイバーの苦労が始まった。 | | :いきなり自身の真名を堂々と名乗ったライダーへの魂の叫び。この時から、ウェイバーの苦労が始まった。 |
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− | ;「ら、い、だぁぁぁ……<br> ど~すんだよぉ。征服とか何とか言いながら、けっきょく総スカンじゃないかよぉ……<br>オマエ本気でセイバーとランサーを手下にできると思ってたのか?」 | + | ;「ら、い、だぁぁぁ……<br> ど~すんだよぉ。征服とか何とか言いながら、けっきょく総スカンじゃないかよぉ……<br> オマエ本気でセイバーとランサーを手下にできると思ってたのか?」 |
− | :セイバーとランサーへの勧誘が失敗し、単なる身バレ損に終わったライダーへの恨み言。これに対し「"ものは試し"」と答えたものだから…… | + | :セイバーとランサーへの勧誘が失敗し、単なる身バレ損に終わったライダーへの恨み言。これに対し「“ものは試し”」と答えたものだから…… |
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− | ;「ものは試し"で真名バラしたんかい!!」 | + | ;「“ものは試し”で真名バラしたんかい!!」 |
| :殺伐とした『Zero』での数少ないコミカルな場面だが、アニメ版ではカットされてしまった。 | | :殺伐とした『Zero』での数少ないコミカルな場面だが、アニメ版ではカットされてしまった。 |
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| :絶大な宝具「王の軍勢」を、死してもなお幾万もの英雄たちに慕われるライダーの姿を見たことでウェイバーの小さなプライドは根底から覆される。偉大すぎるサーヴァントに比して、卑小で無力な名ばかりのマスターである己を思い知らされた彼は、新都からの帰り道でつい癇癪を爆発させるが――返ってきたライダーの答えは、この契約を「快い」と肯定するものだった。 | | :絶大な宝具「王の軍勢」を、死してもなお幾万もの英雄たちに慕われるライダーの姿を見たことでウェイバーの小さなプライドは根底から覆される。偉大すぎるサーヴァントに比して、卑小で無力な名ばかりのマスターである己を思い知らされた彼は、新都からの帰り道でつい癇癪を爆発させるが――返ってきたライダーの答えは、この契約を「快い」と肯定するものだった。 |
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− | ;「我がサーヴァントよ、ウェイバー・ベルベットが令呪をもって命ずる。<br> ライダーよ、必ずや、最後までオマエが勝ち抜け。<br> 重ねて令呪をもって命ずる。――ライダーよ、必ずやオマエが聖杯を掴め。<br> さらに重ねて、令呪で命ずる。<br>ライダーよ、必ずや世界を掴め。失敗なんて許さない」 | + | ;「我がサーヴァントよ、ウェイバー・ベルベットが令呪をもって命ずる。<br> ライダーよ、必ずや、最後までオマエが勝ち抜け。<br> 重ねて令呪をもって命ずる。――ライダーよ、必ずやオマエが聖杯を掴め。<br> さらに重ねて、令呪で命ずる。<br> ライダーよ、必ずや世界を掴め。失敗なんて許さない」 |
− | :自分は勝者たる器ではない、だが負け犬には負け犬の意地がある、と、ライダーにとっては当然な事を、令呪を浪費して命ずることによってマスター権を放棄するウェイバー。だがライダーは「マスターじゃないにせよ、余の朋友であることに違いはあるまい」と、笑って共に征くことを選ぶ。なおこの台詞を見てもわかるとおり、ウェイバーはこの時点まで令呪を1回たりとも使っていない。 | + | :自分は勝者たる器ではない、だが負け犬には負け犬の意地がある、と、ライダーにとっては当然な事を、令呪を浪費して命ずることによってマスター権を放棄するウェイバー。だがライダーは「マスターじゃないにせよ、余の朋友であることに違いはあるまい」と、笑って共に征くことを選ぶ。なお、この台詞を見てもわかる通り、ウェイバーはこの時点まで令呪を1回たりとも使っていない。 |
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| ;「あなたこそ――<br> ――あなたこそ、ボクの王だ。あなたに仕える。あなたに尽くす。<br> どうかボクを導いてほしい。同じ夢を見させてほしい」 | | ;「あなたこそ――<br> ――あなたこそ、ボクの王だ。あなたに仕える。あなたに尽くす。<br> どうかボクを導いてほしい。同じ夢を見させてほしい」 |
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| :聖杯とか超カッコイイ、見てみたいなどと非常に軽い気持ちで聖杯戦争に挑もうとする教え子、フラットへの苦言。<br>第四次に参戦した自分以外のマスターはほとんどが「そういう死に方」をしたのだと、今の彼は知っている。 | | :聖杯とか超カッコイイ、見てみたいなどと非常に軽い気持ちで聖杯戦争に挑もうとする教え子、フラットへの苦言。<br>第四次に参戦した自分以外のマスターはほとんどが「そういう死に方」をしたのだと、今の彼は知っている。 |
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− | ;「他のサーヴァントを従え、世界征服とはな……<br> まさか、私の弟子からそんな馬鹿げた、懐かしい響きを聞くことになるとは。<br> どうしても止められぬようならば、これを渡すことも考えたが、そうならずにすんだことに感謝すべきか」 | + | ;「他のサーヴァントを従え、世界征服とはな……」<br>「まさか、私の弟子からそんな馬鹿げた、懐かしい響きを聞くことになるとは」<br>「どうしても止められぬようならば、これを渡すことも考えたが、そうならずにすんだことに感謝すべきか」 |
− | :フラットが勘違いで懸賞品のナイフを持ち帰った後に、厳重に施錠された戸棚から取り出した朽ち果てた布切れを見つめながら。<br>「そんな馬鹿げた」夢を語る一人の男が、かつて彼の人生を塗り替えた。 | + | :フラットが勘違いで懸賞品のナイフを持ち帰った後に、厳重に施錠された戸棚から取り出した朽ち果てた布切れを見つめながら。<br>かつて「そんな馬鹿げた」夢を語る一人の男が、彼の人生を塗り替えた。 |
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