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| 皇帝となってのもその為政者としての手腕は色あせることはなく、西暦64年に発生した「ローマの大火」への対処は、彼女に対し批判的である歴史家にさえ「人智の限りをつくした有効な施策」といわしめたほど。<br>外交にも気を使い、国外での人気も高い。 | | 皇帝となってのもその為政者としての手腕は色あせることはなく、西暦64年に発生した「ローマの大火」への対処は、彼女に対し批判的である歴史家にさえ「人智の限りをつくした有効な施策」といわしめたほど。<br>外交にも気を使い、国外での人気も高い。 |
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− | 為政者として高い能力を持つ一方、自らを「楽神アポロンに匹敵する芸術家」と称して自分用の劇場を建設し独唱会を開いたりするのみならず、やはり自ら「太陽神ソルに匹敵する戦車御者」と称してオリンピックに出場したり、それに対抗して「ネロ祭」を創設したりと、放埓な振る舞いも目立った。<br> | + | 為政者として高い能力を持つ一方、自らを「楽神アポロンに匹敵する芸術家」と称して自分用の劇場を建設し独唱会を開いたりするのみならず、やはり自ら「太陽神ソルに匹敵する戦車御者」と称してオリンピックに出場したり、それに対抗して「ネロ祭」を創設したりと、放埓な振る舞いも目立った。 |
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| 史実において帝政ローマを衰退させたとして語り継がれ、それは紛れもない事実だが、その芯にあったのは改革であった。私利私欲によって腐敗しきり、特権化していた元老院と真っ向から対立。元老院属州と皇帝属州を統合し、国庫を一本化する改革を進める。<br />敵は元老院だけではなく、実母アグリッピナもまた彼女を悩ませる。アグリッピナにとって彼女は「自分を『皇帝の母』にするだけの舞台装置」であり、次々と国政に私欲の口を出してくる始末。<br>遂に彼女は母の暗殺を決意。しかし暗殺はことごとく失敗し、とうとう公衆の面前で母を切り捨てるしか道はなくなった。 | | 史実において帝政ローマを衰退させたとして語り継がれ、それは紛れもない事実だが、その芯にあったのは改革であった。私利私欲によって腐敗しきり、特権化していた元老院と真っ向から対立。元老院属州と皇帝属州を統合し、国庫を一本化する改革を進める。<br />敵は元老院だけではなく、実母アグリッピナもまた彼女を悩ませる。アグリッピナにとって彼女は「自分を『皇帝の母』にするだけの舞台装置」であり、次々と国政に私欲の口を出してくる始末。<br>遂に彼女は母の暗殺を決意。しかし暗殺はことごとく失敗し、とうとう公衆の面前で母を切り捨てるしか道はなくなった。 |
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| ;[[ライダー (EXTRA)]] | | ;[[ライダー (EXTRA)]] |
− | :一回戦の対戦相手。彼女が海「賊」であることから余り好印象を抱いていなかったようだが、滅びをよしとする人となりは嫌っていない。彼女のマスターである[[間桐慎二|慎二]]を「喋るネズミ」と呼び、華の無いマスターに仕えているのを気の毒がっている。 | + | :一回戦の対戦相手。彼女が海「賊」であることから余り好印象を抱いていなかったようだが、滅びをよしとする人となりは嫌っていない。<br>彼女のマスターである[[間桐慎二|慎二]]を「喋るネズミ」と呼び、華の無いマスターに仕えているのを気の毒がっている。 |
| ;[[アーチャー (EXTRA・緑)]] | | ;[[アーチャー (EXTRA・緑)]] |
| :二回戦の対戦相手。その出自から、もとが為政者の立場にある彼女と、反逆者であるアーチャーはソリが合わない。 | | :二回戦の対戦相手。その出自から、もとが為政者の立場にある彼女と、反逆者であるアーチャーはソリが合わない。 |
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| :三回戦の対戦相手。美少女が大好きなため、実は結構彼女達とのおいかけっこを楽しんでいた。 | | :三回戦の対戦相手。美少女が大好きなため、実は結構彼女達とのおいかけっこを楽しんでいた。 |
| ;[[ランサー (EXTRA・黒)]] | | ;[[ランサー (EXTRA・黒)]] |
− | :凛ルートにおける、四回戦の対戦相手。敬虔なキリスト教徒であった彼とは出自的に相容れないと、決戦時語っている。また驚くべきことに彼の方もセイバーの真名を把握していたらしく、「暴君」と呼ぶ。 | + | :凛ルートにおける、四回戦の対戦相手。敬虔なキリスト教徒であった彼とは出自的に相容れないと、決戦時語っている。<br>また驚くべきことに彼の方もセイバーの真名を把握していたらしく、「暴君」と呼ぶ。 |
| ;[[アサシン (EXTRA)]] | | ;[[アサシン (EXTRA)]] |
| :五回戦の対戦相手。母を暗殺しようとし、自身も何度も暗殺されかけ、毒と謀略に満ちた生涯を送った彼女は、彼に暗殺は自分の専売特許だと堂々と主張する。また彼のマスターである[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ|ユリウス]]を「華の無い男」と呼んで嫌っている。 | | :五回戦の対戦相手。母を暗殺しようとし、自身も何度も暗殺されかけ、毒と謀略に満ちた生涯を送った彼女は、彼に暗殺は自分の専売特許だと堂々と主張する。また彼のマスターである[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ|ユリウス]]を「華の無い男」と呼んで嫌っている。 |
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| ;[[ランサー (CCC・赤)]] | | ;[[ランサー (CCC・赤)]] |
− | :月の裏側で出会ったライバル。その凡俗には到底理解できない歌唱センスと天上の歌声を絶賛する。互いにライバル・友情以上の感情を抱いているため相性はとてもいい。 | + | :月の裏側で出会ったライバル。その凡俗には到底理解できない歌唱センスと天上の歌声を絶賛する。<br>互いにライバル・友情以上の感情を抱いているため相性はとてもいい。 |
| ;[[パッションリップ]] | | ;[[パッションリップ]] |
| :彼女の「愛」を求める姿は、昔日の自分を思い出させるため、主人公のサーヴァントの中で最も彼女に同情的。そのため説得を試みたが、既に彼女には主人公の言葉以外届かなくなっていた。 | | :彼女の「愛」を求める姿は、昔日の自分を思い出させるため、主人公のサーヴァントの中で最も彼女に同情的。そのため説得を試みたが、既に彼女には主人公の言葉以外届かなくなっていた。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === Fate/EXTRA === | | === Fate/EXTRA === |
− | ;「如何も何も、これ以上に的確な<ruby><rb>冠</rb><rt>な</rt></ruby>はない。余が望まずとも、余は余なのだ。一個人としての名乗りなど余には許されぬ。<br> そなたも両親に名付けられた<ruby><rb>命</rb><rt>な</rt></ruby>があろう。それを偽ることは、そなただけでなく、そなたの両親の願いまで汚すことになる。<br /> 余が<ruby><rb>個人</rb><rt>おのれ</rt></ruby>を語れたのは、幼少期までの話だ。<br> ……ふん。仮に、一個人を名乗れる時があるとしても、それは余の半生の敗北を意味する。<br> 余が捧げた全てを捨てさせるほどのモノ。そんなものと出会えたなら――<br> その時こそ、この身は人に戻るのだ」 | + | ;「如何も何も、これ以上に的確な<ruby><rb>冠</rb><rt>な</rt></ruby>はない。余が望まずとも、余は余なのだ。一個人としての名乗りなど余には許されぬ。<br> そなたも両親に名付けられた<ruby><rb>命</rb><rt>な</rt></ruby>があろう。それを偽ることは、そなただけでなく、そなたの両親の願いまで汚すことになる。<br> 余が<ruby><rb>個人</rb><rt>おのれ</rt></ruby>を語れたのは、幼少期までの話だ。<br> ……ふん。仮に、一個人を名乗れる時があるとしても、それは余の半生の敗北を意味する。<br> 余が捧げた全てを捨てさせるほどのモノ。そんなものと出会えたなら――<br> その時こそ、この身は人に戻るのだ」 |
| :一人称が「余」なのはいかがなものか? という問いに対しての回答。赤い暴君が自身を「余」ではなく「私」と呼ぶ時がきたら、それは―― | | :一人称が「余」なのはいかがなものか? という問いに対しての回答。赤い暴君が自身を「余」ではなく「私」と呼ぶ時がきたら、それは―― |
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137行目: |
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| :アイテム使用回数が一定に達すると、SKILL「喝采は剣戟の如く」が「喝采は万雷の如く」に変化する。 | | :アイテム使用回数が一定に達すると、SKILL「喝采は剣戟の如く」が「喝采は万雷の如く」に変化する。 |
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− | ;「……うむ、そうなのだ。なにしろ力も容姿も人並みで、きらめくような才もない。<br> だが――うむ、そうだ。ここまでの健闘は、賞賛に値する。<br /> 凡夫から立ち上がるもの。力なき者が力ある者に迫ること。その命は、我が焔に相応しい。<br> 我が<RUBY><RB>奏者</RB><RT>マスター</RT></RUBY>は、貴様のマスターと比べるべくもない。貴様の主人はとうに死人。<br> だが、我が主は未熟ながらも、もがき、懸命にあがいている。その姿は存分に愛らしい!<br> 貴様は余の奏者をひな鳥と語ったが、ひな鳥ならば我が手で育ち、いずれ大鳥となって飛び立つは道理。<br> だが貴様の主人はどうだ? 死した<RUBY><RB>黒烏</RB><RT>からす</RT></RUBY>よ。その翼は、まだ羽ばたく力を残しているか?」 | + | ;「……うむ、そうなのだ。なにしろ力も容姿も人並みで、きらめくような才もない。<br> だが――うむ、そうだ。ここまでの健闘は、賞賛に値する。<br> 凡夫から立ち上がるもの。力なき者が力ある者に迫ること。その命は、我が焔に相応しい。<br> 我が<RUBY><RB>奏者</RB><RT>マスター</RT></RUBY>は、貴様のマスターと比べるべくもない。貴様の主人はとうに死人。<br> だが、我が主は未熟ながらも、もがき、懸命にあがいている。その姿は存分に愛らしい!<br> 貴様は余の奏者をひな鳥と語ったが、ひな鳥ならば我が手で育ち、いずれ大鳥となって飛び立つは道理。<br> だが貴様の主人はどうだ? 死した<RUBY><RB>黒烏</RB><RT>からす</RT></RUBY>よ。その翼は、まだ羽ばたく力を残しているか?」 |
| :第二回戦にて、アーチャーに「どこまでマスター大好きなんだアンタ!?」と問われ、「余にもまだわかっておらぬ!」と返した後。 | | :第二回戦にて、アーチャーに「どこまでマスター大好きなんだアンタ!?」と問われ、「余にもまだわかっておらぬ!」と返した後。 |
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146行目: |
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| :第五回戦、VSアサシン。毒と謀略に彩られた生涯を送った暴君の主張。 | | :第五回戦、VSアサシン。毒と謀略に彩られた生涯を送った暴君の主張。 |
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− | ;「資格があるから王となる。ふさわしいから王となる。では奴は王となった後、何を成すのか。<br>あれは王という名のデウスマキナ。己の欲望が民に結びつかぬ王などつまらぬ。達成感がない!<br>正しいだけの王政なぞ監獄と同じであろう。正しく、また、華々しく栄えてこその人間だ。そうは思わぬか?」 | + | ;「資格があるから王となる。ふさわしいから王となる。では奴は王となった後、何を成すのか。<br> あれは王という名のデウスマキナ。己の欲望が民に結びつかぬ王などつまらぬ。達成感がない!<br> 正しいだけの王政なぞ監獄と同じであろう。正しく、また、華々しく栄えてこその人間だ。そうは思わぬか?」 |
| :決勝戦開幕直後。レオを人となりを評して。 | | :決勝戦開幕直後。レオを人となりを評して。 |
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164行目: |
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| :凛と[[ランサー (CCC・赤)|ランサー]]の痛快なやりとりを見てショックを受ける。ただ一つ言わせてもらえば、ツッコミがいないとややこしいのは彼女もである。 | | :凛と[[ランサー (CCC・赤)|ランサー]]の痛快なやりとりを見てショックを受ける。ただ一つ言わせてもらえば、ツッコミがいないとややこしいのは彼女もである。 |
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− | ;「なんと……さすがはリン、よもやそこまでとは……これには余もまいったと言わざるをえん……」 | + | ;「なんと……さすがはリン、よもやそこまでとは。<br> ……これには余もまいったと言わざるをえん……」 |
| :情熱的なデレデレっぷりで時に第三者に呆れられるほどのアプローチを行うセイバーだが、見事なまでのツンデレっぷりを凛に見せられて思わず抗議や対抗を考えることすらなく白旗を挙げてしまった。<br>なお、字面的には感心しているようにも取れるが、実際のところは感心というよりドン引きしている。 | | :情熱的なデレデレっぷりで時に第三者に呆れられるほどのアプローチを行うセイバーだが、見事なまでのツンデレっぷりを凛に見せられて思わず抗議や対抗を考えることすらなく白旗を挙げてしまった。<br>なお、字面的には感心しているようにも取れるが、実際のところは感心というよりドン引きしている。 |
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192行目: |
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| === ブロッサム先生 === | | === ブロッサム先生 === |
− | ;「どういう事だ、目を覚ませマスター! これは何かの間違いだな? 間違いであろう? ええい泣くぞ? 余は、本気で泣くからなっ!」 | + | ;「どういう事だ、目を覚ませマスター!<br> これは何かの間違いだな? 間違いであろう? <br> ええい泣くぞ? 余は、本気で泣くからなっ!」 |
| : 「コスト編」より。男主人公がセイバーとキャス狐を二股に掛けている事が判明し、ショックを受けての台詞。 | | : 「コスト編」より。男主人公がセイバーとキャス狐を二股に掛けている事が判明し、ショックを受けての台詞。 |
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