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;人物
 
;人物
:外見通り穏やかで奥ゆかしく、例え敵であっても身分に関係なく礼を忘れない、凛とした貴人。<br>だが彼女の魔術回路は生まれついて変質しており、その影響によって両足が動かず、時に耐えがたい苦痛に襲われ、車椅子による生活を強いられている。彼女の魔術回路は両足に存在し、足を治療するためには魔術師としての生を棄てなければならない。だがフォルヴェッジ家の後継者として魔術を捨てることは許されず、聖杯にかける願いは『魔術回路をそのままに足を治療する』こと。<br>生まれ持ったハンデを跳ね除けようと死に物狂いでしてきた彼女の努力は、周囲の魔術師達からは「当たり前のこと」として受け入れられてしまったこともあり、自らの願いを浅ましいものと卑下している。<br>弟のカウレスとの仲は比較的良好で、魔術師的な価値観を持たず不真面目な態度を見せる彼にお説教することも多いが、助力を受ければ素直に応じ、バーサーカーを死なせて嘆いていた時は後を追いかけてまで慰めようとするなど、「魔術師らしからぬ」顔を見せもする。
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:外見通り穏やかで奥ゆかしく、例え敵であっても身分に関係なく礼を忘れない、凛とした貴人。<br>だが彼女の魔術回路は生まれついて変質しており、その影響によって両足が動かず、時に耐えがたい苦痛に襲われ、車椅子による生活を強いられている。彼女の魔術回路は両足に存在し、足を治療するためには魔術師としての生を棄てなければならない。だがフォルヴェッジ家の後継者として魔術を捨てることは許されず、聖杯にかける願いは『魔術回路をそのままに足を治療する』こと。<br>生まれ持ったハンデを跳ね除けようと死に物狂いでしてきた彼女の努力は、周囲の魔術師達からは「当たり前のこと」として受け入れられてしまったこともあり、自らの願いを浅ましいものと卑下している。<br>弟のカウレスとの仲は良好で、魔術師的な価値観を持たず不真面目な態度を見せる彼にお説教することも多いが、助力を受ければ素直に応じ、バーサーカーを死なせて嘆いていた時は後を追いかけてまで慰めようとするなど、「魔術師らしからぬ」顔を見せもする。
    
;能力
 
;能力
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;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]]
 
;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]]
:弟。魔術師らしくない振る舞いに姉として小言を言うこともあるが、見下してはおらず、家族として扱っている。
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:弟。魔術師らしくない振る舞いに姉として小言を言うこともあるが、見下してはおらず、普通に家族として接している。
 
;[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]
 
;[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]
 
:「おじ様」と呼ぶ。<br>冷酷な彼でも次期後継者であるフィオレの事は尊重しており、指揮を任せる事もある。
 
:「おじ様」と呼ぶ。<br>冷酷な彼でも次期後継者であるフィオレの事は尊重しており、指揮を任せる事もある。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「ええ。……アーチャー、貴方の切なる願いに比べれば私の望みなど、木っ端のようなものでしょう。浅ましい、そして恥ずかしい」
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;「ええ。……アーチャー、<br> 貴方の切なる願いに比べれば私の望みなど、木っ端のようなものでしょう。<br> 浅ましい、そして恥ずかしい」
:アーチャーと互いの望みを明かし合った際に。フォルヴェッジ家の後継者として、また魔術師として自らの魔術回路を棄て去ることなどは出来ない。だが、正真正銘の自分の足で大地に立つ望みも捨てられない。アーチャーから見れば当然と思える願いを、魔術師たれと育てられた彼女はただ恥じ入る。
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:アーチャーと互いの望みを明かし合った際に。<br>フォルヴェッジ家の後継者として、また魔術師として自らの魔術回路を棄て去ることなどは出来ない。だが、正真正銘の自分の足で大地に立つ望みも捨てられない。<br>アーチャーから見れば当然と思える願いを、魔術師たれと育てられた彼女はただ恥じ入る。
    
;「――立ち去りなさい、死霊魔術師。<br> 此処は遍く全て我ら<RUBY><RB>千界樹</RB><RT>ユグドミレニア</RT></RUBY>の大地。踏み入った無礼は不問に処します。<br> この警告を看過するようであれば、死という等価を以て、愚行の代償を支払っていただきます。」
 
;「――立ち去りなさい、死霊魔術師。<br> 此処は遍く全て我ら<RUBY><RB>千界樹</RB><RT>ユグドミレニア</RT></RUBY>の大地。踏み入った無礼は不問に処します。<br> この警告を看過するようであれば、死という等価を以て、愚行の代償を支払っていただきます。」