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; 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
; 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
: ランク:EX<br>種別:対界宝具<br>レンジ:1〜99/1〜999(EXTRA)<br>最大捕捉:1000人<br>由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ。
: ランク:EX<br>種別:対界宝具<br>レンジ:1〜99/1〜999(EXTRA)<br>最大捕捉:1000人<br>由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ。
: かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。彼が「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。風の断層は擬似的な時空断層までも生み出す。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。彼曰く、「生命の記憶の原初であり、この星の最古の姿、地獄の再現」。<br>その威力は最強の聖剣であるランクA++(概算で瞬間的にAの三倍)の「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。空間切断の特性故に対界宝具のカテゴリーに分類される世界を切り裂いた剣。<br>更に「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力を更に上昇させられるという。<br>『stay night』では主に「約束された勝利の剣」との撃ち合いに使用されているため十全な威力を発揮しそびれてしまっているが、『hollow ataraxia』では一生に一度の本気を出し、街の一区画を覆い尽した。また、『Zero』ではライダーとの決戦で、対界宝具の名に恥じず「王の軍勢」の固有結界を切断し、軍勢をなすすべもなく一撃で粉砕している。<br>『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって時空流を生み出し、空間そのものを変動させる「権能」に相当する力を発揮する。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。<br>紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事。<br>強大な神秘が存在し得た神代ならいざ知らず、現代の物理法則で「世界を創造し得る、法則を変革する力」である「権能」を振るうと自己の崩壊を起こすため、現代においては霊子虚構空間でのみ許された力と言える。<br>ゲームでの性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。
: かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。彼が「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。風の断層は擬似的な時空断層までも生み出す。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。彼曰く、「生命の記憶の原初であり、この星の最古の姿、地獄の再現」。<br>その威力は最強の聖剣である神造兵装「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。空間切断の特性故に対界宝具のカテゴリーに分類される世界を切り裂いた剣。<br>更に「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力を更に上昇させられるという。<br>『stay night』では主に「約束された勝利の剣」との撃ち合いに使用されているため十全な威力を発揮しそびれてしまっているが、『hollow ataraxia』では一生に一度の本気を出し、街の一区画を覆い尽した。また、『Zero』ではライダーとの決戦で、対界宝具の名に恥じず「王の軍勢」の固有結界を切断し、軍勢をなすすべもなく一撃で粉砕している。<br>『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって時空流を生み出し、空間そのものを変動させる「権能」に相当する力を発揮する。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。<br>紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事。<br>強大な神秘が存在し得た神代ならいざ知らず、現代の物理法則で「世界を創造し得る、法則を変革する力」である「権能」を振るうと自己の崩壊を起こすため、現代においては霊子虚構空間でのみ許された力と言える。<br>ゲームでの性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。
; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
*衛宮士郎と対戦した際、互いに同格の宝具を持ち、士郎の方が剣を取り出すスピードが少々速いとはいえ、人間相手に接近戦で押し切られている。<br>士郎が手にした武器から「使い手の記憶や経験」を読み取っているとはいえ、彼の武勇はサーヴァントの中でも高いものではないことが伺える。<br>士郎相手に接近戦に持ち込まれた場合、エアを使う間も無く押し込まれてしまう為、とにかく「王の財宝」が機能するかどうかが全てとなっている。
*衛宮士郎と対戦した際、互いに同格の宝具を持ち、士郎の方が剣を取り出すスピードが少々速いとはいえ、人間相手に接近戦で押し切られている。<br>士郎が手にした武器から「使い手の記憶や経験」を読み取っているとはいえ、彼の武勇はサーヴァントの中でも高いものではないことが伺える。<br>士郎相手に接近戦に持ち込まれた場合、エアを使う間も無く押し込まれてしまう為、とにかく「王の財宝」が機能するかどうかが全てとなっている。
*衛宮士郎&アーチャー、[[バーサーカー (第四次)|ランスロット]]ら相性が悪いとされている相手でも、慢心せず、距離を詰めさせずに初手から「天地乖離す開闢の星」を放てば、まず対処できないだろう。結局のところ、彼の最大の敵は己の「慢心」に他ならない。絶対に勝てなかったのは自分自身だった、というのは何だか寓話のようである。
*衛宮士郎&アーチャー、[[バーサーカー (第四次)|ランスロット]]ら相性が悪いとされている相手でも、慢心せず、距離を詰めさせずに初手から「天地乖離す開闢の星」を放てば、まず対処できないだろう。結局のところ、彼の最大の敵は己の「慢心」に他ならない。絶対に勝てなかったのは自分自身だった、というのは何だか寓話のようである。
*第四次で「単独行動」のスキルがAだったのに対し、第五次でA+に上昇しているのは、聖杯の泥を被って半ば受肉しているため。
*第四次で「単独行動」のスキルがAだったのに対し、第五次でA+に上昇しているのは、聖杯の泥を被って半ば受肉しているため。
*洞察力及び鑑定眼は優れており、大抵の物事は一目見ただけで把握出来る。戦闘においても他人の本質や能力も把握し、効果的な宝具を取り出す事で戦いを優位に進める。<br>本編ではキャスターの魔術による偽装にも騙されず追撃を掛けて仕留めたり、士郎の投影魔術を先読みして投影した本数を把握するなどの芸当を披露している。また桜の聖杯の器として特性にも一目で気付いたという。<br>「Hollow」の世界の謎も即座に見抜いていて、「EXTRA CCC」でもその洞察力で序盤で物語のカラクリに気付いている。そのため「CCC」では公式から2周目以降に選ぶことを推奨されている。<br>だが、[[殺生院キアラ|キアラ]]の人物評で、'''シリアスな顔で全く見当外れな見立て'''を出して大恥をかいてしまった。<br>また、よく不意打ちを喰らって敗北したり、戦力的に歯牙にかけない格下の意外な行動や特攻を貰いやすい。漫画版では'''[[セイバー (EXTRA・赤)|赤セイバー]]をアルトリアと間違えて求婚'''してしまう。ジル・ド・レェですら気づけたのに………。<br>頭脳面が優れているのは間違いなく、「CCC」メンバーの中で唯一ラニ相手にチェスで勝利しているが、上記の事と普段の言動が余りにもアレなので、回りからは馬鹿扱いされている。本人曰く頭が良すぎて色々と紙一重との事。
*洞察力及び鑑定眼は優れており、大抵の物事は一目見ただけで把握出来る。戦闘においても他人の本質や能力も把握し、効果的な宝具を取り出す事で戦いを優位に進める。<br>本編ではキャスターの魔術による偽装にも騙されず追撃を掛けて仕留めたり、士郎の投影魔術を先読みして投影した本数を把握するなどの芸当を披露している。また桜の聖杯の器として特性にも一目で気付いたという。<br>「Hollow」の世界の謎も即座に見抜いていて、「EXTRA CCC」でもその洞察力で序盤で物語のカラクリに気付いている。そのため「CCC」では公式から2周目以降に選ぶことを推奨されている。<br>だが、[[殺生院キアラ|キアラ]]の人物評で、'''シリアスな顔で全く見当外れな見立て'''を出して大恥をかいてしまった。<br>また、よく不意打ちを喰らって敗北したり、戦力的に歯牙にかけない格下の意外な行動や特攻を貰いやすい。漫画版では'''[[セイバー (EXTRA・赤)|赤セイバー]]をアルトリアと間違えて求婚'''してしまう。ジル・ド・レェですら気づけたのに………。<br>頭脳面が優れているのは間違いなく、「CCC」メンバーの中で唯一ラニ相手にチェスで勝利しているが、上記の事と普段の言動が余りにもアレなので、回りからは馬鹿扱いされている。本人曰く頭が良すぎて色々と紙一重との事。
*三騎士でありながら、対魔力のランクは余り高くない。コレはそもそも彼自身に対魔力に相当する能力がないからだという。因みに四次と五次で対魔力のランクが変化しているが、マスターである言峰の魔力供給量が時臣に大きく劣るからと解説されている。<br>尤も彼自身は武装で魔術対策は万全の為に魔術は効かない。作中では凛のAランク相当の宝石魔術を完全に無効化にしている。このため、実質的に対魔力のスキルは良くも悪くも無意味になっている。
*三騎士でありながら、対魔力のランクは余り高くない。コレはそもそも彼自身に対魔力に相当する能力がないからだという。因みに四次と五次で対魔力のランクが変化しているが、マスターである言峰の魔力供給量が時臣に大きく劣るからと解説されている。<br>尤も彼自身は武装で魔術対策は万全の為に魔術は効かない。作中では凛のAランク相当の宝石魔術を完全に無効化にしている。このため、実質的に対魔力のスキルは良くも悪くも無意味になっている。
**そもそも言峰は二重契約の影響で割けるだけの魔力は無い上、彼もマスターに魔力面で依存していないので、マスターの能力差ではなく魔力供給自体を受けていない影響と考えられる。
**そもそも言峰は二重契約の影響で割けるだけの魔力は無い上、彼もマスターに魔力面で依存していないので、マスターの能力差ではなく魔力供給自体を受けていない影響と考えられる。
*王の財宝によって、サーヴァント相手ならおおよそ優勢に立ち回れるとされている点から、公式設定集で[[セイバーオルタ]]、[[バーサーカー]]と同じく「最強のサーヴァントの一人」に挙げられており、油断と慢心を捨てればサーヴァントの中では最強とされていた。<br>だが現在では公式で彼と同格とされるカルナや生前互角の決闘を行い、彼自身が同等と認めたエルキドゥなど彼に匹敵する英霊も存在する。
*王の財宝によって、サーヴァント相手ならおおよそ優勢に立ち回れるとされている点から、公式設定集で[[セイバーオルタ]]、[[バーサーカー]]と同じく「最強のサーヴァントの一人」に挙げられており、油断と慢心を捨てればサーヴァントの中では最強とされていた。<br>だが現在では公式で彼と同格とされるカルナや生前互角の決闘を行い、彼自身が同等と認めたエルキドゥなど彼に匹敵する英霊も存在する。
**「英霊最高峰の霊格を持ち」つつ「本体のスペックにさほど依存せず、クラスの制約も気にせず強力な宝具を多数扱え」、かつその「扱える宝具の幅が広く凶悪なまでの汎用性」がある彼は間違いなく「最強クラスのサーヴァント」ではある。だが性格にかなり難があるためサーヴァントとしては最低・最悪なまでに扱いづらく、[[キャスター (CCC・青)|アンデルセン]]からも「サーヴァントとしては失格、英霊としても論外、これで人の王とは笑わせる」と評されている。
**「英霊最高峰の霊格を持ち」つつ「本体のスペックにさほど依存せず、クラスの制約も気にせず強力な宝具を多数扱え」、かつその「扱える宝具の幅が広く凶悪なまでの汎用性」がある彼は間違いなく「最強クラスのサーヴァント」ではある。<br>上記のカルナやヘラクレス等、霊格がギルガメッシュに次ぐ高さの強力な英霊をサーヴァントにすると、人間の魔術師では到底真価を発揮させられない負荷がかかるが、ギルガメッシュの場合はサーヴァントとしてはそうした点でも大きなアドバンテージを有する。<br>だが性格にかなり難があるためサーヴァントとしては最低・最悪なまでに扱いづらく、[[キャスター (CCC・青)|アンデルセン]]からも「サーヴァントとしては失格、英霊としても論外、これで人の王とは笑わせる」と評されている。
*封印されたものの、元々本人も月の表側の聖杯戦争には興味がないと語っている。本人によると聖杯戦争の醍醐味は裏切りや策略といったものであり、トーナメント形式である表の聖杯戦争ではそういった要素がどうしても薄くなってしまうので魅力はまるで感じないという。
*封印されたものの、元々本人も月の表側の聖杯戦争には興味がないと語っている。本人によると聖杯戦争の醍醐味は裏切りや策略といったものであり、トーナメント形式である表の聖杯戦争ではそういった要素がどうしても薄くなってしまうので魅力はまるで感じないという。
*「Fate/Zero material」では、宝物庫に「古代インド神話のガトリング及び核爆弾があり、古代インドの宝具をコンプリートしている」という記述がある。<br>だが「CCC」では[[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]]の「鎧」と「槍」を所有しておらず、この設定は矛盾する事になる。<br>設定そのものが無かったことのなったのか、もしくは「ヴァジュラやヴィマーナなど一部の宝具を保有する」程度に落ち着いた、カルナの宝具が規格外なため例外的に持っていないことになった、のどれかと思われる。
*「Fate/Zero material」では、宝物庫に「古代インド神話のガトリング及び核爆弾があり、古代インドの宝具をコンプリートしている」という記述がある。<br>だが「CCC」では[[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]]の「鎧」と「槍」を所有しておらず、この設定は矛盾する事になる。<br>設定そのものが無かったことのなったのか、もしくは「ヴァジュラやヴィマーナなど一部の宝具を保有する」程度に落ち着いた、カルナの宝具が規格外なため例外的に持っていないことになった、のどれかと思われる。