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; 人物
 
; 人物
: 一人称は「私(アタシ)」。吸血鬼カーミラのモデルになった血の伯爵夫人……がスキル『無辜の怪物』によって魔人化したもの……がたまたま拾った聖杯によってハロウィン属性を帯びたもの。もう訳が分からない。
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: 吸血鬼カーミラのモデルになった血の伯爵夫人……がスキル『無辜の怪物』によって魔人化したもの……がたまたま拾った聖杯によってハロウィン属性を帯びたもの。もう訳が分からない。
 
: アイドル文化に傾倒しつつも、お城で夢見るお姫様属性まで追加したてんこもりサーヴァント。
 
: アイドル文化に傾倒しつつも、お城で夢見るお姫様属性まで追加したてんこもりサーヴァント。
 
: 突き刺し拷問、アイアンメイデンの逸話を完全に『アタシには関係のない話』と切り捨て、槍からフォークに武器を変えた。
 
: 突き刺し拷問、アイアンメイデンの逸話を完全に『アタシには関係のない話』と切り捨て、槍からフォークに武器を変えた。
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* 性別:女性
 
* 性別:女性
 
* CV:大久保瑠美 / キャラクターデザイン:ワダアルコ
 
* CV:大久保瑠美 / キャラクターデザイン:ワダアルコ
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「ハロウィン・カムバック! 超極☆大かぼちゃ村~そして冒険へ……~」にて登場したセイバーの勇者エリザベート。
    
;略歴
 
;略歴
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:チェイテ城を女王クレオパトラに奪われたランサーとキャスターの'''二人のエリザベート'''は奪還に臨むが、彼女が従えるランスロットとトリスタンによってあえなく撃退される。
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:次の策を練ろうとするうちに喧嘩になった二人は突如謎の光に包まれ、まさかの'''合体'''。セイバーとなって新生したエリザベートは道半ばにして挫折した二人の意思を継いで打倒女王を誓い、まずは仲間集めに励むのであった。
 
;人物
 
;人物
 
:勇者に選ばれた事により、普段の躁鬱と邪悪さが弱まり、ワガママではあるものの弱きを助け強きを出し抜くブレイブリーな性格になったエリザベート。セイバー=正義の味方、という認識があるのか、自らを勇者ポジションであると誤解し、そのようにあろうとエリザベートなりに頑張っているため、らしい。しかし慣れない正義側のキャラ付けなのでいつもよりドジが多い。
 
:勇者に選ばれた事により、普段の躁鬱と邪悪さが弱まり、ワガママではあるものの弱きを助け強きを出し抜くブレイブリーな性格になったエリザベート。セイバー=正義の味方、という認識があるのか、自らを勇者ポジションであると誤解し、そのようにあろうとエリザベートなりに頑張っているため、らしい。しかし慣れない正義側のキャラ付けなのでいつもよりドジが多い。
 
;能力
 
;能力
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:肉体的なステータスはランサー時より一回り向上しているが、魔力はCランクまで低下している。
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:ランサーとキャスターが合体したことを表す「マルチクラス」というクラススキルを持つが、これは設定的にもゲーム的にも特に意味はない模様。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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: 玉藻の前陣営所属のサーヴァント。
 
: 玉藻の前陣営所属のサーヴァント。
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: ランサーのサーヴァントとして参戦。更にハロウィンイベントのクリア報酬として、まさかのキャスターで登場。
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: ランサーのサーヴァントとして参戦。更にハロウィンイベントのクリア報酬としてキャスターとセイバー、まさかの二度の登場を果たす。
: レア度はどちらもSR(☆4)。イラストはワダアルコ。
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: レア度はすべてSR(☆4)。イラストはワダアルコ。
 
: メインストーリーではランサーの姿で第1章・第2章・第5章で登場。1章・5章ではNPCとして使用可能。2章では会話のみで共闘はできない。
 
: メインストーリーではランサーの姿で第1章・第2章・第5章で登場。1章・5章ではNPCとして使用可能。2章では会話のみで共闘はできない。
 
: 余談だが、登場した章の数字<del>(あと章ごとの出番の多さの割合)</del>がCCCそのままである。
 
: 余談だが、登場した章の数字<del>(あと章ごとの出番の多さの割合)</del>がCCCそのままである。
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**とはいえ、その壊滅レベルの音痴のせいか一部除くサーヴァントから散々な評価を受けているだけでなく、彼女が歌う度にその場にいる全員に止められる有様。
 
**とはいえ、その壊滅レベルの音痴のせいか一部除くサーヴァントから散々な評価を受けているだけでなく、彼女が歌う度にその場にいる全員に止められる有様。
 
*彼女が登場している時のBGMは前半と後半で微妙に変化し、後半の方は女性の歌声が入っているが、これは彼女の担当声優である大久保瑠美氏が歌っているもの。凄まじい音痴っぷりやアレな歌詞ではないので、彼女が普通に歌ったらこうなる、と思えばいいのかもしれない。
 
*彼女が登場している時のBGMは前半と後半で微妙に変化し、後半の方は女性の歌声が入っているが、これは彼女の担当声優である大久保瑠美氏が歌っているもの。凄まじい音痴っぷりやアレな歌詞ではないので、彼女が普通に歌ったらこうなる、と思えばいいのかもしれない。
*ランサーからバーサーカー、そしてまたランサーに戻るという、クラスを連続で変更した珍しいサーヴァント。『Grand Order』ではさらにキャスターとしても登場した。
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*ランサーからバーサーカー、そしてまたランサーに戻るという、クラスを連続で変更した珍しいサーヴァント。『Grand Order』ではキャスター、セイバーとさらなる遍歴を獲得している。
 
*バーサーカー時でも平然と理性を保っており、まるで狂っていない。理由は「元々、既に狂っているから」<br>しかし、代償としてか狂化のランクはE-と極めて低く、パラメーターの上昇のメリットもなくなっている。筋力と耐久がより『痛みを知らない』状態になっただけだという。
 
*バーサーカー時でも平然と理性を保っており、まるで狂っていない。理由は「元々、既に狂っているから」<br>しかし、代償としてか狂化のランクはE-と極めて低く、パラメーターの上昇のメリットもなくなっている。筋力と耐久がより『痛みを知らない』状態になっただけだという。
 
**「元々狂っているため狂化を受けていながらも正気を保つことができる」というのは、[[Fate/strange Fake]]のバーサーカーに似たところがある。あちらは「元々が狂気の象徴である」ために理性を喪失していない。
 
**「元々狂っているため狂化を受けていながらも正気を保つことができる」というのは、[[Fate/strange Fake]]のバーサーカーに似たところがある。あちらは「元々が狂気の象徴である」ために理性を喪失していない。
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**ギルガメッシュですら竜種の末裔というだけで割と高い評価をしていることが窺えるので、それだけ「無辜の怪物」で強化された竜の性質が影響を及ぼしていることも原因として挙げられる。
 
**ギルガメッシュですら竜種の末裔というだけで割と高い評価をしていることが窺えるので、それだけ「無辜の怪物」で強化された竜の性質が影響を及ぼしていることも原因として挙げられる。
 
*黒を基調としたフリフリの衣装は大変可愛らしいが、そのせいでパンツが割とちらちら見える。尻尾を使うスキルではもはや丸出し。パンチラはアイドルのサービスというが…
 
*黒を基調としたフリフリの衣装は大変可愛らしいが、そのせいでパンツが割とちらちら見える。尻尾を使うスキルではもはや丸出し。パンチラはアイドルのサービスというが…
**Grand Orderでは霊気再臨を3回行うと衣装が黒からピンク色へと劇的に変化し、子ブタと子リスのぬいぐるみが飾られたシルクハットを被っている。[[主人公 (EXTRA)|彼ないし彼女]]への呼び名を考えると……?
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**Grand Orderでは霊基再臨を3回行うと衣装が黒からピンク色へと劇的に変化し、子ブタと子リスのぬいぐるみが飾られたシルクハットを被っている。[[主人公 (EXTRA)|彼ないし彼女]]への呼び名を考えると……?
 
*未通について弄り回される可哀想な娘。キャスターは嬉々として弄りまくるわ、ギルガメッシュに至っては全裸姿を晒す暴挙を行った。無論、マスターはドン引きしたそうな。
 
*未通について弄り回される可哀想な娘。キャスターは嬉々として弄りまくるわ、ギルガメッシュに至っては全裸姿を晒す暴挙を行った。無論、マスターはドン引きしたそうな。
 
**『Grand Order』では清姫からも未通であることを指摘されかけた。
 
**『Grand Order』では清姫からも未通であることを指摘されかけた。
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*その凄惨な拷問や猟奇殺人の趣味から、中世ヨーロッパで悪名を馳せたシリアルキラーである[[ジル・ド・レェ]]と比較される事が多い。<br>ただジルの場合は、信じていた[[ジャンヌ・ダルク|聖処女]]の無残な最期によって狂った彼が選んだ、神の不在を証明するための手段。彼女の場合は、自らの美を保ち、また頭痛から逃避するための手段という違いがある。<br>また拷問や殺人に対する感性の違い(そもそも彼女の場合は人を人と思えない)や、神に対する姿勢の違い(ジルは信仰を見失っているが、エリザは信仰を保っている)などから、仮に二人が出会うことがあったとしても、上手くいくかどうかは微妙なところ。
 
*その凄惨な拷問や猟奇殺人の趣味から、中世ヨーロッパで悪名を馳せたシリアルキラーである[[ジル・ド・レェ]]と比較される事が多い。<br>ただジルの場合は、信じていた[[ジャンヌ・ダルク|聖処女]]の無残な最期によって狂った彼が選んだ、神の不在を証明するための手段。彼女の場合は、自らの美を保ち、また頭痛から逃避するための手段という違いがある。<br>また拷問や殺人に対する感性の違い(そもそも彼女の場合は人を人と思えない)や、神に対する姿勢の違い(ジルは信仰を見失っているが、エリザは信仰を保っている)などから、仮に二人が出会うことがあったとしても、上手くいくかどうかは微妙なところ。
 
*彼女が呼ばれなかった場合のランルー君のサーヴァントである[[ヴラド三世 (EXTRA)|ヴラド三世]]は、彼女と同じく「無辜の怪物」によって生前のあり方を歪められた者であり、また吸血鬼伝説のモデルになったという共通点がある。ちなみに、ワラキアはチェイテ城があったトランシルヴァニアに隣接している。
 
*彼女が呼ばれなかった場合のランルー君のサーヴァントである[[ヴラド三世 (EXTRA)|ヴラド三世]]は、彼女と同じく「無辜の怪物」によって生前のあり方を歪められた者であり、また吸血鬼伝説のモデルになったという共通点がある。ちなみに、ワラキアはチェイテ城があったトランシルヴァニアに隣接している。
**Grand Orderでの歌うカボチャ城の冒険イベントで共演したときは同族嫌悪が基本なTYPE-MOON界隈にしては意外にも相性は悪くなかった。
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**Grand Orderで[[ヴラド三世 (Apocrypha)|別の側面]]と共演したときは同族嫌悪が基本なTYPE-MOON界隈にしては意外にも相性は悪くなかった。
 
*CCCでパートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[ロビンフッド|アーチャー]]の「顔の無い王」と同じ効果持つスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰し、エクストラターンを発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース)」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、成功率100%というキャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」、ギルガメッシュの「天の鎖」より遥かに強力な麻痺効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており、十分すぎるほどに強かった衛士時に輪をかけて強い。これが愛の力なのだろうか……。
 
*CCCでパートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[ロビンフッド|アーチャー]]の「顔の無い王」と同じ効果持つスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰し、エクストラターンを発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース)」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、成功率100%というキャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」、ギルガメッシュの「天の鎖」より遥かに強力な麻痺効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており、十分すぎるほどに強かった衛士時に輪をかけて強い。これが愛の力なのだろうか……。
 
**メタ的な意見を言えば、後戻りのできないダンジョンでプレイヤーが詰まないように配慮されたと考えられる。
 
**メタ的な意見を言えば、後戻りのできないダンジョンでプレイヤーが詰まないように配慮されたと考えられる。
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